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「アンカー」安倍政権に擦り寄る中国&動き始めたチャンドラ・ボース・ジャパン大学計画

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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■7/31放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

参院選後さっそく動きはじめた安倍外交…東南アジア3カ国歴訪を終え次の一手は?青山がズバリ

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 前半のキーワードは『もう顔色を見るのはやめよう』。飯島さんや斎木さんの訪中などにより、日本のメディアは「安倍政権が中国に歩み寄り始めたんじゃないか」というトーンで報じていますが、それは逆で、中国の方が擦り寄ってきており、むしろ安倍さんはNSC創設を早めるなど、中国に強い姿勢を取ろうとしていると。
 後半のキーワードは『根本の突破口は教育』。青山さんがインド要人に提案したチャンドラ・ボース・ジャパン大学(5月15日放送分参照)が、下村文科大臣のもと、早くも動きを見せているそうです。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
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 内容紹介ここから____________________________
「中国軍の航空機と艦艇が太平洋上で初の合同演習」のストレートニュースで、青山さんから「中国軍部は相変わらず愚かなことをやってる。小規模な演習でもアメリカに強い警戒感を与える。アメリカ軍は軍事予算を増やしたいから喜ぶ。しかもアメリカ上院では中国が東シナ海・南シナ海で緊張高めていることで非難決議が採択されたばかり。中国はロビー活動やってるのに軍部がこういう誇示をすると、ロビー活動も部分的には失敗していく。党と軍部が必ずしも一致してやってないことがまたこれで露見。軍部のメンツだけが前面に出ている証拠」という趣旨の解説があった後…

山本浩之
「このあとは、青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーに移りたいんですけれども、今日は、この、ま、中国の動きも大きく、関わっているお話ですよね」

青山繁晴
「そうですね、あの、今の中国関係のニュースで、斎木さんっていう外務次官、この『アンカー』でも取り上げましたけど、中国に厳しいことを言ってきた、その斎木事務次官が、えー、中国に昨日まで、行ってましたよね。で、それも含めて、参院選が終わりまして、今日で10日ぐらいですけれども、えー、参院選であれだけ勝った安倍政権が何をするか、国民と、実は世界が、注目する中、まず外交、に出てきたんですね安倍さんは。で、ご自身が、ほとんど休む暇なく東南アジア、に出発されまして、そして、えー、今の斎木外務事務次官だけじゃなくて、えー、飯島さん、皆さんおなじみの内閣参与の飯島さんが、ま、極秘と言いながらバレバレで、中国に行かれたり、特に中国相手の外交に急に動き出したって印象を、視聴者、国民の方も持ってらっしゃると思いますけども、メディアも非常にそれに、こう印象を持ってて、その、そうとは書いてないけど日本のマスメディアの報じ方はやっぱりさしもの安倍政権も、日中首脳会談できないんじゃ困るから、中国側に、歩み寄りをし始めたんじゃないか、だから飯島さんがまず行って、今月中旬にまず行って、今月末に、この斎木事務次官を送り込んだんじゃないかと、いう、こうトーンで報道がワッとあふれ出てんですけど、それまず違います。実は中国に対して妥協はしてません。妥協はしてないけど同時にですね、安倍政権にも、安倍外交にも、根本的な課題が今、浮かび上がってきてるんです。それを、このあと皆さんと一緒に、いつもの通り具体的に考えていきたいんですが、最初のキーワードはこれです(フリップ出す)」

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山本浩之
「あ、『もう顔色を見るのはやめよう』」

青山繁晴
「はい。誰の顔色をどう見ているのかっていうことも含めて、皆さんと一緒に考えたいと思います」

山本浩之
「分かりました。えー、それではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「さ、積極外交を展開する安倍政権ですけれども、その安倍政権に対して最初のキーワードが、『もう顔色を見るのはやめよう』と、いうことでしたね。えー、どういうことなんでしょうか。さっそく解説をお願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。ここに安倍外交の本質と突破口をズバリと、書いていただきましたが、本質を見ていくと、突破口も自ずから分かってくるんじゃないかという問題提起なんですけど。安倍政権は第2次になってから、もうデフレ克服、それにずっと力を入れてきたっていうのが、まあ実態でもありますし、皆さんの印象でもあると思うんですが、同時に実はすごく外交に力を入れてるんですよね。つまり敗戦後の日本、この70年近い日本はやっぱり外交に大きな大きな、課題と問題があるっていう、問題意識を安倍さんはずっと持ってるからですね。実はよく考えてみると、去年の12月に就任して以来ずっと毎月、海外を訪問してるんですよね。はい。それを一緒に見ましょう」

村西利恵
「安倍総理は先週末、東南アジアのマレーシア・シンガポール・フィリピンを訪問しました。それ以外にも総理就任後、これまでに訪れた国を赤色で示しています」

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青山繁晴
「はい。これ見ていただくと、まず去年12月に安倍政権誕生してすぐ翌月の、今年1月から、まず東南アジア行ったんですね(一同同意)。で、この間行ってたのは東南アジアですね(一同同意)。だからこれ実は、ぐるーっと回って、いちおう完結しましたよっていうのが、4日前なんですよね。で、そのぐるーっと回ってきたのを見ていただくとですね、その1月に東南アジアがあって、これ2月アメリカ、飛んでるように見えますけどもね、これ、手で追っていくとですね、こういう風にアメリカ行って、そして中国の真上のモンゴル行って、そしてやっぱり中国の上のロシア行って、中国の左側の、ポーランドとか、昔、社会主義で一緒だった諸国を回って、そして中国が力入れてる、そのエネルギー関係の中東回っていって、そして中国の足下のミャンマーに来て、最後、この東南アジアにまた戻ってきて。ぐるーっとこれ完全に中国を包囲する外遊を、ご自分、全部ご自分で、行ってこられた。そして、一番最後が、この仕上げがフィリピンになったんですけれども、フィリピン、えー、ここですけれども、実はこの南シナ海で、中国と激しい領土紛争をやってて、えー、そこに安倍総理は最後に行かれて、巡視船を、10隻、供与しますと、いうことを約束して、そして日本に帰ってこられたんですね。実は日本の海上保安庁も全然巡視船足りないんですけど、それでもあえて、10隻ですよ、10隻をこのフィリピンに供与するっていうのは、これは明らかに、その、中国を意識した外交だということが、その、言えると思うんですね。で、この、まさしく、今言いました、中国を包囲する、今までにこんなことやった総理大臣は、一人もいません。その初めての試みが、終わった時に、この、っていうか、終わるのに合わせて、この2人を、北京に派遣したんですね。出して下さい」

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村西利恵
「今月、中国・北京を相次いで訪問したのが、飯島勲内閣官房参与と、斎木外務事務次官」

青山繁晴
「はい。で、これ両方とも、日本から、中国に行ってるわけですから。そしていわば、お二人とも、安倍さんの懐刀というべき人々ですよね。斎木さんは今までの外務事務次官と違って、もう安倍さんとの関係が、拉致事件に対する志をともにしてすごい深いっていうのはこの『アンカー』でもやりましたね(7月17日放送分)。で、従って、日本のメディアは、やっぱり安倍政権の方から、その日中首脳会談をやって下さいと、そのためには妥協もありますよということを、言ってるんじゃないかということが、記事からもテレビの報道からもにじみ出てるんですが、僕の責任で申しますが、それはありません。なぜかというと、中国側が日中首脳会談をやるための条件として挙げていることは、極めてはっきりしてて、はっきりしてるのも異例ですけど、はっきりしてて、尖閣諸島に関して、領土問題があることを認めろ、そしてその上で棚上げにしろと、それがあって初めて首脳会談ができるって言ってるんですから。これにちょっとでも安倍さんが妥協的になると、私たちの沖縄県石垣市の尖閣諸島っていう大事な領土を、見失うことに、やがてつながりかねませんから、これで妥協できるはずがないんですよ。そしてその上で、いつも言ってる通りニュースには尻尾があって、よく見ていただくとその尻尾が見えます。安倍政権は中国に妥協してるんじゃなくて、むしろ、さらに厳しい姿勢に出てるっていう証拠があるんです。そのひとつが、これです」

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村西利恵
日本版NSC、国家安全保障会議が来年4月に発足。早ければ年内へ前倒しも、と」

青山繁晴
「はい。えー、日本版、国家安全保障会議、有識者会議のメンバーを僕自身が務めたこともあって、この『アンカー』でずいぶん詳しく報道しましたね。で、これ、本来は、来年4月、つまり来年度の頭から発足しましょうってことになってたんです。えー、僕自身も確かに会議でもそういう話を聞きました。それが最近、安倍さん自身が、内閣や関係省庁に指示をなさって、いや、もっと繰り上げると。10月半ばに臨時国会が召集されます。その前に一度臨時国会ありますが、それは参院議長を選んだりする臨時国会。そのあとに本格的な臨時国会を10月半ばに開きますが、わずか1カ月ぐらいで、ごめんなさい、その臨時国会開いたら、すぐにこのNSCの法案を出して、わずか1カ月ぐらいの審議で、野党が仮に反対しても、あの、早期の成立を図って、そして成立したら直ちに、50人前後の人員を集めて、NSCをとりあえず発足させるっていう風に、まあ、これあの、単なる時期の問題じゃなくて、非常に大きな転換ですね。あの、不十分であってもまずもうスタートさせましょうっていうことなんですね。で、早ければって書いてるのは、ま、あの、関連の情報保護の法案とかありますからね、国家公務員の守秘義務を厳しくする法案とかあるから、そういうのが全部上手く行ければ、年内です。遅くてもですね、ここには書いてませんが、来年の3月までには絶対に設置すると、安倍さん自身がおっしゃってます。それは、年度を1年繰り上げるっていうことなんですね。えー、それは実は大きな意味が2つあります。1つめはこれです」

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村西利恵
防衛計画大綱の策定をリードする

青山繁晴
「はい。えー、これ防衛計画の大綱、つまり、何を目的に、防衛していくのか。えー、どういう狙いで日本を防衛していくのか、何がメインですかっていうことと、具体的な装備も、別表っていうので決めていくんですけど、今まで、当然これは、小野寺さんのいま顔出てますけど、防衛省でやってたわけですよね。で、そのあと内閣で確認することになってるけどそんなの形式だった。それをそうじゃなくて、これ(NSC)早く創るってことは、防衛省だけで創るんじゃなくて、官邸、内閣の安全保障で創りますと

村西利恵
「なるほど」

青山繁晴
「ね。で、そのために実は小野寺さんていう若い防衛大臣を配置したのでもあったんです。実は当初からずっと安倍さんの胸に秘めたことを、今やろうとしてる。じゃあ何でですね、その国家安全保障会議を、創るのを急がなきゃいけないのか。そして新しい防衛計画の大綱も、なぜ早く、官邸がリードして創らなきゃいけないのかっていうのは、それは2つめのこの大きな意味として、これです」

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村西利恵
「それは、発足したばかりの中国海警局が、どんどん尖閣に船を送りこんでくる可能性があるから」

青山繁晴
「はい。これまだ柔らかく書いてるんですけど。中国海警局っていうのは、英語で中国側はChina Coast Guardと言ってます。Coast Guardっていうのは、ふつう沿岸警備隊ということですけど、今までその、中国の海に出て行く政府の船っていうのはバラバラな機関だったんですけど、それを統一するだけじゃなくて、武装強化です。だから、準海軍と言ってもいい。準っていうのは純粋じゃなくて準ずるの方ですね。だから、海軍がいきなり尖閣諸島に出て行くと、さっきの(ストレートニュースでの)アメリカの動きも含めて非常にまずいけれど、そうじゃなくて沿岸警備隊が強くしたやつが出て行っただけですと、いうのを今やろうとしてて、ということは、相手が、そのコーストガードと言ってても、小規模の武力衝突とか、そういう危機まで考えなきゃいけないから、早くそういう危機が起きた時に官邸で決められるシステムを、NSCによって作ろうとし、それを未然に防ぐためには、防衛計画の大綱自体が今までと違ってそれをちゃんと盛り込んでなきゃいけないので、政治判断もそこに入ってなきゃいけない、防衛省だけではとても判断できないから、いわば官邸ってことは、国家として、この尖閣の新しい危機に取り組もうということなんですね。で、これは先ほどのぐるっと中国を包囲することと合わせて、ま、これについて反論、異論、たくさん国内にも、ありますよね。ありますが、中国に対する姿勢としては、極めて明瞭な姿勢ですね。実は今回、えー、斎木さんや飯島さんが北京に行かれたというのは、日本が歩み寄ったんではなくて、むしろ中国の方に姿勢の変化があるんです。はい、それ具体的に見ますと、これです」

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村西利恵
中国が安倍政権に擦り寄っている。その1つが、毒ギョーザ事件。きのう中国で初公判が行われました」

青山繁晴
「あれ?尖閣の話してたのに、いきなり毒ギョーザかと」

村西利恵
「飛びましたね」

青山繁晴
「はい。で、毒ギョーザって、もう実は、6年から5年ぐらい前ですから、ま、実質5年半ぐらい前ですよね。忘れていた人はいないと思うけど、あんな5年以上前の事件とこの今の尖閣とNSCと防衛計画大綱と、どういう関係あるんだと思われるでしょうが、これは、もう中国特有の事情なんですよね。というのは、中国の司法っていうのは独立してませんから。こういうその、外国絡みの事件の裁判っていうのは、政治判断で行われるんですよ。これ今見ていただくと、皆さん、あの、思い出していただくとですね、6年前の年末に大変でしたね。えー、そして、えー、翌年にかけて、えー、この地元の兵庫県の家族など、3家族10人の方が大変、中国製のギョーザを食べたら、中にメタミドホスという、日本では農薬と認められてないものまで、殺虫剤が入っていて、ちっちゃい、お子さんが、もう死の危機に直面したこともありましたよね。今もたぶん僕は後遺症その他で苦しまれてると思うんですけれども、メディアにそういうの出てこないけど、これ大事件でした。大事件から、2年経って、突如、その、この、呂被告っていう中国の人が、工員さんですよね、この餃子の、単独犯として逮捕されて、すぐ起訴されたんですよ。起訴されたけど、そのあとほったらかしになったわけです。これは異常な事態で、というのは中国にも刑事訴訟法ってあるんですが、その中国の刑事訴訟法を見ますと、この起訴されると、半年以内に判決が出てなきゃいけない

山本浩之
「ああー」

青山繁晴
「3年以上ですね、裁判すら開かれなかった。じゃあ何で今開かれたのか。そのヒントはこの起訴された時期にあるんです。これ起訴された時ってちょうど中国の温家宝総理が、日本に来る直前だったんです。だから日本人を苦しめた事件だから、だからこそ、政治的に利用して、はい、毒ギョーザ事件ちゃんと起訴しましたよって温家宝さんが日本に来たわけです

山本浩之
「うーん」

青山繁晴
「ね。そして、だから今回も、いきなり初公判になったっていうことは、政治的意図があるな、つまり今は日中首脳会談が開けないことについて、中国側が、いわば安倍政権に、ちょっときつい言い方ではありますけど、擦り寄るっていう姿勢を示してるんじゃないかって見方が、当然、日本の外務省にも、日本の情報機関にも出ていて、そのいわば、ひとつの証拠としてですね、えー、この、(ギョーザ事件の)捜査をした時の、中国の公安部の、次官の人が、今言いました中国海警局の、新しい局長、なんです

山本浩之
「はあーーー」

青山繁晴
しかも兼務したままなんです

山本浩之
「兼務したまま?」

青山繁晴
「兼務したまま。だから、ガチッと本当は結びついちゃってるわけですよ。ね。報道でそういう話が出てこないから、なかなか日本国民に伝わらなかったんで、実は結びついてる。そして、じゃあ中国は、その、尖閣諸島であれだけ軍部が強気で出てるのに、なぜ擦り寄らなきゃいけないか。根本的にはこれが原因です」

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村西利恵
「外務省幹部によると、『中国から、経済関係を深めたいと言ってきている』

青山繁晴
「はい。これ、経済関係を深めたいっていうのは、えー、絶妙な言い方だと、僕は思うんですね。あくまであの、水面下の、えー、日中の、外務省どうしの交渉なんですけれども。えー、これは、えー、この『アンカー』で何度も言いましたが、中国経済は今、一般的に言われてるよりも非常に苦しい状況にあります。というのは人件費が上がってしまって、世界の下請け工場、もうできない。それなのに、自前の産業資本、つまり、例えばここ大阪ですけど、パナソニックでも、あるいは名古屋のトヨタでもどこでも、民間の産業資本です、日本は。ところが中国はいろんな名前ついてても実態はほとんど国有企業で、自前の産業資本、自力でできる産業資本って育ってないから、下請けはできない、自前の動きもできない、どうしたらいいんだ、結局はしばらくは外国からの投資に待つしかない、いや、あの、依然として期待し続けるしかないのに、起きてるのはこれなんですよね」

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村西利恵
背景には、日本企業が中国から次々に撤退しているということがある」

青山繁晴
「はい。もうすでに人件費が上がってしまって、日本企業としてはもの作りを中国でやる意味が失われている、上に、その、反日政策とかで、他の国にはないリスクがたくさんありますから、次々に撤退、本当はしようとしてると。これ撤退ができないんですよ、そもそも。ひどいケースですと、その地区の共産党が、その日本企業の工場の設備を勝手に売却してしまって、そのお金で、従業員にお金を分配したりっていう無茶なこともあって、それだからよけいにもう早く撤退したいって動きが起きてて、これを何とか止められないかってことを実は安倍政権に言ってきてるんですね。これは実は、中国が、ほんとの自由の、自由主義に基づく経済を理解してないってことでもあります。中国だと政府が何か言えば全部企業もそれに従う。日本はそんなことありませんけれど。中国それ理解できないから、安倍政権にそれを一生懸命言ってきてるわけですね。で、そうしますとね、この、今、日中の間で、ひょっとしたら9月に、まず9月にロシアでG20って開かれますが、その時に立ち話でも日中首脳会談かもしれないって話になってて、それに向けて日中が、その、歩み寄り始めたって報道されてるけど本当は、中国側の事情で、そうなってるんですよね。で、その時に安倍さん非常に強い姿勢を取ってる。前から言いました通り、中国・韓国と下手に妥協すると、むしろ中韓の経済失速に巻き込まれる恐れもありますから、適切な距離を取ることは大事、そこまではいいんですが、じゃあその、今の安倍外交に、問題はないか、課題はないかというと、それは、珍しく外務省の幹部と僕の意見が一致したんですが、その今の課題というのはこれです」

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村西利恵
「安倍政権の対中姿勢が変化したように見えるのは、外務省幹部によると、『アメリカの顔色を見ているから』

山本浩之
「ああー、アメリカ」

青山繁晴
「ええ。これ、ええ、幹部って言っても、これもう相当若い人ですね、幹部は幹部ですけどね。もうはっきり言うと課長級ですけど、本省の課長ですから相当発言力あるんですけど、もうそういう世代だと、やっぱりかつてのアメリカに対する見方と少し違うところがあってですね、つまり、オバマ政権がずっと、その、アメリカにとって中国との経済関係大事だから、日中で紛争起こさないでくれと、いうことを、ずっと、特にホワイトハウスが言ってくるから、それに合わせてですね、例えば自分の、安倍さん、ご自分の信頼する外務事務次官、斎木さんとかを送り込んで努力してるじゃないですかと、こっちは一生懸命やってるんだけれども、言うことをちゃんとやってくれないのは中国側ですと、いうためにやってるんで、つまりは、完全に、その、日本が自立、独立した形で米中の間を上手く距離を取りながらやってるんじゃなくて、すごくアメリカの顔色を見ながら、やってるっていうのはやっぱり否定しきれないってことなんですよ。もちろんその、日米同盟の再建、民主党政権が壊したものの再建は、とても大事であって、それから例えば、この、秋の臨時国会で集団的自衛権を、憲法の解釈を変えて、使えるようにしましょうということも言ってますが、これはね、集団的自衛権はすぐアメリカって言われるけどそれだけじゃなくて、尖閣諸島で何かあった時に日米が、その、軍事的に、協力できるってことが抑止力になりますから。だから集団的自衛権ってのは必ずしもアメリカの顔色見てるだけじゃないんだけど、全体的には、アメリカのご機嫌が良くなるような動きをずっと取ってるってことは、実は実態としてありますっていうことをですね、もう一回申しますが、珍しく外務省の最前線の人が、やっぱりそれ痛切に感じるところがあって、そう言ってるわけですね。で、これは安倍さん個人の問題じゃなくて、その、間もなく、8月15日来ますけれども、ずっと日本が背負ってきた、アメリカの顔色を見る、ということが今も根本的に続いてるってことであって、今後ひょっとしたら3年間は安定政権が見込めるんであれば、たった3年と言わずに、その根幹を見直しませんか。じゃあその根幹を見るのに具体的な手立てはあるのか。あります。それを後半に考えるんですが、後半のキーワードはこれです(フリップ出す)」

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村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『根本の突破口は教育』。今後日本の力となる教育とはどんなものなのか。
このあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「自分の足で外交を展開する、その突破口として、教育、を挙げられました。引き続き、お願いいたします」

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青山繁晴
「はい。今ヤマヒロさんが、自分の足でっておっしゃったんですけど、その通りで、この安倍外交の特徴のひとつっていうのは、外交を外務官僚任せにしないってことですよね。で、これは、その、外務省っていうところから、その、飛び出て官邸もやります。それだけにとどまらず、少なくとも敗戦後の日本外交では、全く外交なんて考えたことない省庁に、外交が始まろうとしてます。それは何かというとこれです」

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村西利恵
「下村文部科学大臣が青山さんに、『インドを訪問して、青山さんが提案したチャンドラ・ボース・ジャパン大学を、インド政府などに提案したいと話したと」

青山繁晴
「はい。えー、下村博文さん、えー、文科大臣ですね。つまり、文科省のトップ。で、下村さんは、文科大臣になりたくて政治家になったっていう人なんですけど、つまり教育をやりたくて政治家になった。そしてこの下村博文さんは、第1次安倍政権から、もう安倍さんの最側近だったって皆さんご存知だと思うんですね。その下村さんが、その、敗戦後の日本外交を見直すために、新しい大学の設立を提案したいと、これ月曜日に下村さんから、直接僕にお話があったばかりです。で、えー、間もなく、そのインドに訪問されるっていうことなんです。まだこれ、インド訪問自体が全く発表されてません。はい。だからまだ報道されたことありませんけど、実際に訪問されます。そして、えー、青山が提案したチャンドラ・ボース・ジャパン大学、これ実は、『アンカー』でお話ししましたね」

山本浩之
「何月でしたっけ」

青山繁晴
「5月です」

山本浩之
「5月でしたか」

青山繁晴
「はい。あの、5月13日までだったと思いますけど僕はインド行ってて、そして5月15日水曜日のこの『水曜アンカー』で、お話ししたと思うんですが、その、インドに、チャンドラ・ボース・ジャパン大学っていうのを、日本が、基本的に努力して、インドの協力のもと創りましょうってことなんですが、チャンドラ・ボースっていう方、『アンカー』で申しましたけれど、あの、残念ながら、僕も学校で教わったことないですから、なかなか日本で知られてないのに世界で、あるいはインドで有名な人です。もう一回だけちょっとおさらいしましょう。出して下さい」

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村西利恵
「チャンドラ・ボースさんは、旧日本軍の協力で設立された、インド国民軍の最高司令官だった方で、遺骨も日本に眠っているんですね」

青山繁晴
「はい、杉並の蓮光寺っていうお寺に、眠ってらっしゃると、いうことなんですけれども。実はインドはイギリスから第二次世界大戦後に独立しましたよね。で、その時に、日本では、マハトマ・ガンジーさん、が、頑張ったってことは極めて有名なんです。もちろんインドでも、マハトマってだいたい聖なる人っていう意味で、ほんとに尊敬されてますけど、いわば、独立のための、精神の基礎を作ったのがマハトマ・ガンジーさんであって、そして独立の、その、実際の動きをやっていったのは、インド国民軍っていうものを、旧日本軍の協力で作ったチャンドラ・ボースさんだって認識は、これインドで、あの、立場の違いを乗り越えて広く知られてるところであり、特に、あの、僕は実際にインドでお会いした方々でいうと、若い人は、もう圧倒的にチャンドラ・ボースさんが大好きで、そして、今の日本ではずっと悪者っていうだけにされてきた日本軍を、実はインドでは全く違うイメージで見てるわけです。で、だからこそ、実はチャンドラ・ボースさんの、ご遺骨は今、杉並のお墓にあるってことなんですが」

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青山繁晴
「その、今年の5月にインドに行きました時に、これトリパティさんって書いてますけど、チャンドラ・トリパティさんですね。チャンドラ・ボースさんの実は親戚です。そしてこの方は、インドの中央省庁で次官などを務めて、インドでは非常に中立的な立場を守った公平な人物、そして汚職とは無縁の、インドではむしろ珍しい、そういう人として非常に人気のある人なんですね。このトリパティさんに、その、チャンドラ・ボース・ジャパン大学っていうのを創りませんかっていう風に提案したんですね。その提案、そのトリパティさんに申したのと同じことを、下村文科大臣に、日本に帰ってすぐ、文書にまとめたやつをですね、お渡ししたんです。で、それを今度、下村文科大臣は英訳して、つまり文科省の官僚に英訳させて、それをインド政府などに手渡して、その、文科大臣としてはいわば、正式にって言い方はまあ、すべきでないかもしれませんが、文科大臣としてははっきり提案したいってことをおっしゃったんですね。その提案の中身、申しますとこれです」

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村西利恵
「青山さんが提案しているチャンドラ・ボース・ジャパン大学の内容です。学部は、『歴史学部』『新アジア創世学部』『アジア新技術学部』『アジア医療看護学部』『アジア新農業学部』などを想定していると。で、候補地はベンガル州の古都カタクや、コルカタ、ニューデリーなどで、『アジア新農業学部』には枯山水の日本庭園や、盆栽の庭など、研究施設と憩いの場として、整備すると」

青山繁晴
「うん、もう時間はないけれどもやっぱり説明しておきたいのはですね、まず、目玉は歴史学部ですね。というのは、世界には、第二次世界大戦の戦勝国と敗戦国しかないみたいな教育を僕らは受けたじゃないですか。でも、インドとかベトナムとか、日本軍の協力によって独立を達成したと、今でも考えてる国々があって、そういう国々は、戦勝国とか敗戦国の立場を超えて、違う公平な第三者の目で、第二次世界大戦と、それ以降の歴史を見てるわけです。従ってこの歴史学部を作って、日本やインドの学者に、あるいはベトナムからの学者なども加えて、今までと違う、つまり勝った負けたの歴史じゃない、その、公平な目の、歴史観ていうものを打ち立てる学部を創りませんか。で、それに合わせてですね、そうすると今、中国の力だけが大きく見えるけれども、やがて人口でインドは中国を間違いなく追い越し、経済的にもインドは非常に大きな可能性を持ってます。例えば、女性差別とか、大きな問題も抱えてるけれども、課題を日本の協力で克服していったら、インドと日本の時代だって来る。それを新アジア創世学部で研究しませんか。そしてインドにとって大事なのは、もうひとつ、技術がありますから、日印の協力で新技術学部、それも、日印というよりはアジア全体。そしてやっぱり医療が大きな問題だから医療看護学部を創り、そして、農業の未来、日本の農業の未来とも噛み合って、とても大事だから、こういう学部を考えませんか」

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青山繁晴
「それから、建てる場所は、ニューデリーは首都だから当然ですけど、このベンガル州の古都カタクっていうのはですね、カタク、ここですね。えー、ここっていうのは、ベンガル州は、その、チャンドラ・ボースさんの生まれた場所です。そしてコルカタっていうのは、チャンドラ・ボースさんが学んだ大学のある場所で、昔で言うとカルカッタですね。こういうゆかりの地に創り、そして分校を東京とか、えー、東京じゃない日本とかですね、大阪でもいい、名古屋でもいい、神戸でもいい、日本に分校を作り、あるいはチャンドラ・ボースさんがケンブリッジ大学に留学してましたから、ヨーロッパに分校創ってもいい、それだけの力は、実は日印にあります。そしてさらに、実はニューデリーにはですね、この瞬間もね、ちゃんとオープンしてる施設で、National Bonsai Parkってあるんですよ。盆栽パーク、国立盆栽公園。で、そこに行ったらですね、盆栽は盆栽だけど、巨大盆栽ばっかりで(笑)」

山本浩之
「ああー」

青山繁晴
「その、小宇宙を創るっていう盆栽の概念がやっぱり分からないとこあるから、だからその、研究と理解、ね、あるいは憩いの場としても、その本物の盆栽を日本から、ちゃんと協力して創って、こういう物を創っていったらですよ、安倍さんが国会答弁で力んで無理な答弁しても、アメリカも含めて世界の誤解を招いて、中韓の、はっきり言って歪んだ歴史観にとって、むしろ、そういう歪んだ歴史観を広めることに使われてしまうから、時間はかかるけれどもこう根っこのところで、公平な歴史観を作ることをやるのが、実は外交ではありませんかということを、下村さんに提案しましたら、今まで僕は長年そういう提案いろいろしてきましたが、こんなにまともにすぐ受け止めて、だって、提案からまだ2カ月ですよ? それを役人に翻訳させて、自らそれを持って公式訪問の外国に持って行くっていうのは、初めてです。だからそういう、官民の垣根を越える意味でも、新しい動きは始まってるなと思うんです。こういうことから、アメリカや、その他の顔色を見る外交から、本物の独自外交もできていくんではないかと期待してます」

山本浩之
「ありがとうございました。今日は外交について考えました。いったんコマーシャルです」

 ____________________________内容紹介ここまで


 チャンドラ・ボース・ジャパン大学の話がこんなに早く動き出すとはびっくり!さすが下村文科大臣!
 これはもう本当に実現してほしいですよね。
 日印友好のためというのももちろんありますが、ある種の「中国包囲網」にもなるんじゃないかと思います。

 この日の「アンカー」では他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。
・臨床試験データ操作問題 東京慈恵医大元教授、論文撤回申し出へ
・中国軍が太平洋上で初の合同演習
・訪中の外務省斎木次官、外務次官らと関係改善へ意見交換か
・東日本大震災 復興予算3.4兆円執行できず

 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、誰にも手渡してはならない自由意志さんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。


※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントが送れます。
誰にも手渡してはならない自由意志
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

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