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「九条の会」勉強会に参加された読者様のご報告(付:「九条の会」と共産党)

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【こちらはミラーです。コメントは本館へお願いします。TBは受け付けています(承認制。本記事と無関係な物は削除します)。2012/10/16本館にツイートボタン設置済み。
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読者様向け掲示板もどうぞご活用下さい(^o^)】

「河野洋平氏を国会に招致し、慰安婦問題の再検証を行い日本の名誉を取り戻す」署名活動にご協力下さい。www.no-ianfu.jp
慰安婦像設置に抗議する全国地方議員の会が行っています。紙署名・ネット署名があります。5月末日締切。
ネット署名(本気の想いを伝えるため本名でとのこと)は目標50,000人ですが、今のところ厳しい状況です。リアルタイム情報はフェイスブックでご確認を。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 拙ブログの読者様で、横浜市在住の清水さんという方がおられます。

 その清水さんが、ひょんなことから「九条の会」の勉強会に参加されることになり、その模様をメールで報告してくださいました。

 少し長いですが、とても臨場感があり、一気に読めます。

 今日はそれを転載させていただきます。
 改行や太字強調などこちらで編集させていただきましたが、それ以外は私の方ではほとんど触っていません。

140523-01poster.jpg

 その前に、「九条の会」をご存知ない方もおられるかもしれませんので、ごく簡単に説明しておきます。
■九条の会オフィシャルサイト
 https://www.9-jo.jp/index.html


 「九条の会」は、2004年6月10日に作家の井上ひさし氏や大江健三郎氏など9氏がアピールを発表して立ち上げた組織です。
 千代田区西神田に事務局を置き、小森陽一氏が事務局長を務めています。

 同会では、大学教授、知識人、芸能人、作家、ジャーナリスト、宗教家など著名人に直接依頼をして、アピールへの賛同者を増やすことに取り組んでいます(賛同者一覧)。
 
 同会が昨年1月28日の記者会見で明らかにしたところによれば、全国に7528団体が組織されているとのことでした。
 現在はさらに増えているでしょう。

 「○○市九条の会」「○○町九条の会」あるいは「マスコミ九条の会」「念仏者九条の会」「障害者・患者九条の会」というように地域ごと、分野ごとなど、さまざまな結びつきでの会が結成されています。

 清水さんのお話に出てくる「九条の会」も、あくまでそういった地域の組織です。


 メール引用ここから_______________________________

 去る5/11、私の自宅近くの路上にて九条の会が拡声器とビラを使い活動されている所に、たまたま運悪く私が通りかかり、憲法9条を改正するべきかせざるべきかで人目も憚らず公衆の面前で大激論を交わしました。
(九条の会側は中年女性二人と男性一人、対するは私一人で正直な話、足が震えましたが…)

 すると、不思議な事に気付いたのです。

 「人命が大切だから戦争を起こさないために憲法9条を守る」活動を彼らはしているはずなのに、拉致問題に対してあまりにも無頓着で、今この瞬間にも命の危機にあるかもしれない拉致被害者に対して冷淡なのです。

 具体的に書きますと、私が、

 「拉致被害者を救出するのに、特殊部隊を投入して奪還することの何がいけないのですか?彼ら彼女らが生きている内に取り戻したくはないんですか!?」

 と、かなり語気を強めて訊くと、

 「そりゃ、生きてる内にどうにかしたいけども…。」

 たったこれだけでした。代案も何もなくたったこれだけで、

 「でも、アメリカが起こしたイラク戦争は…」

 と、話題をすり替えられてしまい、私自身も釣られてその話題に関する意見を述べてしまったが故、結局うやむやになってしまい、拉致問題についてあまり深くは議論できませんでした。

 ですが、深く議論できないということは、拉致問題について無関心だったからだと私は感じました。

 渡されたビラを見ても、「拉致問題」という言葉すら見当たりません。
 同じ憲法の中に基本的人権の尊重も11条に書かれているにもかかわらず。
 彼らは、拉致被害者を日本国民ではないと考えているのでしょうか?

 更に不思議な事に、彼らに渡されたビラには、「9条を守る日本国民をノーベル平和賞候補に」と書かれているのです。

 100人を越える国民を外国に拉致されたままで何が平和なのでしょうか?
 9条があるせいで(と、私は考えていますが)50年近くもの間、祖国に帰れないでいる彼らも平和賞候補にするとは何事でしょうか?

 私は不思議でなりません。

 そして、彼らのビラにはこうあります。
 「九条の会で知ったり聞いたりしたことを周りの人に伝えましょう。」

 私の敬愛する青山繁晴さんがいつもおっしゃる「皆で考えましょう」が、一つも見当たりません。

 悪質な宗教の様に、「考える」ということを意図的に放棄させているように感じるのは私だけでしょうか?

 なので、決心致しました。
 ビラに5/18に九条の会の勉強会があるとのことですので、行って私の意見を述べ、彼らにも考えて貰おうと思います。

◇◇◇

 5/18に九条の会に、娘とともに行って参りましたので、お約束通りご報告いたします。

 娘を連れて行った理由として、「親とは違う意見に触れさせることで、『彼女自身が考える』ことの一助にならないか」と私が考えたのと、「私が暴走しないためのブレーキになるだろう」と考えたからです。

 勉強会の開始時刻が14時からとの事でしたので、10分前には到着し、娘と二人で会場の外で待っておりました。

 すると、数名のご高齢の方々がちらほら集まり始めるなか、5/11に路上で議論した奥様(以後、便宜上『議論の女性』と呼称します。)がいらっしゃったので、先日に無礼な態度を取ったことを謝罪しますと、あちらからも謝罪の言葉を頂き、互いに悪意の無かったことを確認できました。

 そして、会場である町内会館の中に入って一同が座につき、いよいよ勉強会が始まる形が整いました。

 私と娘以外に10名。男性6名、女性4名でした。

 特徴的なのが、男女それぞれ1名ずつが30代後半か40代であることを除いて、その他の方々は恐らく60代以上と思われることでした。
 中には70代以上と思われる男性もいらっしゃいました。

 畳の部屋に、机が小学校の頃に班で給食を食べるときの様に並べられ、人数分の座布団が敷かれていて、各自がそれぞれに自分の座布団を決めて尻を落ち着けている光景は、率直な感想として、田舎の町内会の寄り合いの様な雰囲気でした。

  まず、テキストである
 「集団的自衛権」(浦田一郎・前田哲男・半田滋  著)
 を各自取り出し、机の上に置きました。厚さ1㎝程のハンドブック程度の大きさでした。

 私を含め、数名の方が持参されておらず、22ページから31ページまでをコピーしたものを受けとると、「議論の女性」から、

 「あなたは初めてでいらっしゃるから、こちらをどうぞ。今回で3回目なので、前回の勉強会のまとめです。ご参考になれば良いのですが。」
 と、1枚の紙を私に手渡すと元の自分の席に戻られました。

  「今回はいつも司会役をしてくださる〇〇さんがいらっしゃらないので、不慣れではありますが、私が司会を致しますが宜しいでしょうか?」
 と、一人の60代くらいの女性が床の間を背に座りました。

 どうやら、勉強会に来るメンツがいつも同じなのか、気心も知れているようで、「良いんじゃないの?」といった具合で司会役が決まると、

 「ではテキストの前に、こちらのレジュメから見ていきたいと思います。」
 と、その場の全員に3枚綴りの紙が配られました。

 その紙の最初のページのトップには、
 「安全保障の法的基盤の再構成に関する懇談会」
 と書かれており、その下に
 「2007年『懇談会』設置→2008年『報告書』提出」
 と、ありました。
 どうやら、原文をワープロソフトで起こし直した物のようでした。

 「今、みなさんにお配りした物は、2008年に提出された集団的自衛権と憲法解釈についての報告書の中から、『九条の会』にとって重要であると私個人が判断したものをピックアップしましたので、偏りがあるかも知れませんが、基本的に原文のままです。」

 と、前置きした上で、「議論の女性」が内容を読み上げ始めました。

 細かなタイプミスを含んだその内容は、手作り感に溢れており、所々の項目が空白で、(必要と判断されなかった部分なんだな。)と、容易に断定出来るものでありました。

 そして、女性が読み上げていく中で、「わが国として取るべき具体的行動の事例」の、

 「事例5・・・わが国領海で潜没航行する外国潜水艦が退去の要求に応じず徘徊を継続する場合の対応・・・その潜水艦が執拗に徘徊を継続する場合に、その事態が『武力攻撃事態』と認定されなければ現行の海上警備行動などの権限では自衛隊が実力を行使してその潜水艦を強制的に退去させることは認められていない。このような現状を放置してはならない。」

 まで読んだ所で、読み上げるのを中断し、

 「私はこの項目がどういった事なのか分からないので、どなたか解説をお願いできますか?」

 私は、(そんな事も知らずに護憲活動をしているのか。)と、少し落胆しましたが、

 「他国の軍艦が日本の領海を通行する事は、国際法上認められていますが、潜水艦の場合、ただ通行するだけならば姿を見せて通行すれば良いわけで、潜って姿を隠しながら通行すると言うことは、何かしらの軍事作戦も含めた意図を持っていることになります。」

 と、なるべく簡潔に説明しました。

 すると、驚くべきことに、「確かにNHKでもそう言ってました。」と発言した一人の高齢の男性を除いて、皆初耳であるかの様に頷いていたのです。

 憲法9条を死守し、日本に戦争をさせまいと活動する彼らが、余りにも軍事に疎い事にわが目を疑い、所謂「お花畑脳」とはこういうことを指すのかと、愕然といたしました。

◇◇◇

 その後も、懇談会の報告書の読み上げが続き、一通り読み終えますと、
 「では、この内容についてご意見や感想のある方は?」
 と、司会役の女性が、一同に聞かれましたので、

 「私個人の感想ではありますが、この報告書には、『米国、国連』が氾濫していると思います。なぜ米国におもねった記述があるのでしょうか?わが国の友人は、米国だけではないはずです。米国に負けたから頭が上がらない、国連が決めたから逆らえないというのは、あまりに情けないですよね。」

 と、私はなるべく自分の思想を抑え、私なりに公平だと思う感想を述べました。

 するとどうでしょう、見事にその場にいた全員の頭上に「?」がついているではありませんか。
 その反応を見て、私の頭の中も「?」になってしまいました。

 「皆さんは国連がどのような組織かはご存知ですよね?」

 と、私が恐る恐る訪ねてみますと、(何を今更・・・。)という顔をされた方が半分、未だ「?」の方が半分という感じでした。

 私が、国連を「国際連合」と訳しているのは日本だけである事、正式名は「連合国」である事、第2次世界大戦の勝者である常任理事国のみが「拒否権」という特権を持っている事、常任理事国とは「アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国」である事、そのいずれかの1ヶ国でも拒否権を発動させればどんなに素晴らしい国連決議案(例えば核兵器の使用の全面禁止や核兵器そのものの放棄)であっても吹き飛んでしまう事、といった保守側の人間であれば誰でも知っているであろう事について説明致しましたが、

 (んな事ぁ言われなくても知ってるよ。)といった顔をされている方が、一人もいなかったように見えました。
 素直に驚きでした。
 そうしたリアクションを見ている内に、一つの思いが込み上げてきました。

 (ここにいる人達は、この勉強会とテレビでしか勉強していないのだ。勉強する時間がないのか、経済的にインターネット環境を持てないのかは分からないが、とにかく勉強不足であることには違いない。何と無知で気の毒な人達だろうか。)

 そういう感情と共に、

 (ここに集まった方々は、議論する素地となる知識が無いのだから議論よりも、フェアな情報を提供する事と、それを元にした問いかけのみに徹しよう。)

 という決心をしました。

 そして、「議論の女性」が、

 「イラク戦争の時も米国の言いなりになって、そのときは小泉政権でしたけれども、自衛隊が派兵されて・・・。」
 と意見を述べ始められました。

 「派遣」ではなく、「派兵」という言葉を確かに使われました。
 (九条の会のオフィシャルホームページでも『派兵』と記されています。
 参考URL  https://www.9-jo.jp/appeal.html

 私は、なるべく人が意見を述べるのを遮りたくは無かったのですが、「派兵」という言葉は明らかに事実とは反しますし、憲法9条を死守しようとする彼らが、

 「わが国が憲法9条を無視して軍隊を保持していることを、九条の会は公然と認めている。」
 という印象を第三者に与えることは、彼らの本意では無いであろうと思い、

 「遮ってしまい申し訳ありませんが、『派兵』ではなく『派遣』ですね。細かいようですが、実情はどうあれ日本は国軍を保持することを憲法9条によって禁止していますので、『兵隊』及び『軍隊』は存在しません。ですので、『派遣』と表現すべきではありませんか?

 と申し上げました。すると、

 「確かにそうですね。私の間違いでした。あなたの言うとおりですね。」

 と、以前に路上で大喧嘩とも言える議論を繰り広げ、別れの挨拶もせず、文字通り喧嘩別れした無礼な男の指摘を、嫌味でなく「公平」に受け入れた上で、

 「自衛隊が派遣されてしまいましたが、それがもし軍隊であったなら攻撃活動に参加して、イラクの人たちに銃口を向ける事になったと思います。その兵士が、自分の子供たちだったらどういう気持ちになったのか。憲法の解釈を拡大して集団的自衛権を行使しようとするというのは、そういう事だと思うんです。」

 彼女の言葉はそこで終わりました。

 私は、彼女の意見に賛同できませんでしたが、飽くまで「勉強会」であり、明らかに彼らから見れば反対勢力である私と議論する場所ではありませんでしたし、私の発言が勉強会へのサボタージュを目的としたものでは無いことを彼らに理解してもらいたかったので、彼女の意見に反論はしませんでした。

 しかし、主義主張は違えど、公平であろうとする彼女の精神は素直に尊敬せねばならないと感じました。

 「どんな所にも良心的な人はいる。」

 青山繁晴さんがよく仰っている言葉ですが、この勉強会という「現場」に行かなければ、一生涯身をもって知る事は無かったかも知れません。

 「他にご意見のある方は?」と司会役の女性が、一同に尋ねられましたが、持論を展開なさりたい方がいらっしゃらなかったので、「少しだけ宜しいですか?」と、恐る恐る挙手しました。

 そんな私を見て、司会役の女性の眉間に皺が寄りました。
 (何なんだお前は。)
 きっとそう思っていらっしゃったと思います。

 しかし、「ダメ。」とも、「どうぞ。」とも言わず沈黙されているので、勝手にしゃべり始める事にしました。

 「私は、憲法改正論者です。なぜならば、例えば前文に『やうに』であったりといった、古い仮名遣いがあり、憲法自体が時代に取り残されてしまっている感は否めません。憲法は国民に寄り添ってあるべきです。少なくとも中学生くらいから違和感なく読めなくてはならないと思っています。その上で、今の憲法は矛盾をはらんでいるような気がします。今回のテーマが『集団的自衛権』ですので、テーマに沿った話でいきますと、日本国憲法前文には『いづれの国家も自国のことに専念して他国を無視してはならない』と、明記されております。また、9条は明確に戦争を放棄しています。では、前文に『自国のことに専念し』の『こと』 の部分は軍事や戦闘行為を明確には、否定していませんね。

 そこまで言うと、一同がざわつき始めました。

 「そんなことはない。」とか、「どうしたらそんな考えになるんだ。」等、口々に私の意見を否定されましたが、彼らと議論するための発言ではなかったので、無視して続けました。

 「解釈はどうあれ、前文は文字の上で否定しているわけではありません。そうすると、前文と9条に矛盾が生まれるわけです。前文も日本国憲法の一部ですから、他の条文と『平等』に扱わねばなりません。そこで初めて『解釈』の議論になりますね。安倍首相の解釈と、皆さんの解釈がこれほどにわかれてしまう憲法を、『解釈』で維持し続けるのか、96条の規定に従って『改憲』するのか、私と同じ日本国民である皆様に考えて頂きたいのです。矛盾をはらんだままで行くのか、改憲なのか。」

 どうやらこの私の発言が、彼らの怒りに火を点けた様で、

 「あんたの講演を聴きに来たわけじゃないんだ。みんなで時間を割いて、決まった時間の中で集団的自衛権について勉強しているのに、何でそんな混ぜっ返す様な発言をするんだ。」

 と、高齢の男性(潜水艦のくだりで「NHKでそんなことを・・・。」と発言された男性です。以後、便宜上『NHKの男性』と呼称します。)から猛抗議を受けました。

 彼の主張にも一理あり、私自身、元来熱が入りやすい性格をしていると自認しておりますから、かなり感情を抑えたつもりでも、高圧的にとられたかもしれませんし、事実、5分を超えて一人で話していたので、勉強会へのサボタージュ行為ととられてしまっても仕方の無いことでありました。

 しかし、想定していた事とはいえ、
 (こっちは仲良く仲間内で勉強会をやっているのに、改憲派だか右翼だか知らんが邪魔するな。)
 といった感情があることは、彼の表情からもありありとうかがえた事は、少し残念でした。

 しかし、彼の怒りは治まらず、更に私に食って掛かる形になりましたが、一つ一つに受け答えしながらも、

 (公平な意見のつもりだったんだけど、何か悪い事言ったかなぁ?そもそも、そんなに反対意見の人間が嫌なら、勉強会のビラなんて撒かなければいいのに・・・。いやいや、彼らが主催している勉強会に、のこのこやって来たのはこちらの方なのだから、我慢、我慢。)

 そんな気持ちでおりましたところ、「議論の女性」から、

 「清水さん。そんなに我慢しなくていいのよ?」
 と、助け舟とも思える言葉を頂きました。

 彼女は、私と感情むき出しで議論したことがあるので、私が主張を述べるときにどんな表情で、どんな声であるかをご存知でしたから、私が自分の感情を抑えてその男性の意見に受け答えしている事に違和感を感じたのでしょう。

 「ありがとうございます。しかし、先日議論いたしました時に、恨みがあるわけでも無いのに感情の暴走を許し、自分があまりに無礼であったことを反省し、私なりに考えた結果でありますので、どうかお気になさらないで下さい。」

 と、敵意の無いことを間接的に、「NHKの男性」に伝えられた事は、不幸中の幸いでした。

 (正直な所では、女性の言葉に甘えて「全開」で行ってしまうと、「保守の奴らは高圧的に責めるばかりで、てんで議論にならない奴らだ。」というレッテルを真面目な保守の方々に貼らせることになり、彼らのプロパガンダに利用されかねない、とも思ったのです。)

 「議論の女性」が、九条の会の中でどんな地位にあるのかは存じ上げませんが、彼女が私に話しかけたことにより、「NHKの男性」の怒りも治まった様でした。
 (私とその男性の一対一の状況に、横槍が入ったのでクールダウンしただけかも知れませんが。)

◇◇◇

 そして、レジュメが一通り終わったので、今度はテキストである「集団的自衛権」という本に取り掛かる段になりました。

 今度はレジュメの時とは違い、まるで学校の国語の時間のように、段落ごとに一人ずつ読んでいくシステムでした。

 読み上げる方も、読み上げられる方も、内容があまり頭に入ってこないこのシステムを何故採用するのか(学生時代にそんな経験ありますよね?)、最初は意味が分からなかったのですが、彼らが不明瞭な声でボソボソと読み上げる言葉を、手元のコピーの中でなぞっていくにつれ、何となく分かってきました。

 最初にも書きましたが、彼らは、私と娘を除いて10人中8人が、恐らく法的に「高齢者」と規定される範疇のお年であるように見受けられました。
 なので、九条の会の老眼率も80%なのでしょう。

 そんな彼らが、ハンドブックサイズに詰め込まれている小さな文字を読むというのは、中々の重労働であることは容易に想像できました。

 そんな彼らが、「文字を読む」という労働を分担し、「紙芝居の様にただ聞いているだけ」という求心力の低下を防ぐためのシステムとして「学校スタイル」を選択したのであろうと思いました。

 そのテキストの中に、繰り返し出てきた言葉があります。
 「顕教」と「密教」です。

 私は宗教に対して興味があり、自分なりに色々調べたり、我が家の菩提寺(ぼだいじ。簡単にいえば代々お世話になっているお寺のことです。)の住職と、我が家の宗派(真言宗。密教です。)について色々お話ししたことがあったので、「顕教」と「密教」が私なりに、どういう使われ方なのかわかりましたが、

 「この『顕教』とか『密教』ってのは、つまりどういうことなんだろうね?」という話が出てきました。
 恐らく九条の会の中でも、最もご高齢と思われる男性の疑問でした。

 人それぞれに、宗教も、宗派も、宗教観も、死生観も違うことですから、知らなくても全く無理のないことだと思いました。
 そこで、私の頭のデータベースが何かのお役に立てればと思い、

 「『顕教』というのは、教義などについて誰の目にも分かるようにされている宗派のことで、逆に『密教』は、私の信じる宗派である真言宗、つまり弘法大師さんの所のように梵字を使ったりして、あえて教義を一見、分からないようにしている宗派のことであり、同じ仏教でも宗教観の違いから生まれた言葉です。」

 という私の説明が終わりきる前に、「学校の先生と生徒じゃないんだから。今は国語の時間じゃなくてテキストの勉強ですよ。」と、司会役の女性が遮り、

 「〇〇さん、つまりさ、オープンにやるかコソコソやるかの話なんだよ。(文脈上もそういう使われ方でした)」

 と、「NHKの男性」が、司会役の女性の言葉の直後に、最高齢と思われる男性に解説したことに驚きを感じました。

 私なりの道徳感を振りかざすつもりはありません。
 司会役の女性と「NHKの男性」が私を快く思っていなかったことも認めます。それは私の行動の結果ですから、謙虚に受け止めます。私の話し方が偉そうだったのかも知れません。そして時間の都合もあったでしょう。
 そういう意味では、司会者の女性の行動はある意味、妥当かもしれません。

 しかし司会役の女性と「NHKの男性」がとった行動は、「知らない事について知りたい。」という、純然たる欲求に対する冒涜でしかないと思うのです。

 そして、「情報を自分たちの都合の良いようにねじ曲げて教え、自分たちの都合に合わない情報は与えず、考える事もさせない。」という、九条の会のオフィシャルホームページから受けた印象を思い出させるに十分すぎるインパクトを持っていました。

 ですが、これもまた厳然たる事実として、そんな組織のメンバーであっても、素直に疑問を口にされ、恐らくおじいちゃんと孫ほどの年の差がある若輩の、しかも初対面の私の言葉に謙虚に耳を傾け、「本質」を探し求めようとする男性がいた事に、心が救われたような気も致しました。

◇◇◇

 そして、テキストを読み続けていくうちに、「日米安保」の話になりました。

 「もし、集団的自衛権の行使を、日本が認めてしまったら、米軍が日本に基地を置いている意味が無くなってしまうと思うんですけど、どうして米国は日本の集団的自衛権行使に賛成なんでしょうか。

 メンバーの40代と思われる男性が疑問を述べられました。

 (おいおい、勘弁してくれよ。そんなことも知らんのかい。あんたら『9条』を使って米軍を追い出す覚悟の集団なんだろ?

 と思ったのですが、ツッコミをいれてしまうと、また、場が荒れてしまうので、発言を控えようと思ったのですが、誰もその問いに答えようとしませんでした。

 疑問に対して沈黙する事で、何かが解決する事はありませんので、私が嫌われているであろう事は承知の上で、

 「日本が集団的自衛権を行使したとしても、『憲法9条』がありますので、実情はどうあれ『名目上』、日本は軍隊を保持していないことになりますから、アメリカの『軍隊』が日本に駐留しつづけることに矛盾は発生しません。そういった『口実』を、米国に与えつづけるわけですから。」

 と、なるべく公平だと思う事実を述べました。
 すると、その40代であろう男性は、納得されたようでした。

 そして、
 「尖閣で中国との衝突がありましたよね?」
 と、「議論の女性」が話し始めました。

 日本人って本当にお人好しだと思うんですけれど、尖閣諸島のそういった事について、尖閣諸島も日米安保の範疇だと信じきっているんですよね。日本の領土か分からない場所で、米国が本当に守ってくれるかも分からないのに。」

 と、発言されました。それについて、

 「先日、米国は『尖閣諸島も日米安保の範疇である』という声明を発表しています。アメリカ軍については、自衛隊が尖閣諸島防衛の為に、戦う意思を示さない限り動く事はありません。日本の領土を守るために、自衛隊を差し置いてアメリカ軍が動いてしまうと、日本の『主権』を冒すことになりますから。」

 と、簡潔な説明を私がしますと、

 「でも、尖閣諸島は、孫崎享さんの『小説』(確か、題名まで仰られたと思うのですが、失念してしまいました。すみません。)で読んだのですけれど、まぁ『小説』としての内容としては、どうかという感じでしたけれども、その中に尖閣諸島が日本の領土である証拠が無くて色々大変な事態になっていくような場面があって、尖閣諸島が日本の領土である根拠があるかどうかも怪しいと思うんですけれど。

 と、「議論の女性」が、続けられました。

 (『小説』って、フィクションだろ!そんなの信じるなよ!)と、心の中でツッコミを入れつつ、

 「サンフランシスコ講和条約で、尖閣諸島は『日本が手放すべき領土』の中に入っていません。中国はサインしていませんが、米国はしっかりサインしています。つまり国際法上、米国は『尖閣諸島が日本の領土である』と認めている、ということになります。だから、『日米安保の範疇』と発表したわけです。」

 と説明いたしました。すると彼女も納得したようでした。

 (ここにいる人たちは、サンフランシスコ条約の中身すら知らない。という事実は、形容しがたい驚きを私に与えました。

 そして、最高齢と思われる男性がご自分の意見を話し始めましたが、私は持参していたペットボトルの水がなくなってしまい、非常に喉が渇いてしまっていたので、隣で退屈そう座っていた小学校3年生の娘も水を持っていた事を思い出し、

 「お水残ってる?残ってたらくれる?お父さん喉渇いちゃって・・・。退屈だろうけど、もうちょっと我慢しててね。」
 等と小声で話していたため、どういう経緯だったのかはわかりませんが、

 「中国は賠償を求めてないし、東南アジアに日本はお金を払ってないわけだ。」
 という言葉が、その発言の中にあったことに、私の脳みそが敏感に反応しました。

 「そんな事はありませんよ。」
 私は、咄嗟に発言していました。

 「中国は、人数が確定しない『南京大虐殺』を盾にとって賠償を要求し続けていますし、日本は、東南アジア諸国に賠償しています。」

 この「賠償」という言葉を自分自身が使ってしまった事に、(しまった!)と思いました。
 「賠償」とは敗戦国が戦勝国に支払うもので、東南アジア諸国とは日本は戦争していないのだから、「賠償」する必要は無いことは、承知していたはずなのですが、頭の中で練りながら発言しなかった為に、口からこぼれてしまったのです。

 「でもさ、十分な賠償はしてない訳だろ?ASEANとか、いわゆる『東南アジア』には。」

 私が言葉を訂正する前に、最高齢と思われる男性が私に質問されたので、

 「当時の国際法上、植民地から宗主国が出て行く時には、植民地側にびた一文払う必要がありませんでした。(今の国際法でもそうなのですが、何故かそう言ってしまいました。)日本はちがいます。植民地支配していた東南アジア諸国に謝罪もしましたし、お金も払いました。つまり日本は『国際法上、する必要の無い賠償と謝罪』を行った、と見るのが妥当でしょう。」

 と、私が説明し、その男性も納得され、次へと進んでしまった為に、訂正できなかったことが今でも悔やまれます。

◇◇◇

 そしてまた、「順番にテキストを読み、ある程度まで読んだら皆で意見を言い合う」という作業に戻りました。

 その中で、九条の会の方々が「軍隊=戦争」という観点で話している事に気が付きました。

 「宜しいですか?」

 私が挙手すると、司会役の女性が「またお前か。」と言わんばかりに顔をしかめられました。
 (私が発言する度に、憎悪とも思える視線を送ってきますので、慣れていましたが。)

 「『軍隊がある』という事と、『戦争』は直結しません。もちろん軍隊は、戦争を含む軍事作戦を行うためにあります。しかし、具体例としてイラク戦争のときに、米国を始め様々な国が参戦しましたが、同じ第二次大戦の敗戦国であったドイツはどうでしょう。日本国憲法9条と同じものを作りましたか?ドイツ軍はドイツ自衛隊になりましたか?違いますよね。しかしドイツは、イラク戦争に参加しませんでした。同じ『敗戦国』で『軍隊』を持っているのにです。では日本はどうか。憲法9条があり、『軍隊』ではなく『自衛隊』であるのに、大きなシステムとしての『戦争行為』に加わりましたよね。」

 私がここまで言いかけたときに、突如として「NHKの男性」が発言されました。

 「あんたね。さっき『派兵』を『派遣』に訂正させたでしょ。それと一緒で、自衛隊は『戦闘行為の無い安全な場所だ』ということで、送り出したんですよ。そういうのが嫌で、自殺してしまった自衛官が、最近で2人になったのかな?とにかくね、もっとね、そういう彼らの『命』についてね、考えたほうがいいよ。」

 (は?)
 私は頭が真っ白になってしまいました。
 頭の中が「?」で埋め尽くされたといった方が正しいかも知れません。

 何を言わんとしたのかも分かりませんでしたし、彼は、「航空自衛隊が輸送した多国籍軍の兵士が、日本国憲法9条の範囲の中で動く」と思っていたのでしょうか。
 今考えても、彼が何を言いたかったのか分かりません。

 私が「NHKの男性」の発言でフリーズしている間に、勉強会はテキストの方にうつってしまいました。

◇◇◇

 そんな勉強会も、私の発言が長かったり、議論が発生したりなどで、テキストがほとんど進んでいない状況であるにもかかわらず、終了時刻である16時が迫ってきたので、

 「今日はこの辺にしておきましょう。最後に、皆さん何かありますか?特に、まだ発言されてない方、どうですか?」と、司会者役の女性が言いました。

 実際、私を含む今まで出てきた方以外に、発言された方はいらっしゃいませんでした。

 「何か、この『集団的自衛権』を勉強し始めた所で、安倍さんの『解釈拡大会見』がありましたよね。我々が勉強するスピードを、現実が追い抜いてしまってるんですよね。

 40代と思われる男性の発言でした。
 主義や主張こそ私と違いますが、正しい危機感であったと思います。

 「他にはいらっしゃいますか?」
 司会者役の女性が促しますと、

 「どうやって、そんなに勉強されたんですか?」
 突然、私に質問された方がいらっしゃいました。
 右隣に座っていた40代位であろう女性からでした。(娘は左隣。)

 「主にインターネットです。インターネットには、良い面も悪い面もありますが、良い面としては、わざわざ図書館などに足を運ばなくても、様々な情報が集められますから。」

 全く予期していなかった、私個人への質問だったので、青山繁晴さん、櫻井よし子さんや金美齢さんといった、私が敬愛する方々の名前も出ず、かなりしどろもどろに答えてしまいました。

 「他にはいらっしゃいませんか?・・・・・。いらっしゃらない様でしたら、今日はこの辺で・・・。」

 「最後に一つだけ。」

 司会役の女性がシメに入ろうとしていましたので、すかさず挙手しました。

 (もういい加減にしてよ!)
 司会役の女性の表情が、そう語っていましたが、「発言を控えてください。」とは言われませんでしたので、発言してもいいのだろうと勝手に解釈し、

 「今回のような勉強会に参加させて頂き、誠にありがとうございました。また、発言もさせて頂いたことを、重ねて感謝いたします。その上で、皆さんにも考えて頂きたいのです。今回のテーマは『集団的自衛権』でしたが、やはり、『憲法9条』だけで論じることはできないと思います。『自衛権と9条』、『自衛権と9条以外の条文』、『9条と9条以外の条文』これらを考えなければ、どこかに歪みが生じます。それは、我々有権者一人ひとりが考えなくてはいけません。私と同じ日本国民こそ、この国の『主権者』であり、『最終責任者』なのですから。そして、立場を越えて、私たち日本国民どうし、開かれた『公平』な議論をしていきましょう。」

 と、述べました。
 (『日本国民』や『有権者』の部分は、在日対策もあり、かなり強調してしゃべりました。)

 すると、「議論の女性」から、

 「そうですね。私たちは『九条の会』ですけれども、9条だけにとらわれず、他の部分に関してももっと勉強したり、話し合いましょう。

 と、メンバーの方々に向けて仰って頂けたので、(あぁ、やっぱり来た意味があったなぁ。)と素直に嬉しく思いました。

 そして勉強会が終わり、皆さん一人ひとりに挨拶をし、「議論の女性」と、一対一で話をする機会をいただけました。
 謝意を表した上で、

 「九条の会のビラを読んでいて思ったのですが、ビラの中に『考える』や『考えよう』という文字が見当たりませんでした。『考える』ということを放棄させることは、カルト宗教がよくやる手法ですので、九条の会そのものがカルト宗教だという印象を与えかねません。それに、『人間は考える葦である』の言葉にあるように、考えていく事こそが重要だと思うのですが、いかがでしょう。」

 と、問題提起したところ、

 「あら、そうですか。気付きませんでした。どうしても自分たちだけだと、『気持ちを伝えたい、わかってもらいたい』の一心でビラを作ってしまうもので。確かに、あなたの仰るように『考える』というのは、大事なことですもんね。次のビラには、そういった言葉を入れる様に話し合いたいと思います。

 との答えを頂いたので、晴々とした気持ちで家路につきました。
 (社交辞令か、本心かは6月の宣伝活動で分かりますし。)

 「お父さんが怒ってたり、怖い顔してたら、わき腹ツンツンしてね。」
 と、娘にあらかじめお願いしてありましたが、無事、発動することなく終れて良かったです。

◇◇◇

 今回の勉強会の報告は以上です。

 私が出会った九条の会の方々は、氷山の一角に過ぎません。

 九条の会は、県から市へ、市から区へ、区から町へ、町から〇丁目へといった具合に、細分化し、「浸透作戦」をとってきています。

 九条の会オフィシャルホームページに
 「学校の中にも九条の会を作りましょう」
 と書いてあります。

 偏った思想を教育の場に持ち込むことは、親として絶対に阻止すべきだと考えています。

 彼らに問題提起をして考えさせ、議論していく事により、そういった「魔の手」に対してサボタージュを仕掛けることができ、「祖国の未来」について議論を深める事もできるので、一挙両得だと思います。

 もし、お近くで九条の会がビラを撒いているようでしたら、是非、彼らの会合に参加してみて下さい。
 ご自分が行けないのでしたら、信頼のおけるご友人に頼んで、その報告を聞くだけでも、十分に考えるための材料となるはずです。

 九条の会そのものも、反日勢力の氷山の一角なのでしょうが、

 「千里の道も一歩から。」
 「どんな所にも良心的な人はいる。」

 を信じて、祖国日本の真の独立を勝ち取るために、お互い頑張りましょう!


<追記>

 九条の会の方々の中で
 「安倍総理が『国会で議論させる』みたいなことを言っていたのに、全然議論させてないじゃないか。」
 といった議論をされていたので、

 「政府が国会に議論させるのではなく、国民が国会に議論させるのです。安倍さんであろうと共産党であろうと、政治家が一番大切なのは『票』です。まず、国民で議論して、『これは票になる』と思わせなくては、国会議員は動きません。まず、私たち日本国民が議論しましょうよ。」

 と、言ったところ、だまりこんでしまいました。

 ↑時系列的にどこに入るのか、誰が言っていたのか、全く思い出せなかったので本文に入れられませんでした。(T_T)


 _______________________________メール引用ここまで


 清水さん、渾身のレポートをどうもありがとうございました。
 すごく具体的な内容で驚きました。
 大袈裟でなく、まるで自分自身がこの勉強会に参加したような気分になりました。

 残念なのは、勉強会に参加してまで「平和」を守りたいと真剣に考えている方々であれば、軍事についても初歩的なことぐらいは予め調べておくのが普通だと思うのですが、今回参加された皆さんの中にはそういう方はいなかったようですね。

 私もたいがい軍事オンチなので人のことは言えませんが、それでも潜水艦のくだりでは脱力してしまいました。
 しかも、唯一返ってきた反応が「NHKでもそう言ってた」って…。

 あと、「議論の女性」が、尖閣のくだりで言われた「日本人って本当にお人好しだと思うんですけれど」という言葉には、申し訳ないのですがお茶を噴きそうになりました。

 「どこの国も日本を武力攻撃してきたりはしない」「外交で解決できる」という前提に立って物事を考える、つまり誰よりもお人好しな日本人であるはずの9条死守派の方から、そんな言葉が出ようとは!

 (ちなみに、お話に出た孫崎享さんの『小説』というのは、『小説 外務省-尖閣問題の正体』ではないでしょうか?)

 それはともかく、「アウェー」の状況であるにもかかわらず、冷静に、論理的に、そして公正に振る舞うことのできる清水さんは、本当に素晴らしい方だと思います。

 私だったらすぐキレてますわ。
 てか、それ以前にこんな場にそもそも行こうとは考えないでしょう(^_^;

140523-02poster.jpg

 清水さんのレポの最後の方にもありましたが、「九条の会」では、市区町村・丁目・学区、職場・学園に網の目のように、組織をつくることを目指しています。

 また、「九条の会」の中には、共産党が主導しているものも少なくないようです。

 実際、2006年1月の日本共産党第24回大会決議には、こんな文言があります。
 
 日本の良心を代表する各界の著名人のよびかけではじまった「九条の会」は、結成から一年半をへて、全国の地域、職場、学園、分野で、四千をこえる草の根の「会」が結成されるなど、めざましい発展をとげつつある。わが党は、この運動が、立場の違いをこえて広く発展するように、その一翼をになって積極的役割をはたす。

140523-03fude.JPG

 「正論」2014年5月号に、元日本共産党政策委員長の筆坂秀世さんの論説が掲載されています。

 それによれば、筆坂さん自身が、埼玉県のある市の「九条の会」のメンバーである共産党員から「九条の会」の運営について、

 「共産党の市会議員がしゃしゃり出て、『しんぶん赤旗』の拡大に利用するなどして困っている」
 「九条の会というものをまったくわかっていない」

 という嘆きを何度も聞かされ、また、別の「九条の会」では、集会の入り口に不破哲三氏(元共産党議長で現在常任幹部会委員)の著書がうずたかく積まれていたこともあったそうです。

 さらに、2005年1月に結成集会が行われた愛知県の「あいち九条の会」では、呼びかけ人に共産党を除名された人物が入っていたことに対し、共産党愛知県委員会副委員長が、「○○君を呼びかけ人に入れるのはまずい。外すべきだ」と主張したとのこと。

 他の呼びかけ人がその理由をただすと、「○○は反党分子だから」という趣旨の説明をしたため、そんな排除理由は問題外と退けられたそうです。

 こういうことが各地で起こっているようです。

 「九条の会」自体は、上下関係のない、横のつながりだけの組織ですが、共産党という政党は、労働運動であれ何であれ、「自分たちの支配下、コントロール下に置かないと安全できない体質」を持っているため、このようなことが起きるのだと筆坂さんは述べています。


※くっくりの記述箇所の参考文献:
 「正論」2014年5月号 筆坂秀世氏
 「全国に8000組織も!護憲の牙城、『九条の会』の素性」



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