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「アンカー」防空識別圏で中国の狙いは尖閣共同管理&徳洲会事件の本丸とは?

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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■12/4放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

中国軍・対日戦略の真相を青山がズバリ!

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 前半のキーワードは『パンダ・ハガー』。
 米バイデン副大統領との共同会見、バイデン氏のある発言のところで安倍総理の表情が険しくなりました。中国の防空識別圏設定の本当の狙いは「尖閣共同管理」で、アメリカもそれに寄り添っている!?

 後半のキーワードは『外堀と本丸』。
 徳洲会事件の捜査の行方。捜査のターゲットになっている本丸とは実は猪瀬都知事ではなくて…。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
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 内容紹介ここから____________________________
 
(「安倍総理と米バイデン副大統領が会談、中国防空識別圏『黙認せず』で一致」のニュースのあと)

岡安譲
「このニュースに関しては、このあとの“ニュースDEズバリ”のコーナーで青山さんに詳しく、解説していただこうと今日は思っていますが」

青山繁晴
「うん、まず、申さねばならないのは、今のニュースに出てきた、日本の報道ぶりも、それから、中国の報道ぶりも、両方違うってことです」

岡安譲
「両方違うんですか」

青山繁晴
「はい。えー、日本の一般的な報道ぶりは、明らかに楽観的に過ぎます。実はこの、バイデン・安倍会談は、非常に要注意な、ある種ショッキングな部分も含まれている。で、それまずね、実はあの、この『アンカー』でよく、ニュースには尻尾があると、視聴者の方にも一緒にその尻尾をつかみましょう、ご自分の頭で考えていただく、よすがにして下さいと申し上げてるんですが、これ、バイデンさんと安倍さん、昨日の夕方から夜にかけて会談して、えー、そしてけっこうもう遅い時間になってから、共同記者会見さっき(ストレートニュースで)やったわけですよね。その時の、安倍さんの表情に出てるんですね。ちょっと出していただけますか」

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青山繁晴
「ちょうどバイデンさんが、この危機管理メカニズム言ってる時に…」

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青山繁晴
「ほら、ほら。ほらほらって言ったら悪いんですが、あーあーという、はい、今の目の表情、あの、日本を率いる総理ですが、その、安倍さん(笑)、あの、正直に、いい意味で、言ってもいいんですが、正直に表情に出たと思いますね。はい。そこの部分に少し、総理として、疑問・懸念があると、いう表情ですね」

岡安譲
「あ、その目の落とし方だったんですね、あの表情は」

青山繁晴
「でも。だからと言って、その、中国の共産党系の新聞が書いてるように、まあ、はっきり言って喜んで書いてる通り、アメリカは日本の要求はねつけた、とかそんなことは全くなくてですね、えー、日米同盟は今回の問題に対して、しっかりしてるんですけれども、じゃあその、真実はどこにあるかってことなんですね。それを皆さんと一緒に考えていくんですが、えー、今日そのための最初のキーワード、これ史上初めて、えー、僕と村西利恵ちゃんの合作なんです」

岡安譲
「合作(笑)」

青山繁晴
「はい」

岡安譲
「楽しみだなぁ」

青山繁晴
「これです(フリップ出す)」

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岡安譲
「『パンダ・ハガー』(笑)。このパンダの絵が、村西・作ですか」

青山繁晴
「そうです」

村西利恵
「ほんと申し訳ないです(笑)」

青山繁晴
「僕も描いたんですが、なぜか僕の絵はいったん却下されて(一同笑)、あの、利恵ちゃんの方が採用されたんですが、これあの、ここに書いてる、これあの、ま、イギリス人にとってはこの英語分かんないと思いますが、アメリカの軍部の中で語られてる英語であって、これ『アンカー』でやりましたよね(一同同意。10/9放送分)。えー、僕は先に、ハワイの、アメリカ太平洋軍司令部、そして太平洋艦隊司令部に行った時に、このPanda-Hugger、ね、米語で言うとPanda-Hugger、要するにパンダにしがみつく人、そういうのが米軍の中に、いるようになってしまったんだと。誰がどういうふうに誰を指して言ったか、っていうのは、拷問されても言いませんが、このまま棺桶に持って行きますけれども、その約束の上で、軍の内部から、そのPanda-Huggerっていうものがいて、中国の工作が、アメリカ軍に対してすら行われてると、いうことがありました。それが実はこの、バイデン・安倍会談にも影を落とし、でもだからと言って、中国の工作が成功しているわけでもないと。その上で、我が日本、自立した日本として、何をすべきかっていうことを、今日皆さんと考えたいと思います」

岡安譲
「分かりました。CMのあと、青山さんの解説です」

(いったんCM)

岡安譲
「昨日の夜、行われた安倍総理大臣とアメリカのバイデン副大統領の会談。これ青山さんは、要注意だと、いうふうにおっしゃいました。一体どういう部分を要注意して見ていかなくちゃいけないんでしょうか。青山さん、よろしくお願いします」

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青山繁晴
「はい。えー、昨日、アメリカ副大統領のバイデンさんが日本にやって来たんですが、これあの、本当はもともとの狙いは、たとえばTPPで、アメリカに有利な交渉をしたいとか、いうこともあったわけですけれども、その時期に、合わせるかのように、中国が、私たちの尖閣諸島の上も含めた勝手な防空識別圏を設定してしまったんで(一同同意)、えー、これは、どうしても、中心の話はその、防空識別圏をめぐって日米が、どうしましょうかって話になったわけですよね。で、これ、日本のメディアは、まあ今朝の朝刊、そしてテレビニュース、ラジオニュースも全部合わせてですね、概ねは、日米同盟を再確認した、えー、中国の防空識別圏を黙認しないってことで一致したな、一致しましたね、良かったねと、良かったなあっていう感じで報道してるんですよね。ところが、実は大きな、懸念、心配事と言わざるを得ないのが、2つあるんです。まず1つめです。はい、出して下さい」

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村西利恵
「昨日のバイデン副大統領と安倍総理の会談後の会見で、バイデン副大統領は、中国側に、事故や誤算が起きかねないことへの懸念を、具体的に提起すると話しました」

青山繁晴
「これ、あくまで懸念なんですよね。懸念を中国側に示すっていうことは、つまりどういうことかというとこれです」

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村西利恵
防空識別圏の撤回は要求しない

青山繁晴
「はい。これ事前に日本の安倍総理は、撤回を要求しようということで、考えはっきり固めてました。で、実際に、公表ぶりはともかくとして、この実際の会談の中で、安倍総理は、一切を撤回させねばならないっていう、日本政府の意志を、明示しました。ところが、バイデンさんとそこは一致できずに、結局、懸念を日米が示すということで、共同記者会見にも、なったわけですね。ところが、先ほど言いました、中国がそれで喜ぶ話じゃないというのはですね、だからと言って、そのアメリカがずるずる後退したわけじゃなくて、これ懸念を具体的に提起するっていうのは、何を言ってるかというと、防空識別圏、中国みたいな国がいったんセットをしてしまって、それ撤回しろと言っても、現実には無理だから、運用させないと。つまり、運用っていうのはですね、この、識別圏を作ったら、作っただけじゃなくて、口で言うだけじゃなくて、実際に自衛隊機や米軍機がそこを飛んでたら、中国の戦闘機がスクランブルかける。ね。あるいは、もっとひどいことに中国は、その、ひょっとしたら、民間機にも何かするかもしれない。これ自体、本当は、中国は何も分かってない証拠であって、防空識別圏ってのは領空じゃなくて」

岡安譲
「そうですよね」

青山繁晴
「あくまで識別するだけですから、その、たとえば民間機に対してどうこうってそもそもあり得ないんですが、そういうことを、そういうことは一切させない。行って無駄な撤回は言わないけれども、具体的に提起するっていうのはですね、そういうことはやらせないっていうことをバイデンさんが、これ、あと1時間ぐらいで習近平さんと会見するんですが、少なくともバイデン副大統領から日本側に説明したのは、アメリカは習近平・中国国家主席に対して、直接、運用は一切認めないってことを、言いますと、いうことを約束して行ったんです。1時間後の会談、を、改めて私たちは見つめきゃいけないですけれども、中国が喜んで報道してるような、中国共産党系の機関紙が言ってるような、中身ではないんです。だからそういう意味では、この1つめの心配事は、ある意味、ま、ギリギリ、日本側としても我慢できる範囲内なんですよ。だからさっきの安倍総理の表情にしても、この話の時には、ああいう、こう、目の動きにはなってないわけですよ。ところが皆さんさっき見ていただいた、安倍さんが普段は見せないような、特にああいう席では見せないような目の表情に、ちょっとこれはどうかなっていう表情に、少なくとも僕には見えました。僕はもともと共同通信の政治部記者ですから、安倍さんがまだお父さんの安倍晋太郎外務大臣の秘書をしてた頃から当然存じ上げてます。これは僕が、別に仲いいって話をしてるんじゃなくて政治記者ですから当たり前です。でも、その頃から見てきた感じからすると、あの目の動きは、やっぱり表情があるんですね。で、それは何を話してた時か。はい、改めて見ていただくとこうです」

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村西利恵
「それがこのバイデンさんの発言です。『不測の事態が起きるのを回避するため、日中で危機管理メカニズムの構築が必要だ』

青山繁晴
「これ、今朝の日本の新聞や、あるいはラジオ・テレビの報道でここに注目した報道は、僕、全部見ましたけどほとんどなかったですね。それどうしてかというと、一見普通のことを言ってるように見えるじゃないですか。ね。その、変なことが起きないように、ちゃんと日中で、危機を管理するメカニズムを作ってくれ、システムを作ってもらったり、あるいは、いざという時に連絡が取れるようにして下さいねって、コミュニケーションってさっき言ってたでしょ? それ当たり前に見えるでしょ? これ当たり前じゃないんですよ。これ実はとんでもない発言であって、これ何でとんでもないかというと、中国が主張してることと、言葉までそっくりなわけです。ね。で、そのことは、もう少しあとに改めて見ますが、まずこれが、何で問題なのかを考えていただくために、こういう、報道されざる実態を見て下さい。はい、出して下さい」

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村西利恵
「自衛隊の士官によると、『中国は、自衛隊機や米軍機の動きそのものが把握できていない。スクランブル以前の問題だ』

青山繁晴
「はい。これ、あえて自衛隊士官という、今まであんまり使わなかった言葉を使ったんですけど、ま、別に防衛省幹部でもいいんですよ? しかし今回は東京市ヶ谷の防衛省の本省だけじゃなくて、えー、まあ今回っていうか最近僕はなるべく最前線の、航空、特に航空自衛隊の基地に出ていって、そこの戦闘機乗りであったり、戦闘機乗りっていっても指揮官ですね、戦闘機隊を指揮する人、あるいはそこの司令官その他、そういう方々に、全部士官ですけど、最近特に会うようにしてます。現場に行ってですね。で、そこで何が分かったかというと、実は中国が防空識別圏を設定したために、むしろ我が自衛隊に重大な情報が入ったんですよ。というのは、中国はレーダーの性能や、あるいは中国も、早期警戒機っていうね、あの、電子戦、電子の戦いに使うような飛行機をいちおう、持ってるんですけど、ほとんど役に立ってなくて、あの設定した識別圏で、自衛隊機や米軍機が普段通り飛んでるんですが、それ自体、把握できてない(一同ざわ)。スクランブルっていうのは、中国の戦闘機が、緊急発進することですが、それ台湾の国防大臣が、いや緊急発進してるって言って、日米が何言ってんだ、そんな事実はないと。事実ありません。嘘です。ね。嘘ついてるだけじゃなくて、それ以前に、動きが把握できてないから、スクランブルの発進のしようがないんです。はい。ということは、これは中国が今回、いわば焦ってこれをやったために、自衛隊にも何が分かったかというと、あるいは米軍にも何がばれたかというと、これです」

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村西利恵
中国には、防空識別圏を運用する能力がない

青山繁晴
「はい。で、これ実は、これも改めて、特に、僕の知る限り日本側に分かってきたのは、中国人民解放軍、これ、あの、実は、かなり冷静な軍事組織です。ね。それはたとえば、北朝鮮の朝鮮人民軍とまた少し、体質が違ってて、かなり冷静なんですよね。で、その冷静な中国人民解放軍は、これが、自分でよく分かっていた」

岡安譲
「ほう、能力がないことは分かっていた?」

青山繁晴
「分かっていた。やってみたらできなかったんじゃなくて、最初から分かってるのにあえてやった。それは一体なぜなのか。実はその謎解きを、日本政府は、実はアメリカと違うルートですでに行っていたことが、最近僕に分かりました。それ何かというと、これなんです」

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村西利恵
「情報当局者によると、『去年秋に、中国人民解放軍・総参謀部の、対日作戦計画書を入手した』

青山繁晴
「はい。これあの、もちろん、一人だけ、シルエットにしてますが、そんなことはなくて、あの、そんな人はいませんから、たくさんの情報を総合して言ったんですが、最終的にこれが確認できた時に僕は椅子から転がり落ちたんです。それは、日本の情報収集能力が、ある程度、前進したということであってですね、えー、そして、アメリカのルートじゃなくて、独自ルートに、よってそれを取った。で、ちなみにこれ、秋。誰も秋しか言ってくれないから。えー、僕は当然、秋ってのは9月ですか10月ですか11月ですかって言ったけど、絶対言えないと言ってですね(笑)、もうあの、会った人全部に断られた。だから、季節を、つまり何月って指定したらどのルートかが分かるってことを懸念してるんだと思うんですが、でもこれは本物なんです。そしてこの本物に何が書いてあったかというと、こうです」

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村西利恵
「対日作戦計画書の中身です。第一項、防空識別圏を設定し、偵察機を飛行させる。第二項、船舶だけでなく、航空機を尖閣上空に侵入させる

青山繁晴
「はい。これ実は第三項目、第四項目ってずっとあるんですが、えー、僕にもそれは教えてもらえませんでした。ね。で、この一番大事、これ優先順位、優先順位なんですよ、適当に並べたんじゃなくて。あいうえお順じゃなくて。優先順位なんですが、実は優先順位の二番から、二番目からやってたんですね、中国は。皆さんご承知の通り、前は、要するに日本の海を侵すだけだったけども、その後、最初ちっちゃい飛行機から始まって、航空機を尖閣上空に侵入させるってことをまずやりましたよね」

岡安譲
「はい、やりました」

青山繁晴
「で、その様子見ながら、日本の対応見ながら、その最優先項目をついにやったわけで、従って実は、この騒ぎになる前から日本政府は、これを想定してたわけですね。でも、大事なことはですね、ここ見て下さい。偵察機を飛ばすと、いうふうに、これ明記されてるんですね(一同同意)。で、防空識別圏ってのは、偵察機を飛ばすためのゾーンじゃないです。えー、この番組で言った通り、僕のこの声が、このスタジオの誰にも聞こえるってのは、音の速さが早いからであって、で、ジェット戦闘機ってのはこの音の速さの、つまり普段意識しないようなすごい速いスピード、時速1224キロの、2倍になるようなスピードで飛んでくるわけです。マッハ2とかそういう意味です。で、従って、えー、もう、領空、領海、領土に来た時には間に合わないから、その外側で、戦闘機をスクランブル、緊急発進させて、紛争にならない前に(なる前に?)止める。偵察機で見てますって話じゃないわけです。だから、この、人民解放軍が作った紙の中に、すでに、偵察機を飛ばすぐらいしかできませんと書いてあるわけです

村西利恵
「なるほど」

青山繁晴
「従って、実はアメリカもそのルートで、その中国の実態を見抜いて、つまり、運用できないだろうと。だから運用できるようなふりするんじゃないってことを言ってるわけで、そしてその上で、中国が実は手の内を少し出してしまってるんですね。はい、それは何か。見て下さい」

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村西利恵
「先月29日の環球時報です。『日本の戦闘機が中国の防空識別圏に入れば(略)、中国と日本の軍用機が近距離で対峙・衝突する可能性があり(略)、尖閣周辺の危機管理メカニズムの交渉がスタートする』」

青山繁晴
「はい。これ、皆さんね、びっくりする人、多いでしょう? バイデンさんが英語で言った、その危機管理のメカニズムって言葉、実は全く同じ言葉、他に訳しようがない。ね。全く同じ言葉が、環球時報、これ、ま、地球っていう意味ですよね。だからグローバル・タイムズみたいな。でもこれは、中国共産党の、外交分野の機関紙です。ね。いわば公式見解で、要は、中国が防空識別圏作って、日本の戦闘機が入って来て、そこで向かい合ったり衝突する可能性があって、だから、その尖閣の上に、こういう日中の危機管理メカニズムを、作ろうという交渉に、日本も、引きずり込まざるを得ないよねと。その交渉のスタート、あるいは交渉の進展ってのは何が目的かというと、これです」

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村西利恵
「その意味は、尖閣の共同管理

岡安譲
「これが狙いですか」

青山繁晴
私たちの尖閣諸島、領土問題すら存在しないのに、その上で、少なくとも上空から始まって、危険を回避するっていう美辞麗句、きれい事を掲げて、共同管理するメカニズムを作りましょうって言ってるわけで、これが目的だと自分が言ってるわけですよ。ね。だから、バイデン大統領(副大統領)のあの発言、安倍さんが目の表情を変えるのは当然のことであって、えー、これは実は、中国がやりたいことの一部にアメリカが寄り添ってる、ってことは指摘せざるを得ないんですね。その背景に何があるのか。これです」

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村西利恵
「バイデン副大統領の発言の背景にあるのは、オバマ政権の『アジア重視』政策の正体」

青山繁晴
「はい。アジア重視といえば聞こえはいいけれども、えー、現在のオバマ政権、弱体化してるオバマ政権のアジア重視、その正体は、ひとつはこれです」

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村西利恵
本音は、『中国でモノを売りたい』

青山繁晴
「はい。これは、僕なりにオバマ政権の苦しみ、よく分かるんです。今のアメリカの最大の課題は、世界をどうするよりも、アメリカの若者や中年や高齢者、つまり働く人全部の仕事が足りなくて、失業率が高いままで、何とか仕事を増やさなきゃいけないんです。失業率を下げなきゃいけない。ということは、アメリカで、もう一度ものづくりをやらなきゃいけないんです。ね。で、世界に出て行った工場、元に戻すというのをオバマさんは一生懸命やってて、で、その先に何が必要かというと、アメリカで作ったものを大量に買ってくれる、マーケット、市場、国が必要なんですよね。そしてものづくりで言うと、これはフェアに申して、日本やドイツがつくる、特に日本がつくるような優秀な製品に比べて、アメリカはやっぱり、いろいろ問題・課題があります。でも、それでもアメリカ製、made in USAって言っただけで喜んで買ってくれるのは、おそらく14億を超えてるだろう人口を抱える中国なんで、従って、その中国を簡単に袖にはできません。中国でモノを売りたいからこそアジア重視であって、民主主義を守るために日米同盟を強化するっていうのは、いわば、中国に対して、その、発言権を確保するために言ってるんであって、本来の目的がこれだから、つまり、実害がなければ中国の言うことに寄り添ってもいい、になるわけですよ。さっきの、バイデンさんが言った共同管理っていうのは、あくまでも尖閣は日本の領土で、アメリカの領土でなくて、アメリカの国益じゃないんで、その部分は日本でやれっていうことなんですね、本当は」

岡安譲
「え、じゃあこれもう容認していく流れになるんですか」

青山繁晴
容認というわけではありません。ね。それは誤解ないように言っときますが、B52っていう核爆弾を落とせる爆撃機を出したのは、アメリカの本音でもあってですね、えー、それは、つまりアメリカは2つの顔を持ってるってことです。2つめの顔に関連して言うとこれですよね」

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村西利恵
中国による工作。パンダ・ハガーを増やす

青山繁晴
「はい。中国の工作っていうのは、もっぱらマネー、just a money、お金で工作を行ってて、たとえばですよ、皆さんが信じられない例を1個言いますとね、アメリカっていう国家は日本と全然仕組みが違ってて、アメリカの核規制委員会、ね、原子力規制委員会、NRCって言いますが、そこの予算の7割ぐらいは、6割から7割は、電力会社が出してるんですよ? 今の日本の原子力規制委員会が国家予算だけじゃなくて、関電や東電から、ね、6割7割の予算もらってるって言ったら、日本だったら信じられないでしょう?(一同同意)でもそれが、アメリカなんですよ。軍であれどこであれ、国務省であれどこであれ、研究資金とかいろんな名目で、チャイナマネーが入り込んでくるから、パンダ・ハガーがどうしても増えることになり、でもB52を出して、中国を威圧したのは本当であって、だから2つの顔を持ってるんで、これはいい悪いを言うんじゃなくて、アメリカに1つの顔でいてほしいってのは、本当は敗戦後の日本の依存心の表れであって、そんなの当たり前なんですよ。その複合の顔してるってのは。だから、アメリカを上手に利用して、いくっていうのが本来日本のやるべきこと、だと思います。さあその上でですね、今日はまた、これもずっと欲張りなんですが、もう1個やっぱり緊急の話題をやらざるを得なくて、今、チャイナマネーの問題をずっとやってきましたが、ずっとやってきた、意味もあるんですが、日本国内では別なマネー、つまりこの件が問題になってますよね」

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村西利恵
「それが、徳洲会マネーの問題。猪瀬知事はどうなる?と」

青山繁晴
「はい。これも皆さんのご関心事のひとつだと思いますが、それを後半やります。キーワードは、これです(フリップ出す)」

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村西利恵
「後半に向けてのズバリキーワードは、『外堀と本丸』。捜査のターゲットになっている本丸とは一体誰のことなのか。このあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

岡安譲
「先週のこのコーナーでも扱った、この徳洲会マネーをめぐる問題ですね。一体今後どのような広がりを見せるのか。青山さん、よろしくお願いします」

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青山繁晴
「はい。少なくとも途中まで、東京地検特捜部の、腰は引けてた」

村西利恵
「はい、おっしゃってましたね」

青山繁晴
「つまり、本当に事件としてきちんと、この猪瀬さんの側を立件するのかどうかは、分からない状況が続いていたんですが、ずーっと接触を続けていきますと、実はこういう明言が最近ありました。はい、出して下さい」

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村西利恵
「捜査関係者によると、『東京地検特捜部は、猪瀬直樹東京都知事の逮捕の検討に入っている』」

青山繁晴
「はい。逮捕状を用意した、までは言ってませんが、逮捕を前提にしつつ、はたして逮捕した場合、起訴できるのか、起訴したら、裁判で有罪に持ち込めるのかっていうことを極めて具体的に検討に入った。これは、あえて申します、100パーセント間違いがありません

村西利恵
「そうですか」

青山繁晴
「で、その大きなきっかけのひとつは、こないだ『アンカー』でもやりました、借用書の問題ですね。で、あの、番組をご覧になった弁護士の方から一部、ご意見もいただいて、自分で自分の借金を手書きで書いてんだから、その、偽造うんぬんには、私文書偽造にあたらないんじゃないかってご意見もいただき、それはもちろんよく分かるんですが、但し少なくとも猪瀬さんご自身の当初の説明では、用紙自体、借用書自体は、この、徳田さん側が、徳田側が作ったと。で、自分はそこに書き入れただけだと、言ってるんで、その、単純にこれが偽造にあたらないと、いうわけじゃないと、僕は改めて捜査陣に聞いてもそうであり、そして、まさか私文書偽造で事件を立件するんじゃなくて、そこまで悪質であり、つまり、そういったものを、それを偽造するってことは、悪いことがあるからですから、ますます犯意がしっかりしてきた、犯罪の意志がしっかりしてきたと、これは、公平に申しますが、猪瀬さんがそうだっていうんじゃなくて、捜査側のあくまで見方ですよ? まだ裁判にすらなってませんから、そこは、ちゃんとフェアに申さなきゃいけませんが、その容疑についても、かなり踏み込んだ、検討が行われてます。それはこれです」

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村西利恵
「捜査関係者によると、『容疑は今のところ、公職選挙法違反をまず固めつつあるが、刑法の贈収賄の可能性も探っている』

青山繁晴
「ええ。あの、公職選挙法違反っていうのは、選挙に使った費用っていうのは、誰に寄付をいくらもらってたとえば、誰にいくら借りてどう使って、どう残りましたか、どう赤字でしたかを全部明らかにしなきゃいけない。それに違反してるんじゃないかっていうのが、まあ、当然入り口になるわけですけれど。しかし、ズバリ刑法の贈収賄、でやってるという話が出ましてですね、それは実は、もともと2つあるんですね。1つは、その、都道府県知事っていうのは、病院の開設について、知事さんは許認可の権限持ってます。ね。許可するかどうか。それから、たとえばそれが老人保健施設だったら、実際に徳洲会が東京都内に開いた老人保健施設に、都税から、7億円、7億数千万円の補助金が支払われているんですよね。僕、今、東京都民ですが、そんなに支払われてるってことは、改めて、知りました。で、そうやって一般的な職務権限あるんですけれども、いや、それどころか実は具体的な、問題が出てます。それはこれです」

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村西利恵
「それが徳洲会による、東電病院『買収計画』

青山繁晴
「はい。えー、東京電力病院っていうのは、東京新宿区にあってですね、えー、信濃町って駅から、もう歩いて5分ぐらいの、一等地なんですね。で、この徳洲会って全国に病院を広げていきました。そして東京都にもあるんですが、23区内にないんですよ」

岡安譲
「へー、そうなんですか」

青山繁晴
「ええ。で、従って、この東電病院に関心が前からあったんですが、猪瀬さんが、この徳洲会からお金受け取った去年の11月の前から、猪瀬さんがもう副知事時代から、東電はけしからんから、ま、福島原子力災害も含めて、けしからんから、この病院を手放せってことをですね、あの道路公団民営化を主張されてた時みたいに、ものすごい勢いで言ってて、そして結果、東電はそれに押されてですね、特に知事権力を手にした猪瀬さんにはもうもちろん刃向かうことはできなくて、それ手放して、入札になったんですよ。で、徳洲会はそこに本当にその、応札していったんです。ところが事件の摘発があったんで、その、どいて、別の不動産業者が、この東電病院を落札したんですが、事件が表に出てなかったら、これ、東電病院は、徳洲会、として初めて23区内、それも新宿の超一等地の病院が、猪瀬さんの肝いりで、できることになったわけですね。えー、これを検察をはじめ、捜査陣がどう見てるかというと、こうです。出して下さい」

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村西利恵
「捜査関係者によると、『知事の職務権限については、やりやすい。猪瀬知事を逮捕できれば、3億円をもらった大物元知事を狙う』

青山繁晴
「はい。これ、やりやすいとか狙うとかね、もう、あえてその、捜査陣が言ってる言葉をね、そのまま出しましたけれど、僕は決していい言葉とは思ってません。但し、この職務権限についてやりやすいっていうのはですね、その、妙なことをやるって意味じゃなくて、逆に言うと国会議員の職務権限って、その、泥棒が刑法作るようなもので、法律を作る国会議員が、その、上手くやるから、要するに国会議員の職務権限ってすごく、その、捜査しにくいわけですよ、本当はね(一同同意)。だけど、知事は法律、条例は別にしてですね、条例も議会が作るんですけど、ごめんなさい、条例も議会が作ります、従って、その、条例や法律を作る立場じゃない知事からしたら、その職務権限、を、自分でガードする、国会議員がやってきたようなおかしなことできないから、要するに、あの、事件になりやすいわけです、実は。で、従ってさっきの東電病院なんかをきちんと立証していって、もしも、猪瀬知事を逮捕できれば、その、猪瀬さんに、徳洲会そのものを紹介した、ことが確認されてる、大物元知事、そして、これ3億円っていう具体的な金額を10月16日の『アンカー』ですでに出しましたから、金額具体的に言ってるから今なお、これ名前出すべきじゃないと。これはあの、遠慮して出してるんじゃなくて、報道の倫理として、まだ出してはいけませんが、この、本丸は、こちらだということを、はっきり捜査関係者は認識してて、で、これは、日本の都道府県行政の、根本に関わる問題になります。そして、政治献金も含めて、つまり政治資金収支報告書に記載された政治献金も含めて、徳洲会が政界全域、あるいは自治体に、たくさんお金をばらまいてた。それも含めてですね、えー、これはやはり、大事件になる要素があり、私たちの自治も含めた政治を見直す機会だと思います」

岡安譲
「これあの、政界を巻き込んだ汚職事件って過去に、たとえばリクルート事件とかロッキード事件ありました。それクラスの広がりになっていきますか」

青山繁晴
「それクラスです。はい。で、だいたいこの方(大物元知事)が、いわば、猪瀬さんがどこで生まれた、ね、あの、長野出身ですけど、知らない人の方が多いでしょ。でもこの人の場合は知らない人いないですよ。だからそれぐらい長い期間に渡っての、日本政治のあり方を、自治体のあり方を問うことになりますから、えー、これは、僕らはいわば、心を澄ませ、耳を澄ませ、目を澄ませて、ありのままのことを見たいと思いますし、『アンカー』でそのように努力したいと思います」

岡安譲
「はい、分かりました。ありがとうございました。青山さんの“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 この日の夜に行われたバイデン副大統領と習近平国家主席の会談、どうなったんでしょう。
 現時点での報道では…

日本時間4日午後6時すぎ、焦点の防空識別圏問題をめぐり、アメリカのバイデン副大統領と、中国の習近平国家主席の会談が行われた。
中国の習近平国家主席は「アメリカ側と新たな大国関係構築を目指し、お互いの核心的利益と、重大な懸念を尊重していきたい」と述べた。
アメリカのバイデン副大統領は「習主席は、率直で前向きな人だ。新たな関係を築くにあたって、それらは非常に必要な素質だ」と述べた。
中国が一方的に設定した防空識別圏について、バイデン副大統領は、3日の安倍首相との会談をふまえ、日米両国の懸念を伝えるとともに、危機管理のメカニズムの構築を提案したとみられる。
中国国営放送は4日夜、習主席が、防空識別圏は特定の国を対象にしたものではなく、飛行の自由を妨げるものではないという、中国の原則的な立場を表明したと伝えた。
AP通信によると、会談は、当初の予定を1時間も超えて、意見が交わされたという。(以下略)

FNNニュース 12/05 01:15

 この程度しか報道しかなく、防空識別圏や尖閣諸島について具体的にどんなやり取りがあったのかは分かりません。
 バイデンさんはこのあとは韓国にも行きますし、今後の報道に注目しようと思います。


 この日の「アンカー」では他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。

・北朝鮮・張成沢氏が失脚か 金正恩体制の権力構図が変わる可能性
・特定秘密保護法案 臨時国会会期末迫り、与野党の攻防大詰め
・タイ反政府デモ 国王誕生日を控え、街はいったん平穏取り戻す

 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、こころが風邪をひいたらさんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。



※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントが送れます。
こころが風邪をひいたら
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

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