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日食と神話と歴史

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 皆さん、日食を見ることができましたか?
 私は幸運にも見ることができました!
 
 実は私は子供の頃からの天文ファンです。
 「ぼやきくっくり」では普段ほとんど話題にすることはありませんが、もうひとつのブログ「お気楽くっくり」では天文カテゴリを設けており、宇宙にまつわる話をちょくちょく書かせてもらってます(^^ゞ

 だから今回の日食もすごく楽しみにしてました。
 
 ただ、私の住む大阪市は、数日前から天気予報が微妙な感じでしたし、前夜には雨も降ってたし、正直言うと半分あきらめてたんです。

 が、朝6時過ぎに起きてみると何かいい感じに晴れていたので、あ、もしかしたらこれは行けるかも!と。
 太陽の光はとても強いですから、薄曇り程度であれば何とか見られる(日食グラスを通して欠けているのが分かる)はず!と。

 が、7時を過ぎるとちょっと雲が増えてきて、金環まであとわずかって時にはかなり雲が空を覆ってきました。

 どうか神様、あと数分だけ待って下さい!という私の祈りが届いたのかどうかは分かりませんが、何とか金環食を見ることができました。

 金環の時間帯は私のいる場所では非常に短かったので(7時28分から31分ぐらいまでのわずか3分間)、写真撮るのに必死で、肉眼での観測はわずかの時間しかできなかったんですが、いやいや、それでも十分堪能できたと思います。

 写真については、冒頭に載せたものも含め「お気楽くっくり」に15枚ほどUPしてますので、宜しかったらご覧下さい。

お気楽くっくり>金環日食見えました!【2012/05/21 09:20】


 皆さんご存知だと思いますが……
 皆既日食の場合は太陽の全てが月に隠されます。
 なので昼間でも星が見えるほど空は暗くなります。

 が、今回は金環日食です。
 太陽は全て月に隠れるのではなく、縁がリングのように残ります(月の見かけの大きさが太陽よりも小さいためです)。
 だから、空はさほど暗くはなりません。

 全てではなくても大部分が隠れるんだから、もうちょっと空が暗くなってもいいのにと思ったりもするんですが、そうはならないんですね。
 太陽がどれほど明るく、どれほど巨大なエネルギーを放出しているかが分かります。

 それでも、金環になる数分前ぐらいから空が多少暗くなって、ちょっと肌寒くなってきました。
 普通に曇って暗くなるのとは明らかに違う雰囲気で、何かこう不思議な感覚でした。

 ↓この写真ではちょっと分かりにくいですが。

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 天候が悪く日食が見られなかった皆さんは、本当に残念でした(T^T)

 もしこれが皆既日食だったら、たとえどんなに曇っていても、たとえ雨が降っていても、空の暗さだけは十分体感できたはずなんです。

 例えば記憶に新しい2009年の皆既日食の時、皆既帯に位置した鹿児島県トカラ列島の悪石島は残念ながら土砂降りの雨でした。

 それでも皆既開始時刻になると空が真っ暗になり、まさに今、太陽が月にすっぽり隠されているというのが、テレビの映像を通してもはっきりと分かりました。

 って、私は何を言いたいかというと……、つまり……、

 古事記や日本書紀でおなじみの岩戸隠れ神話を、皆さんご存知ですよね?

 そう、「太陽神である天照大神が天岩戸(あまのいわと)にこもり世界が真っ暗になった」というものです。

 皆既日食であれば、天候の悪かった地方でもこの神話をある種、体感できたはずなんですよ(画像はWikipedia>天岩戸より「岩戸神楽ノ起顕(三代豊国)」)。

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 それを考えると、やはり今回、皆既日食ではなく金環日食だったのはちょっと残念でした。


 現代人の私たちは日食が起こる仕組みも知ってますし、何十年も前から「何年何月何日何時何分にどこで日食が起こる」と予め知らされてもいます。

 でも、昔の人たちはそういう情報は全くなかったわけですよね。

 ある日突然、太陽が欠け始めて、皆既日食の場合は太陽が完全に隠れてしまう。
 周りも昼間なのに夜のように暗くなってしまう。

 何の予備知識もなくいきなりこんな現象を目の当たりにしたら、まさに「この世の終わりが来た」と感じても無理はないですよね。

 実際、古代、日食は世界各地で凶事の象徴であったり前兆であったりという捉え方をされるケースが多かったようです。

 日食をモチーフとした神話や伝承は、日本だけでなく世界にも残されています。

 ・太陽女神の天の岩戸ひきこもり
  (日本神話:アマテラス:世界が暗くなる)
 ・魔神による日の女神の幽閉
  (アイヌ:世界が暗くなる)
 ・大蛇エクシュキを倒し太陽がもどる
  (シベリア:サハ民族)
 ・悪竜にのまれる太陽
  (中国:銅鑼、太鼓を打ち鳴らし驚かして太陽吐かせる)
 ・日月の精が去る
  (韓国:延烏郎、細烏女:世界が暗くなる)
 ・火の犬が日月をかむ
  (韓国:日食と月食のできた理由)
 ・蛇が太陽飲み込む
  (フィリピン)
 ・半蛇の魔神ラーフが日月を飲む
  (インド:ヴィシュヌが斬首した魔神の首が蝕をおこす)
 ・怪蛇アポピスが太陽神ラーを脅かす、飲み込む
  (古代エジプト)
 ・太陽と月の交点はドラゴンの頭と尾
  (ギリシャ、ヨーロッパ:日食・月食の起こる交点ノード)
 ※インドのケトゥ、ラーフ、中国に伝った計都羅喉も同じ考え方
 ・魔狼スコールが太陽をのむ
  (北欧神話:ラグナロク)
 ・ジャガーが太陽を飲み込む
  (中南米)
 ・天上の、青いバイプ(ジャガー)が太陽、月を貪り食う
  (南米アチェ民族[グアヤキ民族])

 
 (以上、「幻想世界神話辞典」様より)

 そうそう、拙ブログで毎年紹介している日本テレビ系列のお正月番組「たけしの教科書に載らない日本人の謎」、2010年の放送では日食にまつわる話題が取り上げられました。

 日食と過去の歴史的事件の関わりや、日食と卑弥呼の死の関わりなどです。
 見逃した方は過去記事を是非めくってみて下さい(^o^)

10/1/3付:「たけしの教科書に載らない日本人の謎2010」(1)


 今回の日食はメディアが大いに宣伝しムードを盛り上げましたが(食傷気味の方も多かったのでは)、日食と歴史と興味深く絡めた話題もありました。

 例えば、私は日本の天文学の発達の歴史というのはよく知らないんですが、「どの時代のあたりから、日本人は日食が起きることを予め知ることができたんだろう?」とぼんやり考えていた矢先、毎日新聞「余録」5/19付のこんな記述に出会いました。

安徳天皇を奉じて西海に逃れた平家が備中水島の城にたてこもった時だ。海陸から攻めてきた木曽源氏の軍に城中から軍鼓とともに平氏が打って出ると、天がにわかに暗くなった。やがて夜のようになると源氏の軍兵は方向を失って逃げ散った

ご推察通り、日食である。面白いのは驚いて算を乱した源氏に対し、平氏はかねて日食が起こるのを知っていて攻め立てたと「源平盛衰記」が記していることだ。京にいた平氏は暦博士による日食予測を手にしていたのだ▲

1183年11月17日のこの日食は金環食だった。だから夜のように暗いと書くのは大げさだと斉藤国治著「星の古記録」はいう。

 へえー、源平の時代にはもう知られてたんですね(もっとも庶民はまだ知らなかったでしょうが)。

 確かに金環日食で「夜のように暗い」というのは大げさで、かなり誇張されてると思います。

 ただ、さっき書いたように、私自身それなりに空が薄暗くなったのは体感しましたし、それも単に「曇って薄暗くなる」のとは明らかに違う雰囲気でしたから、源氏の皆さんもそれはきっと感じ取ったんじゃないかという気がします。

 他にも、「源平盛衰記」のこの記述はいろんなことを考えさせてくれますね。
 例えば、やっぱり情報って大事やなぁ、今風に言えば「情弱」だった源氏はえらい目に遭ったんやなぁ…とかね(^_^;


 さて、日本で次に日食が観測できるのはいつでしょうか?

 金環日食は、日本の陸地に限ると、次は2030年6月1日、場所は北海道だそうです。
 皆既日食のほうは、次は2035年9月2日で、場所は北陸・北関東など。
 
 実は私はこの2035年という年を、子供の頃に学研の「科学」か何かの雑誌で見て、めちゃくちゃ覚えてるんです。

 「皆既日食を外国まで行って見られる余裕はないだろうけど、北陸あたりなら行けるだろう。2035年まで頑張って長生きしよう!」と、子供心に強く思ったことを覚えています。

 でも、2035年9月と言えば、私は71歳。
 さて、その時まで私は生きてるんでしょうか?(^^ゞ

 あんまり自信ないけど、やっぱり皆既日食もこの目で見たいですからね。
 何とか頑張って長生きしたいと思います。

 そしてその時にはまた、このブログで「皆既日食見ました!」と報告できたらいいなぁ。
 って、その頃のネットってどうなってるでしょ?想像もつきませんが(^_^;

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「お気楽くっくり」更新済
 日食見えました!

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