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【東日本大震災-13】外国人から見た日本と日本人(39)

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※このシリーズの一覧(人物名と国名)を作ってあります。
 【一覧】外国人から見た日本と日本人
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[画像:映画「Pray for Japan」より]

「外国人から見た日本と日本人」第39弾です。

 震災編パート13となります。

 東日本大震災発生から3年。
 拙ブログの外国人から見た日本と日本人シリーズでは、これまで、東日本大震災に対する外国人の反応や日本人へのメッセージを紹介してきました。

 加藤恭子さんが編纂された「私は日本のここが好き! 特別版 親愛なる日本の友へ」からも過去にいくつか紹介してきましたが、未掲載のものがまだ多数ありますので、今回は本書からそれをできる限り紹介します。

※メッセージには日付のあるもの・ないものが混在しています。日付のないものが大多数ですが、それらも震災発生より数日~数週間内に書かれたと推測されます(本書の発行は2011年8月)。
※肩書き・年齢などはメッセージが寄せられた当時のものです。
※画像は一部を除きイメージです。

 
趙秀燕=中国人。女性。20代。大学院生。
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[画像:「3がつ11にちをわすれないためにセンター」様]

 今度の東日本大震災を通し、私は心を打たれました。
 日本人のマナーの良さ、冷静さに脱帽しました。

 あるニュースで見かけたことです。
 仙台市のわずかに営業しているスーパーの前に、住民が整然と列を作り、ものが散乱しているにもかかわらず、落ちている物を律儀に拾い、そして列に並んでお金を払って買い物をしたそうです。
 同じ情況で中国の場合では、おそらくまったく違う場面になるでしょう。
 私は改めて、日本人の凄さに感動しました。

 わずかでしたが、それでも力になりたい気持ちで、市役所で義援金と服を送りました。
 これからも被災地で頑張っていらっしゃる方々のために、役に立てることを考え続けていきたいと思っております。

エルンスト・クラース=ドイツ人。男性。60代。赤十字ベルリン病院外科教授。
 大切な友人である君たちを危険から守らなければならない。
 できることを言ってくれ、何か手伝えることはないか。

リシャイ・モハメド=スリランカ人。男性。30代。会社員。
 あなたと連絡がとれて本当に安心しました。
 日本が起こった津波によるひどい災害についてはこちらでも聞いています。
 あなたと、この災害による被害を受けた方々に心からお見舞い申し上げます。

 正直に言って、このような被害は日本に起こってはいけないことです。
 なぜならほとんどの日本人の方は、本当に心の優しい方ばかりなのですから。
 私の滞在中にも、大勢の日本人が助けてくださったことは忘れられません。
 日本の情況について、良いニュースを1日も早く聞けることを願っています。

氏名不詳=アメリカ人。男性。60代。3月15日。
 日本からの報道に圧倒されている。
 日本で何が起きつつあるのかをテレビで見ながら、心が張り裂けるようだ。
 みんなが日本からのニュースを見ようとテレビにかじりついている。
 涙ぐんでいる人もいる。
 原子炉の事故、これが大問題だ。

ホラス・ノブリン=インドネシア人。男性。60代。真珠養殖事業経営。
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[画像:「カメラのある日常」様よりTBS・3月11日夜の渋谷駅前]

 祖国のスマトラ沖地震では、日本の皆さんに慰められ、励まされました。

 3月11日、私は帰宅難民になりました。
 避難先のテレビで見た被災地の映像は、筆舌に尽くしがたい悲惨なものでした。
 津波の恐怖を一番知っている被災地の漁師の再建への意欲、そして戦争体験者の「日本は何もなくなったところから、こうして立ち上がったんだから、今度ももう一度がんばって造ればいい。造るよ、もう一回」という言葉に、私は日本人の辛抱強さ、東北人のねばり強さを感じました。

 「一緒にがんばろう、日本! 私の第二のふるさと!」

マリリン・シャルコ=アメリカ人。女性。60代。3月15日。
 地震と、それに続く他の複数の災害、そして多くの災害による痛ましい死亡者が出たという報道を見たり聞いたりして、私は深く悲しんでいます。
 あなたの国にとって、何という困難なときなのでしょう!
 あなたと家族が無事であることを願っています。
 あなたたちの誰かにとって、もし私が何らかの助けになることがあるならば、どうぞ知らせてください。
 私の思いと祈りは、あなたたちと、あなたの国とともにあります。
 愛とともに…マリリン。

氏名不詳=アルバニア人。男性。40代。会社経営者。
 元気ですか?
 あなたの大切な人たちも大丈夫ですか?
 どうか、私たちが、ずっとあなたたちのことを思っていること、日本人の人々のために祈っていることを忘れないでください。
 ニュースばかり見ています。
 そして、日本で起こっていることに胸を痛めています。
 いまはどんな情況ですか?
 自然の力をコントロールできないのは、本当に残念です。
 日本の人々を心から心配しています。

 東京の情況はどうですか?
 なにかできることがあったら、教えてください。
 私たちは喜んで最善を尽くします。
 私たちの支援によって、事態が改善する助けになることを願っています。

 アルバニアのよき友人より。

甑明子カテリーナ=ブラジル人。女性。40代。ポルトガル語相談員。
 日本人は強い心の持ち主。
 我慢強い、でも、我慢しすぎだよ!
 もっとあまえて、迷惑だってかけてかまいません。
 逆にかけてほしいです。
 絶望しないでください。
 つらいかもしれないけど、絶望しないで。
 誰かがあなたを必要としている!
 頑張れる日本が好き!
 日本が復興するまで一緒に頑張っていくからね。

氏名不詳=アメリカ人。男性。60代。
 あなたとご家族が安全でありますように。
 日本にとって最も困難な年になってしまいましたね。
 自然と原子力が作り出した悲劇的な結果を見続けています。
 日本人がこのひどい苦難に耐えている姿に尊敬を覚えます。
 私たちがあなたたちのことを考えていること、そして、日本が再興する力をもってくれるように祈っていることを知ってください。

周少軍=中国人。男性。30代。会社員。
 地震が起きた3月11日、私は埼玉県にいました。
 工場では電気盤が倒れ、倉庫の荷物もばらばらになり、周辺の民家の瓦が崩れた…。
 会社にも家族にも連絡が取れず、来日10年の中で経験したこともないことが起きて、一瞬、どうしようかと思いました。

 この情況から脱出できたのは、周りの日本人の助け合いと落ち着きでした。
 先方の社長さんは地震の直後、すぐ工場の従業員を集めて避難を指示したり、停電となった交差点で車の誘導を行ったりしました。
 その後、自分の工場が被災したにもかかわらず、自ら車で私たちを都内まで送ってくださいました。
 途中、ある信号のところで、地元の住民が地震で故障した信号を手動で動かし、車を誘導する光景を見ました。
 彼らのお陰で渋滞せず都内に向かうことができました。

 当然ながら、被災地では空き巣などの事件が起きましたが、全体から見ると社長さんや地元の住民のように、震災の最中に自分のことより周りの人を助け合う日本人の姿に、感心しました。

〈中略〉当然、復旧活動が一日も早く行われなければなりません。
 しかし、その前にこのような社会になったのは我々自身のせいではないかと考えなければなりません。
 なぜなら、我々が過剰な便利さを追求した結果は莫大な電力を需要し、原子力という悪魔と契約をしました。
 中国でも過剰な便利さを追求する傾向が出始めて、このまますると第二、第三の原発事故が起こるのは間違いないと私は思います。
 今回の震災を契機に社会スタイルをもう一度見直したほうがよいのではないかと感じました。

蔡博宇=中国人。男性。20代。会社員。
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[画像:時事通信>自転車通勤が急増-仙台(2011年3月25日)]

 電車が7割止まっているなか、タクシー、バスなどあらゆる手段および方法を使って、仕事に向かう日本人のサラリーマンの姿が目に映る、震源地から数百キロ離れているとはいえ、余震、原発などといった危険に脅かされるなか、皆、依然、仕事に向かっていた。

 私はこの日、会社に1時間近く遅刻して到着した。
 エレベーターを待っている最中に、日本人の同僚と雑談。
 「電車止まっていますね、明日も会社来るのかな?絶対遅刻するよ」
 と私は嘆く。
 「そうだね。明日は自転車で来ようかと思っているんだけどね。じゃないと、間に合わないから!」
 と日本人の同僚は答えた。
 私は、同僚の言葉に感心した。
 「自転車…」

 「勤勉」――日本人を表すもっとも適切な表現であると、今回の大震災を通して思った言葉。
 こういった勤勉な態度が日本の企業を支え、先端的な技術を生み、素晴らしい日本製の商品を世に送り出しているのである。
 また、この「勤勉」が戦後の日本の高度経済成長を語る証拠であると改めて感じさせられた。
 そして、再び、この「勤勉」により、日本の再復興はそう遠くないと確信している。

アンニャ・ホップ=ドイツ人。女性。新潟大学教育開発研究センター助教授。
 母国のドイツから帰国を強く求めるけれど、私はこの愛する人のいる美しい国に、できることをするために、留まる。

譚君怡=台湾人。女性。20代。大学院生。
 地震の後、一つになっている日本を見てとても感動しています。
 日本はきっとすぐ復興するでしょう。
 台湾の人々はとても日本を応援しており、日本の皆様と一緒にいますので、ぜひ頑張ってください。

氏名不詳=中国人。女性。40代。会社員。
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[画像:SAPIO 2011/4/20号]

 このたび日本の東北地方を中心に、日本国内観測史上最大のマグニチュード9.0の大地震に被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 この深い悲しみの中で、取り乱すことなく助け合い、秩序ある対応をしている日本民族の雄々しさに、深く胸を打たれています。
 きちんと出社し、精一杯頑張っている仕事ぶりに感心しております。
 これからも皆様が相携(あいたずさ)え、いたわり合って、この不幸な時期を乗り越えることを衷心(ちゅうしん)より願っております。
 いつでもけっして希望を捨てることなく、どんなに苦しくても、明日からの日々を生き抜いてくれるよう頑張ってください。
 大変な時期に心身ともお疲れになると思いますが、皆さま、くれぐれも体に気をつけてください。
 一日も早い復興を切望しております。

氏名不詳=サウジアラビア人。男性。50代。元ホテルマネージャー。
 友人よ、こんにちは。
 私たちは心配しています。
 あなたと日本の人たちが無事でいることを願っています。
 いつも神が共にあります。
 サウジアラビアで、私たちはあなたとあなたの国のことを考えています。
 中東には多くの問題がありますが、いまは、あなたの国の状況を、心配しています。
 神が日本を安全にしてくださいますように。

金英姫=中国人。女性。30代。料理店経営。
 原発事故発生後、娘のことが気になり、名古屋へ行きました。
 娘だけを中国を行かせようとしましたが、娘はこういうときこそ親と一緒にいたいとのことで川崎に戻りました。
 正直地震への恐怖感と原発事故への不安感は今も外国人だけでなく多くの日本人も持っていると思います。

 しかし、すべてをなくしても頑張っている被災地の人々のことを考えると心が痛くなり、自分には何ができるかを考えました。
 立派なことはできなくても本当に自分ができることだけをやればいいと思いました。
 皆さんと同様に義援金(娘はバイトで稼いだ金を自分で振り込んだので嬉しかったです。)を振り込んだり、避難に来ている人にギョーザを作って届けたり、産地など気にせずに野菜を買って食べたりです。
 野菜に関しては正直原発周辺の産地は控えました。
 しかし、風評被害はさらに被災地を苦しめることになる。
 また有り難いことに当店のお客さんは誰一人も産地のことを聞きませんでした。
 当店のお客は日本人も外国人も素晴らしいと思いました。

 これから自分にできることは、来店された外国人、特に中国人が不安にならないように心がけて接することです。
 一人ひとりが普段の生活リズムを取り戻し、被災地の気持ちになって、それぞれの立場で頑張れば一日も早い復興につながると思います。
 私たち在日外国人も日本人の気持ちになって一緒に頑張りましょう。

楊嘉祥=中国人。男性。20代。大学生。
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[画像:朝日新聞>屋根上で3週間漂流の犬、飼い主のもとへ 気仙沼(2011年4月4日)]

 私は日本に行ったことがないので、日本に関する情報は中国のメディアでしか得られません。
 そこに印象深いエピソードがありました。

 それは、日本の海上保安庁が宮城県気仙沼市の失踪者を捜索していたとき、偶然に3週間ずっと漂流していた1匹の犬を助けたこと。
 犬は当地の動物保護機構に収容され、4日後にテレビを見た犬の飼い主が、保護機構に連れ戻しにきた。
 犬と主人が再会し、その瞬間私は深く感動した。
 災害を越え再び会えることが、誰にとっても大切で大切でならなかったことだと実感した。

 日本の皆さんも1日も早くこの大震災を乗り越え、家族と親友が会えることをお祈り申し上げます。

李仲愷=中国人。男性。50代。IT企業経営者。
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[画像:日経新聞>交通マヒ、徒歩帰宅してわかったこと(2011/3/25)]

 3・11の大震災には、本当に驚きました。
 来日間もない妻は、あまりの恐ろしさに外に飛び出し、近所の光が丘公園に避難しました。
 会社にいた私は、駒込駅から東武東上線の成増(なります)駅まで歩き帰宅しましたが、日本人の整然とした歩き方やマナーの良さや落ち着いた行動には、たいへん教えられました。
 中国では、きっと大混乱が起こったでしょう。
 学ぶべきこと多い大震災です。

ピーター・ミルワード=イギリス人。男性。80代。神父。上智大学名誉教授。
 最近の東北地方の災害は、日本人の忍耐力と他人への思いやりを、世界中の人々へなんと見事に伝えたことか!

ロイック・レトレ=フランス人。男性。30代。ネスレネスプレッソ株式会社社長。
 東北地方太平洋沖地震で被災された皆さまとそのご家族、そしてすべての日本人の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
 わたしは日本は必ず復興すると信じています。
 なぜならこの国は、強靱な産業に加えて、津波や地震ではけっして壊されない豊かな資源を持っているからです。
 それは日本の人々です。
 日本人という復興の要が日本にはあるのです。

 わたくしの他にも、日本に残る選択をした外国人がたくさんいます。
 われわれを引き留めたのは、日本への愛と希望です。
 われわれが日本の再生と復興を信じているのと同じだけ、日本の人々もそれを信じて立ち向かっていくと思っているからです。
 この思いでわれわれはひとつであり、いま一緒に、この国の復興に必要な変化の歩みを進めていきたいと思っています。

宋静雯=中国人。女性。30代。元留学生。
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[画像:朝日新聞>震災直後の鉄道運転再開、どう判断 国交省、首都圏調査(2011年4月23日)]

 この災難を知ったとき、私はちょうど用事でシンガポールに滞在していた。
 ホテルのテレビからアメリカのABCや日本のNHKの番組で地震直後の震災地の様子を見ることができた。
 岩手県地域の瓦礫を巻き込んだ津波に襲われた惨状が生々しく放送されていた。
 後に、私がよく知っている東京の映像も入ってきた。
 映っていたのは確かに、よく行ったことのある新宿の街だった。
 たくさんの人々がバスターミナルに長い行列で並んでいる映像だった。
 地震の直後の様子を目の当たりにして、怖いと感じた。
 高層ビルから下りて避難してくる人々。
 大勢の人の波となって、しかし混乱状態でなく、互いに話すでもなく、それぞれがただ情況を推し量りながら、何かを待っているようだった。

 しかし、かえって日本から遠く離れている私には、そうした光景は目を覆いたくなるほど悲しく感じられた。
 胸を痛め、混乱する自分を知った。
 身をもって震災を経験できない私にとって、日本の人々の冷静な姿を見て、驚愕と同時に愛おしく感じずにはいられなかった。

 帰国せざるを得ない事情があって、日本には3年間しか滞在できなかったが、日本での生活を通して私は日本の空気を体得し、押さえきれない懐かしさが胸いっぱいにこみ上げてくる。
 こんな私のような中国人から日本の人々へ応援メッセージを心を込めて送りたい。

 ガンバレ、日本!

ジュリアン・ヴィグ=フランス人。男性。20代。元留学生。
 あなたの価値ある国を復興させるべく、戦い続けてください。
 あなたたちの勇気は、日本でも、海外でも、尊敬の念を引きおこしています。
 私はあなたたちに、私の心からの想いとはげましを送ります。
 そして、間もなくこの両腕で、援助のための何かを試みるつもりです。
 では、イシノマキで!

中方建治=中国出身日本に帰化。男性。50代。会社員。
 今回の大震災では、日本人の素養の高さを世界は知りました。
 危機や難局に直面したときの日本人の冷静さ、謙譲の精神は見事であり、敬服に値します。

 中国で同様の情況が起きたら、人々はパニックになり、我先にと逃げ出す者が続出するでしょう。
 現に、3月11日以降、早々と日本を出国した中国人は少なくありませんでした。
 日本社会のように人々が冷静に事に当たり、自分より他人を先に逃がすような振る舞いは私たちには到底できません。

モハメド・ソヘル・メマン=パキスタン人。男性。40代。店舗経営。
 日本人の忍耐力、やる気、強い精神力を尊敬します。
 過去の何度もあった戦争、地震、大きな災難にもあなたたちはいつも打ち勝ってきました。
 僕はあなたたちの力を信じています。
 きっと明るい未来をつくる。

田丸メリー・ルイス=アメリカ人。女性。70代。元麗澤大学講師。
 3月11日、私は川越にいました。
 JRで流山(ながれやま)市の自宅へ向かったら、東川口駅で地震。
 しばらく車内にいたら、すべての電車がもう動かないというアナウンス。
 駅の外へ出たけれど、人混みの中でどうしたらいいのかわからない。
 困っていると「大丈夫ですか?」という声がしたのです。
 振り向くと、中年の女性と、その後ろに年配の女性。
 わけを話すと、「私の家にお泊まりになりませんか?ここから一駅歩けばいいのですから」と、中年の女性。
 もう一人の女性にも、彼女は声をかけたのだそうです。

 まったく知らない女性二人を連れて、彼女は歩き出しました。
 途中のコンビニで食料を買って、彼女の家に着いたのは、夜の9時でした。
 家には彼女の母と娘がいました。

 知らない帰宅困難者たちを家に泊める――私自身には到底できない親切です。
 強く感動した、思い出に残る一夜でした。

アルフォンス・デーケン=ドイツ人。男性。70代。上智大学名誉教授。
 日本は再生する力のある国、世界は見ている。

童澄教=中国人。男性。70代。上海交通大学教授。
 私は理工系の研究者ですが、日本の大学との共同研究や企業での研修で、日本に数年間滞在したことがあります。
 そのため、日本の人々と日本社会について理解しているつもりです。
 今回の大震災と原発事故は、たいへんに不幸な出来事ですが、日本が着実に復活することは私には容易に予測できます。

 理由は、国際的に評価の高い特許など科学技術の部厚い蓄積があるだけでなく、科学技術を開発できる元となっている国民一人ひとりの潜在能力・原動力が、例えば私たち中国人と比べて相当に奥行きが深く、2、30年は水を開けられていると私は感じているからです。
 この点はあまり意識されていないようですが、そうした人間力の質と量いかんは国の復興にとって決定的に大切です。
 大震災で壊れたのは港湾や道路や家屋などハードの器であって、人間力というソフトは健在ですから、日本は必ず着々と復活します。
 潜在能力による復活力を止めることはできません。

叶吟捷=中国人。女性。20代。会社員。
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[画像:「一条真也のハートフル・ブログ」様]

 大震災後、仕事帰りで久々に銀座の街を歩きました。
 節電のため、レストラン以外の店はみな6時前に閉めました。
 あんな暗い銀座は初めて見ました。
 原発事故から、町中の人たちがマスクをつけるようになりました。
 あんなに暖かくいい天気で、まぶしいくらい輝いている太陽の下で、原発の恐怖を感じています。
 本当に悲しくなりました。

 でも、私はこう思います。すべて悪いことではない。
 こういう危機的な状況で、世界各地の人に日本の発達大国のあるべき姿、強くて優しい日本人の本来の姿を見せることができたと思います。
 福島で原発と戦っている東電の職員、自衛隊はもちろん、一般市民の対応も素晴らしいと思います。

 震災時に、JRなどの交通手段がない状態で、秩序よく、静かに帰宅する姿を見ました。
 私は大震災の日に地下鉄南北線に乗って帰宅しました。
 その日の南北線は今まで乗ったなかで一番混んでいる電車でした。
 満員電車なのに、とても静かでした。
 駅員さんの指示の声しか聞こえませんでした。
 皆協力し合い、なるべく周りに迷惑がかからないよう気配りして、自分の辛さを耐えたと思います(電車のことのみならず)。

 もし同じことが中国で起きたら、どうなるか私は想像ができません。
 きっと、本来の災害より、後の人為的な災害の方が大きい感じがします(ちょっと中国人には失礼ですが、事実だと思います)。

〈中略〉今回の大震災は、中国で大きく報道されました。
 すでにご存じかもしれませんが、中国人はみな日本人の冷静さに敬服し、昔のデモデモなどの騒々しい雰囲気が一気になくなって、日本人の味方になっています。
 「自分の国で同じ災害に遭遇するときには、日本人のようにありたい」とは、多くの中国人のコメントです。

 危機的な状況はまだまだ続くかもしれないですが、すべての日本人、日本にいる人はそれを受け入れる覚悟ができ、震災後の復興に向ける準備ができていると思います。


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 この時メッセージをくださった外国人の方々は、今も東日本大震災のことを覚えてくださっているかしら?

 ……と何気に書いた瞬間、じゃあ私はどうなんだろう?と。

 正直に申しますと、私は被災地から遠く離れた場所(大阪)に住んでいることもあり、もはや日常の中で震災のことを思い出すことはほとんどありません。

 同じ日本国民でありながら、申し訳ないことです。

 被災地の復興はまだまだ道半ばです。
 あの日から時間が止まったままの方が大勢おられます。

 避難されている方もまだ26万人以上(2月10日現在)おられるそうです。

 集団移転が進まない地域もたくさんあるそうです。
 資材などの工費高騰、建設業界の人手不足、それらから来る入札不調……。

 下記記事を見ると、がれき処理やインフラ整備は進んでいるものの、それ以外はまだまだ進んでいないことが分かります。

復興住宅「2%」漁港は「37%」……数字で見る「震災復興」(THE PAGE2014.3.9 19:00)

 福島第一原発の廃炉作業も、私が生きているうちは完了しないかもしれません。

 自分の無力さを改めて痛感しますが、少しでも風化を食い止めるため、せめて毎年3月11日前後には震災関連の記事をUPしていこうと思います。

【日本赤十字社】東日本大震災義援金を受付けています
【受付期間再延長:平成26年3月31日まで】

 http://bit.ly/13zL50T



 これをオチに持ってくるのはどうだろうかとも思いましたが、こんなひどい輩がいることも同時に皆様に知っていただきたいので、あえて最後に添えておきます。


 あ、そうそう、もう1点。

 11日の政府主催の追悼式に、韓国が2年ぶりに出席するそうです。出席する李丙ギ(イビョンギ)駐日大使は、「政治と震災犠牲者の慰霊は別次元の話だ」と周囲に語っているそう。日本との関係を改善したいんですかね?

 ちなみに支那は、台湾の扱い(2013年から日本政府が台湾を「指名献花」に加えたこと)について反発しているため今年も欠席のようです(以上、読売新聞2014年3月9日12時38分)。


 ……というわけで、第40弾につづく……!?



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※参考文献
・加藤恭子編「私は日本のここが好き! 特別版 親愛なる日本の友へ」

※拙ブログ関連エントリー(震災関連から抜粋)
11/4/2付:天皇皇后両陛下が避難所ご訪問 このような方々を戴けた日本人の幸運
11/4/4付:独特の災害史観を持つ日本人は何度も立ち向かい乗り越えてきた
11/4/23付:画像で見る東日本大震災 - 希望 -
11/4/28付:「アンカー」福島第1原発構内と所長を青山が取材 最大の問題は5・6号機
11/5/2付:3月11日に天皇皇后両陛下がなされた事
11/5/21付:-言葉の力 - PRAY FOR JAPAN&朝日新聞縮小版東日本大震災
11/6/18付:保守系識者諸氏が見た震災(2)
11/9/10付:自衛隊を鼓舞した被災地の子供たちの手紙
11/9/20付:後世へ残したい!陸前高田の女子高生の震災体験談
12/3/12付:震災1年で陛下のお言葉…これからも被災地に心を寄せていきましょう
13/3/11付:震災から2年…陛下のビデオメッセージ放映までの経緯(付:政府式典に反対する団体・WBC台湾戦の震災義援金感謝プラカード)
13/3/12付:東日本大震災2周年追悼式の陛下のおことば(付:今年は「起立」あり・震災当日の両陛下(再掲))

※拙ブログ関連エントリー
【一覧】外国人から見た日本と日本人

※拙ブログ関連エントリー(「外国人から見た日本と日本人」から抜粋)
11/3/15付:【東日本大震災-1】外国人から見た日本と日本人(22)
 アメリカ、中国、韓国、ロシア、イギリス、インド、ベトナム、パキスタン、台湾、トルコ、ポーランド、その他(カナダ、チリなど)
11/3/22付:【東日本大震災-2】外国人から見た日本と日本人(23)
 アメリカ、台湾、チベット、中国、韓国、シンガポール、インドネシア、バングラデシュ、タイ、パラオ、リトアニア、ロシア、クロアチア、アフガニスタン、オーストラリア、フランス、スペイン、カナダ、イギリス、イスラエル、ドイツ
11/3/28付:【東日本大震災-3】外国人から見た日本と日本人(24)
 アメリカ、台湾、韓国、中国、香港、ロシア、モンゴル、タイ、スリランカ、パキスタン、ペルー、ブラジル、パラグアイ、イギリス、エジプト、ギリシャ、マレーシア、メキシコ
11/4/16付:【東日本大震災-4】外国人から見た日本と日本人(25)
 アメリカ、イギリス、中国、フィリピン、タイ、インドネシア、ロシア、セルビア、ポーランド、イタリア、チュニジア、その他(韓国、マレーシア、カナダなど)
11/4/25付:【東日本大震災-5】外国人から見た日本と日本人(26)
 アメリカ、グルジア、トルコ、エジプト、台湾、タイ、パキスタン、モルディブ、クウェート、サウジアラビア、カタール、イタリア、フランス、ブラジル、パプアニューギニア、その他(フィリピン、スペイン、ベトナム、シンガポール、スペイン、ドイツ、スロバキア、イギリス、アイルランド、中国、スリランカ、インド、ウクライナ、ロシア、インド)
11/6/6付:【東日本大震災-6】外国人から見た日本と日本人(27)
 モルディブ、インドネシア、パプアニューギニア、タイ、台湾、チベット、ウイグル(東トルキスタン)、中国、アメリカ、オーストラリア、フランス
11/7/11付:【東日本大震災-7】外国人から見た日本と日本人(28)
 アメリカ、インドネシア、台湾、中国、ロシア、イギリス、フランス、デンマーク、ギリシャ、ルーマニア他、カナダ
11/8/6付:【東日本大震災-8】外国人から見た日本と日本人(29)
 アメリカ、ドイツ、イギリス、エチオピア、スウェーデン、香港、中国、台湾、その他(オランダ、南アフリカ)
11/10/18付:【東日本大震災-9】外国人から見た日本と日本人(31)
 ドイツ、トンガ、マリ、エチオピア、モルディブ、アメリカ、イギリス、スペイン、韓国、イラン、ネパール、中国、台湾
12/1/7付:【東日本大震災-10】外国人から見た日本と日本人(32)
 アメリカ、イギリス、台湾、カナダ、トルコ、ブータン、イタリア、レバノン、他
12/3/17付:【東日本大震災-11】外国人から見た日本と日本人(33)
 イギリス、アメリカ、スウェーデン、メキシコ、カナダ、イスラエル、台湾、スイス、オーストラリア、ウクライナ、インドネシア、シンガポール、ジャマイカ、ドイツ、他
13/3/18付:【東日本大震災-12】外国人から見た日本と日本人(36)
 台湾、パレスチナ(ガザ)、イラク、エジプト、南アフリカ、インドネシア、マレーシア、EU、ウクライナ、イタリア、アメリカ、キューバ、オランダ、他


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