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「アンカー」敗戦後の日本外交が大転換へ!プーチンを誘う安倍総理の賭け&安倍総理と石破氏の違いは国家観と歴史観

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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■8/27放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

安倍首相が驚き決断、新局面…日米が激突へ、真相を青山がズバリ!

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 今週は青山さんは関西テレビ東京支社から中継で出演されました。
 メタンハイドレートの日本海連合の会合に出席しておられたのだそうです。それについては後日また改めて解説があると思います。

 さてコーナー本題ですが、まず、安倍総理がプーチン大統領に予定通り訪日してもらうことを決断したそうです。
 上手く行けば敗戦後の日本外交の大転換になりますが、そこにはもちろんリスクも。

 後半は、来週の内閣改造に絡んで気になる安倍さんVS石破さん。
 メディアは「国家安全保障基本法」が必要or不要だけで二人の考え方の違いを説明しているけれども、それは表面上の話に過ぎないと。
 では本当の二人の違いとは?

 前半のキーワードは『“悪魔”を誘う総理の賭け』。
 後半のキーワードは『安倍外交VS石破外交』。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。現在、直リンクされても画像が表示されない措置をとらせていただいています。



 内容紹介ここから____________________________
岡安譲
「(広島土砂災害の報道のあと)さて、このあとは、今日は水曜日です。青山さんの“ニュースDEズバリ”、今日は東京からお伝えしていただきますが、青山さん、今日はどんなテーマでしょうか」

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青山繁晴
「はい。あの、テーマに入ります前に、改めまして、土砂災害の犠牲者の方々に、哀悼の意を(頭下げる)、表したいと思います。えー、今日僕がこうやって東京にいますのは、皆さん、『アンカー』の視聴者ならご存知の、日本海連合、つまり、日本海の海底に存在してる、採りやすいタイプのメタンハイドレートを、政府がなかなか腰を上げなかったから、自治体同士が連携をして、あるいは、私たちのような民間とも連携をして、えー、日本を資源大国にしていきましょうっていう、日本海連合があるんですが、その大切な会合が今回東京で開かれまして、先ほどまで出席しておりました」

岡安譲
「はい」

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青山繁晴
「それで今日東京にいるんですが、ぎりぎりでこのスタジオに間に合いまして、ま、あの、今日の成果については改めて、このコーナーでやりたいと思うんですけど、一言だけ申せば、もう、日本海の海底から、メタンハイドレートって新しい資源が採れていることははっきりしているので、それぞれ地元で、地元の利益になることを目指して、実験炉をつくりませんかっていう提案をしました」

岡安譲
「実験炉、はい」

青山繁晴
「はい。ちっちゃくてもいいんですけど、実際に目の前の日本海から採ったメタンハイドレート、これ溶けたら普通の天然ガスですから、天然ガスですでに火力発電やってますから、その、メタンハイドレートの発電で、灯りがともるところ、あるいは物を動かせるところ、そういう実験炉をつくりませんかって提案を、今日の会議でしましたところ、たとえば新潟県の泉田知事が、僕のところに来られて、県庁の企業局で、要するに産業振興としても取り組みたいってことをおっしゃいまして、非常に僕は勇気づけられました。大事なことは、日本海のメタンハイドレートが注目されると、実は、海外からも手が伸びていて、日本の一部に、この海外と早くも手を結ぼうって動きがあります」

岡安譲
「え、そんな動きがあるんですか」

青山繁晴
「まずは…、はい、あります。たとえばイギリスと手を結びたかったりしてるわけですけれども、まずは、地元の利益、そして地元の利益が、国益につながっていくわけですから、まず日本自前の資源としてやるってことを、この実験炉の提案も通じて、今日、問題提起をいたしました。ま、そのことは、また改めてこのコーナーでお話しいたしますが。えー、今日はですね、今日のテーマっていいますのは、皆さんまずこの東京支社で前に放送した時には、福田総理が間もなく辞任しますと、いうことを、この東京支社から放送したことを今も思い出すんですが(2008年9月3日放送)」

村西利恵
「(一同ざわ)かなり前ですね、うん」

青山繁晴
「はい。えー、もちろん、マスメディアとしては初めての、報道だったんですけども、その通り、福田総理は辞任されました。えー、今日も、実はこれから大きな動きが起きようとしてる。それはまだ始まったばっかりだけど、さあ、それを、実現していくことが、福田総理の辞任というような、ネガティブな話じゃなくて前向きな話として今日お話ししたいんですが、今日の最初のキーワードは、これです」

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岡安譲
「『“悪魔”を誘う総理の賭け』」

青山繁晴
「はい。もう400回を超えて、このコーナーのキーワード出してきましたが、こういうキーワードもたぶん初めてだと思うんですね」

岡安譲
「うん、そうですね」

青山繁晴
「で、あの、ここに、悪魔と書いてるんですが、よく見ていただくと、ちょんちょん(カッコ)が付いてますね。すなわちこれは、私たち日本国民が悪魔と言ってるわけじゃないのに、皆さん、先週の『アンカー』、ちょっと時間変更ありましたけれども、先週の『アンカー』でお話しした、ワシントンD.C.で会った、アメリカの政府当局者や軍の関係者が、プーチン大統領を、ロシアの大統領を、悪魔だと呼んでて、えー、安倍総理はそれとつき合うなということを、私に求めてきまして、私なりにそれを、いちおうはね返したわけですけれども、この、悪魔とアメリカが言ってるプーチン大統領を誘うっていうのは、予定通り日本に来てもらおうという決断を、安倍総理がしました。それは実は、日本外交にとって、敗戦後のあり方、敗戦後の日本外交を、大転換する、上手くいけばそのきっかけになる。なぜかと言うと、アメリカの意向に逆らってやるわけですから

岡安譲
「ええ、ええ」

青山繁晴
「さあ、それができるのかどうか。そして、やったとしたら、日本とアジアに何が起きるか、を、このあと、えー、皆さんと一緒に、今日も、具体的に考えていきたいと思います」

岡安譲
「はい。コマーシャルのあと、青山さんの解説です」

(いったんCM)

岡安譲
「さあ、“ニュースDEズバリ” in Tokyo、最初のキーワードは、『“悪魔”を誘う総理の賭け』でした。青山さん、それでは解説お願いします」

村西利恵
「よろしくお願いします」

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青山繁晴
「はい。in Tokyo、この関西テレビの東京支社のこの部屋はですね、実は普段のスタジオの倍、暑いです(笑)」

岡安譲
「ああ、そうですか(笑)」

村西利恵
「すみません(笑)」

青山繁晴
「これほんとはスタジオじゃなくて、ま、いわば、ただの応接室なんですね。だからライトなんかすごい近くて、もう汗びっしょりって感じなんですが(笑)」

岡安譲
「申し訳ありません(笑)」

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青山繁晴
「さあ、その最初の画面、これ見ていただきますと、この秋、敗戦後の日本外交が大転換へ!と書きました。これ普通ならですね、ここクエスチョンマークにして、この秋、日本外交が、大転換? ま、いわば逃げるところなんですが」

村西利恵
「言い切っておられますね」

青山繁晴
「やっぱり、ま、言い切ってるっていうか、『へ!』ってなってますから、安倍総理一人の決断ではできませんよということでもあるんです。安倍さん決断はしたんですけれども、私たち主権者、日本国民の支えがあって初めてできることだから『へ』が付けてあって、そして、これは、安倍外交、日本外交についていろんな考え方が当然、自由の国日本にありますけれども、できたらポジティブに考えたいなっていう意味を込めて、この、えー、クエスチョンマークじゃなくて感嘆符にいたしました」

岡安譲
「はい」

青山繁晴
「さあこの秋、実はたくさんの外交日程あるんですけども、まず、何が起きているか。その1個目を見て下さい。それは、これです」

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青山繁晴
「はい。11月の北京APECで日中首脳会談が実現へ。えー、この秋、11月に、北京で、アジア太平洋経済協力、それに関する会議が開かれるんですけれども、そこにはもちろん安倍総理も出席されます。その時に、日中首脳会談が開かれる。安倍政権になって初めての本当の日中首脳会談が実現する方向に、もう固まりました。えー、実はこれ、中国側は水面下で、変な条件も出していて、たとえば、こないだ僕はワシントンD.C.に行きました時にも、先週の『アンカー』でやりましたが、安倍総理が、在任中に、もう二度と靖国神社に行かないってことを、密約してくれと、いう、けったいな話も」

岡安譲
「ええ、ええ」

青山繁晴
「変な話も、アメリカ側から私に話があった、ぐらいなんですね。中国側は、尖閣諸島とも絡めてそういう密約を要求しているんですが、これ実は、会談が実現するといっても安倍総理側、日本側がそれに応じたわけじゃありません

岡安譲
「ほう」

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青山繁晴
「したがって、これはどちらかというと、中国がやってほしいということで日本側がそれに応じるとなってる段階であって、問題は、その日中首脳会談が実現したからいいって話じゃなくて、その、妥協しないまま、会談に臨んでどうなるのか。この日中が大げんかしたんじゃもともと意味がありませんし、かといって日本が変な妥協すると、私たちの次世代の日本にも悪影響を与えてしまいます」

岡安譲
「そうですね」

青山繁晴
「だから、実現するからいいってことでもない。それも含めて、これだけだと、日本外交が大転換なんてとても言えないんですよ。そもそもこれは、これも先週お話ししました通り、アメリカが要望してる日中首脳会談の実現ですから、それに合わせて、とりあえずやろうってことになるのは、むしろ大転換っていうよりは、敗戦後の日本外交がずっと、アメリカのご意向を聞いてきたことに、寄り添ってるわけですね」

岡安譲
「はい」

青山繁晴
「したがって、これも非常に重要な、世界に影響を与える、動きですけれども、もっと驚く話が実は明らかになりました。それはこれです」

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青山繁晴
「はい。えー、同じ11月、もともとプーチン大統領が日本に来ると、いうことで、日露は合意してましたが、皆さんご存知のウクライナ情勢の悪化、その前のクリミア半島の、実質ロシアによる併合。そしてさらには、マレーシア航空機が、おそらくはロシア製のミサイル、ブークによって撃墜されて、ヨーロッパ人が多数亡くなる、ヨーロッパ人を含めて多数亡くなるって悲惨なことが起きてですね、だからこそアメリカは、アメリカの現役の政府当局者がプーチンさんのことを悪魔と言ったりするわけですけれども。したがって、アメリカもヨーロッパも一緒になって今回の訪日は、とにかく中止してくれと、いう強い圧力がかかってる中で、総理が一転、もうダメだろうと言われてた訪日なんですが、いや、予定通り11月に受け入れますっていうことを、決断しました。これ、単に決断というふうに安直に申してるんではなくて、具体的な動きが、実は分かったから申してるんです。その具体的な動きは何かというと、これなんです」

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青山繁晴
「はい。安倍総理が、プーチン大統領に宛てた親書、総理大臣自らしたためた手紙ですね、それを、森喜朗元総理に託して、そして森さんにロシアに行ってもらって、プーチン大統領に手渡すと、いうことが進行してるっていうのが分かりました」

岡安譲
「あー…、そうですか。はい」

青山繁晴
「この親書は実はすでに、もう書かれています」

村西利恵
「うーん」

青山繁晴
「で、このことは一切報道には出ていません。それを僕が知ったきっかけというのはですね、この、ワシントンD.C.から帰ってきまして、アメリカの様子どうだったか、それからワシントンD.C.には、中韓の政治工作も大変、強く行われていますから、そういうことを全体を、これ、ありのままに申しますが、総理ご自身も含めていろんな方にお話をいたしました。つまり政権の中枢の人々と、帰ってから、1週間ぐらいずっと議論を続けてきたわけです。その中でこの親書っていうことが、実は昨日分かりまして、僕は、何を考えたかというと、ああ、もうプーチンの訪日はおしまいだと思ったんですよ」

一同
「おしまい…?(ざわ)」

青山繁晴
「そう思いますよね」

村西利恵
「ああー、そうですね」

青山繁晴
「つまり、この、親書を書くって普通考えたらですよ、この、もう、決まってる日露首脳会談、プーチンさんの訪日が、予定通りやるなら親書なんかわざわざ書く必要ないと」

岡安譲
「その必要はないと、はい」

村西利恵
「確かに」

青山繁晴
「はい。親書を書くってことは、ごめんなさいプーチンさん、アメリカもヨーロッパも反対してるから、今回どうしても受け入れられない、その代わり、もう、中止じゃなくて延期にしますから、今回は我慢して下さいねって親書だと思って、政権中枢の人にそれを確認したらですね、話は実はこうだったんです」

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青山繁晴
「はい。真逆の親書」

岡安譲
「ほう」

青山繁晴
「真逆っていうのは、その親書の中で、ウクライナで不幸な事態も起きているけれども、わが日本は、予定通りプーチン大統領、あなたを受け入れますから、予定通り日本にいらして下さいっていう、親書なんです。先ほど申しました通り、安倍総理としてはもうこれお書きになってるっていうことなんですが、さあ予定通り森さんに託して、予定通りプーチンさんに渡せるかどうか。えー、これもありのままに申しますが、この放送はアメリカだって観てますから、このあとに、ドッと圧力が安倍さんにかかってきます。それをはね返して、予定通りプーチンさんに親書を届けられるかどうかは、私たち国民がどれほど強く物を考えるかに左右されると思います。さあその上で、決断したのはあくまで、総理大臣としての安倍晋三さんであって、なぜこういう決断をしたかっていう理由を、やっぱり、皆さんにお話ししたいと思います。まず、これです」

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青山繁晴
「はい。えー、ここに、プーチンさんが、習近平さんと、まことににこやかに、よく見ると二人の表情が違ってますね。にこやかに握手してるけれど、習近平さんほんとに喜んでる感じで、プーチンさんは、ちょっと、こわばりも…」

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一同
「(笑)」

青山繁晴
「ま、写真ってのは恐ろしいもんで、感じられますよね(一同同意)。えー、これまさしく象徴的な写真で、プーチン大統領は、ウクライナの問題が始まってから、そしてマレーシア航空機の撃墜事件があってから、もう本当に孤立をしていて」

岡安譲
「そうですね」

青山繁晴
「アメリカ、そして、嫌々ながらヨーロッパもアメリカに従って、徹底的に制裁をかけられて、ロシア経済に暗雲立ちこめてるわけです。そうなるとたとえばロシア産の天然ガスの、売り先がヨーロッパだったのに、売れませんから、どこにお願いしたかというと、中国にお願いしたんです」

岡安譲
「はい」

青山繁晴
「それも、首脳会談をやりまして、習近平さんに、この、長期の契約で、ロシア産の天然ガスをたくさん買ってもらう。但しほんとは、安値で、そのへんは中国はしたたかで、安値で買いたたかれる、契約を結んだんですね。そうなると、プーチンさんが悪魔かどうかは別にして、プーチンさんが必要とするのは、実はオバマ大統領じゃなくて、安倍総理なんですね。すなわち、安倍さん個人の問題じゃなくて、日本です。日本とロシアが関係を強化して、初めて中国とのバランスが取れる。これ、日本がなかったら、もう中国の側にロシアが取り込まれていくことになりかねないから」

岡安譲
「ええ」

青山繁晴
「実は、その、プーチンさんが安倍さん、日本を、もう一回言います、安倍さんじゃなくて日本を必要としてるから、さっきの真逆の親書、予定通り来て下さいと、オバマ大統領の意向がどうであれ、来て下さいって親書を、作成したわけです。えー、これは何を意味するかというと、皆さん、これですね」

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青山繁晴
「はい。アメリカの意向よりも、日本の独自外交と、国益を優先すると、いうことを、これ、実は敗戦後、こんなにはっきり現れてくるのは初めてのケースになると思います」

岡安譲
「そうかもしれませんねー」

青山繁晴
「はい。たとえば、私が直に、議論をさせていただいた総理といえば、政治記者時代に、中曽根総理の総理番をしてました。中曽根総理は、日本の独自の道を探ろうとした、人ですけれども、しかしアメリカのご意向については細かいところまで徹底的にアメリカのご意向を調べて調べて、それには全部寄り添って、そのおかげで、中曽根外交をやったっていうのが現実だったんですけれども、そうではなくて、アメリカの意向にいわば逆らってでも、日本の独自の外交と国益を優先すると、いう、ことを初めて、日本が今、模索してるところです。で、そしてさらにですね、この総理の決断は、ひとつの大きな動きを生みました。生んだばっかりです。昨日生まれたばっかりの動き、それ何かというと、これです」

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青山繁晴
「はい。昨日8月26日に、えー、この場所はですね、ベラルーシのミンスクっていう首都なんですけれども、そこで、ウクライナのポロシェンコ大統領、が、ロシアのプーチン大統領と、これ実は初めてです。初めての公式会談で、がっちり握手をして、そして2時間会談をして、ま、日本の報道、あるいはアメリカの報道でも中身なかったなかったと言ってますけれど、しかし、その、和平のプロセスを作りましょうっていうことで合意はしてますから、非常に意味の大きな会談なんですね。今はこれ、動く絵も映ってますが」

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青山繁晴
「実はこの、ロシアのプーチン大統領と、真っ正面からぶつかってきたウクライナのポロシェンコ大統領、会談してくれっていうのをですね、今ここ(先ほどの画像)に映ってるフランスのオランド大統領、そしてドイツのメルケル首相、いずれも、実は秘密の、ルートを、プーチンさんと持ってるんです。ま、電話ですけれども。それで何度も要請してきたけれども、実は実現しなかったんですね。つまりプーチンさんはまだ強気で行こうとしてたのを、この安倍さんが水面下でプーチン大統領と直交渉をして、まずはポロシェンコ大統領と、会談して下さいと。そして、ヨーロッパの顔をまず立てて下さいと。ヨーロッパの態度が和らげば、アメリカの態度も少しは変わることが期待できる。あなたがそれをするんだったら、私は親書を書いて、公式に、やっぱりあなたには予定通り来て下さいってことやりますよと、水面下で働きかけて、それで実は昨日、26日に、このプーチンさんとウクライナ大統領、ポロシェンコさんとの会談が実現したんです

岡安譲
「じゃあ陰の立役者だったわけですね」

青山繁晴
「(岡安アナと言葉かぶる)えー、こういう…、はい、もう一度、言ってもらえますか」

岡安譲
「陰の立役者だったわけですね、この会談の、安倍さんは」

青山繁晴
「そうです。こういう、おっしゃった通り、陰の立役者に、世界の舞台で日本外交がなるっていうのは、えー、敗戦後初めてのことだと思いますね。はい。で、その上でですね、たぶん視聴者、国民の中からこういう疑問があると思うんですね。それは、日本とロシアは今、制裁のかけっこやってるじゃないかと」

岡安譲
「そうですね。先週もやりましたもんね」

青山繁晴
「岡安キャスターもきっと…、はい、同じ疑問を持たれたと思うんですね」

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岡安譲
「だから先週はロシアが日本に対してね、発表しましたから、それどう解釈したらいいんだろうっていうふうな疑問はあります」

青山繁晴
「そうですね。さらにその制裁のかけあいっこだけじゃなくて、日本の調査捕鯨船を、ロシアが、身柄は拘束しなかったけど、まるで嫌がらせのように捕まえてみて、事情を聞くってことまでやりましたよね」

岡安譲
「はい」

青山繁晴
「だから当然日本のメディアも、いわば騙されて、もう、プーチンさんの訪日はないと思ったわけですね。ところが、その制裁はいずれも、実は、アメリカがロシアにかけてるものと違って、本当の効き目は薄いものであって、いわばそういうことを、トリックのようにやりながら、水面下では、この、がっつり、プーチンさんと相談してたっていうことなんですね。で、これは、日本外交の、もう一度言います、新しい動きとして評価できますが、但し、大きな大きなリスクも、日本に背負わせるものであります。そのリスクは何かというと、これです」

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青山繁晴
「はい。安倍総理の、大きな賭けと、いたしました。問題は、プーチン大統領が日本にやってくる時に、抱えてきた、トランクの中身です

村西利恵
「うーん」

青山繁晴
「このトランクの中身っていうのは本来、北方領土で、何かの新しい提案が、ないといけません。これも、ワシントンD.C.で会った、アメリカ政府の高官たちは、僕に何を言ったかといいますと、青山さん、アメリカのCIAをはじめとする情報機関を、全部動員して、ホワイトハウスは、このプーチン大統領が北方領土について、安倍さんに新しい提案するかどうかを、調べ尽くしたけれども、一切ないと」

岡安譲
「えーっ」

青山繁晴
「新提案なんか何もないんだと。それでも、安倍さんはプーチンさんを迎え入れるのかと、いう、いわば、問題提起といいますか、半分脅しのような話がありまして、その時僕は自由な一国民、民間人として、アメリカのインテリジェンス、機密情報がそんなに正しいんだったら、世界がこんなに苦しんでないよと」

岡安譲
「ああ、なるほど」

青山繁晴
「しょっちゅう間違ってるじゃないかと、言いました。言いましたが、僕なりに調べてみても、プーチンさんの新提案っていうのは、まだあまり期待できないんです

岡安譲
「そうですか」

青山繁晴
「ということは、もう間もなく9月ですよね。この11月に、訪日なさる、までのわずか2カ月の間に、プーチンさんに、北方領土で、日本国民が、これは前進だと、世界もそう認められるような新提案を持って、来なさい、来て下さいってことを、やらなきゃいけないっていう、実は大きな負担が、今、日本に、かかりつつあります」

村西利恵
「確かに、大きな賭けですね」

青山繁晴
「もしそれが、できたなかったとしたら、要は安倍さんはプーチンさんに利用されたんだと、西側諸国から制裁され、孤立してるように見えるけれども、実は日本は受け入れてくれたじゃないかというふうに利用されてしまうということに、批判が集中しますから、大きな大きな賭けでもあるんです。そして皆さん今日、もうひとつのポイントはですね、こういう日本外交の目に見える大きな変化と、皆さん、強い関心を持っておられるであろう、来月3日の内閣改造、自民党役員人事が、大きく、これは関連してるってことであって、えー、後半にそのお話をいたしたいんですけれども、後半のキーワードは、これです」

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岡安譲
「『安倍外交VS石破外交』」

青山繁晴
「安倍外交と石破外交の対決が実は、内閣人事の根っこにあるということを、お二人の個人の問題じゃなくて、日本の先行きを考える上で、どういうことなのかを、後半一緒に考えたいと思います」

岡安譲
「はい。では、コマーシャルのあと、また詳しい解説です」

(いったんCM)

岡安譲
「来週の水曜日、ですから、『アンカー』では青山さんがご出演の日に行われる内閣改造、どうなるんでしょうか、青山さん」

青山繁晴
「はい。その内閣改造が、今日の前半の話と、実は深く結びついてます。それは、実は、こういうことなんです。はい、出して下さい」

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青山繁晴
「はい。どうなる内閣改造で、この石破さんが、実は途中で、今までの経過の中で、安保法制担当大臣、受けてもいいですよってことを、実はおっしゃった時があるんです。これ先ほど、総理も含めていろんな方と、ワシントン帰ってきてからお話ししましたと申しましたが、これそう言った以上は、もう赤裸々に全部言うべきだと思うんですね。ワシントンに行く前から、石破さんとも、何度かお話をいたしました。で、その時に石破さんは、総理との考えの違い、安全保障についてあるけれども、外務大臣と一緒に、つまり、外交のあり方と一緒に、この答弁できるんだったら、これ受けてもいいと、いう話が実は、もちろん全く非公式の話ですけれども、それがありました。それは、実は総理にとっては受け入れられない話だったんです

村西利恵
「受け入れられない…」

青山繁晴
「どうしてかというとひとつはですね、要は、その、大胆な決断を総理自らが、外交でなさってるわけですね、現在。えー、これにはいろんな批判もあれば、リーダーシップっていう賛成意見も、お互いあると、両方あると思いますけれど、いずれにしろ、総理が、外務大臣と、強く連携して、外交をやってる、外務大臣に任せっきりにしないってことを、やってるわけですね」

岡安譲
「そうですね」

青山繁晴
「そうすると、問題になったのがこれなんです。はい、出して下さい」

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青山繁晴
「はい。安倍さんと石破さんは、実は、最も根っこの、国家観と、それから歴史に対する見方も、実は違うんです。このことをですね、今の一般的な報道では、この、石破さんが、集団的自衛権に関して、安全保障基本法を作りたいと言ってるのに、安倍さんはそれに消極的だから、そこが違うんだってことがずっと繰り返し報道されてますね。それは実は表面の話に過ぎないんです。安全保障基本法っていうのは、石破さんは確かに早くやりたい。総理はゆっくりでもいいと言ってる。しかし、できれば作りたいってことでは、そう変わってないんですよ」

村西利恵
「一致してますね、うん」

青山繁晴
「本当の違いというのはですね、えー、これ僕の責任において申しますが、石破さんは、集団的自衛権の容認をやるんだったら、日米安保条約を見直すべきだっていう考えを、実は、周りには話されているんです」

岡安譲
「ほうー」

村西利恵
「見直す…」

青山繁晴
「えー、これは、非常に重大な考え方であって、まず、その考え方で行くなら、集団的自衛権の容認っていうのは、やっぱりアメリカのためにやったんだってことになりますね

岡安譲
「そうですね」

青山繁晴
「自衛隊をアメリカ軍と一緒に動かすためにやってあげるんだと。だからたとえば、日本国内の基地負担、米軍基地に対する負担を、少し和らげてくれと、いう話になるわけですね。で、これは、実は安倍さんの基本的な考え方と食い違ってる。安倍さんは、集団的自衛権の容認っていうのは何もアメリカのためだけにやるんじゃない。アメリカも含まれるけど、たとえばベトナムとかフィリピンとかインドネシアとかオーストラリアとか、日本の新しい道を切り開くために集団的自衛権をやるんだっていうことを、国民にも、それを説明なさってるわけですから。その違いが実は決定的にあって、その違いを持ったまま、外務大臣の兼務ってのは受けられないっていうことなんです」

岡安譲
「なるほど」

青山繁晴
「ですから、こういう人事報道で大事なことはですね、その、好きだ嫌いだとか、その、そういう、その、跡目狙いとか、封じ込めるとか、いつもそういう話に、傾いていきますが、本当は、私たち国民が、じゃあどちらの考え方をとっていくのかという、私たちの選択であるってことが大事なんです。最後にこの絵を出してほしいんですが」

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青山繁晴
「えー、賛否両論あると思いますけど、今回のプーチン訪日受け入れっていうのは、実は日本の独り立ちを、少なくともこうやってもがきながら、模索しようとする、動きであることは間違いがない。したがって、この、安倍総理がいったん書いた親書が、無事にプーチン大統領に届くのか。そしてその結果、11月にほんとにプーチンさんがやって来るのかどうか。これはさっき言いました通り、まだ確定とはとても言えない。総理がどんなに決断しても、実行できるかどうかは、私たち国民の支え、が、半分以上あるかどうかによるんで、これは、僕の意見を申すんではなくて、私たち主権者の考えどころであって、反対ならばプーチンさんを来させない(CMへのジングル流れ始める)、賛成ならば来させる、僕らの意思を示す時が来てると思います」

岡安譲
「はい。ありがとうございました」

 ____________________________内容紹介ここまで


 安倍さんがプーチンさんへ送ろうとしている親書の件ですが、青山さんが独断でテレビで話すわけないですよね。おそらくは官邸から「これ言ってもいいよ」と言われたのでしょう。

 ってことは、安倍さんは世論の反応を見ようとしてる?
 もっと踏み込んで言えば、「プーチンさん訪日してもいいよ」という世論の支持を取り付けたい?
 青山さんの話の締め方からも、私はそんなふうに感じました。

【8/28 15:20追記】青山繁晴さんからメールをいただきました。「『言ってもいいよ』という許可をもらったのでは全くありません。事実として、違います。あくまでも、不断の情報収集で確認にも確認した情報を、ただ国民のために今週も話しました」とのことです。


 あと、石破さんの話。

 今日は(今日も?(^_^;)時間が足りなかったのか、石破さんの歴史観にまでは踏み込まれなかった青山さんですが、私は以前から石破さんの歴史観はかなりおかしいと思っています。

 たとえば、中国共産党系の新聞「世界新聞報」の2008年1月29日付に載った、石破さんのインタビュー。
 石破さんは当時防衛大臣でしたが、こう述べていました。

「私は防衛庁長官時代にも靖国神社を参拝したことがない。第二次大戦の時に日本の戦争指導者たちは、何も知らない国民を戦線に駆り出し、間違った戦争をした。だから私は靖国神社に参拝しない、あの戦争は間違いだ、多くの国民は被害者だ」
日本には南京大虐殺を否定する人がいる。30万人も殺されていないから南京大虐殺そのものが存在しないという。何人が死んだかと大虐殺があったかは別問題だ」
「日本人が大東亜共栄圏の建設を主張したことは、侵略戦争に対する一種の詭弁だ
日本は中国に謝罪するべきだ」etc……


 もちろん中共系の新聞ですから、発言を都合の良いように歪曲している可能性も考えられます(っていうか、これ中共の主張そのものですよね)。

 そこで「WiLL」編集部が、「世界新聞報」に掲載された内容は石破さんが話した事実に即しているのかを、石破さんサイドに確認したところ、事務所から来たのはこのような回答だったそうです。

「インタビューを先方が記事にまとめたものですので、事実に即していないと言うほどではありませんが、事実そのままでもありません」
「どのマスメディアでも発言を加工することはありますので、特別対処というほどのことはしておりません」

 (詳しくは「反日勢力を斬る」さんを)

 己の歴史観に関わる重大な発言ですから、事実と明らかに違っていれば反論したり訂正を求めたりするはずです。
 それをしなかったということは、石破さんはそういう歴史観の持ち主なんだと考えざるを得ません。


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 この日の「アンカー」では他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。

●STAP細胞の特徴確認できず…理研が中間報告
●デング熱 国内で70年ぶり感染例
 拙ブログで紹介しきれなかった他の青山さんの発言については、こころが風邪をひいたらさんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。


※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントが送れます。
こころが風邪をひいたら
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし


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※拉致被害者奪還 日本列島縦断デモ行進はじめ、各種デモ・集会のまとめ
 http://ameblo.jp/hosyuyamato/
竹島に関する動画:英語版(Takeshima - Seeking a Solution based on Law and Dialogue

尖閣諸島に関する動画もあります。いずれも12カ国語公開されています。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。

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アニメ「めぐみ」配信中。
日本語版のほか外国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!

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