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「アンカー」中韓と適切な距離をとるのが日本のあるべき道&参院選後も安倍総理は中国に厳しい姿勢を貫く

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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■7/17放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

北方領土、尖閣諸島…参院選後の日本に何が起きるのか、中露の動きを青山解説

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 前半のキーワードは『むしろ、逆』。気になるロシア・中国・韓国の動きについて。安倍総理は中韓と首脳会談せよというのが日本のメディアの論調ですが、それはむしろ逆。その理由とは?
 後半のキーワードも同じく『むしろ、逆』。参院選後の親中派・親韓派の予想される動きに対し、すでに手を打っている安倍総理。そのひとつが斎木さん。彼を外務事務次官に起用した本当の理由とは?

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
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 内容紹介ここから____________________________
山本浩之
「さ、このあとは、青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーに移りたいと思います。今日はどのようなお話を」

青山繁晴
「はい。あの、皆さん、言うまでもないですけど、今、参議院選挙のたけなわで、21日にはいよいよ投開票がやってくるんですけれども、あの、僕も、ま、当然、長年選挙を見てきましたけれども、今回、非常に異例な動きを感じているのは、その、日本の国政選挙、参院選挙の結果を、もう世界が、見据えて、すでに動き始めている。参院選後に備えて、国内の政局が動き始めるってよくあるんだけど、その、日本の周辺諸国、中国とかロシア、あるいは韓国も含めて、そういう所をはじめ、世界各国が、日本の参議院選挙のあとに向けて、すでにどんどん動いているっていうのが、ま、今までにないことです。で、それを具体的に今日も見て行こうと思うんですけれども、今日のキーワードは、これです(フリップ出す)」

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山本浩之
「あ、『むしろ、逆』」

青山繁晴
「はい。えー、実は、その、世界が目に見える動きしてるから、新聞、テレビでも、参院選後にどうなるかっていうことを、かなり、かなりでもないけどある程度報じているんですけどね、いるんですけれども、しかしその中で例えば、その、安倍外交は、中国や韓国と首脳外交が、えー、首脳外交、あるいは、首脳会談ができないから、良くないと、いう話がいっぱいあるんですけど、違います。むしろ逆ですというお話をですね、えー、真っ直ぐ真ん中から、偏った見方ではなくて真っ直ぐ真ん中から、具体的に皆さんと一緒に考えたいと思います」

山本浩之
「はい。それではコマーシャルをはさんで、青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「はい。参院選後の日本を見据えて、世界はもうすでに動いている、ということのようなのですけれども、じゃあ、どんな備えをしているのか。さっそく解説をお願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。えー、ここにまさしく、世界が動き始めたとあるんですけれども、表裏、色んな動き当然ありますが、その中で、一番目に見えて、強烈に刺激的な動きというのは、やはりこれです。出して下さい」

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村西利恵
今月5日から12日まで、中国とロシアの海軍が、日本海で合同軍事演習を行いました

青山繁晴
「はい。えー、中国とロシア、の海軍の合同演習っていうのは、去年ですね、あの、中国の青島(チンタオ)の沖合で、初めてやったんですね。で、それはこのあたりです。で、いわば、ま、それだけでもけっこう刺激的ですけれども、まあ、中国の青島の沖合ですからっていう感じだったんですが、えー、今月、これやったばっかりですけど、この日本海で、初めて、中国の海軍が、合同で軍事演習を、ま、いわば参院選にぶつける形でやったと」

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青山繁晴
「で、そのあと、これあの、北海道の宗谷岬と、えー、これ日本の領土の、これちゃんと樺太が、主に書いてある、えらい!(一同笑) えー、日本のテレビで滅多にないと思いますが。サハリンはロシア語です。依然としてこの南半分、南樺太は、日本のものと考えるべきでありますけれども、ここに宗谷海峡ってあるわけですね。で、これを、ロシア艦隊も動きましたけれども、中国の艦隊がここを抜けて、オホーツク海に出ていきました。これ史上初めてなんですよ。で、小野寺防衛大臣は、敏感に記者会見で、中国の戦闘艦、えー、戦うための艦隊が、ここを通ったのは初めてであるということを指摘して、ま、危機感をあらわにしたわけですね。で、それに加えて、ロシアはさらにですね、動きを強めました。はい、出して下さい」

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村西利恵
「この合同軍事演習の翌日からは、サハリンで、抜き打ちの軍事演習を行い、ロシア軍の爆撃機や偵察機が、日本海と北方領土上空を飛行しました

青山繁晴
「うん、これもやっぱり樺太って書いてほしいんですが」

村西利恵
「あ、失礼しました」

青山繁晴
「ま、ロシア側から、という意味なんでしょう。この私たちの南樺太も含めて、サハリンで、これはあの、えー、ソ連崩壊後、最大の規模の演習です。海軍だけではなくてですね。えー、しかも、プーチン大統領が実際に行きまして、何か潜航艇にあの、身体半分乗っけてるところとか映像わざわざ公開したりして、えー、ここで、大規模な演習やったんですね。で、それは日本に重ねて、こうアピールするだけじゃなくて、これは、実は中国に対しても、いつもいつも友だちってわけじゃないよ、必要があればロシアは自分で動くよってことを見せる、ためでもあります

一同
「うーん…、へえー…」

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青山繁晴
「で、それに加えてですね、えー、これちょっと見ていただくと、ツポレフ95。これあの、西側諸国では、ベアと呼んでます。クマですよね。空飛ぶクマ。で、これが恐ろしいのは、プロペラ機ですけれども、世界最速のプロペラ爆撃機であって、同時に、核ミサイルを、積めるんですね。で、これがロシアから降りてきて、こうやってこう日本海の沿岸を、こう北海道に、こう北上していくっていうことを、わざわざやりまして、そして、わが航空自衛隊のF15をはじめとして、スクランブル、緊急発進をやって、えー、まあ、対処したわけですね。警告も含めて、対処したわけです。で、こういう動き、皆さんにお話しすると、あれ?あの、日本とロシアは、最近比較的関係が良くなるような雰囲気もあったし、これを参議院選挙の間にぶつけてくるっていうのは、一体どういう意味なんだ、日本を脅してんのかと、皆さん思われると思いますし、えー、報道ぶりも、どっちかというとそういう報道がもちろん多いわけですが、これ全く逆なんです。ロシアの狙い、プーチン大統領、したたかなプーチンさんの狙いは、これです」

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村西利恵
狙いは、安倍総理と交渉したい

山本浩之
「えっ…、あ、そうなんですか?」

青山繁晴
「はい。そうです。で、交渉ってのは何の交渉か。実はもう水面下で始まっています。これです」

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村西利恵
「北方領土交渉」

青山繁晴
「はい。えー、すなわち、参議院選挙、これからですから、私たち有権者がこれから決めることなんで、ロシアに余計なこと言われる筋合いはないんだけれども、でもロシアもアメリカも中国も韓国も、そして北朝鮮も本当は日本でたくさん情報収集してて、ま、あの、細かい選挙結果、これ選挙の行方に影響与えることできませんから、もちろん申せませんけれど、僕自身の予測はありますがそれも申せませんが、世界の全体の見方としては、おそらく、安定政権ができるんじゃないかと、いうことを、あるいは政権が安定するんじゃないかってことを考えてる。で、安倍さんは実は去年12月の総理就任以降ずっと、ロシアと水面下で交渉を進めてきて、そしてプーチン大統領に明らかに動きがあってですね。但しこれは、私たちの北方4島が全部返ってくるってことが、すぐあり得るって話じゃもちろんありませんよ? そんな相手ではありませんけれど、しかし全く動かなかったものを動かそうとしてる気配があって、そしてこれは例えば僕の長い付き合いのアメリカ国務省の、えーこれは官僚ですけれども、アメリカのいわば国務省は、外務省って言ってんですが、アメリカの外務官僚が、もう最近いつも言うのは、要は3年間は、安倍政権なんだよねって、今後。アメリカの見方ですよ、あくまで。それでも、つまり、ミスター青山が主張してた今回の衆参ダブル選挙は、結局踏み切れなかったねと。ということは、その、ダブル選挙はまた3年後だろうと。今度、つまり次の参議院選挙、えー、3年後ですね、その時に、やっと衆院を解散するんじゃないか。だから3年間は選挙がないので、いかなる国政選挙もないってことに、ま、補選なんかは別にするとないってことになるから、要するに初めて日本は、日替わりの総理じゃなくて、どうも3年続くらしいと。そうすると、プーチンさんは今までの水面下の交渉の動きも含めると、これ右手で必ずこうやってもう、詳しい交渉しなきゃいけない。その時には、こう、利恵ちゃんに向かってそんなことできないけど、じゃあ堀田くんに向けてやるとですね」

山本浩之
「堀田ならいいのかという…(一同笑&ざわ)」

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青山繁晴
「こうやって手を結ぼうと、するとこれバチーンと、これ、事前に叩いておく。叩いておくと、この手を握ってる意味も大きくなる。で、もうこれはロシアの、ソ連時代からの常套手段でもあると同時にプーチンさん、KGB出身のプーチンさんの大好きなやり方であり、同時に、世界の常識なんですよ。で、従って、当然、航空自衛隊は対処しなきゃいけない。海上自衛隊も実は対処しました。これ報道されてないけど潜水艦隊も実は動きましたけれども、しかし本当はもう、交渉したい、交渉したいということであって、えー、これは、日本にとっては久しぶりに、相手を交渉に引きずり出すことができるかもしれないってことなんですね。じゃあ一緒に演習やった、中国はどうなのか。えー、実は中国は、ありていに言えば、今、外交どころじゃないです。えー、それは、これです」

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村西利恵
中国経済は『出口のない下り坂』。4月から6月期のGDP成長率が7.5%と、おととい(7月15日)発表されました

青山繁晴
「はい。これ中国経済、これカギ括弧で、出口のない下り坂、ちょっと不思議な日本語ですよね」

村西利恵
「確かに(笑)」

青山繁晴
「出口のないトンネルって話はあるけど、出口のない下り坂って普通言わないんですが、すみません僕の造語です。で、今までだったらこのへんに(画像の隅に)、あの、財務省の幹部とか、外務省の幹部とか、経済産業省の幹部のシルエットが浮かぶんですが、今日あえて入れてませんが本当は、電話やお会いして、中国経済の今後について、もうしっかり議論をいたしました。で、僕は、その、官僚たちに言ったのが、出口のない下り坂と考えていいですよねと。つまり、単なるトンネルじゃなくて、もう明らかにドーッと下って行ってるのに、じゃあその下り坂がいつか終わってですね、平坦になってもう一回上り坂になったり、一種の下り坂の終わりってものが見えない、どこまで落ちて行くんだってのが分からない、闇に落ちて行くような現状にあるっていう意味で、この造語をあえて今日お示ししました。そして、実は中国の国家統計局、つまり公式の統計でも、おととい発表されたばっかりですけれども、4~6月期は成長率が7.5%、これ高そうに見えて、実は中国は8%を維持しないと、国内での反乱、農民や労働者の反乱が頻発しすぎて国が保てなくなるってことを、中国共産党内部の報告でもずっと言ってきたんで、実は7.5%っていう数字は、ショッキングな数字なんですね。で、この原因については『アンカー』で、何度かお話ししましたけど根本原因は、世界の下請けをもうできなくなった、人件費が上がりすぎていて、できなくなった。それなのに、その、世界の下請けをやるんじゃなくて自前の産業興すための、民間の産業資本が育ってない。つまりさっきの、ストレートニュースで申しました通り、大企業のほとんどは、実質的には国有企業であって、民間経済ってものが、ほとんど姿が本当はないんだということが、その背景にあるわけですね。だから出口がない。もう下請けは、例えば南米に今、移りつつあるのに、中国に自前の経済を作れないっていうのが問題なんですね。ところがですよ、この話はさらに奥があって、この数字(7.5%)自体が、でたらめだと、いうことを言ってる人がいるんですね。その人は、誰でしょう? 堀田さん」

堀田篤
「いやぁ…」

青山繁晴
「急にメチャぶりですが(一同笑)」

堀田篤
「そうですね、評論家の方とかですか?」

青山繁晴
「違います。ここにいます」

堀田篤
「え?ここにいる?」

青山繁晴
「ここにいる」

村西利恵
「あ、このモニターにいる」

山本浩之
「写ってる人?」

堀田篤
「えー、そんな…」

青山繁晴
「誰でしょう?」

堀田篤
「李さんですか?」

青山繁晴
「はい。その通りです。打ち合わせなしですよ、今の(笑)。李克強首相、その人が、実はこれは、数字そのものがデタラメだということを…」

山本浩之
「いや、だけど、国家統計局が発表してるんでしょ?」

青山繁晴
「そうです」

山本浩之
「それは中国の…(笑)」

青山繁晴
「This is Chinaなんです。これが中国なんであって、その証拠はこれです」

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村西利恵
「2010年に内部告発サイト『ウィキリークス』が公開したアメリカの外交公電によりますと、李克強さん、今は首相ですけど、2007年は遼寧省の共産党の書記を務めていました。この時代に、当時の駐中アメリカ大使との会食の中で、中国のGDPについて、『人為的に捜査されており、信頼できない』と話したと」

山本浩之
「滅多なことは言わない方がいいねえ!(一同笑)」

青山繁晴
「これ実はウィキリークスが出たあとに、あの、僕なりにアメリカ側に確認したんですけど、これ断言したと」

山本浩之
「はあーー」

村西利恵
「断言…」

青山繁晴
「間違いないと。で、この公電は、これあの、公電ですね、公電は、この大使もちゃんと目を通したんで、その、李克強首相の言葉は、誇張とか何とかじゃなくて、あまりにはっきりした断言で我々も驚いたから機密扱いにしてたんだよということなんですね」

山本浩之
「なるほど」

青山繁晴
「そして李克強さんが、このアメリカの大使に言った話はこれで終わらなかったんですよ。はい、続きあります。出して下さい」

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村西利恵
『経済評価には電力消費・鉄道貨物量・銀行融資の、3つのデータだけに注目する』

青山繁晴
「はい。えー、これはですね、電力どれぐらい使ってますか、それから、あの、高速道路じゃなくて、鉄道で貨物をどれぐらい行き来させてますか、それから銀行の融資がどれだけ順調にやれてますか。で、銀行融資は、ちょっと微妙なんですが、こういう2つ(電力消費・鉄道貨物量)はですね、データは公表されてるんですよ。ところがですね、あの、ちょっと、経済の言葉になりますけど、これ指数にはされてないんです。指数ってあの、指の数って書きますけど、指数って例えば、どっかの時点の、そのデータを、100として、それが今は95だとか、105だとか、えー、基準を見て考える、その、経済の全体を考えるために指数っていうのを必ず使うんですね。ところが、電力とか鉄道貨物ってのは指数にされてないんですよ。で、されてないから、比較的、まともな数字がそのままボロっと出ちゃうって意味なんですね

山本浩之
「うんうん…」

青山繁晴
「指数に使われるものは人為的に操作して、中国経済がずっと上り坂のように見せちゃうけども」

村西利恵
「信用できないと」

青山繁晴
「だからこういうのはけっこうありのまま出ちゃうんだって意味なんです。で、じゃあこのデータが今どうなってるかというと、銀行融資はさっき話題に出ました、シャドーバンキングも含めて目茶苦茶な状態で、そして、電力消費は、その、上向いてはいるんだけれども、伸びがすごく悪くなってて、そして鉄道貨物量について言うと、ついに前年比割れ、マイナスになってるわけですよ。で、中国は高速道路の貨物も発表してるんですが、これはほとんどデタラメだと思われてる、数字が。でも鉄道はいちおうアテになるから、やっぱり、はっきり落ち込んでいってるというのが現実なんですね。だから李克強さんはこういう経済政策を今、打ち出してます。出して下さい」

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村西利恵
李克強首相が主導する経済政策のことを、リコノミクスと。スローガンは『改革なくして成長なし』

青山繁晴
「これあの、すみません(笑)、どうしても僕は笑っちゃうんですけど。その、あれだけ安倍さんが嫌いな、李克強首相」

村西利恵
「確かに(笑)」

青山繁晴
「習近平さんもお嫌いみたいですが、李克強さんは、政治的にも強硬派とみられてるんですよね。例えば尖閣諸島などについて。その、安倍さん大嫌いなはずな李克強さんが、リコノミクスを掲げていて、これ、もちろん最初はイギリスの、経済評論家などが言い出したんですが、今、中国のメディアでもこれどんどん使ってるわけですよ(笑)。つまりアベノミクス、の効果を中国も感じてるってことであって、さらに、さらに、ま、申し訳ないけど笑っちゃうのはこのスローガンで、改革なくして成長なし」

山本浩之
「(笑)ひねりがないですねぇ、全くねぇ(一同笑)」

青山繁晴
「いやあの(笑)、小泉さんの懐かしいヘアースタイルがあの、目の前に浮かぶような、ことなんですが、これ李克強さんは真剣なのはですね、実は小泉政権というのは、その、一番始まりにやったことは、日本の銀行の不良債権を、批判されようとも、処理しようとした、あるいは処理した。これはほんとは評価しなきゃいけない。僕は竹中平蔵さんに現在、非常に厳しいことをこの『アンカー』でも申してますが、あの時は竹中さんと小泉さんのライン、力で、不良債権を処理したんです。で、それを、李克強さんは経済に詳しい、強い人だから、これを思わず掲げてるわけで。で、そうすると、この、アベノミクスを真似してるように、表面的には日本叩きをやってるようでいて、もうそれどころじゃない、自分の経済をどうするか、ってことに汲々としてる。ところがそこに、そこに、そこにこう寄っかかっちゃってる国があってですね、それどこかというと、これです」

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村西利恵
「先月27日、北京で中韓首脳会談が行われました」

青山繁晴
「はい。これは実は大変なことで、韓国経済が今、非常に苦しい状況にあるっていうのはご存知の方多いと思います。つまり韓国経済は、ちょっと前までは良い良いって言われて、日本のテレビももてはやしてたけれども、それは本当は自国政府が、自国通貨のウォンを売って売ってウォンを安くして、その、円が不当に高くなって、日本に勝てるってことやってきた。ところがアベノミクスで、円安というよりは、円のレートが少しまともになっていったら、それだけで韓国経済は困りきってる。そしたらどこに救いを求めて行ったかというと、例えば日本と友好をもって協議するってことを全然せずに、中国にすがりついたわけですよね。ところが中国はそれどころじゃないわけですよ

村西利恵
「んー、確かに」

青山繁晴
「いわば、中韓が共倒れする可能性まで今、実は、特に経済であって、どうしてそんなことを韓国の、まだ新しい大統領の朴槿恵さんがやってしまったかというと、ここにいらっしゃる、何とこの画像の中で一番存在感がむしろある感じするんですけどね、白黒なのに。えー、朴正煕大統領、当時の日本の言い方だと、ぼくせいき大統領ですね。で、実のお父様です。で、この朴正煕大統領は、大統領在任時、日本が好きだってことをはっきり言って、例えば、まさしく、まさしくっていうかそれこそ安倍さんのお祖父さんである、岸総理に対して、友情を述べたり、あるいは日韓併合時代はいい面もあったってことを、自分の閣僚に言ったりですね。で、そういうことがあるから、今の韓国のムード、とにかく反日反日って言わなきゃいけないから、もうとにかく日本とだけは、こう、話すわけにいかないって、はっきり言うと、保身で、中国に走ってしまってるってことになるわけです。そうすると、このコーナーの冒頭で言いましたが、朝日新聞はじめ色んな新聞、あるいはNHKも含めてテレビが言ってるように、中韓と安倍さんが首脳会談できないから困りますと言ってますが、それは本当ですか? 本当は、これが必要なんですね

村西利恵
「参議院選挙後にとるべき道は、中国や韓国との適切な距離

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青山繁晴
「はい。すなわち、これは、日本のエゴで言ってるんじゃないんです。その、成長を遂げていくはずのアジアの中で、牽引役は絶対必要で、これが中国経済でも韓国経済でもないってことは、客観的にはっきりしてて、そして、IMF、国際通貨基金の、つい最近出た、世界経済見通しによると、日本だけが、今年も来年も、プラス成長なんですよ。ということは日本が引っ張っていかなきゃいけないので、中韓と、その、例えば安倍さんがメディアから言われるまま、こうやってくっついてしまうと、もう、その、例えば、通貨スワップも含めてですね、つまり、韓国が困ったら日本が外貨を渡すとか、そういう協定を膨らましたりって要するに、日本もこう、こうやって引きずり込まれて、その、もう一回言いますが、日本のエゴのためじゃなくて、アジアと世界の経済のために、日本は必ずプラス成長をしなきゃいけないのに、それが揺らぐ事態になりかねないから、ケンカしろとはゆめ言いませんけども、適切な距離をとるっていうのは、実はとても大切なことなんですよね

村西利恵
「なるほど」

青山繁晴
「で、ところがですね、えー、参議院選挙後に、こういう距離がなかなか取れなくなるかもしれないってことを、私たちはむしろ考えなきゃいけない。それからもう一点、えー、日本は、そのIMFに言われたからOKじゃなくて、本当はアベノミクスも、本当の成長を遂げなきゃいけないんですね。じゃあ、インターネットで薬が買えるってことを安倍さん胸張っておっしゃってるけど、これ、前の『アンカー』でも言いましたが、それが本当の経済成長なのか。参院選後にも中韓との適切な距離をとり、本物の経済成長を遂げるにはどうしたらいいのかっていうことを、後半考えます。キーワードは、実は、もう一度これなんです(フリップ出す)

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村西利恵
「ここでズバリキーワードは、やはり、『むしろ、逆』。選挙後に何が起きようとしているんでしょうか。このあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「中国や韓国と適切な距離をとらなきゃいけない、だけど参院選後それとれなくなると、先ほど青山さんおっしゃいました。どうしてなんでしょう。続きをお願いします」

青山繁晴
「はい。あの、今、ヤマヒロさんが、どうしてなんでしょうとおっしゃった通り、常識的に考えれば、仮に参院選のあと、政権が安定するなら、安倍さんが今考えてる通りのことを今後もっとやりやすくなるはずですよね。ところが、自由民主党というのは、そんな生やさしい政党じゃないんですよ。実際はこうなる」

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村西利恵
「総理側近によると、『参議院選挙後に、安倍総理の政権運営は難しくなる。親中派や、親韓派の議員が巻き返してくるから』

青山繁晴
「はい。これあの、公平に申しまして、あの、必ずこうなるというよりは、総理の、安倍さんの側近だからこそ、懸念をして、むしろこう、あの、予め、警戒感を強めておくって意味が強いですよ? 但しですね、じゃあ参院選で、その、政権が安定したら安倍さんが何でもやれるかというと、案外そうじゃなくて、今までのように、危機感の中でやってた時よりも、そうやって安定してしまうと、本来自由民主党の中にいらっしゃる、親中派、親韓派、そしてここには書いてないけど、北朝鮮と、えー、深い関係のある、ことを指摘されてる方もいらっしゃる、あるいは自分で、発信されてる方もいらっしゃいますね。で、そういう人たちが、もう何を言っても大丈夫なんだと。それから、参院選挙で一生懸命自分たちも頑張ったんだから、総理だけの得点じゃないってことで、ま、巻き返しって言葉がいいかどうかは僕は、ちょっと異論ありますけれど、本来の主張を、どっと前面に出してくる。で、実は、これは、安倍さんにとっては、もう予想してることなんで、手を打ってるんですよね。で、その打ってる手のひとつが、これです」

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村西利恵
参議院選挙後を見据えて、安倍総理は、斎木昭隆外務審議官を、外務事務次官に起用しました

青山繁晴
「はい。この斎木さんていうね、これあの、外務官僚ですけど、このお顔、何となく覚えてる方もいらっしゃるでしょう? で、斎木さんすごい背の高い人ですけど、その風貌何となく覚えてる人多いと思うんです。というのはですね、もう何と11年前になっちゃいますが、2002年に、この安倍さんがまだ官房副長官だった、若手の官房副長官だった時に、斎木さんは参事官として、外務省の、アジア大洋州局の参事官だった時に、拉致事件について、すごく意見が一致したんですよね。で、そこから実は、あの小泉訪朝につながっていき、そして5人の方が帰国されたら、一時帰国云々に負けないで、えー、あくまでも、日本国民として、日本にお帰りいただいたというのを、実現したっていうのは、その、今より若かった頃の、この斎木さんなんですね。で、従って、今回の異例の外務事務次官人事がありました。異例っていうのはですね、今まで次官をやってた河相さんっていう人、つまり民主党政権下で次官になった人が、もう1年ももたないで、クビにされちゃって、これは僕の責任で申しますが、これはクビです。あの、河相さんを含めみんなびっくりしましたから、これはですね。実は僕はあまりびっくりしなかったけど、あの、外務省はびっくりしたわけですよね。で、メディアは、これ安倍さんは斎木さんと仲いいから、拉致事件を通じて仲いいから、やったんだと、言われてんですが、これ違うんですよ。そうじゃなくて、これは安倍さんが、安倍さん自身も斎木さんのある行動に、それもまだ、安倍さんが野党時代に、斎木さんが自分の考えでやった行動に驚いて、それをずーっと覚えてて、政権についたら、事務次官にボンと抜擢したんですね。それ何が起きたかというと、これです」

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村西利恵
「去年11月の、アジア欧州会議の首脳会議で斎木氏は、中国の楊潔チ(ヨウケツチ)外相に対し、『我が国の戦後の平和国家のあり方を否定し、名誉を傷つける悪意に満ちた発言は、受け入れ難い。中国は、自国に同調する国はどこにもないことを認識すべきだ』と発言しました」

山本浩之
「うんうんうん…」

青山繁晴
「僕は日本の外務官僚で、あの、中国相手だけじゃなくてどこの国に向かっても、こんな激しい言葉を言った人は、僕は一回も見たことないです。で、これ去年の11月初めですから、当然ながら総選挙行われてなくて、野田総理がいらっしゃった時です。で、野田総理と一緒に斎木さん行ったんですよ。外務審議官っていうのは事務次官の下です。だから外務省は一番上が駐米大使と言われてるから、ま、No.3と言っていいですね。ま、No.3すごいけど、でもNo.3ですよ。その人がですね、しかもこの会議で、野田さんが退席したあとに、その、中国の外務大臣だった楊潔チさんに、悪意に満ちたこと言うんじゃないと。そんなもん受け入れられないと。その、中国に同調する国は、世界のどこにもないと(笑)。いや、これは強烈であって、そして楊潔チさんが、ほとんど反論できなかったっていうね、非常に印象的な場面があって、これで実は次官にしたんですよ。ということは、安倍外交が、参院選後も、特に中国に対して、厳しい姿勢を貫くっていう前触れとしてやった人事であり、そして安倍さんは、それを今日(7月17日)も実行しました。今日です。何が今日あったかというと、これです」

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村西利恵
安倍総理は今日、石垣島と宮古島を訪問しました。そして今月25日からは、マレーシア・フィリピン・シンガポールの、東南アジア3カ国を訪問する方針です

青山繁晴
「はい。これ、えー、ま、参院選のひとつの焦点は、沖縄になってますからね。沖縄に総理が入るのはある意味当然ですが、しかしわざわざ石垣と宮古に足を伸ばすというのは、参院選の対策だけではとても説明しきれない。中国は非常に敏感に反応してまして、中国側の言い分によると、自国の領土である尖閣諸島に極めて近い石垣や宮古にわざわざ安倍総理が行って、我々を刺激してるっていう反応を、これ出してるわけですね。我々(中国)の領土じゃありませんよ、もちろん尖閣諸島は石垣市の一部ですから。それと同時に中国がこれに反応するっていうのはやがて石垣であれ宮古であれ、あるいは沖縄本島であれ、中国はこう、取りたい視野に入っているってことをですね、改めて浮き彫りにさせようという作戦でもありますね。これ非常に厳しい姿勢です。で、さらに、選挙戦が終わってすぐに、今月の25日からですね、また中国の足下の、東南アジア、ASEAN3カ国を訪問する。つまり中国をこう、取り囲んでいく外交を今後も続けるって意思表示ですね。しかしこれを、参院選後に、本当にそのままの姿勢を続けていって、中韓との適切な距離を保ちつつ、日本経済、自立して良くしていくっていうのは簡単なことじゃない。もう一度申しますが、例えば本当の成長戦略は明らかに、例えば、安倍さん自身もこれ何度もおっしゃってますがメタンハイドレート、自前資源を実用化して、今までと違う資源産業興すことだとおっしゃってます。参院選後に、じゃあそれが加速するか。いや、メタンハイドレート、10年以上やってきた僕らとして、そんな楽観視全然してません。逆に参院選で自民、あの、政権与党側が基盤を固めれば、今まで通りでいいじゃないかと、メタンハイドレートの実用化してないけどこんなに議席があって、今まで通り中東から高い油や天然ガス買っても、OKだと国民がおっしゃってるじゃないかと、必ずこうなるんですよ。そうすると安倍さん自身が、どれぐらい決意を固めているか。外交についても経済についても、その、安倍さんの本当の決意が問われるっていうのが参院選後だと、考えてます」

山本浩之
「はい。分かりました。以上、“ニュースDEズバリ”でした。いったんコマーシャルです」

 ____________________________内容紹介ここまで


 日本のメディアの大半が「中韓と首脳会談できない安倍総理はダメ」「日本は孤立してる」的な報道を続けていて、たいがい私もイーッとなっていたところだったので、今日の解説は胸がすく思いでした(^▽^)
 あと、斎木さんオットコマエですね~。前から好きだったけどますます好きになりました(^^ゞ

 ちなみに、参院選投開票日の7/21(日)は、関西テレビで「アンカーSP参院選特番(仮)」があります。ゲストは昨年の衆院選と同じく、森田実さん、青山繁晴さん、宮崎哲弥さんです。
 番組サイトで視聴者からご意見を募っていますので、放送地域の皆様、よかったらご意見をお寄せ下さい。

 この日の「アンカー」では他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。
・広島女性遺体遺棄事件 車に同乗とみられる男女3人から事情聴取
・北朝鮮船ミサイル関連機器密輸 など北朝鮮関連ニュース
・中国のシャドーバンキング G20で議論へ
・ケニア日本人殺害事件

 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、誰にも手渡してはならない自由意志さんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。


※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントが送れます。
誰にも手渡してはならない自由意志
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし


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