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【拡散】ブータン「ワンデュ・ポダン・ゾン」火災に寄附(お見舞金)を

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【この記事には続報があります】
 ・10/6付:【続報】ブータン「ワンデュ・ポダン・ゾン」募金
 2012年10月6日時点で寄附は引き続き受け付けています。


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 ブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王ご夫妻が昨年2011年11月、国賓として来日されたことは、皆様ご記憶に新しいと思います。

 そのブータン西部の歴史的建造物で観光名所にもなっていた「ワンデュ・ポダン・ゾン」という寺院で、6月24日(現地時間)火災が発生しました。

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【画像はCNNより】
 
 CNNその他の報道を総合しますと……
 残念ながら建物の大部分が焼失してしまったそうです。
 建立は1638年で、3月に世界遺産としての登録を申請したばかりだったとのことです。

 出火の報を受けてワンチュク国王ご夫妻、そして父君のワンチュク国王4世も人心を支えるために現地に急行され、消火作業を見守られたそうです。

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【画像は「ブータンの旅案内」様より】

 この寺院はちょうど修復工事中だったそうで、6月の時点で約40%の修復が完了していました。

 出火原因は現在調査中ですが、電気系統のショートが原因との見方が強まっているようです。建物は95%が木造で、がけに面した三方からは近付けない構造だったため、消火作業が難航したそうです。

 寺院は地元自治体の庁舎としても使われていましたが、24日は休日で僧侶の住居も別の場所にあったため、幸い、死者や行方不明者は出ませんでした。

 ただ、建物内にあった最も神聖な仏具・遺物が納められた箱がかろうじて持ち出された以外は、大事な経典や国勢調査の書類など全てが失われてしまったそうです。

 ワンチュク国王ご夫妻、そしてブータン国民の皆様、どんなにかお嘆きのことでしょう。
 心よりお見舞い申し上げます。

 ティンレイ首相は26日、国民向けのメッセージで「ワンデュ・ポダン・ゾンは再建する」と宣言したそうですが、内相は「ブータンは小国であり、我々の歳入で同じ建造物を再建するのは現時点では極めて難しい」と話しているそうです。

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【画像はYuko-Travel.Ruより焼失前の「ワンデュ・ポダン・ゾン」】

 私はニュースを知って居ても立ってもいられなくなり、在東京ブータン王国名誉総領事館にメールでこのような問い合わせをしてみました。

 「昨年、ワンチュク国王陛下ご夫妻が来日され、東日本大震災に打ちひしがれた日本国民をお励ましいただきました。その時の恩返しをしたいと感じている日本国民がたくさんいます。私もその一人です。日本国民から寄附を募る計画はございませんか?」

 ほどなく、ブータン王国名誉総領事の徳田ひとみ様からお返事をいただきました。
 「お志を賜り心より御礼申し上げます」というお言葉とともに、寄附の受付先をご案内いただきました。

 領事館では寄附(お見舞金)は受け取れないため、徳田ひとみ様が代表を務めておられるNPO法人国連友好協会の口座で受け付けているそうです。

 三菱東京UFJ銀行 
 神田支店 普通口座 0104626 
 特定非営利活動法人 国連友好協会
 ※一口1,000円よりお願いいたします。


 詳細は以下のURLをご覧下さい。
 http://bit.ly/NPZb7o

[注1]
 上は短縮URLです。
 万一つながらない時はこちらのURLからお願いします。
 http://japan-un-friendship-associations.org/media/201206_2.html

[注2]
 上記URLの一番下に「募金申し込み」というボタンがあります。
 ボタンをクリックした先に、口座案内とともにメールフォームがありますが、送信は任意です。
 フォームを設定している理由は以下の二点からだそうです。
 (1)寄附金がどなたから寄せられたかを明確にするため
 (2)連絡先を記入することで寄附金の状況などお知らせできる
 以上のことはブータン王国名誉総領事の徳田ひとみ様に確認済です。
 もしご面倒でなければフォームからメッセージをご送信ください。

※なお、高橋孝郎様@ブータン政府で首相フェローとして働く日本人のブログによれば、ブータン側では寄付の受け入れ口座は下記に決まりましたが、日本からだと送金手数料などが余計にかかってしまうと思うので、上記の国連友好協会の口座が簡単なのではないか、ということです。
Below is the Bhutanese bank account which is officially gathering donation:
A/C No. 0000055333013,
Account Name: His Majesty's Kidu Fund,
Branch: BNB, Thimphu.
Swift Code: BNBTBTBT
All your contributions will be acknowledged with your names in the media by the Gyalpoi Zimpoen Office.


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 さて、拙ブログでは、昨年11月に国王ご夫妻が来日された時、まとめ的なエントリーをUPしました。

11/11/19付:ブータン国王ご夫妻来日&中共に領土を奪われたブータン

 その後、「WiLL」2012年2月号で、通訳として国王ご夫妻に随行されたペマ・ギャルポさんの【ブータン国王日本訪問同行記】を読み、これまで報道されていなかったこと、あるいは報道はされていたかもしれないけれども私が知らなかったことを、新たに知ることができました。

 よい機会ですので、紹介させていただきます。
 (文中の「私」は、当然ながらペマさんのことです)

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【ジェツン・ペマ王妃の右後ろの眼鏡の男性がペマ・ギャルポさん(JNNより)】

●今回のご訪問は、日本とブータンの国交樹立25周年記念行事の一環として行われた公式訪問で、ブータンと密接な関係を持つインド以外では、国王としてははじめての公式訪問。ヨーロッパ諸国から複数の招待があった中で、国王がぜひ日本にと希望されたそうです。

●ブータンは近代化途上にある国で、本来ならば、日本にいろいろな形での「援助」をこの機会に頼みたい、という気持ちもあったのではないかと思いますが、国王は今回、一切日本に対してそうした「お願い」を口にしませんでした。ただ、これまでの日本の援助や協力に対する感謝を述べられただけです。私はなにより、これが強く印象に残っています。

●国王夫妻は明治神宮に参拝され、京都では金閣寺、三十三間堂も訪問されました。ここで感銘を受けたのは、お二人の本当に敬虔で真摯な姿勢です。観光や見物ではなく、参拝者としての気持ちをまず大切にしておられた。

●日本の近代化の象徴ともいえる明治天皇の崩御後に作られた明治神宮には、特に強い関心をお持ちだったようです。なかでも、明治神宮が、国家の予算ではなく、多くの国民の勤労奉仕、自発的な好意で造営されたことにも感銘を受けられたようで、ここでは神道式の二礼二拍手一礼で参拝をされ、祈りを捧げられた。

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【金閣寺を訪問された国王ご夫妻。有馬頼底住職(中央)に傘を差しかけられた=11月19日、京都市北区(共同)】

●雨のなかを金閣寺に参拝されたときは、案内する住職にお二人が傘を差し掛け、この様子がテレビでも放映されて話題になりましたが、仏教国ブータンの国王夫妻にとって、聖職者を敬う気持ちは、ごく自然なものなのだったと思います。住職やご本尊には敬意を払い、伝統に基づいた正式な礼拝をなさる姿に、日本とブータンの「近しさ」も感じられ、私もうれしい気持ちになりました。

●福島県相馬市へのご訪問には、年若い王妃を、まだ危険が残る可能性もある福島にお連れして大丈夫なのか、と危惧する声も日本側にあったようですが、福島を訪問されたのは「日本との連帯を表すために来日しながら、福島を訪れずに帰るわけにはいかない」という国王の判断だったそうです。

●ブータンでも2009年9月に、マグニチュード6.1の強い地震があり、大きな被害を受けました。このとき、国王は地元のボーイスカウトのメンバーに混じり、自らジャガイモの皮を剥き、「炊き出し」を手伝われています。

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【福島県相馬市立桜丘小学校をご訪問。児童らと記念写真に納まるワンチュク国王ご夫妻=11月18日(朝日新聞・河合博司撮影)】

●お二人は、相馬市の桜丘小学校を訪れられ、児童たちと親しく交流なさいましたが、このときに、とても印象に残ったことがあります。帰ろうとするとき、ペマ王妃が小さな声で、傍らの国王に「今度日本に来たら、必ずもう一度この小学校に来ましょうね」と囁かれたのです。国王は王妃に、「それは、あなたの口から自分で言いなさい」とおっしゃった。王妃はすぐに、ご自身で子供たちに「またこの学校を訪問したい」とおっしゃったのです。お二人の気持ちのつながりの深さと同時に、「復興した福島をきっと見に来るから、頑張ってほしい」という心からの気持ちがよくわかりました。

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【被災地を視察されたご夫妻は、海岸で被災者に祈りを捧げられた=11月18日午後、福島県相馬市(産経新聞・桐原正道撮影)】

●今回、お二人は、ブータンから三人の僧侶を同行されました。お一人はブータンの仏教界で二番目の地位にある僧正です。被災地を訪問するにあたり、心からの祈りを捧げ、復興を願うためのお経をあげてもらうためにわざわざ同行された。しかも、日本政府の正式招待ではないからと、ホテルなども三人の僧侶の分はブータン側が負担したといいます。こうした細かい配慮にも、私は感銘を受けました。三人の僧侶は、浅草寺、増上寺にも参拝しています。

●三人の僧侶がお経を唱えるなか、お二人もともに祈りを捧げ、車でこの地を去られましたが、次の目的地に着いて車を降りられる国王は私に、「王妃は車のなかで涙を流していた」とおっしゃった。お二人の心からのお見舞いと激励は、福島の人たちにも届いたようです。被災地の人たちの多くが、国王と王妃に多くの「ありがとう」という言葉を沿道から送っていました。

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【衆院本会議場で演説されるワンチュク国王=11月17日午後、国会・衆院本会議場(産経新聞・酒巻俊介撮影)】

●国会での演説は大きな話題になりましたが、海外の元首が国会で演説を行った歴史のなかでも、ブータン国王の演説は屈指の感銘を与えたものでした。こうした演説が行われる際、場合によっては空席も目立つようですが、今回はほぼ満席の464名の議員が出席しています。これも異例のことでした。中国の江沢民国家主席の時より多かった。

●演説の後半、国王がゾンカ語で捧げた祈りは、「日本の皇室、国民の健康と繁栄を祈ります」というものでしたが、国会議員だけでなく、すべての国民にこの祈りが届いたと思います。

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【衆院本会議場での演説に臨まれるワンチュク国王=11月17日午後、国会・衆院本会議場(産経新聞・酒巻俊介撮影)】

●今回の訪問で、国王は日本に何も求めませんでしたが、講道館では「ぜひ柔道の指導者を派遣したい」、また京都の大学からは「二名の留学生をブータンから受け入れたい」という申し出が次々にありました。国王はいずれも大変喜ばれ、「ブータンのすべての学校で柔道を学べるようにしたい」「京都への留学生は自ら選びたい」とおっしゃっていました。

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【講道館で柔道を見学後、子どもたちと記念写真=17日午後、東京・文京区(読売新聞・清水健司撮影)】

●まだ年若い国王と王妃ですが、お二人なりのやり方で、ブータン式の近代化、民主化を進めていかれるでしょう。ブータンで「国王」は、議会への「助言」を行う立場ですが、前国王に続いて、これほど国の隅々までを知る人はいないと言います。国王は皇太子の時代から、憲法公布(2008年)にあたって国内各地をくまなく巡って、憲法についての説明を行い、同時に、国民たちの意見を細かく聞いて議会に報告しました。「どの村のどこに水車があるのかまで国王は知っています」と、(国王来日に先立ち9月に来日した)ジグミ・ティンレイ首相が私に言っていたのを思い出します。

国王は現在も、月に一度は、国民の話を直接聞く「お茶会」を開いている。ある月は若い軍人たちを15名、ある月はタクシーの運転手さん、ある月は朝市に店を出す女性たち。その席で国民は自分たちの暮らしぶりを話したり、困っていることを訴えたり、あるいは自分たちなりのアイデアを披露したりするそうです。

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 ブータンでは先代の国王(ワンチュク国王4世)の時代に、新憲法の制定と絶対王制から立憲君主制へ移行する準備が進められました。

 新憲法制定に際しては、日本の明治憲法、日本国憲法、そして聖徳太子の十七条憲法も参考にされたそうです。
 「十七条憲法は、官僚や貴族に対する道徳的な規範を示したもので、独特の遵守と社会平和への精神があったから」だそうです。

 そして現国王(ワンチュク国王5世)は大学で日本史を専攻されており、特に日本の明治維新に関心を持たれているのだとか。

 来日の際、ワンチュク国王は「日本は美しい。それよりも美しいのが日本人の心だ」と述べておられました。

 今さら私が言うまでもありませんが、とにかく親日の国です、ブータンは!

 日本でもワンチュク国王ご夫妻の来日以降、ブータンを扱ったテレビ番組がたくさん放送されましたし(ブータンの農業改革に尽くした西岡京治さんを紹介した番組も複数見ました)、ブータンを旅行する日本人も急増したと聞きます。

 が、何と言っても日本人は飽きっぽいところがありますから……(T^T)
 ブータンへの関心を一過性で終わらせてはならないと思います。

 先ほど紹介しましたように、私は在東京ブータン王国名誉総領事館宛のメールでこう書きました。

 「昨年、ワンチュク国王陛下ご夫妻が来日され、東日本大震災に打ちひしがれた日本国民をお励ましいただきました。その時の恩返しをしたいと感じている日本国民がたくさんいます」

 今これをお読みいただいている読者様の多くも、この思いを共有されているに違いないと私は確信しています。

 また、メールには書き漏らしましたが、ワンチュク国王からは東日本大震災へのお見舞いとして100万ドル(約8000万円)の寄附もいただいています。
 以前調べたことがあるのですが、一人当たりのGDPランキング(2010年)は日本が約4万2782ドル、ブータンは約2068ドルで、日本はブータンの約20倍です。つまり100万ドルという金額は、ブータンではものすごい大金なのです。

 ちなみに、日本政府はこれまでブータンにはさまざまな無償資金協力をしてきていますが(外務省HPを参照)、今回の「ワンデュ・ポダン・ゾン」の火災についても資金協力が行われるのか、現時点では定かではありません。

 政府が資金協力するしないに関わらず、私たち日本国民がそれぞれ志を寄せることにより、日本・ブータン両国の友好関係がよりいっそう深まることは間違いありません。

 皆様のご寄附を重ねてお願い申し上げます<(_ _)>


※参考文献
・「WiLL」2012年2月号 ペマ・ギャルポ【ブータン国王日本訪問同行記】
・「正論」2012年4月号 河添恵子【ワンチュク国王の笑顔に学べ】

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