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「アンカー」尖閣は資源問題!中国と欧米の動きをポジティブに捉えよ

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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■4/25放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

連鎖する危機に日本どうする?尖閣諸島と世界の動きの真相を青山ズバリ!

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 先週のこの番組で、東京都の尖閣購入について「一人の都民として断固支持」と言われていた青山さん。
 西欧民主主義の崩壊という一見関係なさそうな動きから、尖閣問題を読み解きます。もちろん中国の今後の出方についても。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。



 内容紹介ここから____________________________
 
山本浩之
「さ、それでは、続いて、“ニュースDEズバリ”のコーナーに移りたいと思いますけれども、今日はどんなお話を」

青山繁晴
「はい。あの、この1週間、例によって色んなニュースがあったんですけど、ひとつの大きなニュースは、石原さん、東京都知事の石原慎太郎さんが、まあ、普通に考えれば突如として、えー、尖閣諸島を都税で買うっていうことをおっしゃった。えー、そのニュース、この1週間、ずいぶん色んな報道されましたね。えー、今日はそれを取っ掛かりにして、えー、考えたいんですけれども。ま、最初に申せば、僕は、この、都民の一人として、私たちの都税を使って尖閣諸島を確保する、あるいは購入するってのは賛成です。えー、実は僕は石原都政ってのは失敗ばっかり、失敗すごく多いと思ってて、オリンピックの誘致は失敗するし、築地の市場の移転、関西では大きな問題になってないかもしれないけど、日本人の胃袋としては大きな問題で、僕は反対なんですよ。だから石原都政は本当は、あまり上手く行ってないし、そもそも石原都知事は、都庁にあんまり来ないから、一体どうなってんだと思いますが、この件については、僕は賛成なんです。で、ただですね、その、賛成っていうことですむんじゃなくて、この石原都知事の今回の尖閣諸島購入計画っていうのは、日本の敗戦後の歴史67年間全体に対して、ま、大きな石を投げてる、ま、石原さんらしいとも言えますけど、それ、なんですよね。で、それを皆さんと一緒に今日考えたいんですけど、今日の最初のキーワードは、これです(フリップ出す)」

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山本浩之
「本来の『自分』を生かす」

青山繁晴
「はい。これあの、自分、カギカッコでくくりましたが、この自分てのは実はその、私たち一人一人というよりも、日本国、本来の日本国、の潜在的な力を生かす。実は、潜在的な力があるのに生かしてないところがあって、それが尖閣問題と関わってて、そして世界の大きな動きとも関わってて、そこに投げた、石だ、というのが、今回の尖閣購入計画なんで、えー、このあと具体的に皆さんと考えていきたいと思います」

山本浩之
「はい。それではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)
山本浩之
「日本の持ってる潜在的な力を生かすには具体的にどうしていけばいいのか。それではさっそく解説お願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。えー、皆さんまずちょっとこの写真見ていただきたいんですが、これ、私たちの沖縄県石垣市の尖閣諸島の、昔の写真なんですね。あの、こういうふうに工場があって、たくさんの人がいらっしゃったという時代が、間違いなくありました。今、ここは無人島になってしまってて、でも今でも、もちろん、経済価値は十分あって、活動しようと思えばできるはずが、中国に遠慮してできなくなってるわけですよね。で、こういう昔から、たった今の現在にドーンと飛ぶと、今現在は、こうです」

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村西利恵
「石原慎太郎東京都知事と野田総理が、この尖閣の買い取りに関して、今週末にも会談を行います」

青山繁晴
「はい。あの、石原さんが東京都で買うよってことをおっしゃってから、ま、だいたい1週間ちょっと過ぎてですね、その間に、野田総理が、いや、それだったら国が買ってもいいってことおっしゃって。で、そのあと、実はこう、腰砕けに、かなりなってるんですけれども、中国の反発を気にしてですね。で、それでも、まあ、これどちらかと言えば、石原慎太郎さんの方から仕掛けて、いやそれだったら総理と直接会談しようってことになってるわけですよ。で、これどういうことかと言うと、この沖縄県の尖閣諸島、皆さん一昨年の9月、の、あの、漁船あるいは偽装漁船の事件を覚えてらっしゃると思いますが、中国は、やたら仕掛けてくるわけですよね(一同同意)。しかしそれに対して一貫して、自民党政権の時代から、尖閣諸島には、領土、この問題は存在しないと言ってきたんですね。でも、言ってるだけで、何もしないから、中国はどんどんどんどん手を伸ばしてくるんで(一同同意)、石原さんとしては、いや、これはやっぱり、都であれ、国であれ、とにかく、公の土地にしないと、領土そのものを取られてしまうと。つまり、領土問題はない、それはそれでいいけれども、それならそれで、領土としてもっとはっきり確定させようと、確保しようということだと、思います。これが石原さんの真意ですよね。しかしその上で、あえて、皆さんに、あるいは皆さんと一緒に問題提起したいんですけど、これ、尖閣は、本当は、むしろこうです」

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村西利恵
尖閣問題とは、『領土』よりも『資源』の問題だと

青山繁晴
「はい。えー、尖閣諸島に領土問題がないというのは、実は僕も支持します。つまり争う余地が全くないんですよ。国際社会のルールから見て、一点の疑いもなく、日本の領土ですが、しかし根幹は、領土を取られるという話じゃなくて、資源を取られていると、いうことなんですね。で、これちょっと歴史を見ていただくと、もっとはっきり分かります。はい、出して下さい」

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村西利恵
「尖閣諸島の歴史を振り返ってみます。1895年に閣議決定で正式に日本の領土に編入されました。しかし、1969年から1970年にかけて国連が海洋調査をして、東シナ海の石油埋蔵を発表すると、その翌年には台湾・中国が正式に領有権を主張してきたと、いうことですね」

青山繁晴
「はい。これあの、ちょっと補足しますとね、あの、これいきなり閣議決定したわけじゃなくて、明治政府が、これ明治28年ですけど、明治政府が十分に何度も何度も繰り返し調査をして、当時の清国、つまり中国ですね、も含めて、どこも領有を主張してないってことを確認した上で、日本が閣議決定して、正式に日本領土に編入して、国際社会にそれを、通知したわけですよ。で、そのあと、ま、戦争があってですね、日本が戦争に負けて、で、負けて独立を失いましたが、1952年にサンフランシスコ講和条約を発効して、独立を回復した時に、勝った側のアメリカなどの連合国が、この条約の中でどう言ってるかというと、尖閣諸島は日本のものですと。ね。で、沖縄県の一部ですと。で、そして、この沖縄県を除く日本は、この条約によって独立を回復するけれども、この尖閣諸島を含めた沖縄県、このあたりは、しばらくアメリカが、まだ支配下に置きますってことを言ったんですよ。で、これは何を物語っているかというと、こんな明治のお話じゃなくて、もういわば現代のお話になった時に、尖閣諸島は日本のものですと、国際社会で言った時に、中国も台湾も何も苦情言ってないんですよ(一同同意)。ね。あの、中華人民共和国はこの時にもうとっくに成立してますから。だから自分のもんだと昔から思ってたら、この時にちょっと待ってくれと言うはずが、何も言わなかったわけです。ところがそのあと、国連が、世界で資源を調査したわけです。やがて石油も天然ガスも枯れるという心配をみんなしてたから、国連が調べたところ、世界中で見つからなかったのに、1カ所だけ見つかりましたと。それが何と、資源がない国、資源小国と言われてきたはずの、日本の沖縄県の尖閣諸島の下に、たくさんの、ま、これ色んな見方あるんですけど、例えば、イラクの埋蔵量と同じだって言い方もあるし、当時のお金で1000兆円分だって言い方もあるし、そして、いやいや、もう全然少ないんだっていう、日本の人もいるんですよ。しかしその方はちょっと待って下さい。実は日本は一度も試掘、採掘してないんですから。一度も試掘、採掘してないで、どうしてそんなこと言えるのかと思うんですが、国連の調査によれば、とにかくたくさんあると言って、そして、その直後に、突然中国・台湾が、えー、いや、これ尖閣諸島っていうのは実は昔から自分のものだったと、言ったから

岡安譲
「分かりやすいですねー」

青山繁晴
「これはもう、さっき申した通り、領土問題がないっていうのは、あの、その通りなんですよ。その通りなんですが、でも皆さん、この話で実は一番ショッキングなのはですよ、これ42年前ですよね。ね。42、3年前の段階から、つまり僕も、子供の頃からですよ、これは、日本は実は資源大国だと、日本国民が大好きで信頼してるところの、僕は国連信用してませんが実は、普通は日本国民、国連信用してて、清く美しい国連と思ってるでしょ?その国連が日本をものすごい資源があるんだと、言ったのに、日本自身が全く無視してきたんですよね(一同同意)。ずっと資源小国、資源小国って、国会でも話し、そして子供たちにも教えてきて、これちょうど大阪万博の時ですけど」

山本浩之
「教わりましたね、そうやって」

青山繁晴
「そうでしょ。日本は資源のない国だと教わり続けて。つまり日本は自分の資源を全く生かすことをしなかったんです(一同同意)。それはどうしてかと言うと、ここで海の底を掘ったり、そして中国がこうやってのしかかってくるのに、その、文句を言ってはね返してやったりする必要はない、外から買えばいいじゃないかと。その方が楽でいいじゃないかと。そしてアメリカも喜んで下さるんだっていうのが、実はずっと日本のこの40年の歴史だったわけですよ。ところが、いまや、そういう今までやってきた日本の生き方ができなくなってきてるんです。なぜかと言うと敗戦後64年間一貫して、日本は、西欧民主主義、つまり勝ったアメリカやヨーロッパの方に、こう擦り寄って、日本は、東の国、東方の国なのに、西側の一員と言ってきたんですよ。その、西欧社会が今、壊れつつあるからです(一同同意)。今までのようには、ような生き方では生きられなくなってるんです。その一つの、表れ、出来事がこれですよね」

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村西利恵
「コーナーで何度もお伝えしていますが、今年2012年は世界で指導者選びが重なる年です」

青山繁晴
「はい。えー、まさしく村西さんが言ってくれた通り、惑星直列と言い方をして、もう繰り返し繰り返し今年は世界が変わる年だと、申してきましたが、もうその年に突入してて、もう一つ終わったんですよね。ロシアのプーチンさんがやっぱり大統領になったんですが。しかし、なったと言いながらプーチンさんは攻撃、批判されて涙こぼしてみせたりして、要するに不安定になってるんです。で、もう一つついでに言うと、今日、いや今日じゃない、今年最後の、12月に、韓国の大統領選挙やるんですが、これどうでもいいです。なぜかと言うと、韓国の大統領っていうのは1期しかできない。1期5年しかできない。不思議な制度ですね。つまり1期しかできないから、もう、その、任期の後半になると、必ずもう次がないんだから、もうボロクソの政権になってしまうんですね。なのにこんな政権に、あの、制度になってるかというと、腐敗が酷いから。要するに複数回やらせたら、例えば2期10年やったら腐敗が酷くなりすぎるから1期だけ。ということはですよ、どんな大統領が出てきても、その1期5年の後半には必ず反日になるんですよ

一同
「うーん、ああー…」

青山繁晴
「つまり、その、国内をまとめるために、どなたが出てきても、もう野党も与党もはっきり言うと、すみません、表現ちょっと今日悪いですが、へったくれもなくて、誰が出てきても反日になるから、結局同じことです。で、問題は、この3つ(仏、中、米)なんですけれども、実はたった今、リアルタイムで行われてるのはこのフランスですね。はい、ちょっと出して下さい」

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村西利恵
「今まさに行われているのがフランス大統領選挙ですが、来月6日に決選投票が行われます。で、その前に行われた第1回投票では、社会党オランド候補が、サルコジさんを抑えて、首位に立ちました」

青山繁晴
「うーん。そもそも、今のフランスの政治体制、あるいは民主主義体制のことを、第五共和制って言うんですけどね。共和制だから民主主義なんですけれども。えー、その第五共和制の長い歴史で、現職の大統領が1回目の投票で1位になれなかったってのは初めてで、ま、それだけでも不安定になってるんですが。その上でですね、これわずかな差ですよね、本当はね」

村西利恵
「そうですね、僅差ですね」

青山繁晴
「で、そして、来月6日、日本のゴールデンウィークの最後の日曜日に、この決選投票あるんですが、決選投票を待つまでもなく、実は本当の結果はすでに出てるんですよ。それ何かと言うとこれです」

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村西利恵
本当に勝ったのは、極右勢力である国民戦線の、このルペン候補。およそ17%を獲得しました」

青山繁晴
「うん。ま、およそでいうと18%ですよね」

村西利恵
「あ、すみません、18%…」

青山繁晴
「で、これ、この極右政党、もともとは全くミニミニ、このお父さんの時代、この人はマリーヌ・ルペンって娘ですけどね。お父さんの時代はミニミニ政党だったんですけれども、今は18%までなっちゃったから、この5月6日の決選投票に勝つためには、どちらであっても、つまり、左の社会党であっても、この極右のマリーヌ・ルペンさんの言うこと聞かなきゃいけないし、もともと右派、保守派のこちら(国民運動連合)は、当然こっち(ルペン)の言うこと聞かなきゃいけないし。要するにこの人(ルペン)がもうすでに決選投票の前から、えー、キャスティングボートを握ってしまってるんですよ」

一同
「ああー、なるほど」

青山繁晴
「ね。今、維新の会が見てたらうらやましいと思うかもしれないけれども(笑)。つまり、もうすでに、がっちり、キャスティングボートを握ってしまったから、本当の勝者がすでに確定してるわけですよ。ところがですよ、これが単にフランスの問題じゃなくて、私たちの尖閣諸島とか、日本にも大きく関わってくるのはですね、これ、ルペンさんが勝ったということは、どういう意味なのかと言うと、出して下さい、これです」

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村西利恵
フランス極右勢力の台頭で、西欧民主主義の崩壊へ。これはヨーロッパの自己否定と同じこと

青山繁晴
「はい。この、ヨーロッパの自己否定、あるいは西方(にしがた)の民主主義がもうダメになりつつあるっていうのは、さっき申しました通り、日本は戦争に負けてから、67年間、いや、この一員ですと。ね。ヨーロッパ、プラス、アメリカ、この一員ですってことを頼みにしてきたんですが、それがもう崩壊しつつあるんです。なぜかと言うとですね、ルペンさんの主張ってのは要は、統一通貨ユーロをつくったのは、誤りだったと。ね。そしてEUも良くないと。要するに、元の木阿弥に戻りましょうと。元のフランスに戻りましょうと。ところがですよ、あの第二次世界大戦が終わってからずっとヨーロッパが苦労してきたのは、ま、ヨーロッパは社会民主主義で、その、弱い者を助けましょうと。国内の弱い者を助けるだけじゃなくて、国境を越えて、弱い経済のギリシャとか、ポルトガルも一緒に助けましょうと。それが統一通貨ですと言ってきたんですよね(一同同意)。で、それはいわば、いったん民主主義の理念が現実になって、実現したんですよ。実現した途端に、ギリシャやポルトガルが、こうやって足を引っ張って、もうフランスやドイツの、経済がもうおかしくなって、失業率がどんどん高くなってるから、これ全部やめちまえって話なんですよ。ということは、第二次世界大戦後のヨーロッパの歩みを、自己否定してるってことです。ということは、実はこれです」

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村西利恵
日本の敗戦後の『柱』が倒れる

青山繁晴
「はい。えー、要するに日本の、敗戦後の歴史っていうのは、日本本来の伝統に基づいた価値観よりも、戦争に勝った側の価値観に寄りかかって、ずっと築いてきたんですよね(一同同意)。それが倒れるっていうことですから、これいい悪いとか、右とか左の話してんじゃなくて、今までの生き方はできないってことなんです。その上で、日本に一番近いアメリカはどうなのかと言うと、こうです」

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村西利恵
「11月にアメリカ大統領選挙があります」

青山繁晴
「はい。で、皆さん承知の通り、現職のオバマ大統領と、ようやく、共和党が、選び出した、ロムニーさんが、えー、ぶつかる。それが11月にあるわけですが、このアメリカ大統領選挙の、一番本質的な、疑問点はここなんです。出して下さい」

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村西利恵
「なぜロムニー候補なのかというと、アメリカも自分の殻に戻ろうとしている

青山繁晴
「はい。これはですね、この番組でも何度も言いましたが、ロムニーさんの最大の特徴は、何をしたいのかがよく分からない人です。ね」

岡安譲
「(苦笑)…特徴…」

青山繁晴
「で、こういうアメリカの大統領候補も珍しいけども、もっと不思議なのはですね、その、今、アメリカで問題になってるのは、格差社会ってことが大きな問題の一つになってるんですよね。あの、報道だとそればっかり見えるけど、もちろんアメリカ全体がそうではないけれど、しかしアメリカの大きな社会問題になってて、1%の富裕層だけ得をして、99%の普通の国民が苦しんでるっていうデモが、ウォール街をいったんは占拠したりする…」

一同
「ありましたねー」

青山繁晴
「ことになったわけですよ。ところがこのロムニーさんは、誰が見ても間違いなく1%なわけですよ」

一同
「そうですね(苦笑)」

青山繁晴
「で、1%で選挙に勝てるならそれでいいけれども、しかし、本当は99%に訴えかける候補でないと、できないはずですよね。そして、なおかつこのロムニーさんは、アメリカのキリスト教の中では少数派なんですよ。でもそれをあえて共和党はなぜ候補にしたかと言うとですよ、これ実は、アメリカっていうのは本来ヨーロッパと、違うんです、経済が。ヨーロッパはさっき言った通り弱者を助けようって社会民主主義ですが、アメリカは、強い者は強くなれ、弱い者は自己責任だという、その、市場任せの資本主義なんですよ。で、ロムニーさんは、その、親から云々はあるかもしれないけど、とにかくその、自分の力でお金持ちになったんだから、この、要はオバマさんが医療改革、いや、医療保険改革をやったようなことじゃなくて、自分の殻に戻りたいという、その、自分の殻、つまり、海外のことに構ったり、弱者に構ったり、あるいは、弱ってるギリシャに構ったりするんじゃなくて、もうとにかくその自分たちの世界に戻ればいいんだと、いう、動きが社会の奥深くにあるから、共和党はあえてロムニーさんを大統領(候補)にしたんです。これも、11月にどっちが勝つかを待つまでもなく、あの、アメリカにこういう傾向が出ているってことは私たちはまっすぐ見なきゃいけないと思います」

山本浩之
「潜在的な志向ですよね、そのあたりはね」

青山繁晴
「そうです。あの、潜在的であるからこそ、奥深い本質的な、変化なんですよね。ということは日本はどうなってるかと言うと、こうです」

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村西利恵
「こうした欧米の変化で、日本は自分でやるしかなくなっていると

青山繁晴
「はい。もう、西欧民主主義とか、あるいはヨーロッパ、アメリカと、を、あてにすることはできない。自分でやるしかない。自分でやるためのカギは、実は1コしかないんです。それは何かと言うとこれです」

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村西利恵
そのカギは、『自前』の資源

青山繁晴
「はい。従ってですね、その、今までは自前の資源があっても、それを、ま、40年以上も無視してきた。そして、さらにそういう、いわば、従来型の資源だけじゃなくて、日本はもう、10年ぐらい前からメタンハイドレートっていう新しい資源、それも日本の自前の資源ですね、この番組で何度もやりましたが。それも合わせて全部無視してきたんですが、もうそれができなくなってるわけですよね。で、その上で、じゃあその尖閣は、実は島はこんなにちっちゃいけど、海底資源がこんなにあるって話ですから、もう一回言いますが、資源の話です。だからそこを中国は取りに来ようとしてるんだから、さっきの皆さん、惑星直列で、えー、言うとですよ、今、僕の前半の話には、中国だけはまだ抜けてますよね(一同同意)。えー、中国は、中国は10月に共産党大会をやる予定、選挙じゃない、独裁の国ですからね。じゃあ中国はどう出てくるのかを当然このあと後半に考えなきゃいけませんが、それに向けてのキーワードは、これです(フリップ出す)」

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村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『ポジティブ』。これから尖閣問題で中国側はどんな動きをとってくるんでしょうか。このあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「さ、世界の動きはだいぶ分かってきました。さ、問題は中国です。続きをお願いします」

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青山繁晴
「はい。これあの、さっき見ていただいた写真なんですが、かつての日本はこの下に資源あるのを知らなかったから、上で経済活動やってただけですけど。だから本当はさっきの話に付け加えて言うと、今度は、こういう例えばですね、古い工場じゃなくて、資源をつくるための拠点をここにつくればいいってことになるわけですよ(一同同意)。で、従って、資源は、どこの国にとっても根幹ですから、この、石原さんの動きに中国は激しくものを言うと思ったら、少なくとも今の胡錦濤国家主席と、温家宝首相は、現時点では何も言ってない。そしてこの方だけが発言したんですね。出して下さい」

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村西利恵
「きのう河野洋平前衆議院議長と会談した、習近平次期国家主席は、この石原都知事の発言に対して、『日中間に時々問題が起こるのは不思議ではない。これらは小さい問題で、善意と友好の気持ちがあれば解決できる』と…」

山本浩之
「意外ですよね」

岡安譲
「ほんとにね」

青山繁晴
「ずいぶん抑えた言い方になってるというふうに、報道もされましたが、あの、ありのままに申しますが、僕は全く意外じゃなかったです」

一同
「そうなんですか?」

青山繁晴
「ええ。あの、人間も言葉も予想通りで、まず、習近平さんが必ず発言するだろうと思ってました。というのは、習近平さんは軍に近いので。軍は尖閣諸島に非常に関心が強い。なぜかと言うと、軍がエネルギーをやってるからです。日本だと自衛隊がやるってのは考えられないけど、世界の常識なんですね。だからこの記事に反応するのは習近平さんだろうと思い、そして河野洋平さんていう、元自民党ですけれども、親中派が行った時に、さっそくその機会をつかまえるに違いないと思い、そして、こういうふうに、いやいや、こんなの大したことないんだと。つまり、石原慎太郎さんが投げた石を受け取る、あるいは石原慎太郎さんの、いわば、揺さぶりに乗るんじゃなくて、いや、そんな大したことないって言うだろうと思ったんです。で、それに加えてもう1コ、その、いわば過剰反応しない、ちょっと知らん顔を、いわばしてみせる、本当の理由は、もう1つ、これがあるんです。出して下さい」

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村西利恵
中国が過剰反応しない本当の理由は、南シナ海の資源問題だと

青山繁晴
「はい。実は、ここに中国があって、ここに私たちの尖閣諸島があってですよ、中国にとっては、この東シナ海と同時に、南シナ海の資源をどうやって確保するかが、中国のどんどん増えていく人口を生き残らせるための、大事なカギになってると思ってるわけですよ。で、この南シナ海についても、えー、僕たちが国際学会行ってみると、中国は南シナ海のメタンハイドレートの話ばっかり発表するわけですよね。で、かつてこの『アンカー』で、そのメタンハイドレートも含め、それから既存の天然ガスその他もここにあるとみられますから、ここのベトナムと、戦争になりそうだって話しましたね。で、というのは、そのベトナムをアメリカが支援したからですが。ところがその後、ベトナムはいわば、膝を屈しました。えー、ベトナム共産党のトップが、わざわざ去年の10月に中国に行って、そしてこの南シナ海の資源は、共同開発しましょうねっていうことを、中国との間で共同声明出したんですよ。実際そのあと全然進んでませんよ?つまり、ベトナムはいわば、やっぱり、海軍の戦いっていうのはベトナムはほとんどやったことがないので、無理だっていう判断をしたようです。これは推測も含めて申しますが。ところがですよ、アメリカはベトナムがこうやって膝を屈したからそこであきらめるんじゃなくて、むしろアメリカ自身が出てきたんですね。はい、それちょっと出して下さい」

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村西利恵
「アメリカは去年の11月にオーストラリアに駐留することを発表し、実際に今月3日になって、ダーウィンに海兵隊の第1陣、およそ200人が到着しています。さらには現在、フィリピンでの駐留も交渉中だということです」

青山繁晴
「これは、いわばさすがと言うか、アメリカはやることが早くてですね」

岡安譲
「早いですねー」

青山繁晴
「さっき言いました通り、去年の10月に、ベトナムの共産党トップが中国行って、ああ、ベトナムは、あきらめた、まぁあきらめたっていのは言い過ぎですけど、当面は中国に、膝を屈したなと思ったら、その翌月には、じゃあアメリカ自身が今度はこのオーストラリアに初めて海兵隊を出すぞと、言って、そのあともう、今月は、もう第1陣200人の武装部隊が、もう行っちゃったんですよね。で、それだけじゃなくて、ベトナムがダメなら、じゃあフィリピンに乗り換えてでも、その、南シナ海で、中国に対抗するぞと。これ別にアメリカの資源じゃないんだけれども、中国が、その、資源を理由に、この海全体を支配することは許さないっていう厳しい姿勢に出てるんです。なぜアメリカがそういう姿勢に出るかって言うと、本当の理由はこれです」

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村西利恵
アメリカは経済で中国を重視しているから

青山繁晴
「オバマ政権は、もうとにかく中国との経済関係が、アメリカの経済を建て直すための一番大事なカギだってこと、方針決めました(一同同意)。で、日本の、敗戦後の日本の考え方だったら、じゃあ中国にはご遠慮申し上げなきゃいけないから、例えば尖閣諸島を国有地にしたり、そんなのとんでもございませんって話になるんですが、アメリカだけじゃなくて、世界の常識は逆なんです。これはですね、あの、一昨日、僕は東京の経営者の集まりで講演して、で、その時にですね、あの、ご質問が出て、我々はみんな中国に企業を出して、あの、工場を出していて、あるいは支店を出していて、中国との関係深くなったから、青山さんみたいに中国に厳しく言えないっていうご意見が出たんで、じゃあ、この中で、中国に進出なさって、黒字の企業、手を挙げて下さいって言ったら、もう静まり返って誰も手を挙げられない

一同
「ないんですか…ほうー」

青山繁晴
じゃあ赤字の方って(言ったら)、全員挙げたんです

一同
「へえー」

青山繁晴
「ね。で、それは、いわばテレビカメラが入ってない所だから、本当のことを申されたと思うんですが。これは要するに日本がそういう弱い姿勢でいると、中国は、この地区の共産党の書記が、もう好きなようにルール変えますから。実は中央集権じゃないんですよ。共産党の中央がどうであれ、地区で変えてしまうから、もうどんどんルール変えられるから、もう黒字になろうとしたらもうルール変えられて、その部分持っていかれるってことずっと続くわけですよ。それが分かってるからアメリカは、もうむしろドーンと中国に、その、厳しく出てるわけですね。そして中国はそのアメリカと向かい合うために、当面は東シナ海はもう静かでいてもらいたいから、いわば石原慎太郎さんの、いわば、ま、挑発っていう言葉は適切じゃないかもしれないけど、投げた石に反応しないふりをしてるわけですよ。しかしこれは、いつまでもそのままではすまないんです。やがてはこうなります」

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村西利恵
「情報当局者によると、『習近平次期国家主席が就任すると、中国は尖閣諸島に軍を出す恐れがある』

山本浩之
「何か言ってること全然違うじゃないですか」

青山繁晴
「はい。えー、すなわち、今はそのように言ってても、やがて本当に就任するとですよ、実は習近平さんには1コ、もう1コ問題があって、さっき言いましたね、中国は実は中央集権じゃなくて、地区の共産党の書記が、異常な力を持ってる。そのうちの1つ、重慶で大事件が起きて」

山本浩之
「ありました」

青山繁晴
「その重慶で、習近平さんの方に近かった人を失脚させて、今の胡錦濤国家主席が、政権変わっても、そのあと影響力持つぞと言ってるんだから、どうしても軍を頼らざるを得ない。そして軍は、尖閣諸島をあきらめることはあり得ません。やがて、すごく早かったら年内にも、実際に軍艦を出してくることだってあり得るわけです。で、この話聞いてると、やっぱり日本はダメだダメだって話に聞こえるでしょうが、違うんです」

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青山繁晴
「もう一度このフリップを見ていただくと、僕はあんまり外来語を使いたくないんですけれども、しかし今日の最後のキーワードもう一度出すと、ポジティブ。ネガティブじゃなくてポジティブな面がすごくある。ちょっとこの地図を見ていただくとですよ」

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青山繁晴
「つまり、日本はこの尖閣諸島に自前の資源があるってことを42年前に、国連から言ってもらいながら無視してきた。あるいはこの韓国が今、奪ってる竹島の南にも、メタンハイドレートがたくさんあって、前に『アンカー』でやりましたね、尖閣諸島の北も含めてずーっと北海道から、北方領土までメタンハイドレートが続いてる。今までは、それを活用するっていう動機すら見つからなかったんですよ(一同同意)。しかし今回、今になると、アメリカ・ヨーロッパが崩れていくことに加えて、そして中国はやがて、むき出しにこの資源を取りに来ようとするから、実は私たちの考え方さえ変われば、日本はそれに対抗して、初めて自前の資源で歩こうとする国に変わる。そうすると、今の社会の閉塞感というものも、僕は打ち破られていくと思います」

山本浩之
「よく分かりました。ありがとうございました」

 ____________________________内容紹介ここまで


 石原さんの「尖閣購入」発言に対する中共の反発が控え目なので、逆に不気味だなーと思ってたら、なるほど、そういうことですか(T^T)

 余談ですが、紅の傭兵、もとい河野洋平(敬称つけたくない)の名前を報道で久々に見ましたわ。
 今回は報道されましたが、報道されないところで中共に利するようなことを色々やってそうで怖いんですけど(T^T)


 この日は他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。

・大飯原発再稼働問題&敦賀原発地下に活断層か
・在日米軍再編見直し共同文書の公表を延期
・京都府亀岡市の10人死傷事故で危険運転致死傷罪適用困難?
・元警察官銃撃事件で福岡県警が家宅捜索

 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、誰にも手渡してはならない自由意志さんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらを是非ご覧下さい。


 最後に、いよいよ今週末です。
 4月28日(土)の国民大集会の告知を今一度。

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※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントが送れます。
誰にも手渡してはならない自由意志
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

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