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『天皇』を『日王』と呼ぶ韓国メディア「諸君!」06年4月号&慰安婦問題でまた…

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 拙ブログでは最近、日本海呼称問題に関して何本かエントリーすることがありました。
 それとは別件なんですが、関連して思い出した雑誌の記事があったので、引っ張り出して起こしてみました。

 ということで、今日は久々に……
 「捨てる前にテキスト化」シリーズ、第10弾です。
 ※当シリーズの過去記事リンクを最後に付けてあります。

 あと、慰安婦問題の最近の動きについても少々。


 全文起こしここから____________________________
 
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「諸君!」2006年4月号
永久保存版〈歴史講座〉【もし韓国(盧武鉉)・北朝鮮(金正日)にああ言われたらこう言い返せ】より

■「天皇を『日王』と呼んで何が悪い」と言われたら

産経新聞ソウル支局長 黒田勝弘

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 韓国の盧武鉉大統領が昨年(引用者注:2005年)1月の年頭記者会見で妙なことを言っている。日本人記者が長年の懸案である天皇陛下の韓国訪問問題について質問した際、盧大統領は答弁のなかで「天皇」という呼称について「世界的、普遍的にそう呼ばれているのかどうか自分は確認していないため、天皇と言うべきか日王と言うべきか準備ができていない」と述べたのだ。

 これは実に奇妙な発言である。国を代表する国家元首としては考えられないことである。盧武鉉政権は年頭記者会見では事前に質問者を指定し、質問内容まで提出させている。「天皇」という呼称について「確認していない」とか「準備ができていない」ということはありえない。

 盧大統領は政府として公式的には相手の呼称を尊重し「天皇」というべきで、歴代政権もそう呼称してきたということは知っているはずだ。現に会見でも自分は「天皇」と言っている。にもかかわらず、わざわざ「天皇」という呼称に問題があるかのような発言をしたのは、本音としては「天皇」と言いたくないからだ。

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 ちなみに金大中前政権(1998-2003年)は、金大中大統領自ら「政府としては国際慣例に従って天皇という正式名称を使う」と述べ、そうしてきた。

 盧武鉉大統領の発言は明らかにそれを無視している。国家、政府としてあらためて呼称問題を蒸し返し、イチャモンをつけているのだ。先に韓国政府が「国際慣例」に従い公式確認したことをひっくり返そうというのだから「国際慣例無視」ということになる。

 「改革」の名の下に慣例無視、制度破壊……の国政運営を続けている“NGO政権”的な盧政権らしい話だが、国際関係でのこうした“軽さ”は困ったものだ。その後の対日強硬外交でも分かるように、とくに相手が日本となると、反日あるいは“日本叩き”が大好きな国民情緒を背景に、何でもやっていいという気分になるようだ。

 しかもその後、韓国政府が「天皇」の呼称を変更したという形跡はない。韓国外務省も金大中大統領時代の公式の立場に変更はないと確認している。とすると盧大統領の発言は「自分としてはそう呼称したくないのだが……」との意思表明だったという疑い(!)がますます濃くなる。

 これと関係があったのかどうかは不明だが、盧大統領発言に先立ち韓国の有力紙「東亜日報」(2004年12月3日付)がそれまでの「天皇」を「国王」ないし「日王」にあらためるという表記変更を発表している。

 実は「東亜日報」は1998年10月8日付けで今後、「天皇」と表記するとの社告(!)を出している。金大中政権の「天皇」呼称確認に合わせたもので、それまで使ってきた「日王」や「国王」「日皇」などは止めて「天皇」に統一したのだ。その時の社告は次のように書かれている。

 「相手国の元首に対する呼称は、その国で呼称しているようにするのが外交慣例だ。米国や中国、台湾、シンガポールなど多くの国も天皇と呼称している」

 実に正論だが、その「東亜日報」がまた「天皇」表記は止めて元に戻すというのだ。この再変更について「東亜日報」は次のように説明している。

 「立憲君主制の呼称は一般的、普遍的に国王ないし王であり、日本についてだけ区別する必要はないと判断し、今後は日本国王ないし日王と表記することにした」

 当時、「東亜日報」に取材したところ「政治的、感情的な理由はまったくない。新聞表記改定作業の一環で、単なる表記上の問題として国際的基準に合わせようというものだ。他国の元首に“皇帝”がいても国王と表記する」ということだった。

 ここで気がついたのだが、「東亜日報」が「国王」や「王」が一般的、普遍的といっているところだ。盧大統領発言はやはりここらあたりからヒントを得たのかもしれない。

 いずれにしろ相手の呼称は尊重する必要はないというのだ。しかし「東亜日報」をはじめ韓国マスコミは、中国の「主席」や台湾の「総統」は相手の呼称を尊重しそのまま使っている。北朝鮮の金日成についても「主席」と表記していた。英語ではすべて「プレジデント(大統領)」だから「大統領」でいいはずなのに。

 余談ながら、韓国も自ら使っている「大統領」とは、もとは英語の「プレジデント」の翻訳語で日本製漢語である。

 「東亜日報」は(そしておそらく盧大統領も)「日本についてだけ区別する必要はない」というが、実際は中国や台湾、北朝鮮の独自の呼称は認めながら日本の独自の呼称は認めないというわけだから、日本だけを区別、差別しているのである。 

 韓国はなぜそんなに「天皇」という呼称を使いたくないのだろう。「東亜日報」もいうように、中国や台湾、シンガポールなど他の漢字圏はみんなそのまま「天皇」と表記し何もこだわっていないのに、韓国はなぜ使わないようにこだわるのだろう。

 理由は、下世話にいえば「しゃくにさわる」のである。彼らは「天皇」は「国王」や「王」より格上の最高の尊称と思っている。「天」や「皇」は漢字文化圏においては歴史的、伝統的には最高の価値を表現する文字だったからだ。したがって中国文明圏で歴史的には格下の日本が、「天皇」という呼称を使うのは“生意気”でしゃくにさわるのだ。

 しかも韓国は「王」で「皇帝」はいなかった。いや、中国文明圏で中国の支配・影響下にあった韓国としては、「皇」は畏れおおくて使えなかった。「皇」は中国だけに存在するものだったから、日本の「天皇」には余計に腹が立つのである。

 ただ近年、韓国の歴史テレビドラマなどでは、中国の影響が弱かった高麗時代(10-14世紀)の一時期、「皇帝」を呼称した支配者がいたとしてもてはやしている。さらに近代に下って、日清戦争(1894-95年)で日本が清(中国)に勝ち、朝鮮(韓国)が中国の支配から抜け出した後、国号を「大韓帝国」として国王・高宗は「高宗皇帝」と呼称されている。

 したがって韓国にも歴史的には「皇」は存在したのだが、日本がそれを使うと気に食わないのだ。

 「皇か王か」というのは中華文明圏の過去の歴史的な位階秩序である。そんな昔話だから本家の中国はもちろん、台湾やシンガポールのマスコミなどは、日本の「天皇」にはこだわりはない。日本が自由にそう呼称しているのだからそれでいいではないか、自分たちが今それを使ったからといって自分たちの格が下がるわけでもない、と思っている。これが国際常識だ。

 しかし韓国はそうは発想しない。「天皇」の呼称に従うことは自らが日本の風下に立つような意識がある。だから「天皇」とはとんでもない、「国王」でいいではないかという。何としても格下げしたいのだ。

 韓国マスコミの表記は、新聞でいえば「東亜日報」の後退で「朝鮮日報」「中央日報」を加えた三大紙はもちろん、「韓国日報」などごく一部を除いて「天皇」は見当たらない。みんな「王」や「日王」で、たとえば「アキヒト国王」などと書いている。テレビもKBSを除いて「王」である。

 韓国、とくにマスコミは今なお「天皇とはいいたくない!」という19世紀以前の中華文明圏の秩序意識に生きているのである。故事をひもとけば、17世紀に中国大陸で清が勃興した時、朝鮮朝廷は清からの国書に「皇」の字があったためこれを拒否し、清によってこっぴどくやられている。19世紀、日本の明治維新政府からの国書にも「皇」があったため拒否した。日本では「征韓論」が登場し、韓国にとっては結果的に亡国の道につながった。

 時代の流れあるいは国際情勢や国際環境の無視、軽視が悲劇を生んだのだ。今、日本の「皇」を拒否したからといって亡国につながるわけではないが、韓国の対日観の旧態ぶりを象徴する実に面白い風景である。

 また「天皇」拒否の理由として日本統治時代の“悪夢”を指摘する声もある。しかし彼らが言う「日帝時代」の「天皇」は「テンノウ」であって「チョンファン」(韓国マスコミのハングル呼称)ではない。マスコミはしきりに過去イメージを持ち出そうとするが、大多数の韓国人には「チョンファン」に「日帝」のイメージはもはやない。そもそも漢字を使わなくなった韓国人にとって、「皇」と「王」の区別はつかないではないか。

 韓国社会が「天皇」を拒否し「王」と言っているなかで「天皇訪韓」の実現は想像しにくい。
 
 ____________________________全文起こしここまで


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 この記事が世に出てから6年以上が経過し、大統領も李明博さんに替わっていますが(その彼も今年で任期終了ですが)、韓国メディアは現在、「天皇」をどう表記しているのでしょうか?

 Wikipedia>天皇>朝鮮半島における呼称や、最近の黒田勝弘さんの解説(SAPIO2012年2月22日号)を見る限り、残念ながら今も「日王」表記で統一されているようです。
 但し、李明博大統領は「天皇」の称号を用いているとのことです。

 私は以前、韓国のこういう反日的な言動を見聞きするたび、「そんなに負のエネルギーを持ち続けて、しんどくないんやろか?」などと思ったものですが、やがて気付きました。

 しんどいどころか、彼らにとっては反日こそが「生きる糧」であるということに。


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 このたびの日中韓サミットで行われた個別の首脳会談。
 日韓首脳会談で李明博大統領は前回に続き、慰安婦問題を念頭に「謝罪と賠償」を要求してきました。

 拙ブログでも何十回も言ってきましたが、慰安婦問題は捏造です。

 もちろん賠償責任もありません。
 そもそもが、昭和40年の日韓国交樹立の際に締結された「請求権・経済協力協定」によって「完全かつ最終的に解決された」ことが両国によって確認されています。

 法的にも史実的にも実在しない問題で、韓国は日本に「謝罪と賠償」を求め続けているのです。

 ところが、野田佳彦首相は、李大統領の要求をきっぱり拒否することもせず、「知恵を絞りたい」と述べました。

 「慰安婦問題は捏造です」とはさすがに言いにくくても、せめて「解決済みです」となぜ一言言えないんでしょう?

 まさか「彼らの『生きる糧』を奪ってしまっては可哀想だから」ってことではないですよね(^_^;
 「どうせ李大統領はもうレームダックだから適当に話を合わせといた」ってとこですか?

 理由はともかく、そういう日本側の事なかれ主義の積み重ねが、彼らの反日を助長してきた側面は大いにあるのです。

 実際、慰安婦問題や竹島問題や日本海呼称問題など、彼らは調子に乗ってたくさんのデタラメを、今この瞬間も世界中にばらまいているのですから。
 (逆に言えば「日王」みたいに国内で言ってるだけならまだ可愛い!?)


 慰安婦問題については、アメリカでまた新たな問題が発生しています。

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 これはニュージャージー州パリセイズパーク市の公立図書館に建立された「『日本軍20万人拉致』慰安婦の碑」です。

 自民党議員4人が5月6日に渡米、市長らに「事実に反する」と強く抗議し、撤去を求めましたが、市側は「歴史上の事実」などと要求を拒否しました(産経5/11。ちなみに塚田一郎議員のブログによれば、これを取材したのは日系のマスコミでは産経だけだったそうです)。

 その前には、在ニューヨーク総領事も撤去を求めたそうですが(韓国側の報道による)、これも拒絶されています。

 韓国の最大野党・民主統合党の張秉浣(チャン・ビョンワン)議員は、日本の撤去要請に関連し、「在米韓国人の間で韓国政府が積極的に対応しなかったとの声が出ているが、政府よりも民間の人権運動として対応するのが効率的だという意見もある」と話したそうです(聯合ニュース2012/05/10 17:10)。

 韓国系による反日運動は、鎮まるどころか今後ますますエスカレートしていくのでしょうね。
 直近では、こんな動きが報道されています。

米で慰安婦追悼切手、韓国系団体が来月10万枚以上発効か=韓国(サーチナ 2012/05/14(月) 13:17)

 何とアメリカ国内で慰安婦切手を発行しようとしているのです!


 東洋史家の宮脇淳子さんが、『歴史通』2012年1月号でこんな話を紹介しているそうです(「あんつぁんの風の吹くまま」さん参照)。

 アメリカの学者たちが歴史教科書を調べたところ、

 日本では「ヒストリー」
 シナでは「プロパガンダ」
 韓国では「ファンタジー」


 であるとの結論に至った、という話です。

 本質を的確に言い当ててますよね(--)(__)

 ただ、この学者さんたちのような専門家は別として、東アジアから遠く離れた欧米の国々の人たちは、韓国人の主張する歴史が実は「ファンタジー」(≒捏造)に基づいたものであるとは、普通は思わないでしょう。

 それどころか日本人の中にも、中韓の主張する歴史を「ヒストリー」だと思っている人たちが未だ多くいますからね(T^T)

 一方で、慰安婦問題に関して言えば、韓国系のロビー活動もさることながら、河野談話が大きく足を引っ張っているのも現実です。

 自民党が政権を取り返した暁には、まず日本の国益を損ない続けるこの談話を撤回することから始めてほしいものです。


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 話を「天皇」呼称問題に戻しますが、似たようなことは日本でも問題になってますよね。

 そう、今年のNHK大河ドラマ「平清盛」が、皇室を「王家」と呼称している件です。
 放送スタート前から現在に至るまで、ネットを中心に批判が続いてるようです。

 最初にこの問題がクローズアップされた当時、昨年8月末から9月にかけ、「歴史的にはこの表現は別に間違いではないのでは?」というご意見も含め、拙ブログのコメント欄及び掲示板でもそれなりに議論が盛り上がりました(掲示板につながらない方はこちら参照)。

 この問題との関連性は不明ですが、「平清盛」の視聴率は低迷が続いており、テコ入れ作戦の効果も上がっていないようです(デイリースポーツ5/8)。

 かく言う私も「平清盛」については、「王家」という呼称もさることながら皇室の扱い全般にどうも馴染めなくて、4~5回で観るのをやめてしまいました。

 ま、今回に限らず、私は大河は毎年試しに最低数回は我慢して観て、つまらなかったら後はもう全く観ないというパターンが多いんですけどね(^_^;

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※拙ブログ関連エントリー(昔の雑誌:SAPIO)
10/7/27付:日本統治を直視する韓国の静かなる肉声「SAPIO」01.9.26号
8/24付:みのもんた氏の韓国に対する認識の間違いを正す「SAPIO」06.4.26号
8/31付:戦争賛美から米崇拝へ『朝日の変節』のルーツ「SAPIO」01.11.14号
9/13付:韓国の『夢想自大主義』「SAPIO」06.4.26号
12/16付:韓国軍によるベトナム民間人虐殺問題「SAPIO」01.9.26号
11/2/22付:日本統治肯定で逮捕の韓国人作家『嘘の歴史で反日に』「SAPIO」02.7.24号
9/5付:久米宏氏の韓国に対する認識の間違いを正す「SAPIO」01.8.22/9.5号
9/17付:戦前に朝鮮人衆議院議員がいた「SAPIO」07.5.9号&慰安婦問題の現状
10/1付:日韓"謝罪派"結託が反日の温床「SAPIO」02.9.25号&震災祝い横断幕

※拙ブログ関連エントリー(朝鮮の歴史)
09/8/9付:「朝鮮紀行」イギリス人女性が見た19世紀末の朝鮮(1)
9/13付:「朝鮮紀行」イギリス人女性が見た19世紀末の朝鮮(2)
9/28付:「朝鮮紀行」イギリス人女性が見た19世紀末の朝鮮(3)
11/1付:「朝鮮紀行」イギリス人女性が見た19世紀末の朝鮮(4)終
10/8/2付:【日韓併合】外国人から見た日本と日本人(19)
11/8/16付:【終戦の日2011】外国人から見た日本と日本人(30)


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