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「アンカー」イスラム国人質殺害警告の背景と求められる国民の意思&今年最大の政局『5.17大阪』

★青山繁晴さんの新刊「ぼくらの真実」発売中★
僭越ながら私の書評<(_ _)>

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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■1/21放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

殺害警告、イスラム国が動画公開、日本人2人を拘束か…狙いは?政府の対応は、青山繁晴が徹底解説!

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 前半はイスラム国」による日本人人質殺害警告について。
 安倍総理の中東歴訪が「イスラム国」を刺激したからこの事件になったんだと、一部メディアやネットでは批判もありますが、それは違います。
 キーワードは『国民の意思』。

 後半は先週生出演した安倍総理の発言とそれを受けた橋下市長の発言から読み解く、大阪都構想と今後の国政。
 キーワードは『ことし最大の政局 5.17大阪』。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
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 内容紹介ここから____________________________
※「イスラム国」による日本人人質殺害警告事件
 ・事件の経緯
 ・イラク北部で取材中のアジアプレス玉本英子氏と電話中継
 ・日本政府の対応
 ・過去の日本政府の人質事件への対応 などを伝えた後

岡安譲
「はい。イスラム国が日本人2人を人質に取った事件は、このあと、“ニュースDEズバリ”のコーナーで、青山さんに詳しく解説していただきます」

青山繁晴
「はい。えー、今のVTRずっと通じて言えることは、じゃあ日本政府どうするのかと」

岡安譲・村西利恵
「そうですね」

青山繁晴
「払うのか、払わないのか、っていうことが焦点になるんですけれども、実はもう方針は、決まっています。それから実はこの事件、突然降って湧いたようですけれども本当は去年の秋から、情報があって、日本政府は水面下で、想定してました。シミュレーションも行っていた。で、そういうことを踏まえて、このあと詳しくお話ししますが、今日の最初のキーワードは、これです(フリップ出す)」

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岡安譲
「『国民の意思』」

青山繁晴
「はい。もちろん現在帰国した安倍総理をはじめ、政府が、具体的に対応するんですが、その背景にある、私たち主権者、国民の考えがどうであるかというのが、実は今後を大きく、分けることになりますし、たとえばこの事件が、決着したあとについても、まあテロとの戦いは非常に長く続いてきましたし、これからも続きます。その時に、この事件の決着ぶりを、私たち国民がどう考えるかっていうのが、全てを左右することになります。だから今日は、ま、今日もですけれどもこのコーナーでは、視聴者、国民の皆さんに、ご自分の頭でお考えいただく材料をフェアに、提供いたしたいと思います」

岡安譲
「はい、一緒に考えましょう。コマーシャルのあと青山さんの解説です」

(いったんCM)

岡安譲
「ま、今後日本政府がどういう対応をするのかはもちろんなんですが、同時に私たちは一体何を考えるべきなのか。青山さん、解説をお願いします」

堀田篤
「お願いします」

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青山繁晴
「はい。ま、この動画なんですが、あえて言うと、この右側の方は、室内で撮影された可能性もあるなと僕も考えてますけれども、しかし合成であってもですね、それが一番僕らの考えるべきこと、ではないです。誘拐されてるのは事実なんで。一番、たった今、一番やっぱり大事なのは、この犯人側が指定してきた時刻、ま、日本政府の解釈によれば、あさっての午後、までに、身代金を払うのか、払わないかということですが、これ、最初に申し上げます。払いません。出して下さい」

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村西利恵
「日本政府高官によると、『1円1ドルたりとも払わない』

青山繁晴
「はい。これはもちろん重大なことですから、二重三重、もっと言うと四重五重、に確認した上で、えー、安倍総理自身の決断としても、少なくとも現時点では、このスタジオに入る、数分前までは、間違いなく、1円、1ドルたりとも払わないと、いう方針を、僕なりに確認いたしています。で、したがって、最悪の結果を招くことも、私たちは、事前に考えるべきです。受け止めなきゃいけないということです。で、この不幸な事件についてですね、たとえば安倍総理が、安倍総理への支持不支持、好き嫌いは別として、師走に選挙やったばっかりです。で、選挙についてもいろんな意見、もちろん日本は民主国家ですから、ありましたけれども、とにかく民主主義に基づいて、国民の総意で、今、総理大臣に就いてる人の中東訪問について、こうやって、イスラム国、テロリストを刺激したから、この事件になったんだということが、マスメディアでも、ネット上でも言われていますけれども、それは実は違います。去年の11月から、このイスラム国は、何かのきっかけを待って、つまり去年の11月の段階で2人の日本人を、身柄を取っていたので、機会を窺っていたんです。で、それが今回の安倍総理の中東訪問が刺激して、新たにこういう事件になったんだと言えば、その主張はですね、実は、テロリストの、作り上げてきたストーリーに乗る話なんですよ。で、そのことからやっぱりまず、考えたいと思うんですが、本当の事件の背景ってのは、2つです。まずその1つめ、はい、出して下さい」

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村西利恵
「事件の背景1つめ。身代金を払う、という日本のイメージがある」

青山繁晴
「はい。これは先ほどの(ストレートニュースでの)VTRでもありましたが、こういう具体的な事件が発端ですね。はい、出していただけますか」

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村西利恵
1977年に起きたダッカ日航機ハイジャック事件。日本赤軍が身代金600万ドル、これ当時のレートで16億円ほどです。そして仲間の釈放を要求し、福田赳夫、当時の総理が、一人の命は地球より重いと、要求に応じたと、いう事件です」

青山繁晴
「ダッカの事件、からもう40年近く、経ってるわけですけど、その40年の間に、世界で言われてきたのに日本国民があまり知らないことはですね、要するに77年に、福田さんが、一人の命は地球より重いからと言って、犯人、テロリスト側の要求に全部応えたと。お金も、当時のレートで言うと16億円、キャッシュで払い、えー、そして、えー、民主主義に基づいた裁判で、獄中にいた人たちを、全部釈放したと。中には、俺は日本赤軍に行くのは嫌だと言って断った人いたんですが、それ以外は全部釈放したと、いうことが、世界のテロの時代を作ったんだと。つまり、日本の問題じゃなくて、世界中でテロリストが跳梁跋扈する。で、テロって言うと爆発とか殺害ばっかりが僕らのイメージにあるけど、現実はですね、ビジネスであって、そのビジネスの中心は、身代金なんですよ。で、ですから16億円払ったということが、実はその発端になったってことがずーっと世界中で言われてきてる。僕なりに、ま、今まで世界を歩いてきましたが、ずっと言われるのがこのダッカ事件なんですよね(一同同意)。で、したがって、その根幹に当然、日本は身代金を払うと、イメージがあって、とにかく日本人を捕まえたら、上手いタイミングで利用すれば、ドッとお金が出てくると、いうのが、もう、これイスラム国だけじゃなくて、たとえば僕はイラク戦争へ行った時に、やむをえずテロリストの、連中とも接触しました。ね。で、まあ僕はあの、さっき(ストレートニュースの部分で)言った通り、ガイドと慎重にすり合わせはしましたけれども、接触した時にやっぱり、この、日本はカネ払うからなっていうことをですね、何度も何度も言われて、で、何度も何度も払いませんってことを主張したけど、いや、払ってるじゃないかと

一同
「うーん」

青山繁晴
いうことをですね、連中、調べ直してきたりしたわけですよね。で、そういうイメージがまず1つあって、そして2つめの事件の本当の背景ってのは、たった今の背景は、これなんです」

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村西利恵
「背景2つめ。それは、カネがない。原油安で収入が激減している

岡安譲
「そうなんですね」

青山繁晴
「はい。で、イスラム国っていうのは、今までのテロリストグループと全然違っててですね。ま、信じがたい残虐性、ね、残虐ぶりもありますが、それと同時に、信じられないほどしたたかで、現実的なんですよね。で、頼りにしてるのは実は武力じゃなくて、カネなんですよ。で、たとえばそのカネもですね、その、えー、強奪したり、身代金を取ったりするお金もありますけど、収入の一番中心になってるのは、実は油を売ってるわけです」

村西利恵
「ちゃんとしたビジネスですね(笑)」

青山繁晴
「ちゃんとはしてないけど、ビジネスで売ってて、それは油田を襲撃するってことはそれまでのアルカイーダ系のテロリストとやることは変わらないんですけど、アルカイーダが一番、激しかった頃、跳梁跋扈した時の映像思い出していただくと、もう赤々と炎が、夜空を埋め尽くしてやってたでしょ。あれで恐怖感を作ってたんです。つまり襲撃するとすぐ火を着けて、もう何もかも壊しちゃうんです」

岡安譲
「はい」

青山繁晴
「ところがこの、イスラム国、ね、いちおう国づくりって言ってる連中はですね、その油田を襲ったら、そこをちゃんと運営管理してですね、そしてはっきり言うと、その、粗製濫造ではあっても、とにかく原油生産を行って、それをものすごい安値でマーケットに出していて、で、おそらくは日本の私たちが使ってる油にもそれは混ざってるわけですよ。で、それによって半年前までは、もう毎日、毎日毎日、キャッシュが2億円入るっていう状況で、それによってたとえばですね、あの、アメリカ人でコンピュータに通じた若者に接触をして、あの、SNS、インターネットを使って接触して、そしてその若者が、そのお金も魅力だけど、4人妻を本当に持てるのかと言ったら、ああ持てる、その妻も準備するって返事をして、そして雇い入れてる。つまりその、戦闘員、その戦闘員って言葉もメディアやめた方がいいですが、人殺しをする連中だけじゃなくて、要するにたとえば道路をつくる技術を持ってる人とか、それからコンピュータを扱える技術を持ってる人とか、欧米からたくさん雇い入れてる。全部がカネでやってたわけですよ」

岡安譲
「だから給料払えるわけなんですよね」

青山繁晴
「ものすごい給料なんですよね。年収1億円レベル。それまでアメリカで、要するに失業してた若者が、ある日突然4人の奥さんと、年収1億円が手に入るっていうのが、さっきの、首都と言ってるラッカで、たとえば、事実上確認されたりしてるわけですよ。日本ではほとんど報道されてないけど。ところがですね、イスラム国が思いもよらない事態が起きたのは原油安で、それサウジアラビアとアメリカがいわばチキンレースやって、サウジアラビアがどんどんどんどん油の値段下げて、アメリカのシェールガス、シェールオイルを叩きつぶすっていう戦いを、別にやり出したから、今1バレル、ま、1樽あたりがですね、50ドルを割ったり、下手すると40ドルを割るんじゃないかって事態まで行ってて、その安値の原油が、売れなくなってるわけですね。質の悪さが、あの、注目されてですね。で、収入が激減してるんでカネがない。そうすると、今すぐカネを出すのは日本だと。で、ちょうど去年の、8月から10月にかけて、あの、今、動画に出ちゃったお二人を、身柄を奪ったので、それをずっと使おうとしてたってことなんですよね

岡安譲
「うーん」

青山繁晴
「あの、機会を窺ってた。えー、安倍さんの中東歴訪で、2億ドルの支援を約束したからじゃなくて、それを、キャッチしたということなんですよ。口実に使ってるってことなんです

岡安譲
「なるほど」

青山繁晴
「で、そういうことを整理して、日本政府の中枢にいる人物はこういうふうに証言してます。はい、出して下さい」

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村西利恵
「日本政府高官によると、『後藤さんは去年から家族に身代金およそ10億円の要求があり、情報は把握していた。湯川さんは去年8月に身柄を拘束され、消息を絶っていたので、今回の事態を想定し、シミュレーションもしていた。しかし、打つ手に乏しい

青山繁晴
「はい。このジャーナリストの後藤健二さんの場合は、これはですね、あの、ここ、時期が書いてないんですが、要するに、10月末に、どうも拘束されて、もうすぐ、あの、11月になったらすぐにですね、この家族に直接メールで、っていうか奥さんの携帯電話に、そのメールが届いたんですよ。で、したがって、実は去年の11月から、日本政府は、まあ把握してたわけですけど、それで水面下の、動きとして様子を探ってたわけですね。ということは、その、要するにもともと、日本人を捕まえたら金になると思ってて、まあ飛んで火に入る何とかのように、後藤さんが、この、その前に捕まってた湯川さんを探しに来たから、それを、ガイドも使ってですね、ガイドはおそらくイスラム国と連絡を取ったと思います。それも莫大なカネをもらえるからですよ」

岡安譲
「なるほど」

青山繁晴
「だからガイドが売って、この後藤さんを捕まえて、で、その前から捕まえてた、湯川さんと合わせて、さあ一番いい時期に、この脅迫をしようと、思ってた。で、したがってですね、安倍総理においては、この中東歴訪を予定通りにやるのかどうかと、いうことも当然、これは水面下で検討されたわけです。ね。そしてこれ中東歴訪ってのは、ま、だいたい1年ぐらい前から準備していきますから、で、イスラエルとかそういう情報大国はこういう動きも実はかなり知ってるわけです。で、そこで中東歴訪自体をやめてしまうと、まさしくやっぱり日本は福田赳夫さんの、総理の頃と何も変わってないねと。1970年代と同じで、テロの気配があったら、もう総理の行動も制限されて、国民にも分からないまま、闇から闇へ葬って、もうとにかくその、ただただ、その、遠ざかるだけだと、いうことになるから。で、そういう情報、あっという間に広まるから、あえて中東に歴訪した。だから当然、中東歴訪した時の、支援の出し方は、実は非常に慎重に出したんですよ。その総理の言葉を見て下さい」

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村西利恵
「今月17日に安倍総理がエジプト・カイロで行った演説の内容です。『イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、レバノンへの支援をするのは、ISIL(イスラム国)がもたらす脅威を少しでも食い止めるためです。地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISIL(イスラム国)と闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します』」

青山繁晴
「はい。これ、あの、支持とか不支持じゃなくて客観的に見ていただくとですね、イスラム国を壊滅させるためにお金出すとは言ってないんですよ。そうじゃなくて、イスラム国がもたらしてしまう脅威と、影響、ね。それがたとえば、子供とか、女性とか、高齢者とか、そういう人に及ぼす影響、脅威を少しでも食い止めたいと。で、具体的に言うと、今、イラク、シリアに難民キャンプ、あるいは避難民の集まってる所があるんですが、これたとえばその、イラク戦争当時で言うと、僕はヨルダンから、イラクに入っていきましたが、ヨルダンとイラクの国境の所に、もう広大な難民のキャンプがありました。ま、その時も酷い状況でしたよ? キャンプに入っていくと、要するにキャンプってあの、僕たちがキャンプするみたいに、ちゃんとその、水回りもその、たとえば赤ちゃんの身体濡らしたりしないようにするんじゃなくて、もう泥水だらけで。でも最低限の水と食料は、何とかあったんですよ。だから、その、お母様からお乳も出て、赤ちゃんがかろうじて飲めるっていうキャンプだったんですが、今現在はですね、この難民の人々のキャンプって言ってるけど、それは国連で言うキャンプの名前に値しない、水も食料も何もない、赤ちゃんはもうどんどん死んでいく。そしてある日突然、武装勢力が現れたら何も対抗できなくて、どんどん殺され誘拐もされる。若い女性は、要するに、男性に分け与えられるということまで行われてて、それはどうしてかというと、アメリカと国連が事実上何もしないからですよ。で、オバマ大統領について賛否両論あるでしょうが、アメリカは戦争ばっかりしてる困った国ですけれども、今回のように突然手を引いてですね、空から爆弾落とすだけで、この、キャンプの周辺の所に軍事力全然展開してないから、もう、そして、国連も、今の潘基文事務総長が、要するに保身に走っていて、アメリカ軍が動かないような所に本当は手を出さなくて、安全な所から、喋ってるだけなんですよ。だからこの、難民の人々が、もう空前の状況になってるから、じゃあ日本にできることは、とにかくその費用は出すので、その、イラク、シリア、いちおう政府あるわけですから。この、シリアのアサド政権、困ったもんですけども、でもたとえば、イラク政府は、何とかあるわけですからね」

岡安譲
「そうですね」

青山繁晴
「そのお金をもたらせば、その、難民キャンプが整備されていくと、いうことも、ことを含めて言ってるわけですよ。で、したがって、これは、この発言が刺激して、新たな、今、テロ事件が起きたんじゃなくて、要するにテロリストが作ったストーリーに、私たちが、メディアによって、乗っけられないっていうことがやっぱり大事で。で、日本だけが、たとえばこういう難民をほっといていいのかと、いうことを考えれば、むしろ当たり前のことを表明してるんだと僕は思います」

岡安譲
「ええ」

青山繁晴
「で、その上でですね、実はこういう情報もあります。はい、出して下さい」

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村西利恵
「政府高官によると、『イスラム国は、“経済的な闘いではなく、精神的な闘いだ”、などと主張しているようだ』」

青山繁晴
「はい。これ何を言ってるかというと、そのイスラム国ってのは国家を自称してるから、首都というラッカっていう町もいちおうあってですね。で、ラッカの町では、実は道路が整備されたり、つまりアサド政権が、全然できなかった道路の整備とか、あるいは学校づくりとかもやってるわけですよ。で、そこで、その、広報担当ってのもいてですね、その広報担当が一生懸命発信しようとしてるのは、要するに、お金がほしくてやってるんじゃないと。ね。いや、むしろ、その、精神的なことを言ってんだと。これ、わけ分かんない話ですよね。で、これまともに聞くんじゃなくて、本当はそういう発信を通じて、イスラム国の側が何を言いたいのかというと、実はこうです」

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村西利恵
本当は、身代金の半額でもいいから欲しい

青山繁晴
「はい。つまり、カネが全てじゃないと言ってる意味はですね、その、おまけしてもいいってことを言ってるわけですよ。だから2億ドルってのはふっかけてるんだよと。日本政府は金持ちでも、いくら何でも、200数十億円のカネをいきなり出せないだろうから、まあとにかく半分でも出してくれやっていう話を実はしてるんであって。これは何を意味してるかというと、ま、連中、非常にしたたかなんで、日本の弱い部分、つまり、世論も含め、国民も含め、それから与党の政治家、あるいは野党の政治家も含めて、弱いところに訴えていけばですよ、やっぱりそんな、最悪な結果招くんだったら、その、お金半分ってのは交渉だから、交渉したらいいんじゃないかと。水面下で払えばいいんじゃないかと。フランスやスペインまで払ってるじゃないかと。ね。確認はされてないけど。そういう動きが出るってことを、期待して、こういう発信を、日本のメディアも使ってやってるわけです

岡安譲
「じゃあ今それを待ってるわけですね、向こうは」

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青山繁晴
「待ってるわけです。だから僕は最初に、大事なのは国民の意思ですと。えー、これもちろん、国民一人一人が自由な考え方を持って、自立してお考えになるべきですが、これは私たちにとっても、重大な選択、つまり1977年以来、世界のテロ情勢に本当に影響を与えてきた、その福田さんの発言、あるいはその、身代金払った、テロリストの要求に全部応えた、そのことを続けるのか続けないのかと、いう選択が今、私たちに迫られてるってことを、一緒に考えましょうというのが、今日取り上げた理由なんです。はい、じゃあ、この件は、まだまだ続いていきますから、またお話しする機会もあると思います。で、今日は後半、あえて別な話を一つしたいと思います。それは、まずこれ見て下さい」

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村西利恵
「安倍総理に先週、生出演していただきました」

青山繁晴
「はい。あの、生放送の最中に、関西ローカルの番組に、総理が収録じゃなくて、生で、つまり総理日程の隙間がないところに、無理やり入れてもらって、えー、生出演3度もしていただいたのは、という話をしましたよね。で、やっぱり総理が、自ら生放送で、編集されないで、発言されたい、この2000万の人口を抱える関西に、訴えたいということがあると思うんですよね。それと同時に実は、やっぱり大阪は、今の大阪は、安倍総理の、あるいは、政治全体の大きな関心事なんですよね。で、その関心引きつけてる人は、この人ですよね」

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村西利恵
「それは橋下市長」

青山繁晴
「はい。で、あの、こないだの『アンカー』のあとも、なぜ橋下さんの話などを安倍さんに聞くんだと、私は橋下徹って人が大嫌いだと、その、大阪都構想も全部、橋下徹さんの、実は、目立ちたいからの話だと、いうコメントも、たくさん来ました、僕のとこに」

村西利恵
「視聴者の方から」

青山繁晴
「はい。で、番組にも来てると思いますが、もちろんその、違う意見も、それ橋下さんのやってる大阪都構想進めてほしいって意見もあるし、いろいろあるけれどもですね、えー、実は安倍総理自身が、この橋下さんの動きに、注目してる。で、橋下さんはその『アンカー』の放送を受けて、実は、記者会見で、あるいはその、記者団の前でですね、公式発言として、大喜び、されたんですよね。で、それが一体どういう意味なのか。で、それはなぜなのかと、いうことを、このあと、後半考えていきたいんですが、キーワードは、これなんです(フリップ出す)」

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村西利恵
「後半に向けてのズバリキーワードは、『ことし最大の政局 5.17大阪』とあります。詳しくはCMのあと、解説していただきます」

(いったんCM)

岡安譲
「橋下大阪市長は安倍総理のどの発言に喜んだんでしょうか。青山さん」

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青山繁晴
「橋下大阪市長と松井大阪府知事が連携して進めている大阪都構想について、安倍総理は、こないだの生放送で、2つ、重大な発言してるんですよね。まずその1つめです。はい、出して下さい」

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村西利恵
「安倍総理は先週、大阪都構想について、『二重行政をなくし、住民自治を拡大していく意義はある。(5月17日の)住民投票で賛成多数となれば、必要な手続きを粛々と行いたいと、話しました」

青山繁晴
「はい。これまず、自民党の大阪府連の主張と全然違いますよね(一同同意)。自由民主党総裁ですけど。で、まあ日本の政党というのは、中央の意見と地方の意見が違うっていうのは、それも民主主義の一つとして、もちろんあり得るんですけれども、しかしこんなに食い違う例は、僕もほとんど見たことがないです。で、もちろん慎重に言ってるんですよ? その、あくまでも、もう住民投票は、自民党大阪府連は反対したけれども、これ決着、やることで決着しちゃいましたから。で、その住民投票で、もう自民党とか、その、維新とかじゃなくて、住民自らの意思で、賛成多数となったら、粛々とあとは当然手続きやらなきゃいけませんねと。ね。で、これ言いつつ、その前にですね、意義はあると、いうことを明言してるっていうのは、これは橋下さんとしては、ま、むしろこういう反応になるのは当然かもしれないです。はい、出して下さい」

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村西利恵
「それに対して橋下市長は翌日、『大変ありがたい。うれしくてしょうがない』と会見で話しておられます」

青山繁晴
「うん、まあ橋下さんらしい、これもだから好き嫌い分かれるんだと思いますけれども。うれしくてしょうがないっていう、まあ個人的な感情ですかみたいな言葉になってるわけですよね。ただ政治的に言うと、だから自民党大阪府連がどうであれ、その、自由民主党総裁、あるいは現職の総理として、大阪都に、大阪都構想そのものに意義はあって、で、住民投票で否決されたらもちろん、意義はあるからといって、その、何か無理することは絶対ないって意味もあるんですけど、住民投票でもその意義が認められれば、手続きやりますと、いうことですから、その、今までの、大阪の議会を舞台にした、その血みどろの抗争に、住民投票で結果が出れば、決着はつくと、いう意味ですよね。で、これはだから、橋下さんはうれしくてしょうがないっていうのは、安倍さんが味方をしてくれてると、いうニュアンスですね。でもそれは、やや、その、身びいきの受け止めだと思います

岡安譲
「そうですか」

青山繁晴
「これは実は手続き粛々と行うっていうのは、総務大臣が、新藤さんの時代からずっと言ってますし、それはそうでなかったら、その住民投票そのものの意義が失われますからね」

一同
「うーん」

青山繁晴
「それから、僕自身も、実は三都構想ってのを昔から言ってます。天皇陛下に京都にお戻りいただき、文化首都が京都で、そして大阪のやっぱり民間経済の活力、堺の時代から、京都よりも古い時代から、町を作り上げてきた。その、根っこを考えれば、民間経済の首都が大阪で僕はあるべきで、そして東京は金融と政治の首都であって、そして都知事だった石原慎太郎さんは都が3つあるのかとおっしゃったけど、そんなことはありません。これは、これから地球の活動期に入って、東京に大震災が必ずいつか起きることも考えれば、当然分散させることも大事。で、それやこれやの、その、いわば、原則的な意義をおっしゃってるんです

岡安譲
「なるほど」

青山繁晴
「で、これをパッとつかまえて、もうこっちに来たんだっていうふうに、あの、言うのが、橋下流であって、それが大きな好き嫌いの原因にもなってると思うんですが、実は、この、お返しもあるわけですよね。で、安倍さんの方も、総理の方も、ちゃっかりと、お返し要求したんですよ、あの生放送で。あれ、あの、総理は20分の予定が、30分近くになって、総理の後ろで秘書官が早くやめて早くやめてと(笑)」

岡安譲
「どうやらそうだったようですね」

青山繁晴
「早く官邸に帰せと言ってたので」

村西利恵
「予定がありますからね」

青山繁晴
「あの時はそこまで言えなかったけど、ほんとに安倍総理も、したたかっていうかちゃっかりしてるな、再登板になってから強くなったなと思うのは、これなんです。出して下さい」

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村西利恵
「同じく先週の発言の中で、憲法改正について安倍総理は、『維新の党が憲法改正に積極的に取り組んでいることに、敬意を表したいと、話されました」

青山繁晴
「これ、言いぶりは敬意を表してるけど、ほんとは要求してるじゃないですか

岡安譲
「(笑)」

青山繁晴
「憲法改正する時に、公明党より積極的にやってよねと」

村西利恵
「なるほど」

青山繁晴
「さっき大阪都構想あそこまで言ったんだから、これやってよねと実は要求してるわけです」

岡安譲
「なるほどね(一同同意)」

青山繁晴
「で、ここも、橋下徹さんは敏感に反応してて、だからこういう反応になったわけです」

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村西利恵
「橋下市長は翌日、『憲法改正は絶対に必要だ。安倍総理にしかできない。できることは何でもしたいと、応じました」

青山繁晴
「これもある意味、もう強烈な言い方で、できることは何でもしたいと。大阪都構想さえ、やり遂げさせてくれたら、安倍さんの宿願の憲法改正については、もう何でもやりまっせと。ね。えー、大阪の、ビジネスの話にもなってるっていう感じなんですよね。だから、こういうやり取りを通じて、この『アンカー』を、実は東京にいる政府高官たちは、生で見てる。ね。えー、インターネットも活用して、生で見ていて、で、その人たちに、そのあと僕は東京戻って会って行ったらですね、こういう言葉が、はい、出てるんですが」

岡安譲
「さ、そのモニターに行く前に、いったんコマーシャルはさまして下さい。CMです」

(いったんCM)

岡安譲
「さ、では青山さん、続きをお願いします」

青山繁晴
「はい。えー、前回の『アンカー』を見た、政府高官、何人か会っていくうちにですね、一番決定的な言葉を吐いたのは、全くその政権の一番中枢の人。何て言ったかというと、こうです」

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村西利恵
5月17日の『大阪都構想』住民投票について、政権中枢は、『ことし最大の政局になる』と言っていると」

青山繁晴
「さっきあの、フリップで書きましたとおりね、こういう言い方をしたんですよ。5.17大阪だよ、5.17大阪が、もう今年最大の政局なんだと(一同ざわ)」

岡安譲
「全国的に?」

村西利恵
「住民投票ですけど政局」

青山繁晴
「はい。しかも5.17…(笑)」

岡安譲
「5.17…(笑)」

青山繁晴
「もう何か、名前つけちゃってるみたいな感じなんですが、それはどうしてかというとですね、5.17の結果によってはこうなると、安倍総理自身も見てるからです。出して下さい」

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村西利恵
住民投票で賛成多数なら、安倍政権は維新の党と連携し、公明党の力を抑える

岡安譲
「ほう~」

青山繁晴
「住民投票で、これあくまで住民のご意思で、その、大阪都構想、橋下さんが掲げてきた大阪都構想をやろうってことになったらですね、えー、それをテコにして、維新の党と国政レベルで連携をして、これ(5月17日)、絶妙な時期って分かります? 国会会期末は6月ですよね。延長しても7月いっぱいまでですよね。安全保障の法改正、つまり集団的自衛権どうするかってことで、実は水面下で公明党とのせめぎ合いが、まあこの時はもうギリギリの一番崖っぷちに来てるあたりです

岡安譲
「そうでしょうね~」

青山繁晴
「ほんとはその前に法案のすり合わせはするんですよ? するんですが実際は国会審議を見ながら、ギリギリのタイミングになってる可能性があって、5.17で、その、新たに憲法改正について連携できるところがはっきりしたとなると、公明党を与党から外すって意味では全くありません。今の小選挙区制度では公明党の力を借りて、自民党の多くの方が当選してるんで、(公明党が)与党であることは変わらないけど、発言権を抑えたいと、いうことからしたら、5.17大阪で、住民の方が、この大阪都は実はローカルな問題だけじゃない。日本の行政どうするのかと、いうこと全体に関わる問題ですから、実は最大のヤマが、大阪なんですよ、今年は。5月17日なんですね。で、その上で、あえて申しておきたいのは、前回の『アンカー』でお気づきのとおり、安倍さんは選挙に、もう一度勝ったからこそ、慎重に、謙虚に、政治を進めようとしてる。で、その時にギュッと自分の方に引きつける橋下徹さんのやり方と、実は根本では食い違ってるところがある。その住民投票をやるための、フェアな、その、問題点も改善点もいいところも大阪都に関して全部出すっていう謙虚な姿勢が、実は、必要になると思ってます。えー、それが国政にも影響すると思います。(CMへのジングル流れ始める)だから、こう、良かったねって話じゃなくて、むしろ謙虚に、住民投票に臨むってことが求められると思います」

岡安譲
「はい」

(いったんCM)

岡安譲
「ですから5月17日がここ大阪が全国から注目を、浴びる、ポイントになるということですね」

青山繁晴
「そうです、はい。あの、今までとそこは大きく変わるってことを、ま、考えていただきたいですね」

岡安譲
「これはただ、住民投票で可決されたからといって、すんなりと、進んで行く、ものでは…」

青山繁晴
「それで全部決まりってわけじゃないですけれども、しかし、非常に大きな要素にはなります」

岡安譲
「なるほど。ではいったん東京です」

(5時台の番組終了)

 ____________________________内容紹介ここまで


 人質になったお二人にはもちろん助かっていただきたいし、政府としてやれることは何でもやってほしいと思いますが、身代金を払うのは絶対ダメだと思います。
 それを元手に彼らは新たな蛮行を起こし、女性や子供を中心にさらに多くの犠牲者を生み出すでしょう。

 また、今回もし身代金を払ってしまったら、ますますイスラム国やその協力者(後藤さんを売ったガイドのような人)が、いえ、彼らだけでなく世界中のテロリストが、「日本人を誘拐すればカネになる」と盛り上がって、新たに別の日本人が狙われる可能性も出てきます。

 そのあたり、先ほど官邸に意見を届けておきました。
 (青山さんによれば、官邸の人はメールはちゃんと見ています)
 ネット見てると青山さんの言うとおりで、「安倍のせいでこうなった」的な声も少なからずあるようで、しかも身代金払えとか、中東支援やめろとか、声高に主張している人たちもいますから…。

○首相官邸への意見・感想はこちら
 http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html




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 この日の「アンカー」では他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。

●イスラム国による日本人人質殺害警告事件
 (これ以外今日はニュース報道なかったです)

 拙ブログで紹介しきれなかった他の青山さんの発言については、こころが風邪をひいたらさんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。


※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 新ブログになりました。旧ブログのデータは新ブログに移転済みです。
こころが風邪をひいたら
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

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