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韓国のトンデモ反日小説「SAPIO」01.9.26号

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 「捨てる前にテキスト化」シリーズ第11弾(たぶん)です。

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 一時期、ネットで「笑韓」「呆韓」といった言葉が流行りました。
 おそらくは盧武鉉さんが大統領だった頃(2003年-2008年)に……。

 あれから韓国の反日はさらにエスカレートし、もはや「笑韓」「呆韓」ではすまないレベルに入ってしまっています。

 この約1年間だけを見ても…

 李明博前大統領の竹島不法上陸と天皇陛下侮辱、朴槿恵大統領の数々の反日的な言動、靖國神社放火支那人の身柄引き渡し拒否、米国に慰安婦碑と像を次々建立、対馬の仏像返還差し止め、靖國神社放尿事件、徴用めぐる訴訟で日韓請求権協定無視の判決、韓国メディア「原爆投下は天罰」、サッカー東アジア杯で日本批判垂れ幕、韓国の国会議員ら靖國神社で声明発表未遂、潘基文国連事務総長の日本批判、五輪招致最終プレゼン直前の水産物輸入禁止措置、世界文化遺産「軍艦島」で抗議、靖國神社放火未遂事件、旭日旗禁止法案提出、etc.

 ……てな感じで、最近の韓国はもう完全に暴走していて全く笑えない状況。
 
 だからこそ今日はあえて息抜き…になるかどうか、とにかく「笑韓」「呆韓」ネタをUPすることにしました。

 12年前のSAPIOの記事です。
 読み終えるまでに、20回ぐらいツッコミ入れたくなると思います(^^ゞ


 全文起こしここから____________________________
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「SAPIO」2001.9.26号
特集【韓国「反日症候群」の正体】より

<願望>
ラストシーンは決まって「日本を植民地化」「地震で沈没」「原爆投下」だ

バカ売れ!トンデモ反日小説の「どうして、こうなるの!」


全南大学講師 野平俊水
【PROFILE】1968年北海道生まれ。天理大学朝鮮学科卒。全南大学校国語国文科博士課程卒業。現在、全南大学校日語日文学科講師。専攻は韓国語学。著書に『韓国・反日小説の書き方』(亜紀書房)がある。

 韓国では「反日小説」が、書店の一コーナーを占めるまで売れているという。しかし、その内容といえば、正しい理解に基づいたものならまだしも、日本の事情に疎い作者たちが、本人の思いこみで書いている作品ばかりが目立つ。96年、『韓国・反日小説の書き方』でそのトレンドをいち早く指摘したソウル在住・野平俊水氏が「反日小説」の最新事情を報告する。
 
 *

 韓国には「反日小説」とでも呼ぶべき特異な小説のジャンルが存在する。一口で説明すれば、日本と韓国が対決して一戦を交え、結局は韓国が勝利する小説である。この「対決」とはほとんどの場合「戦争」である。ゆえに「反日小説」とは大部分が「日韓戦争小説」のことであると言って差し支えない。

 韓国でこうした「反日小説」が出版され始めたのは90年代の初めごろからである。その中でも最も有名な小説は93年に出版された『ムクゲノ花ガサキマシタ』(邦題)であろう。日本に南北朝鮮が共同で開発した核ミサイルを撃ち込むというこの小説は330万部を売り上げ94年度のベストセラー1位に輝いた。これ以降、出版社も「日韓対決小説は売れる」と気づいたらしく、似たりよったりの小説を続々と出版し始めた。内容も90年代の初めには日本が韓国を一方的に侵略し蹂躙するというものだったが、90年代の半ばごろから日本の侵略を韓国が撃退するという内容の小説が大勢を占めるようになり、最近では韓国軍が大した理由もないのに日本を侵略し征服するという内容の小説が主流となっている。このような内容変化を経ながらも「反日小説」は現在に至るまで出版され続けており、日本人のあずかり知らぬところで一大ジャンルを形成するにまで至っているのである。

「韓国人主人公に惚れる日本人女性」がお約束

 しかし大量に出版され一見多彩に見える「反日小説」もその内容を分析してみると、実は多くの共通点があり、一定の法則に沿って書かれていることがわかる。その法則は次の4点に要約できる。

(1)日本の自衛隊が韓国に侵略したり、攻撃を加えようとする。
 もっともなぜ日本が韓国を侵略する必要があるのか、という問題についてはあまり深く考えられていない。作品によっては「大東亜共栄圏を建設するため」とか「日本列島が沈没するから」とか奇想天外な「必要性」がある場合もあるが、説得力はない。

(2)日本には国粋主義的な謀略団体があって政財界を牛耳っている。
 「反日小説」に登場する謀略団体は自衛隊のクーデターや朝鮮半島・満州の侵略・植民地化、大東亜共栄圏の復活、W杯の単独開催などをたくらんでいる。

(3)主人公に惚れる日本の女性が登場する。
 「反日小説」に登場する日本の女性は韓国人の主人公に惚れて祖国・日本を裏切ったり、危機に陥った主人公を助けたり、主人公に体を捧げたり、主人公と結婚したり、主人公の子どもを産んだりする。日本人女性に興味を持つ韓国人(男性読者)を代理満足させることができ、かつ「国境を越えた愛」というドラマを安直に演出できるなど一挙両得だからである。

(4)結局韓国が勝利をおさめる。
 作品の結末で日本は原爆を投下されたり、植民地にされたり、地震で沈没したり惨憺たる結末で終わる場合が多く、日本人にとっては国辱的である。しかし「反日小説」は基本的に韓国を日本に勝たせて読者に爽快感を感じさせるないようなのだから当然と言えば当然である。

 これらの「法則」に加え、「反日小説」の作者のほとんどが日本についてろくな知識がなく、十分な下調べもしていないということも大きな特徴である。その結果、知識不足をいい加減な想像で補うことになり、日本の現実とかけはなれた妙な作品世界が形成されている。

 ではこのような法則に沿って書かれた「反日小説」とはいかなる内容なのか?ここでは最近出版された作品の中から『日本の沈没』(崔チェンジェ著・図書出版ソニョン・1997年)と『神風(kamikaze)』(朴光緒著・ヨルリンクルト・1998年)という作品を取り上げ、その内容を概観してみようと思う。まず『日本の沈没』のあらすじは次の通りである。

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 《……1994年、日本の政財界を支配する闇の組織・皇国会の黒幕・トバと政財界の首脳は「AIDS計画」という陰謀をめぐらしていた。この計画が成功すれば朝鮮半島の植民地化はもちろん、「大日本帝国の最終目的」である「中国の植民地経営」まで達成できるという壮大なものだった。またこの計画はサッカーの日本代表チームを強化して韓国サッカーを打倒、韓国人の民族精神を抹殺することも目的としていた。

 韓国のユース・チームの所属する主人公のジンはFIFA(国際サッカー連盟)のワールドユース選手権大会に参加するため、チームメートと共に日本に向かう。武術の達人でもあるジンは日本政府の手先であるヤクザ数十人を殲滅(せんめつ)し、日本の陰謀を挫折させる。

 一方、ワールドユース選手権大会では韓国と日本は東京国立競技場で優勝をかけて激突する。卑劣な日本の皇国会は、韓国人ヤクザを使って、韓国チームの監督の娘を誘拐し、韓国が決勝戦に勝てば殺害するとジンを脅迫していた。前半には日本チームが韓国チームを2対0で圧倒するが、後半、ジンは日本チームのゴールキーパーの首の骨をへし折るなど大活躍し、ついに日本に2対3で逆転勝ちする。

 日本での決勝戦を終えたジンは急遽韓国に戻ると、ソウル郊外の山の頂で韓国ヤクザの親分らと銃で対決する。ジンはヤクザをすべて射殺した後、ヤクザの親分が乗ったヘリを撃ち落とし、監督の娘を救出してその場で婚約を交わす――。

日本人は熊本城を観ると朝鮮侵略の野望を燃え立たせる!?

 この小説の作者・崔チョンジェ氏は1967年生まれ、大学院を卒業後、公務員試験を準備中とのことである。小説の全編にわたって詳細なルールやデータの解説が豊富にちりばめられており、崔氏が熱烈なサッカーファンであることがわかる。もっとも過剰な解説のせいで肝心のストーリーが粗雑になってしまっていることは否定できない。そもそも日本が「韓国植民地化」「中国大陸進出」のために推進している「AIDS計画」の詳細も最後まで不明のままである。サッカーチームの強化訓練を通して、どうやって中国や韓国を侵略できるのか、またなぜそんな侵略をする必要があるのか、何らの説明もない。さらに従軍慰安婦問題(ユース・チーム監督の母親は従軍慰安婦だった)や在日韓国・朝鮮人問題(日本では在日韓国人サッカー選手が審判の不当な判定に抗議するや、その選手を逮捕して懲役15年を言い渡し、刑務所の中でサッカーができないように足をへし折るなどの蛮行が行なわれているという記述あり)、人権問題(日本ではヤクザに対し島流しの刑が行なわれているとの記述あり)、果ては日本の改憲問題、自衛隊のPKO活動参加問題までが何の脈略もなく無造作にストーリーに投げ込まれている。日本に対する憎悪をあおり立てるための設定なのだろう。ともあれこの小説は前述した法則(1)(2)(4)を充たしているという点で典型的な「反日小説」だと言える。

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 一方の『神風(kamikaze)』の内容は次の通りである。

 《……日本を牛耳る右翼団体・大日本繁栄会は、北朝鮮軍に偽装した自衛隊の特殊部隊を韓国に浸透させ、軍事境界線付近でテロを行ない、朝鮮半島に紛争を勃発させようとしていた。その目的は戦争特需で日本経済を活性化させ、紛争を口実に自衛隊を派兵して朝鮮半島を支配し、サッカーのW杯を日本で単独開催し、日本を中心としたアジア大共栄圏を作るためであった。主人公・李ギョンウは、大日本繁栄会の幹部の娘・ユリコと恋仲となり、偶然知ってしまった日本の陰謀を韓国に知らせる。ギョンウとユリコの活躍で大日本繁栄会の陰謀は頓挫し、紛争は回避される。日本の陰謀を知った韓国と北朝鮮は日本に厳重に抗議し、日本は多額の経済援助を供与するはめになる(以上上巻)。

 こうして一旦事態は収拾されたが、それから数か月もたたないうちに北朝鮮が自国の領海を侵犯した自衛隊の潜水艦を公海上で撃沈するという事件が発生する。この事件に対して日本は北朝鮮に対し謝罪がない場合には報復も辞さないという最後通牒を送る。日本との戦争が避けられないと見た北朝鮮の金正日は、韓国に南北が共同で日本との戦争に対処することを提案する。提案に合意した韓国は北朝鮮と連合軍を編成して、日本に攻撃を加え、対馬と九州を占領する。万策尽きた日本は多額の賠償金を支払い、独島(竹島)が韓国の領土であることを認め、日本にある韓国の文化財をすべて返還し、サッカーのW杯の日本開催試合を韓国に譲り、対馬に対し36年間韓国の植民地統治を認めるという条件で停戦に合意する(以上下巻)。》

 この小説の特徴は上巻と下巻で内容が全然異なることである。上巻で活躍した主人公は下巻ではほとんど登場しない。まったく別の二篇の小説をつなぎ合わせたと言ってもいいくらいである。恐らくこれは上巻を書き上げた作者がその内容だけでは日本に対する鬱憤が収まらず、勢いにまかせて下巻を書き上げてしまったためであろう。

 作者の朴氏は日本の事情に非常に疎いようで、「小沢一郎氏は総理経験者」「西郷隆盛が紙幣の肖像画になっている」「埼玉(キヨセ)県」「九州県」「ヒロシマ・サセボ港」「イズ湾のヨコスカ港」などといった珍妙な記述が随所に現われる。さらに作者の思いこみや偏見が原因となった変な記述もやたらと出てくる。「韓国演歌の『釜山港に帰れ』が日本でヒットしたのは日本人が朝鮮に対する植民地支配を懐かしんでいるため」「伝統的に日本のマスコミは国益のためなら何でも協力する」「日本の男は下女を扱うように女を蔑視する」「日本人は熊本城を見ると朝鮮半島を再び侵略しようという野望を燃え立たせる」などと言いたい放題。特に変なのが作品に登場する日本人の描写である。北朝鮮がミサイルを発射するや「まったく情けない!朝鮮の奴らに先手を打たれるとは!」とつぶやきながら防毒マスクを買うためにスーパーやデパートに殺到したり(スーパーで売っているらしい)、ミサイルが落下し始めると「早く戦闘機と戦艦で韓半島の朝鮮人どもを焦土化しろ」などと叫びながら防空壕に隠れたり、日本人が戦争に負けるや悔しがって「アイゴー、アイゴー」と泣いたり、日本刀で切腹したりする。

 ところで、この小説に登場する韓国軍は日本を占領すると、日本語の看板を韓国語に書き直させたり、住民に韓国語を強要したりする。さらに熊本のシュセンジ公園(水前寺公園のことらしい)を腹いせのために意味もなく砲撃して破壊したり、日本語の看板を壊して韓国語の看板に掛け替えさせたり、日本の農産物や工業製品を収奪して北朝鮮に送ったりする。

 朴氏は作品の随所で日本の植民地支配を糾弾しているのだが、韓国が日本で同じことをやる分にはかまわないと思っているらしい。何しろ「韓国の対馬奪還」に対して作者自ら「歴史上最も偉大な業績」と手放しで絶賛している始末なのである。この小説は前述した法則をすべて充たしているという点で完璧な「反日小説」だと言える。

日本を一度“侵略”しない限り「反日」は終わらない

 日本人の目から見ると荒唐無稽に過ぎるこのような「反日小説」が韓国人の共感を得ているのはなぜなのだろうか。

 その理由が日本と韓国の歴史的関係にあることは言うまでもないだろう。韓国人の感覚では日韓併合はもちろんのこと、文禄・慶長の役、倭寇に至るまで日本による過去の侵略行為は未だに「時効」を迎えていないのである。その怨念に加えて、過去、日本に対して漢字・仏教・儒教などを伝授してやったという優越感と、その日本に経済的に差をつけられているという口惜しさが加わって韓国人の中には日本に対する激しい対抗意識が「反日小説」が売れる原動力であろうことは疑いない。歴史的に数多くの侵略を受けてきた韓国人から見れば、日本の侵略や脅威は説明不要の常識であり、その侵略を撃退して痛快な勝利を得たいという願望は韓国人なら程度の差こそあれ誰もが持っているものである。日本と韓国の間で行なわれるスポーツ競技の観戦や応援において韓国人が日本人と比較にならないほどエキサイトするのも同じ脈略で理解できる。

 もちろん、大多数の韓国人が日本との戦争など望んでいないことは事実である。しかし同時に大多数の韓国人が程度の差はあれ「日本に勝ちたい(日本にだけは負けたくない)」という願いを意識下に秘めていることも事実なのである。

 今年に入っても依然としてこのような「反日小説」は続々と出版され続けている。売れると売れないにかかわらず、「日本に一度は勝ちたい(征服したい?)」という韓国人に共通した願望があるかぎり、これからも多くの「反日小説」が書き続けられることだけは疑いない。

 ____________________________全文起こしここまで


 さて皆さんは何回ツッコミ入れましたか(^_^;?

 ちなみに、SAPIOのこの号(2001.9.26号)が出た直前の2001年7月19日には、韓国で『皇太子妃拉致事件』という、これまたトンデモ反日小説が出版されています。
 作者は『ムクゲノ花ガサキマシタ』と同じ金辰明氏です。

 週刊新潮2001年8月9日号によれば、『皇太子妃拉致事件』は次のような内容です(2ちゃんねるより転載)。

 全南大学講師の水野俊平氏*1によれば、小説は日韓の教科書問題から始まる。
 「韓国はユネスコに教科書問題を訴えるが、成果が出ない。そんななか、歌舞伎座で観劇中の雅子さまが拉致されてしまうのです」

 犯人は「日本政府が秘密外交文書“電報435号”*2を公開すれば皇太子妃を解放する」と新聞広告で要求。電報は1895年に起きた李氏朝鮮の閔妃暗殺に関するものだ。だが、外務省は頑なに公開を拒むのだった。

 その後、犯人は韓国人留学生(閔妃とともに殺された人物の曾孫)と判明。「指示を出したのは、在日韓国人牧師。閔妃殺害のとき敵前逃亡した近衛兵隊長の曾孫でした。彼は曾祖父の悪行を償い、事件の真相を暴こうとしたのです」皇太子妃は奈良県の牧師宅に監禁されていた。そこを警察が襲い、留学生は射殺、牧師は重傷。雅子さまは救出されるが、犯人から犯行動機を聞き、“正しい歴史観”に目覚めてしまったから、さあ大変。

「雅子さまはすぐに外務省から電報を入手。すると、“日本の浪人が閔妃の死体を屍姦し、死体を焼いて証拠隠滅した”という内容でした。彼女はユネスコの教科書審査で、電報を暴露。おかげで日本人の残虐性と歴史隠蔽が明らかになり、日本の教科書は“歪曲”と判定されるのです」

*1 水野俊平氏
 今日紹介したSAPIOの記事を執筆した野平俊水氏と同一人物。「野平俊水」はペンネーム。
*2 “電報435号”
 全く架空の電報。小説に出てくる電報の内容ももちろんフィクション。水野俊平氏(=野平俊水氏)が作者の金辰明氏に直接問いただしたところ、金辰明氏もフィクションであると認めています。詳細はこちら参照。


 ちょっと脇道に逸れますが、実はこの『皇太子妃拉致事件』に登場する閔妃(明成皇后(諡号))は、現在の韓国においては、史実に全く反する形で極端に美化されてしまっています。

 実際の閔妃は、開明派や国王の父親(大院君)の一派と対立し、権力闘争に明け暮れ、李氏朝鮮の改革を潰したという、韓国人から見てもおよそ尊敬に値しない人物です。

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 閔妃は一族の繁栄のため、両班(身分階級の最上位に位置していた貴族階級)の特権回復に勤しみ、対立する人々を追放あるいは処刑し、次々と一族の人間を要職に就けました。

 また、息子を世継ぎとするために莫大な資金を国庫から費やし、何と国庫の6倍以上に相当する金額を金剛山の寺院に布施したという、とんでもない浪費家でもありました。

 こんな女性ですからもちろん朝鮮民衆の評判も悪かったのですが、それが今や韓国では国母としてもてはやされているのです。

 閔妃が美化されることになったきっかけは、1995年に韓国で初演されたミュージカル「明成皇后」という舞台でした。
 比較的最近のことなのです。

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 さらに、このミュージカルに刺激を受けた韓国放送公社(KBS)が、2001年から02年にドラマ「明成皇后」を放映。

 ドラマの担当プロデューサーは「(朝鮮の改革を潰し民衆を苦しめたという)従来の明成皇后(閔妃)のイメージは日本側によって作られたもので、そうした植民地史観から離れた明成皇后像を描き出すことが大きな狙いだった」と述べています。

 以上のことは朝日新聞魚拓)でも紹介されています。

 ドラマ「明成皇后」は大ヒットしました。
 2001年末に韓国を代表する声楽家の曺秀美(チョ・スミ)が参加した「明成皇后」のサウンドトラックが発売されると、ブームは最高潮に達し、閔妃=国母というイメージが、韓国人の中で完全に定着しました。

 が、これらミュージカルやドラマで描かれている閔妃像は史実から乖離したものであり、韓国の大学教授(明知大学の洪順敏副教授)ですら、「歴史研究が十分でない状況で芸術作品化され、過度に美化されている面も否めない」と認めています(てか、このコメントを朝日新聞がそのまま載せてることにもびっくりですが)。

 なお、上の朝日新聞の記事では、閔妃殺害には日本のみが関与したかのごとく書かれていますが、実際にはこれは日本と韓国(当時の李氏朝鮮)が合作で行ったものです。

 閔妃を排除しようという動きはそもそも朝鮮の改革派や、閔妃の政敵であった義父・大院君にもあり、したがって殺害実行犯の中には朝鮮人もいました。

 この閔妃殺害(乙未事変)の成功により、日韓連合の革命勢力は閔妃と守旧派を排除し、革命政府を再構成できたのです。

 閔妃殺害については、09/9/28付:「朝鮮紀行」イギリス人女性が見た19世紀末の朝鮮(3)の後半にまとめてあります。

 なお金完燮氏は「親日派のための弁明2」で、こう述べています。

 「閔妃には国がどうなろうと関係なかった。腐りはてた李氏王朝を維持し、自分の一族の繁栄のために、日本についたり清国についたりして、ことごとく朝鮮の改革を妨害した人物だ。このような女を今になって、自主独立の殉教者であるかのように描写するのは、歴史に対する深刻な歪曲にほかならない

 ……すみません、閔妃の話を引っ張りすぎましたね(^^ゞ
 \(^^\)本題に戻します

 このように、韓国人はフィクションと現実を混同する(あるいはメディア等がミスリードして国民を混同させる)癖があり、日本が絡むと特にそれがエスカレートするようです。

 剣道やソメイヨシノなど日本の文化を韓国発祥だと強引にこじつけて主張する、いわゆる「ウリナラ起源」にもそれが現れていますね。

 今日紹介したSAPIOの記事は12年前も前のものですが、今なお韓国ではこの種のトンデモ反日小説が出版され続けています。

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 最近では、イ・ウォンホ氏が『千年恨、対馬』を出版しました。
 対馬が1000年前から韓国領だという荒唐無稽な主張がベースの小説です。

 中央日報2013年5月2日付魚拓)によれば、内容はこういったものだそうです。

 小説は、対馬が韓国の領土であることを前提に、そこで1000年間暮らしてきた2つの家門を通じて、日本の韓民族侵奪史を振り返った。韓国の対馬回復軍事作戦も描いた。2000人の南北連合軍が観光客を装って対馬に潜入し、北朝鮮はノドンミサイルを対馬に浴びせ、韓国の対馬奪還に寄与するという内容だ。

 ややあきれるような内容と思うかもそれないが(※原文ママ)、小説家的な想像力の範囲」と話す。

 作者自ら「ややあきれるような内容」って言っちゃってますけど…(^_^;

 反日教育プラス、こうしたトンデモ反日小説もニセ歴史の刷り込みに貢献してるんでしょうね。
 韓国人にとって歴史は「ファンタジー」とはよく言ったものです。

 あと、何やかんや言っても「北朝鮮と組んで日本と戦う」っていうのがミソです。
 『ムクゲノ花ガサキマシタ』『神風(kamikaze)』もそうでした。

 この『千年恨、対馬』はストーリーもさることながら、作者のイ氏も相当トンデモですね。
 最後にはこんなこと言ってますもん。

 「最近、読者が読みやすい小説を書こうとすれば、集めた資料を捨てることも必要だと感じる。本を書く技術者になったというか。『対馬』も読みやすく書くことに力を注いだ。読者が『私たちは日本にたくさん奪われたんだな』と思うきっかけになればいい

 読者が読みやすい小説を書くためには(小説を売るためには)、集めた資料(史実=韓国にとって都合の良い史実に過ぎないかもしれないが)を捨てることも必要であると。

 もちろんフィクションの世界では、歴史をどんな風に書き換えてもそれは自由ですよ。日本にもそうした小説や映画などは山ほどありますし。
 が、作者の狙いが読者に「私たちは日本にたくさん奪われた」と思わせることである以上、これは見過ごせません。

 しかも週刊ポスト8月30日号によれば、この本はベストセラーになっているとのこと。

【追記9/28 13:30 J-CASTニュースも9/27付でこの『千年恨、対馬』を紹介しています。それによれば「全国民」を対象とした読書感想文コンテストも現在開催中だそう。…すごいですね(^_^;】

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 今年5月8日、アメリカ議会で演説した朴槿恵大統領は、日本を念頭にこう述べました。

 「歴史が見えない者には、未来が見えない。過去に起きたことを真摯に認識できなければ、明日はない」

 一方で、自分たちにとって都合が悪い歴史にはほっかむり。

 9月7日から5日間ベトナムを訪問した朴槿恵大統領は、ベトナム戦争で韓国軍が行った民間人虐殺や、韓国軍兵士と現地ベトナム人女性の間に生まれた「ライダイハン」をめぐる問題などの戦争の歴史には全く触れませんでした(産経新聞2013.9.10 21:22)。

 「歴史が見えない者には、未来が見えない。過去に起きたことを真摯に認識できなければ、明日はない」

 韓国人こそが、この言葉を虚心坦懐に受け止めるべきだと私は思います。


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