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2020.06/12 [Fri]
横田哲也さんメディア批判、在外邦人10万円給付、共同通信虚報…青山繁晴「飯田浩司のOK!Cozy Up!」
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※【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■6/12放送 ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」

青山繁晴さんが久しぶりにニッポン放送に登場。
今回の書き起こしは要旨で失礼します。
※元動画(音声)はこちら(6月12日午後1時15分現在)。
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★消費減税について(午前6時台)
(超ざっくり)
消費税を目的税にしてしまったため、身動きが取れなくなっている。
護る会でもじっくり議論しているが、失われる財源を赤字国債で補えばいい、だけではすまなくて、社会保障や教育無償化という重大なことについては、違う財源を見つけないといけないので、時間がかかる。
※5月15日放送分もご参照のほど。
★東京アラートが解除。ステップ3に移行
東京をカタカナ都市にするのも、いい加減にしてほしいんですけど、個人的には。
ステップ3は事実上の全面解除。
と言っても、もともと自粛に支えられているから、で、学習なさってるので、かつての賑わいはなかなか戻らないので。
耐えて勝つしかないが、それにしてもかつてのパンデミックに比べて、これだけ交通の行き来激しくなってて、数ヶ月でここまで来るっていうのは大変な成果。
楽観的なことをむしろ言いたくないんですけれども、靴を脱ぐ文化にも支えられ、アメリカなどに比べると日本は格差が少ない、その2点が根っこにある。
安倍政権が厳しいことを言われるのは権力だからやむを得ないが、但し、その根っこのことを活用した成果。
国民の意識が高く、この数ヶ月間でどういう対策が有効だったかもかなり浸透したので、対策をしっかり取って、アクリル板などをしっかりすれば、むしろそういうお店から賑わいを取り戻して行く。
第二波、第三波はもちろん警戒しなきゃいけないけれども、抗体を持つ人が第一波の時よりはるかに多いから。
このウイルスは異様なウイルスなので、抗体が本当に免疫作ってくれるかどうかっていうのは、抗体と免疫の違いはキリがないので省略しますけれども、いちおうウイルスというのは一度かかったら抗体ができて、それを元にして免疫ができて、ほとんど感染しなくなるっていうのが基本は基本。
第二波は第一波よりも少し軽いってことも期待できるんで、希望を持って一緒に頑張りたいと思います。
★二次補正予算きょう成立へ
★政府が海外の在留邦人に10万円の給付検討
(2つの項目をセットで解説)
補正予算でかつてない予備費が10兆円積まれて、その半分の5兆円は与野党の話し合いで大まか使い途決まってるけど、決まってない5兆円が残ってるのは、例えば1年前なら誰も信じない、すごいことですよね。
でもそのおかげでできそうになってることの中に、例えば、海外にお住まいになってる日本国民にも当然同じように10万円給付するというのができる方向になってるわけですよね。
というのは、まずこの予算組む時に、外務省も総務省も、入国管理でいうと法務省、どこの省も自分とこの予算になるのを嫌がる。
今も全く嫌がってて、うちの予算に計上してほしくないと。
常に新しいことやりたくないのが官僚機構。
自分たちのやってきたことで予算いっぱいいっぱいなのに、そこに予算を新しく積むと、財務省から他のとこ削られると言って。
そういう官僚機構の現実がある以上、こうやって使いやすい予備費を組んでおくのは非常にプラスになる。
同胞(はらから)は国民国家のキーワード。
最初僕が声を上げた時は自由民主党でも一人ぽっち。
それからブログにそれ書いた瞬間にやってきた書き込みで、「海外に行ってる奴」と書いてあって、お金持ちが多いとか、あるいは日本を捨てていった人がいると、そんな連中に構うんだったらもっと国内の心配しろと書いてあった。
気持ちとしてはよく分かるが、但し、最初、一番困ってる方々に30万円っていうことを安倍さんなりに決断して、その後、僕自身も護る会も、かなり多くの自由民主党議員も声を上げて、最終的に公明党も声を上げて、全国民一律10万円に変わったでしょ。
その瞬間というのは、僕は日本が原点に戻った時だと思ってて。
それはどうしてかと言うと、古代の仁徳天皇が、民のかまどから煙が上がってないから税金取るのやめるとおっしゃった時に、本当は煙が上がっていた家もおそらくありますよね。
お金がないんじゃなくてたまたま上がってない家も、税金払ってない人も、ひょっとしたら犯罪に手を染めようとしてる人もいたでしょう。
でもそういうの関係なく、すべて同胞(はらから)として救うべき時は救うというのが、私たちの古代の原点なんですよ。
その上で全国民一律10万円っていうのは、国内でも、税金払ってない人も、脱税しようとしてる人もおそらくいらっしゃいますよね。
お金持ちの方もいらっしゃいますよね。
でもそういうことにこだわってたら、同胞、はらからっていう気持ちも失うので、全国民一律にしたのであって。
すると同じことが海外の方々にも当然言えるわけで。
日本を捨てて行った人もいらっしゃるかもしれないし、税についても色々節税遣り過ぎの人もいるかもしれない。
でもそういうことを乗り越えるっていうのが今回の原点なんで。
総理、議員一人ひとり、ブログを通じて国民の方々に呼びかけて、最終的には、特に中山(泰秀)外交部会長の努力が大きかったし、それから岸田政調会長が決断をなさった。
総務会で僕が質問した時に、財源は予備費とするということまではっきり言われたので。
総理の決断も相まって、政治的には決着してるんです。
ところが今週になって、今で言わなかったことを言いますと、総理の指示によって、杉田和博官房副長官が、外務省の事務次官、総務省の事務次官、外務省の領事局長の3人を呼んで協議した時に、また官僚の方からできない理由をいっぱい並べられて。
例えば日本から海外に送金しようとすると、手数料が、最大という意味だと思いますが、50倍かかったりしますよと。
それから全世界に散らばってる邦人を把握できてないと。
実はここに一番根っこがあって、外務省の在外公館の数が少ないので、日本人がどこにどれだけいるか把握できてない。
今まで外務省が140万って言ってたのも実は根拠がない。
それを知られることが嫌だったのが最初で、今度は逆に、よく分かってないから支給できませんと言ってる。
でもこれ全部技術的な問題だから、もう一度、党の結束を強めて、今日からもう一度取り組み直して、政治的にはすでに決着してるんで、技術的な壁を乗り越えようとしてる。
その時に、今日成立する見通しの2次補正で、実質5兆円の予備費が置いてあるっていうのは、必要な原資はどんなに高くても1500億止まりですからだから、5兆円から比べたら十分余裕ありますから。
だからそういう新しい意味も込めるのと、それから日本の私たちの原点に戻るという意味もですね、みんなで考えて実現したい。
(飯田浩司:それこそ現地の日本語新聞とかがウェブサイトを持ってて日本語で読めるっていうところ結構あって、私が見たのはマニラ新聞。すごいなと思ったのは、見通しになったっていうことで解説記事も出していたんですけど、2009年の定額給付金が海外の邦人には配られなかったことも引きながら、こういった差別や区別ってのはいい加減やめるべきだと。現地にいる人達は今、食うや食わずで困ってる人だっていっぱいいるして、お金持ちだから外に出るっていうような時代でももうなくなってると。あともう一つ、フィリピンにおいては、かつて日本人として生まれながら、その後フィリピンにずっといて残留孤児のような形で、今、国籍が認められた人達にとっては、この70年間の辛苦に対して労いになるだろうと。あ、これこそがまさに同胞っていうことだよなと)
その通りです。
そのマニラ新聞の方が確か共同通信の僕の後輩にあたる人で、ペルー事件の時も一緒だったみたいで。
誤解なきように、最初に僕にいただいた、海外に行ってる人は云々というコメントも、非難して言ったんじゃなくて、むしろそういう誤解が私たち賢い日本人の中にもあるんだということが僕に伝わったので、意義は非常に大きかった。
それと海外の同胞の方から、私たちは日本人じゃないんでしょうかっていう訴えがたくさん届いて。
本当にそういうこと伝わってくるし、動かされる。
まだ動いてないのが省庁なので、じりじり匍匐前進で動かしていくというような過程です。
ちょっと時間かかることは許していただきたいんです。
(飯田:でもこれ支給するので現住所をちゃんと教えてくださいっていう風に言って、ここからデータを取っていくと正確なデータが取れるきっかけになりますよね)
おっしゃる通りなんですよ。
在留届を皆が出してくれるわけじゃないから外務省が把握できないってこともあるので、把握する転機にもなると思います。
武漢熱は本当の災いですけれども、明確に申します、中国発の災いなんですけれども、それ(在留届)を活かして、中国の国民の幸せにも繋がるように、連携や新しい努力ができる、その一つの例です、海外の同胞、はらからっていうのはですね。
はらからって言葉も、もう一度僕たちが、ひらがなの「はらから」、漢字の「同胞」、2種類ありますけど、それをもう一回考える機会にしたいです。
★「共同通信社」
(6月7日の共同通信「香港をめぐって日本が中国に配慮し、中国を批判するための国際連携を断った」虚報について。
青山さんがブログで詳述されているため、起こしはカットします)
みなさん、決して、欺されてはいけません! (すこし書き足しました)
香港をめぐる虚報について その1
香港をめぐる虚報について その2
香港をめぐる虚報について その3 (すこしだけ書き加えました)
香港をめぐる虚報について その4 (推敲しました)
香港をめぐる虚報について その5 ( 完 )
★拉致問題特別委員会、きょう開催へ
(飯田:今国会では初めて実質的な審議(衆議院)。拉致特別委員会は今国会で開かれてなかった)
実は参議院拉致問題特別委員会の僕は理事です。
なぜなかなか開けないかというと、大きな理由は、担当大臣が実質二人いらっしゃるっていうか、メインは菅官房長官、もう一人が外務大臣。
他の委員会にお出になることが多いお二人に揃って出てもらうことができなくて、実は今国会でいったん見送りになった。
それはあまりにもおかしいでしょうっていう意見が与野党を超えて、理事の中からも高まって。
まず衆議院をやるんですが、今日、参議院の方は理事同士の話し合いをやって、月曜日に開けそうな見通しです。
これは拉致問題を扱う国会の中の専門の委員会ですが、大臣がなかなかお出でになれないだけでなく、苦しい。
相手先の北朝鮮と議論したり交渉したりが、今、実質できない状態ですからね。
その中で大臣の答弁もいつも同じ話になりかねないっていうのも、深刻なことなんです。
但し、例えば、委員会を開かないことも北朝鮮に間違ったメッセージになってしまうので、今国会、まずは開くということですね。
もう閉会近いかもしれないですけど。
(飯田アナからメール紹介。
横田滋さん逝去の後のご一家の記者会見で、あまり報道されなかった哲也さんの、安倍総理を批判する一部メディアに対する指摘について。またメール主さんの拉致問題風化への心配)
(飯田:僕もこの会見出てまして、哲也さんはここを本当に強調して話してらっしゃると僕は思いました。
「拉致問題が解決しないことに対してあるジャーナリストやメディアの方なんかが、安倍総理は何をやっているんだというようなことをおっしゃいます。北朝鮮問題を一丁目一番地に掲げていたのに何も動いてないじゃないかというような発言、ここ2~3日のメディアで目にしておりますけれども、安倍総理、安倍政権が問題なのではなくて、40年以上も何もしてこなかった政治家や、北朝鮮なんて拉致なんかするはずないでしょうと言ってきたメディアがあったから、ここまで安倍総理、安倍政権が苦しんでいるんです。安倍総理、安倍政権をやってくださっています。なので何もやっていない方が政権批判をするのは卑怯だと思います」
と、おっしゃっていました)
哲也さん、本当に覚悟を決めて話されたことが僕自身にも伝わってきました。
その上で、正直に言いますけど、昨夜も総理とこの拉致のことについて改めてお話をいたしました。
民間時代から僕の持論でもありますけれども、それから滋さんがなくなるっていうとんでもないことが起きてしまいましたが、早紀江さんを中心にずっとおっしゃっているのが、憲法9条を変えないと、うちの娘も他の息子さんや娘さんも帰ってこないという趣旨のことをはっきり言われてて、そのためにすごく、滋さんも咲江さんも拓也さんも哲也さんも嫌がらせを受けてきたんですよね。
でもそのことの意味は、取り返しに行って戦争をしろって意味じゃなくて、憲法9条を変えることによって、その下の法制も変えられるから、じゃあ取り返しに自衛隊は行けますよという準備をすることができるようになると、北朝鮮はその意味ではクレバーなんで、今までと態度が変わって、じゃあ交渉で話をしようということに初めてなるっていうことが、僕個人としてはもう間違いないと考えてるわけですね。
で、北朝鮮が返せない、あるいは返さない理由っていうのはむしろ複雑に考えるんじゃなくて、はっきりしてると思うんですが、北朝鮮の独裁者も世代替わりして、要はメリットとデメリットを天秤にかけているだけですね。
独裁者にとってのデメリットっていうのは、例えば確認はできないけれども、横田めぐみさんがあまりにも賢いので、今の独裁者の世代、つまりあの兄弟の家庭教師をなさったとした説まで未確認ですけどあるくらいで。
ということは、拉致被害者の多くが北朝鮮の内情をご存知、あるいは工作活動の真実をご存知だから、それが日本を通じて世界に分かるのを恐れていると。
でも、いわば世代替わりして、拉致事件が頻繁に起きてた頃は生まれてないか赤ちゃんだった金正恩委員長が今、独裁者ですから。
そういう過去の北朝鮮の行いがバレても、しかし武漢熱も含めて国家崩壊の危機かもしれない北朝鮮にとってメリットの方が大きくなったと思えば、しかもほっといたらあの優秀な自衛隊が取り返しに来るかもしれないと、そこに米軍の協力あるかもしれないとなったら、交渉に応じるってこと考えれば、実は一番近道なのが9条の改正であって。
その意味ではやっぱり安倍政権と、それから僕を含めた国会議員に大きな責任があるのはですね、本来は、問題発言を今から申しますが、憲法審査会、与野党で開催なかなか一致できないから開かないって政権の姿勢がおかしいんであって。
これは当然、もう自由民主党が民意によって、多数を形成してるってことの責任を果たすために憲法審査会を開いて、そして自由民主党の9条改正案、安倍さんの9条温存案に加えて、自衛の措置は妨げないと。
国民を守ることは自衛の措置ですから、拉致被害者の救出は当然、戦争行為じゃなくて、国民を守る行為ですから、それが自由民主党の正式案に今なってるわけですから、それを掲げて、憲法審査会でそれをやって、で、当然、衆議院を解散して、それで政権潰れても、前に進まなきゃいけない。
これが拉致問題については匍匐前進なんですけれども、それを、政権維持が事実上優先されて、それやってこなかった、あるいは与野党の話し合いでと、憲法改正についてはそうしましょうってことを、いわば守るのはいいんだけども、それが国民を守ることに繋がってないっていうことはですね、横田哲也さんが新たな問題提起をなさった上でですね、じゃあ安倍政権や我々自由民主党これで良かったなんてことにならないってことは、とても大事なことで。
したがって、秋の臨時国会も含めてですね、有本嘉代子さん、横田滋さんっていう大事な家族会の柱を失ったことを、私たちは魂に、肝に銘じてですね、もう一度その憲法という根っこから、日本を、国民を守れる、奪われた国民は必ず取り返す、それによって二度とそういう事件が起きないようにする。
国民一人一人、さっきの海外同胞、はらからへの一律給付と同じことであって、古代から守ってきた、ただ一人の国民も見捨てない、その人がいい人であるか悪い人であるか関係ない、そうじゃなくて同じ日本人として生まれたはらからは決して永遠に見捨てることがないと、国民国家の意義を世界に示すということを、滋さんと嘉代子さんの魂に捧げることとしてやらなきゃいけないと思うんですよね。
(飯田:哲也さん問題提起をされて、その流れの中ですね、さらに発言をされていて、日本国と北朝鮮という、加害者と被害者っていう構図しかないじゃないかと。イデオロギーとかで対立してるんじゃなくて、日本は日本として、こう一致団結していかなきゃだめじゃないですかっていうのを、まさにそれこそ訴えようとしていたと思うんですよね)
その通りです。
今、残念ながら政府認定の拉致被害者でいえば、両親ではお二人しかもう残ってない。
兄弟の世代になってるんで、でもちゃんと意志を受け継いでいらっしゃるから、一番問われてるのは私たち国会議員だと思います。
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虎ノ門ニュースへのご参加が4月で終了した青山さん。
でもその後、5月、6月と、この番組へのご参加が続いてますね。
月1ペースでも良いので、これからもずっと続けばいいなあ^_^
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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アニメ「めぐみ」配信中。
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消費税を目的税にしてしまったため、身動きが取れなくなっている。
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東京をカタカナ都市にするのも、いい加減にしてほしいんですけど、個人的には。
ステップ3は事実上の全面解除。
と言っても、もともと自粛に支えられているから、で、学習なさってるので、かつての賑わいはなかなか戻らないので。
耐えて勝つしかないが、それにしてもかつてのパンデミックに比べて、これだけ交通の行き来激しくなってて、数ヶ月でここまで来るっていうのは大変な成果。
楽観的なことをむしろ言いたくないんですけれども、靴を脱ぐ文化にも支えられ、アメリカなどに比べると日本は格差が少ない、その2点が根っこにある。
安倍政権が厳しいことを言われるのは権力だからやむを得ないが、但し、その根っこのことを活用した成果。
国民の意識が高く、この数ヶ月間でどういう対策が有効だったかもかなり浸透したので、対策をしっかり取って、アクリル板などをしっかりすれば、むしろそういうお店から賑わいを取り戻して行く。
第二波、第三波はもちろん警戒しなきゃいけないけれども、抗体を持つ人が第一波の時よりはるかに多いから。
このウイルスは異様なウイルスなので、抗体が本当に免疫作ってくれるかどうかっていうのは、抗体と免疫の違いはキリがないので省略しますけれども、いちおうウイルスというのは一度かかったら抗体ができて、それを元にして免疫ができて、ほとんど感染しなくなるっていうのが基本は基本。
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★政府が海外の在留邦人に10万円の給付検討
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補正予算でかつてない予備費が10兆円積まれて、その半分の5兆円は与野党の話し合いで大まか使い途決まってるけど、決まってない5兆円が残ってるのは、例えば1年前なら誰も信じない、すごいことですよね。
でもそのおかげでできそうになってることの中に、例えば、海外にお住まいになってる日本国民にも当然同じように10万円給付するというのができる方向になってるわけですよね。
というのは、まずこの予算組む時に、外務省も総務省も、入国管理でいうと法務省、どこの省も自分とこの予算になるのを嫌がる。
今も全く嫌がってて、うちの予算に計上してほしくないと。
常に新しいことやりたくないのが官僚機構。
自分たちのやってきたことで予算いっぱいいっぱいなのに、そこに予算を新しく積むと、財務省から他のとこ削られると言って。
そういう官僚機構の現実がある以上、こうやって使いやすい予備費を組んでおくのは非常にプラスになる。
同胞(はらから)は国民国家のキーワード。
最初僕が声を上げた時は自由民主党でも一人ぽっち。
それからブログにそれ書いた瞬間にやってきた書き込みで、「海外に行ってる奴」と書いてあって、お金持ちが多いとか、あるいは日本を捨てていった人がいると、そんな連中に構うんだったらもっと国内の心配しろと書いてあった。
気持ちとしてはよく分かるが、但し、最初、一番困ってる方々に30万円っていうことを安倍さんなりに決断して、その後、僕自身も護る会も、かなり多くの自由民主党議員も声を上げて、最終的に公明党も声を上げて、全国民一律10万円に変わったでしょ。
その瞬間というのは、僕は日本が原点に戻った時だと思ってて。
それはどうしてかと言うと、古代の仁徳天皇が、民のかまどから煙が上がってないから税金取るのやめるとおっしゃった時に、本当は煙が上がっていた家もおそらくありますよね。
お金がないんじゃなくてたまたま上がってない家も、税金払ってない人も、ひょっとしたら犯罪に手を染めようとしてる人もいたでしょう。
でもそういうの関係なく、すべて同胞(はらから)として救うべき時は救うというのが、私たちの古代の原点なんですよ。
その上で全国民一律10万円っていうのは、国内でも、税金払ってない人も、脱税しようとしてる人もおそらくいらっしゃいますよね。
お金持ちの方もいらっしゃいますよね。
でもそういうことにこだわってたら、同胞、はらからっていう気持ちも失うので、全国民一律にしたのであって。
すると同じことが海外の方々にも当然言えるわけで。
日本を捨てて行った人もいらっしゃるかもしれないし、税についても色々節税遣り過ぎの人もいるかもしれない。
でもそういうことを乗り越えるっていうのが今回の原点なんで。
総理、議員一人ひとり、ブログを通じて国民の方々に呼びかけて、最終的には、特に中山(泰秀)外交部会長の努力が大きかったし、それから岸田政調会長が決断をなさった。
総務会で僕が質問した時に、財源は予備費とするということまではっきり言われたので。
総理の決断も相まって、政治的には決着してるんです。
ところが今週になって、今で言わなかったことを言いますと、総理の指示によって、杉田和博官房副長官が、外務省の事務次官、総務省の事務次官、外務省の領事局長の3人を呼んで協議した時に、また官僚の方からできない理由をいっぱい並べられて。
例えば日本から海外に送金しようとすると、手数料が、最大という意味だと思いますが、50倍かかったりしますよと。
それから全世界に散らばってる邦人を把握できてないと。
実はここに一番根っこがあって、外務省の在外公館の数が少ないので、日本人がどこにどれだけいるか把握できてない。
今まで外務省が140万って言ってたのも実は根拠がない。
それを知られることが嫌だったのが最初で、今度は逆に、よく分かってないから支給できませんと言ってる。
でもこれ全部技術的な問題だから、もう一度、党の結束を強めて、今日からもう一度取り組み直して、政治的にはすでに決着してるんで、技術的な壁を乗り越えようとしてる。
その時に、今日成立する見通しの2次補正で、実質5兆円の予備費が置いてあるっていうのは、必要な原資はどんなに高くても1500億止まりですからだから、5兆円から比べたら十分余裕ありますから。
だからそういう新しい意味も込めるのと、それから日本の私たちの原点に戻るという意味もですね、みんなで考えて実現したい。
(飯田浩司:それこそ現地の日本語新聞とかがウェブサイトを持ってて日本語で読めるっていうところ結構あって、私が見たのはマニラ新聞。すごいなと思ったのは、見通しになったっていうことで解説記事も出していたんですけど、2009年の定額給付金が海外の邦人には配られなかったことも引きながら、こういった差別や区別ってのはいい加減やめるべきだと。現地にいる人達は今、食うや食わずで困ってる人だっていっぱいいるして、お金持ちだから外に出るっていうような時代でももうなくなってると。あともう一つ、フィリピンにおいては、かつて日本人として生まれながら、その後フィリピンにずっといて残留孤児のような形で、今、国籍が認められた人達にとっては、この70年間の辛苦に対して労いになるだろうと。あ、これこそがまさに同胞っていうことだよなと)
その通りです。
そのマニラ新聞の方が確か共同通信の僕の後輩にあたる人で、ペルー事件の時も一緒だったみたいで。
誤解なきように、最初に僕にいただいた、海外に行ってる人は云々というコメントも、非難して言ったんじゃなくて、むしろそういう誤解が私たち賢い日本人の中にもあるんだということが僕に伝わったので、意義は非常に大きかった。
それと海外の同胞の方から、私たちは日本人じゃないんでしょうかっていう訴えがたくさん届いて。
本当にそういうこと伝わってくるし、動かされる。
まだ動いてないのが省庁なので、じりじり匍匐前進で動かしていくというような過程です。
ちょっと時間かかることは許していただきたいんです。
(飯田:でもこれ支給するので現住所をちゃんと教えてくださいっていう風に言って、ここからデータを取っていくと正確なデータが取れるきっかけになりますよね)
おっしゃる通りなんですよ。
在留届を皆が出してくれるわけじゃないから外務省が把握できないってこともあるので、把握する転機にもなると思います。
武漢熱は本当の災いですけれども、明確に申します、中国発の災いなんですけれども、それ(在留届)を活かして、中国の国民の幸せにも繋がるように、連携や新しい努力ができる、その一つの例です、海外の同胞、はらからっていうのはですね。
はらからって言葉も、もう一度僕たちが、ひらがなの「はらから」、漢字の「同胞」、2種類ありますけど、それをもう一回考える機会にしたいです。
★「共同通信社」
(6月7日の共同通信「香港をめぐって日本が中国に配慮し、中国を批判するための国際連携を断った」虚報について。
青山さんがブログで詳述されているため、起こしはカットします)
みなさん、決して、欺されてはいけません! (すこし書き足しました)
香港をめぐる虚報について その1
香港をめぐる虚報について その2
香港をめぐる虚報について その3 (すこしだけ書き加えました)
香港をめぐる虚報について その4 (推敲しました)
香港をめぐる虚報について その5 ( 完 )
★拉致問題特別委員会、きょう開催へ
(飯田:今国会では初めて実質的な審議(衆議院)。拉致特別委員会は今国会で開かれてなかった)
実は参議院拉致問題特別委員会の僕は理事です。
なぜなかなか開けないかというと、大きな理由は、担当大臣が実質二人いらっしゃるっていうか、メインは菅官房長官、もう一人が外務大臣。
他の委員会にお出になることが多いお二人に揃って出てもらうことができなくて、実は今国会でいったん見送りになった。
それはあまりにもおかしいでしょうっていう意見が与野党を超えて、理事の中からも高まって。
まず衆議院をやるんですが、今日、参議院の方は理事同士の話し合いをやって、月曜日に開けそうな見通しです。
これは拉致問題を扱う国会の中の専門の委員会ですが、大臣がなかなかお出でになれないだけでなく、苦しい。
相手先の北朝鮮と議論したり交渉したりが、今、実質できない状態ですからね。
その中で大臣の答弁もいつも同じ話になりかねないっていうのも、深刻なことなんです。
但し、例えば、委員会を開かないことも北朝鮮に間違ったメッセージになってしまうので、今国会、まずは開くということですね。
もう閉会近いかもしれないですけど。
(飯田アナからメール紹介。
横田滋さん逝去の後のご一家の記者会見で、あまり報道されなかった哲也さんの、安倍総理を批判する一部メディアに対する指摘について。またメール主さんの拉致問題風化への心配)
(飯田:僕もこの会見出てまして、哲也さんはここを本当に強調して話してらっしゃると僕は思いました。
「拉致問題が解決しないことに対してあるジャーナリストやメディアの方なんかが、安倍総理は何をやっているんだというようなことをおっしゃいます。北朝鮮問題を一丁目一番地に掲げていたのに何も動いてないじゃないかというような発言、ここ2~3日のメディアで目にしておりますけれども、安倍総理、安倍政権が問題なのではなくて、40年以上も何もしてこなかった政治家や、北朝鮮なんて拉致なんかするはずないでしょうと言ってきたメディアがあったから、ここまで安倍総理、安倍政権が苦しんでいるんです。安倍総理、安倍政権をやってくださっています。なので何もやっていない方が政権批判をするのは卑怯だと思います」
と、おっしゃっていました)
哲也さん、本当に覚悟を決めて話されたことが僕自身にも伝わってきました。
その上で、正直に言いますけど、昨夜も総理とこの拉致のことについて改めてお話をいたしました。
民間時代から僕の持論でもありますけれども、それから滋さんがなくなるっていうとんでもないことが起きてしまいましたが、早紀江さんを中心にずっとおっしゃっているのが、憲法9条を変えないと、うちの娘も他の息子さんや娘さんも帰ってこないという趣旨のことをはっきり言われてて、そのためにすごく、滋さんも咲江さんも拓也さんも哲也さんも嫌がらせを受けてきたんですよね。
でもそのことの意味は、取り返しに行って戦争をしろって意味じゃなくて、憲法9条を変えることによって、その下の法制も変えられるから、じゃあ取り返しに自衛隊は行けますよという準備をすることができるようになると、北朝鮮はその意味ではクレバーなんで、今までと態度が変わって、じゃあ交渉で話をしようということに初めてなるっていうことが、僕個人としてはもう間違いないと考えてるわけですね。
で、北朝鮮が返せない、あるいは返さない理由っていうのはむしろ複雑に考えるんじゃなくて、はっきりしてると思うんですが、北朝鮮の独裁者も世代替わりして、要はメリットとデメリットを天秤にかけているだけですね。
独裁者にとってのデメリットっていうのは、例えば確認はできないけれども、横田めぐみさんがあまりにも賢いので、今の独裁者の世代、つまりあの兄弟の家庭教師をなさったとした説まで未確認ですけどあるくらいで。
ということは、拉致被害者の多くが北朝鮮の内情をご存知、あるいは工作活動の真実をご存知だから、それが日本を通じて世界に分かるのを恐れていると。
でも、いわば世代替わりして、拉致事件が頻繁に起きてた頃は生まれてないか赤ちゃんだった金正恩委員長が今、独裁者ですから。
そういう過去の北朝鮮の行いがバレても、しかし武漢熱も含めて国家崩壊の危機かもしれない北朝鮮にとってメリットの方が大きくなったと思えば、しかもほっといたらあの優秀な自衛隊が取り返しに来るかもしれないと、そこに米軍の協力あるかもしれないとなったら、交渉に応じるってこと考えれば、実は一番近道なのが9条の改正であって。
その意味ではやっぱり安倍政権と、それから僕を含めた国会議員に大きな責任があるのはですね、本来は、問題発言を今から申しますが、憲法審査会、与野党で開催なかなか一致できないから開かないって政権の姿勢がおかしいんであって。
これは当然、もう自由民主党が民意によって、多数を形成してるってことの責任を果たすために憲法審査会を開いて、そして自由民主党の9条改正案、安倍さんの9条温存案に加えて、自衛の措置は妨げないと。
国民を守ることは自衛の措置ですから、拉致被害者の救出は当然、戦争行為じゃなくて、国民を守る行為ですから、それが自由民主党の正式案に今なってるわけですから、それを掲げて、憲法審査会でそれをやって、で、当然、衆議院を解散して、それで政権潰れても、前に進まなきゃいけない。
これが拉致問題については匍匐前進なんですけれども、それを、政権維持が事実上優先されて、それやってこなかった、あるいは与野党の話し合いでと、憲法改正についてはそうしましょうってことを、いわば守るのはいいんだけども、それが国民を守ることに繋がってないっていうことはですね、横田哲也さんが新たな問題提起をなさった上でですね、じゃあ安倍政権や我々自由民主党これで良かったなんてことにならないってことは、とても大事なことで。
したがって、秋の臨時国会も含めてですね、有本嘉代子さん、横田滋さんっていう大事な家族会の柱を失ったことを、私たちは魂に、肝に銘じてですね、もう一度その憲法という根っこから、日本を、国民を守れる、奪われた国民は必ず取り返す、それによって二度とそういう事件が起きないようにする。
国民一人一人、さっきの海外同胞、はらからへの一律給付と同じことであって、古代から守ってきた、ただ一人の国民も見捨てない、その人がいい人であるか悪い人であるか関係ない、そうじゃなくて同じ日本人として生まれたはらからは決して永遠に見捨てることがないと、国民国家の意義を世界に示すということを、滋さんと嘉代子さんの魂に捧げることとしてやらなきゃいけないと思うんですよね。
(飯田:哲也さん問題提起をされて、その流れの中ですね、さらに発言をされていて、日本国と北朝鮮という、加害者と被害者っていう構図しかないじゃないかと。イデオロギーとかで対立してるんじゃなくて、日本は日本として、こう一致団結していかなきゃだめじゃないですかっていうのを、まさにそれこそ訴えようとしていたと思うんですよね)
その通りです。
今、残念ながら政府認定の拉致被害者でいえば、両親ではお二人しかもう残ってない。
兄弟の世代になってるんで、でもちゃんと意志を受け継いでいらっしゃるから、一番問われてるのは私たち国会議員だと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
虎ノ門ニュースへのご参加が4月で終了した青山さん。
でもその後、5月、6月と、この番組へのご参加が続いてますね。
月1ペースでも良いので、これからもずっと続けばいいなあ^_^
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
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・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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2020.05/15 [Fri]
検察庁法改正案、緊急事態宣言一部解除、沖縄復帰48年、消費減税…「飯田浩司のOK!Cozy Up!」
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※【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■5/15放送 ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」

青山繁晴さんが久しぶりにニッポン放送に登場。
ほぼ完全起こしですが、言い直しや、「あの~」などの間投詞、本編に関係ない細かな掛け合いや相槌などはカットしています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(飯田浩司:さ、7時台はコメンテーターの方々とニュースを掘り下げます。今朝は自由民主党参議院議員、青山繁晴さんです。青山さん、おはようございます)
おはようございます。
(飯田:よろしくお願いします)
よろしくお願いします。
(飯田:リスナーの方々も待ちわびているという感じ、メールも頂いております。農学者のはしくれさんは静岡の方。「始業前のこの時間帯だと生で聴けるんで嬉しいです。青山さん、明日の朝5時までよろしくお願いします」という風にも頂いてます(笑))
ああ、その通りですね。このままやりましょう。全然お互いに問題ないです。
(飯田:まあ夕方やっていた時もね、これ口癖のように(笑))
夕方またやりましょう(笑)。
(飯田:ええ、夕方もそうですね、イベントもそうですし、色々とメールも頂いてますんで紹介して行きたいと思います。今日はよろしくお願いします)
よろしくお願いします。
★
(飯田:7時台はコメンテーターの方々とニュースを掘り下げます。では最初のニュース、こちらです。
【検察庁法改正案、今日、森まさこ法務大臣出席で質疑】
自民そして立憲民主、両党国対委員長は昨日、国会内で会談し、検察官の定年を引き上げる検察庁法を含む国家公務員法等の改正案をめぐり、今日の衆議院内閣委員会で、森法務大臣出席のもと、質疑を行うことで合意しました。
まあこれ、主管の大臣ではない人を呼ぶというのは非常に異例のことだというようなことも報じられております。まあこの国家公務員法の改正について、にわかにこれが議題となってきているという感じですが、青山さんどうご覧なりますか)
まず一番初歩的、基本的なことが…、僕は今日は自由民主党の議員としてではなくてというか、普段から、議員になる前と別に考え方も姿勢も変わってないんで、まあ厳正中立ってことを信じていただきたいんですけれども。
すごく基本的なことがこう、あたかも無視されてるようなところがあって、まず三権分立(さんけんぶんりゅう)の危機だってことがしきりに、あるいはこれが一番強く言われるわけですけれども。
かつて僕は記者時代に、法務省、検察を政治記者として担当してまして、その時の常識っていうか、国の基本としてですね、検察官ってのは行政官、つまり国家公務員の一員であって、三権の中では行政権なんですよね。
もちろん行政権かつ行政官の中では特別な立場であって、準司法って言い方もしますよね。
それはどうしてかと言うと、例えば警察が容疑者を逮捕して、それを起訴するかどうかを決めるのが検察ですよね。
で、そこまではあくまで行政なんですよ。
で、国に対してはいつも厳しい監視が必要だけれども、民主的に選ばれた議員で構成された国会であり政府でありますから、基本的にそこまで信頼するっていうのがまず根っこにありますから。
そこまでを行政でやって、そこから司法に渡す、裁判所などに渡すという仕組みですよね。
だから準司法っていうのはあくまで、例えば警察が逮捕する中には、国会議員も政府の要人もありえるんで、そうやって、特に起訴するかどうか決める時には、考え方としては、独立の考えがなきゃいけないということであって、三権分立って意味ではあくまで行政権なんですよね。
それがまず一点でしょ。
それからですね、今回の法改正っていうのは、要するに定年のことですけどね、これ仮に今後無事に成立したとして、施行されるのがですね、2022年の4月1日なんですよ。
まだだいぶ先ですね。
で、問題にされてる黒川検事長というのは…
(飯田:はい、東京高検検事長)
はい、勤務延長が、定年じゃなくて、ちょっとここややこしいですけど、定年の延長と勤務の延長とあるんですけど、とりあえず黒川さんは勤務が延長されて、8月7日まで勤めることができるんですよね。
その時に、検事総長になると、今度は定年が延びるわけです。
定年が延びてもですね、黒川さんは実は、2022年の2月8日で65歳になって、そこで終わりなんですよ。
(飯田:定年を迎えると。法が施行される前…)
つまり、法改正と関係ないわけです。
それなのに黒川さんの問題と一緒にされるというのは、これはどう考えても不思議な話で、もし問題にするんだったら、今年の1月に黒川さんのさっき言いました、勤務延長やるっていう時に、今みたいな大問題にして、議論すべきだったんですよね。
で、今の法改正とは、どこからどう見ても関係ないんですよ。
で、もう1個だけ基礎のこと言っていいですか、時間ないでしょうが。
今現在どうなってるかっていうことが、普段知られてないと思うんですが、今現在は一般の国家公務員の定年が60歳です。
ところが検察官は、特別扱いされてて63歳なんです。
で、検事総長になるともっと特別扱いで65歳までなんです。
これが改正されると、普通の公務員も検察官も定年が65歳になって、検事総長だけは認められていけば68歳までやれると。
すると黒川さんが政権に気に入られたりすると、ずっとやれるんじゃないかって話になるんですが、さっき言った通り、黒川さんはその前に終わりなので…
(飯田:法の施行前に終わってしまう)
全く関係ないんですよ。
最後にもう一点。
じゃあ黒川さんは本当に政権寄りなんでしょうか。
さっき僕は法務省記者クラブにいた時の話をあえてしたのは、当時の根來泰周(ねごろやすちか)法務事務次官って人が政権寄りって言われたんですよ。
で、それもあったんで僕は夜討ち朝駆けで根来さんとよく話したんですが、政権寄りってこと一度もやったことはないわけですよ。
黒川さんがいつやったんでしょうか。
実は、政府と交渉することが多かったっていうだけで、政府寄りなことは今までなかったので、そのことを客観的に皆さんも調べていただきたいと思います。
★
(飯田:おはようニュースネットワーク、この時間取り上げるニュースはこちらです。
【39の県で緊急事態を解除】)
安倍総理(記者会見)「本日、関東の1都3県、関西の2府1県、そして北海道を除く39県について、緊急事態宣言を解除することといたしました」
(飯田:政府は昨日、新型コロナウイルス感染症対策本部の会合を総理官邸で開き、特定警戒都道府県に指定していた茨城、石川、岐阜、愛知、福岡の5県を含む39の県で、緊急事態宣言を解除しました。安倍総理大臣はお聞きいただきましたように記者会見で、その後、解除基準を説明し、東京、大阪など残る8都道府県の解除の可否を、今月21日に再判断すると表明しております。
コロナ時代の新たな日常を取り戻していく、という風に述べたというところです。
さ、青山さん、これ、そうは言っても警戒を緩めちゃいけないという形には当然なるわけですかね)
はい、大事なことの一つはですね、病気ですから、その過程でどんなに苦しんで、それは本当に大変なことなんですけれども、命を保つことができたら克服できるわけですよね。
だから、どれぐらいの方が亡くなるかっていうのがやっぱり一番重大なことで。
客観的な数字として、人口100万人あたりで考えると、日本で、僕は信念を持って武漢熱と呼んでますが、武漢熱で亡くなった方っていうのは例えば英国、日本社会と共通点のあるイギリスの100分の1ですよね。
それからアメリカと比べても50分の1、本当はもっと日本は少ないですよね。
で、それを考えると、今までの国民の努力っていうのは、政府の要請と見事に合致して、経済でも大変な苦しみが今起きてて、武漢熱よりも経済で命を失う人の方が、実は今の問題なんですけれども、対応としては実は成功してるんですよね。
で、僕はもう、今こうなっても、もともと海外とは、国会議員になってしまったからあんまり外へ行けないので、電話とメールが中心ですよね。
すると海外との議論ってあんまり変わってないんですけども、いつもジャパンミラクルって言われるわけですよ。
(飯田:ジャパンミラクル)
はい、で、WHOの首脳陣は、テドロス事務局長も含めて、はっきり言うと中国支配だと、僕は以前から批判してるんですけれども、現場には非常に優れた方々がいらっしゃって、日本の方々もいらっしゃいますが、もうそういう人たちの共通の言葉も、日本の奇跡に学べっていうことなんですよね。
ということはですね、まず国民の方々がやっぱり自信を持たれて、で、まもなくこの異常事態は卒業していきますから、もう本当に最後の踏ん張りとして、今までのケースを守っていただくと、そして後でこの番組でまた出てきますが、消費減税のように政府が努力を重ねればですね、危機を克服して行けるっていうのが、今の客観的な現状なんです。
僕のところにも本当に不安の声がたくさん届くんですけれども、その不安というのは、例えば痛みと同じで、なければむしろ人間滅ぶものです。
痛みがないと怪我や病気に気がつきませんからね。
だから不安があってこそ対応策を考えるんで、不安そのものにこだわらずに、不安があるのが自然だというふうに考えていただいて、そして政府に対して客観的な批判や、厳しい指摘はいつも必要ですけれども、実は上手くいってるってことをですね、今回の39の県で緊急事態が解除されて、残るは東京を含めた8都道府県だというところ、段階は上がってるってことをですね、みんなでもう一度確かめて、連帯すべきを連帯したいと思います。
(飯田:諸外国と違って、何かこう都市を封鎖して、かなり強権的なことをやったわけでもなく、で、ある意味、こう国民の自覚というか連帯によって、ここまでこう抑え込んできたっていうのは、これ世界中でみると、ちょっと信じられないというようなことがあるわけですか)
だからミラクルって表現に繋がってるんだと思うんですけれども。
一体どうやったんだって、こう聞かれるわけです。
僕は22年間ですね、テロ対策と感染症を2大柱とした国家危機管理も本職の一つでしたから、どういう風にやったんだって教えてくれって言われるんで、例えば電話でそうやって言われるから、いや、実はもう日本ではケチョンケチョンに政府は言われてるんだって言うとですね、すいません、一瞬英語ですけど、You’re just kidding、お前冗談言ってるだろうと、だからそれはいいから…、僕、わりと国内外で冗談ばかり言ってるから、もうそれはいいから、本当は何をやったんだと、どういう裏の手があったんだと言われるから(笑)、国民に自粛求める時に裏の手はないよと。
で、逆に例えば、同じアジアでも韓国は個人情報を追跡してですね、スマホでも何でも使ってですね、本当はLINEとかももちろん使ってですね、ずっとトレースしていったわけですけど、日本はそれも一切やってないって言うと、じゃあ何なんだって言われるから、実はこれは連帯感なんだと言ってるんですよ。
そしたら彼らはみんな専門家なんで、いや、そんなはずはない、政府不信の声が溢れかえってるじゃないかって言われるから、ちょっと待ってください、政府不信っていうのはですね、この武漢熱が引き起こした重大な、いわば心の病の一つであって、政府に対する指摘や批判は絶対必要でそれが民主主義だけれども、とにかくその漠然として、政府っていうものに対する不信っていうのは世界的に高まってるっていうのが、実は中国が引き起こした大きな問題の一番根っこなんですよと。
だから日本だけ特殊な政府批判が起きてるわけではないと。
検察庁法の改正とかそんな話は、海外の人に言っても意味ないですからね。
で、僕の言ったことは別に、もう一回言いますが自由民主党議員として言ってるんじゃなくて、ごく、専門家の端くれとして根っこを言ってるんであって。
そうすると今まで来た道とっても苦しかったけれども、階段が100段あるとして、まあだいたい90段はもう過ぎたんですよ。
あと10段のところですから、ここで階段を転げ落ちることがないように、あるいは座ってしまうことがないように、みんなで、横で手を繋いで階段を最後まで登りきろうと。
登りきることができますから。
終わらなかった感染症は、これも専門家の端くれとして申すと、一度もないんですよ。
(飯田:これ第二波、第三波というものの懸念っていうのはどうですか)
あ、あります、それは。
懸念じゃなくて、感染症の理(ことわり)、理っていうのは定理っていうことであって、第二波、第三波なき感染症っていうのは、大きなものについてはないので。
但し、第一波の経験があるので、これも同じことであって、階段登っていって、大きな広場があってそこでまた楽しく暮らせるけれども、みんな前に向いて進まないといけないから、次の、今度は少し短い階段がありますよってこと。
でも100段登りきった経験があって、例えばどこで膝が痛んだとか、どの人が弱かったかと、経験してるから、必ず第二波、第三波っていうのは経験生かすこと、特に失敗に学ぶ、失敗を生かすことで、すごく、乗り越えやすくなりますから。
きちんと備えることは必要だけども、不安を増幅させる必要は、一切ないです。
(飯田:そして今、少しお話にも出ました中国についてですが、トランプ大統領が中国と断交の可能性を示したという記事が出てきております。
14日放送のFOXビジネスとのインタビューの中で、トランプ大統領が、この新型コロナウイルス、武漢発祥のこれに関して、中国の対応に不安を示して、習主席とは現時点で話をしたくないと、いう風にも強調したということです)
ま、FOXはトランプ大統領の味方なんで、だから、ま、強気な発言をして、こう盛り上げたっていうトランプさん一流のところがあるんですけども、しかし断交っていうのはもう100%の、いわば喧嘩状態になることですけれども、それを一旦示した上でですね、例えば、関税の引き上げっていうのはまた必ずやると思いますし、それから本当は禁じ手だけれども、中国が買ったアメリカの国債を償還しない、つまり借金返さない(笑)ということもあり得ます。
で、少なくとも、損害賠償請求はアメリカは必ずやるんで、その時に裁判に中国は応じないでしょうから、アメリカは強硬手段に出てくること必ずあるので、その時にですね、日本はどうするかってことなんです。
トランプさんのことよりも、日本はどうするかであって。
昨日、自由民主党の外交部会の正副部会長会議っていうのがありまして、僕は副部会長なんでそこに出席して言ったんですけれども、アメリカのトランプさんが極端なことをしてるっていう雰囲気に日本の外務省は何となくそういう雰囲気漂わせてくるけれども、よく考えてください、ヨーロッパもみんな中国に損害賠償しなきゃいけないっていう方向に動いてるんですよと。
で、中国にヨーロッパで一番、あるいは唯一協力してきたイタリアもやっぱり間違いだったんじゃないかっていうのが、僕のイタリアの知り合いも含めてですね、考え直す時期に入っていて。
で、日本だけ粛として声もなく、で、習近平国家主席の…
(飯田:国賓での…)
訪日も延期しただけで、宙に浮いてるだけ。
そんなことで、この武漢熱の後の世界を、リーダーシップを持って日本が歩むことできるんですかと。
だから日本で今まで語られたことないけども、日本国内の中国の資産であるとか、あるいはこれも全然話に出たことないけど、中国は日本の国債をどれくらい買ってるのかとか、そういうことまで、まず検証から始めるべきですってこと申し上げたんですね。
で、今後中国とどうフェアに、それもあくまで独裁に対して向かい合うんであって、中国の人々も僕らと同じ人々ですから、民衆ですから、そこを間違えないで、きちんと向かい合うことが一番大事だと思ってます。
(飯田:おはようニュースネットワークでした)
★
(飯田:続いて、教えてニュースキーワードです。
【沖縄本土復帰48年】
沖縄県は今日、1972年にアメリカの施政権下から本土に復帰して48年を迎えました。沖縄の玉城デニー知事はコメントを発表し、過重な基地負担、民意を無視した政府による新基地建設に関わる埋め立て工事の強硬など、解決すべき課題が依然として存在していると訴えております。
祖国復帰48年っていうところを迎えておりますが、ね。
尖閣の周辺など、波も高くなっている、ま、ちょっと、玉城知事はそれに関して何かコメントを発したというのは報道されておりませんが。
さ、沖縄48年、となります。
青山さんいかがですか)
まず、この5月15日を、国民の祝日にしましょうっていうことですね、長いことを提案してきまして、特に沖縄の皆さんと、これ話してきたんですね。
で、僕はまだ新人記者の時に、沖縄の白梅の塔という、ひめゆりの塔が有名ですけれども、ひめゆり学徒看護隊以外に、女子学生たちが、まさしく祖国のために、日本の未来のために奮闘してくれた、この学徒看護隊たくさんあって、そのうちの一つが、沖縄第二高等女学校の少女たちの、白梅学徒隊だった。
で、そこにタクシーの運転手さんに最初連れられていって、ずっとお参りしてお参りして、誰も来ない時代がずっと続いて。
そしてテレビに顔出すようになってから、ご縁で、生き残った少女たちとお会いをして、今もうそれなりの年齢になられてるわけですけれども。
僕はハグ、ありのままに言いますと、僕の腕の中で本当に15歳に戻るんですよね。
その方たちにですね、どうして5月15日を国民の祝日にしようということはなかなかできないんでしょうかって聞いたらですね、やっぱりそれは米軍基地が残ったまま祖国に復帰になったからですと言われて。
で、それを僕よく理解した上でですね、安全保障も僕の専門分野なので、青森県の三沢から始まってですね、たくさん米軍基地があって、日本は敗戦後こうやって、日米の同盟でむしろ、例えばソ連から、今だと中国から守ってきたところもあるので。
この玉城知事がおっしゃってる通り、克服しなきゃいけない具体的な問題、山のようにありますけれども、でもそのためにもですね、先ほど武漢熱の今後の第二波、第三波のとこで申した通り、まず連帯があって、特に、同じ同胞(はらから)、同じ日本国民として、例えば、白梅の少女、あるいは、ひめゆりの少女であってもですね、実は無駄死にをしたんじゃなくて、人のために生きて、私たちに、こういう生き方がありますってことを、同じ日本国民として教えてくださったと。
その共通点があって、で、祖国復帰はそこに繋がるものなので。
敗戦によって断ち切られたんじゃなくて、ずっと沖縄のために日本があり、日本と一緒に沖縄がありってことが続いてきたということですから、今までのことを克服して、新たな連帯として、5.15を国民の祝日にしませんかということを話しかけまして。
すると白梅の少女たち、今はだから80代ですけれどもね、じっと考えられて、それは私たちの敗戦後の60年、70年の歩みをもう1回全部根っこから考え直すってことで、それは大変なことなので時間をくれませんかという風に、おっしゃってくださってるんですよね。
だからそういうことをですね、教育を通じても、メディアを通じても、こういう武漢熱の最中にあっても考えること、とても大事なので、お世辞は僕は申しませんので、今日のニッポン放送で5.15にちゃんと気づいてくれたっていうのは、正直、涙が出るくらい嬉しいですよね。
まずそこから、国民の祝日にしましょうっていうところから、今のその沖縄の同胞と、本土の僕たちの気持ちにズレがあるかのようにメディアで、それこそ不安を増幅して、伝えられてることをもう一回考え直すという、その始まりの日にしたいと思いますね。
(飯田:まあ、現地でそれこそ辺野古であったりとかを取材して歩いても、反対一辺倒の沖縄と政府がぶつかってるんだみたいな、この本土の報道っていうのが、いかに違うかっていう、みんな葛藤しながら、日々の生活もありながら、そして日本を守るということも意識しながら、悩んでるっていう、同じことを考えてるんだなっていうのを取材すると分かるんですけれども、なかなかそれが表に出てこないってのもありますよね)
飯田アナのやっぱりすごいところは、そうやって現場に行かれるところであってね。
僕も辺野古に、全部で何回行ってますか、ま、30回近くは行ってると思うんですけれども、そこで座り込んで議論していくと、もちろん違いは大きいけれども、かすかに一致点見つかる時もあるんですよね。
それと、時間がない中で申せばですね、同じ沖縄県の中の、石垣市の尖閣諸島で、私たちの、日本国民の漁家の方々、漁民の方々がですね、機関砲積んだ船で追い掛け回されたって重大事案が起きたばっかりの、5.15なので。
そうすると中国は現実に沖縄県内に侵入してきてるわけですから、そこからどうやって守るかって一点でも本当は新しい連帯が始まるはずなんですよね。
だから、いろんな今までの主張を捨てるってことじゃなくて、そうじゃなくて、飾りを捨ててですね、素のままの心で向き合えば、全く、例えば、ウチナーグチって沖縄の言葉がありますけど、語順は日本語と全く同じで、言葉の仕組みこそ、同じ同胞(はらから)、同胞(どうほう)の基本なんですよ。
中国語や英語、米語と全く違うわけですね。
そういう根幹に立ち返って、まさしくこれも連帯の時は来てると思います。
5.15を国民の祝日にっていう国民運動が起きれば良いと思ってますが、本当に国会議員でない方が動きやすいんですけれども(笑)、議員としても力を尽くしたいと思います。
(飯田:はい。【沖縄本土復帰48年】、今日のキーワードでした)
★
(飯田:ここだけニューススクープアップです。
この時間最後のニュースをスク~プア~ップ!
【消費減税は実現するのか】
コロナウイルス問題での緊急経済対策として、消費税の減税を求める動きは自民党から始まりました。
産経新聞によりますと3月11日、自民党の議員連盟「日本の未来を考える勉強会」が税率ゼロを政府に提言。
そして今日ともに放送しております青山繁晴さんが代表を務める、自民党の「日本の尊厳と国益を護る会」も、税率の軽減と減税に向けて、議員立法に向けても動いております。
ということで、ま、その議論も含めて、先日、水曜日ですね、13日にこの「日本の尊厳と国益を護る会」総会が開かれたと。
その後会見も行われていて。(※起こしの後を参照)
これ議員立法を与党でやるっていうのはなかなか珍しいことなんですよね)
珍しいっていうよりも、全く茨の道ではあってですね。
立法府って、名前の通り、本来、議員が法律を全部作ってもおかしくないんですけれども。
まず現実からお話しするとですね、それが主権者にきちんと情報が伝わってないんで、いいことも悪いことも全部含めて伝えなきゃいけないんですけれども。
今の国会、6月17日に一応閉会となる予定ですから、あと1カ月なんですけど、武漢熱の影響もこれあってですね、政府が国会に提出した法案、これ閣法っていうんですけれども、内閣が提出した法案って意味ですが、ま、実態としては、細かい部分もちろん行政官、官僚が作ってるんですけれども、安倍総理を含め、政治家が関与しての、これも客観的な事実ですが、その閣法、政府から出した法案ってまだ山のようにあってですね。
で、これが処理できてないのに、与党の中から別な法案が出てくるっていうのはとんでもないっていうのが、本来の国体の、国会対策委員会の考え方なんですね。
それから長年の慣行としてですね、議員立法で成立させるのは、与野党一致の法案に事実上ほぼ限るっていうのが、日本の国会の慣行になってるわけです。
つまり野党の側からいろんな議員立法の法案が出てくるんですけど、これ与党が乗っかってないんで、これ実質、ま、審議に入るだけでも大変で、成立したことは、野党側から少なくとも一度もないわけですよね。
で、与党の方は実は、閣法についてもちょっと誤解があるのは役人が勝手に作ってるわけじゃなくて、例えば、自由民主党の部会をまず通らないと、入り口で跳ねられるんですね。
跳ねられることはあります。
それから部会で通っても、その後、政調とか、あるいは最終的に総務会を通らないと、国会に出せないので、骨子や叩き台、原案を役所が作ってもですね、その後、例えば部会などで、この3年10カ月議員やってても実際に修正もしてきたわけですね。
で、従って国会の流れを、この与党の内部から断ち切って、違う法案を出すのかっていうのは、これは珍しいことっていうよりは、政府与党の分断も招くっていう批判もすでに出ていて。
でもしかし、僕は議員になった一つの理由は、今までの国会慣行で良いはずがないでしょうと。
だいたい世襲が多くて、安倍総理も世襲だしですね、それから役員出身の議員が多いから、学歴も東京大学が一番多くなってて、東大が多いから悪いってわけじゃない、僕も東大で教えてはいるわけですけれども、しかしそんな本来、学歴関係ないはずですよね。
だから本当はそんな学歴社会になるぐらいだったら、共通試験やった方がいいぐらいですよ。
英語力であったり、法律の知識であったりね。
で、なんやかんやを含めて、当然僕の場合は非常に遅く決断したので、おそらくどんなに長く、仮に(笑)、僕としては無理してやってもですね、普通の議員より短いですけれども、その間、異業種のところからやってきた僕としては問題提起しなきゃいけないから、国会のあり方変えるためにも、議員立法を、茨の道を承知でやってるわけです。
それでこのコーナー、消費税の問題が一番ですからちょっとそこ、引き続き話してよろしいでしょうか。
(飯田:どうぞ)
安倍総理をはじめですね、僕も含め自由民主党が深刻に考えなきゃいけない問題、消費税について二つあったんですね。
一つは、実はこの世界的なリセッション、リセッションというのは深刻な景気後退ですね。
それ日本だけ事情が違っててですね。
日本はなんと、すでに景気が懸念される中の去年10月1日に、消費増税をしたっていう大きな誤り、もう一度、総理の耳にも響くように(笑)もう一度言いますと、誤りなんですよ、これは。
(飯田:誤りだと。うん)
誤りです。
それは、資本主義は健全であればあるほど個人消費が6割以上なんですから。
みんなが先行き心配、当時からすでにしてたところで増税して一体どうするんだと。
それですでにドーンと景気が落ち込んだところに武漢熱がさらに襲来したんであって、それがまず一点、それをごまかすなっていうことが一点と。
それから安倍総理ご自身にこれ何度も何度も直接、はっきり言うと一対一で申し上げてるんですけれども、リーマン・ショック(級のこと)がなければ上げると言って、そしてその後リーマン・ショックを上回るものが今来てるんだから、下げるのは当たり前じゃないですか。
で、消費税っていうのは上げたら最後下げられない、そんなバカな話じゃなくてですね、実際に海外で下げてるわけですから。
イギリスのように、財務省令だけで上げたり下げたりできる国もあるわけですから。
従って、今までのしがらみに、つまり既得権益の方にしがみつく自由民主党を中から変えるためにもですね、打ち破らなきゃいけないので、さっき浩ちゃんが正式名称で言ってくださった我々の議員グループ、今54人に達してるんですけれども、これ略称「護る会」って言いますが、執行部会という7人の集まりと、それを受けての総会っていう立て付けになっていてですね、この執行部会で3回揉んだ挙句に、ま、それ以外の水面下の議論を含めて揉んだ挙句に、出してきた議員立法案っていうのがですね、飯田浩ちゃん、勉強家の浩ちゃん、地価税っていう税金ご存知ですか。
(飯田:バブル期に確か地価を冷やすために作った…)
あ、すごーい(拍手)。
(飯田:でもバブルが終わってしまった)
その通りでね。
地価税とか本当は特別土地保有税とかあるんですが、ま、地価税を例に引いて言うとですね、おっしゃった通り、バブルを冷やすために、地価に税金かけましょうと、土地の価値に税金かけようとなったら、バブル崩壊したんで、当分の間、この地価税って法律があっても、執行を停止するっていうことになってるわけですよ、法的にちゃんとされてるんで。
これ、いわば成功例なんですよね。
(飯田:それが今、30年続いている)
はいそうです(笑)、当分の間が30年続くっていうのが、善かれ悪しかれ日本的な、でもこれ成功例なんですよね。
つまりバブルがまた来たらパッと地価税取れるわけですから。
それを消費税に適用すればいいだけなんですよ。
(飯田:うんうんうん)
で、そうすると消費税法があっても、別途の法律を作って、その法律があるにもかかわらず、当分の間消費税取るのやめますと言ったら、できるんですよ。
で、これを法制局と協議をして、法案を作って、総会に図ったところ、「護る会」は自由が一番の、自由自立が一番の原則ですから、いや財政を考えると反対だって人も、ま、すみません、お一人なんですけど、今のところ50人のお一人ですけれども、反対意見があったから、もう一度また総会開いて議論しようということになってるんですけども、大きな方向としてはですね、消費減税こそが武漢熱の後の、ポスト武漢熱、武漢熱後の、経済復興のために鍵となる。
それから安倍総理にとっても国民に対する約束を果たす、リーマン・ショックのようなことがあったら、それを上回るようなことがあったら、消費税については考え直す…。
実はですね、これ生放送で公開されてるわけですけども、総理ご自身にはやる気はあります。
これ僕の責任で申します。
僕の責任で申せば、総理はその責任も自覚しておられてですね、総理が気にされてるのは、要は消費税を目的税にしてしまった。
これ僕は前から間違いだと言ってるんですけれども、でも現実に今、社会保障の財源になったりですね、教育無償化の財源になってて、なんと財務省もやっぱりしたたかな知恵でですね、これがいろんな法律に書き込まれていて、消費税の税収を活用して社会保障やりますとか、教育の無償化やりますとか、いろんな趣旨のことが法律に書いてあるんで、これも全部変えなきゃいけないんですよね。
従って、これ、総理がこう言ってるっていうダイレクトクォート、直接引用じゃなくて僕の受け止めとして申してるんですが、総理としては来年の通常国会で何とか頑張れないかっていうお考えをお持ちのようなので、遅いですと言ってるんです。
もっと早くこの消費減税の、考え方だけでも早く出していかないと、やがて光が見えてくるってことをですね、まさしく個人消費を回復することが、つまり緊急事態宣言がやがて、おそらく月内に全面解除になっていきます、あえて言うとなっていきます、その時に本当にお客さん戻ってくるのかっていうのを商店の方々心配されてるのは、例えばキーワードはこの消費税ということであるのは間違いないじゃないですか。
そのことをですね、冷静に、消費税のことだけが国政の全部みたいに言ってくる人もいるんですけど、そうじゃなくて、冷静こそ力ですから。
静かに、静かな連帯を組んで、一緒にやっていきませんかっていうのがお願いです。
お願いであり、解説です。
※元動画(音声)はこちら(5月15日午後2時30分現在)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5月13日に行われた「護る会」総会。
会合の冒頭部分と、その後の記者会見を、テレ東NEWSが動画配信してくれてます。
青山さん、月1回ぐらいでいいので、これからも飯田浩司さんの番組に出てくれないですかね~。
虎ノ門ニュースよりも放送時間帯が早くて、国会とダブることもないと思うし…。
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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※【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■5/15放送 ニッポン放送「飯田浩司のOK!Cozy up!」

青山繁晴さんが久しぶりにニッポン放送に登場。
ほぼ完全起こしですが、言い直しや、「あの~」などの間投詞、本編に関係ない細かな掛け合いや相槌などはカットしています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(飯田浩司:さ、7時台はコメンテーターの方々とニュースを掘り下げます。今朝は自由民主党参議院議員、青山繁晴さんです。青山さん、おはようございます)
おはようございます。
(飯田:よろしくお願いします)
よろしくお願いします。
(飯田:リスナーの方々も待ちわびているという感じ、メールも頂いております。農学者のはしくれさんは静岡の方。「始業前のこの時間帯だと生で聴けるんで嬉しいです。青山さん、明日の朝5時までよろしくお願いします」という風にも頂いてます(笑))
ああ、その通りですね。このままやりましょう。全然お互いに問題ないです。
(飯田:まあ夕方やっていた時もね、これ口癖のように(笑))
夕方またやりましょう(笑)。
(飯田:ええ、夕方もそうですね、イベントもそうですし、色々とメールも頂いてますんで紹介して行きたいと思います。今日はよろしくお願いします)
よろしくお願いします。
★
(飯田:7時台はコメンテーターの方々とニュースを掘り下げます。では最初のニュース、こちらです。
【検察庁法改正案、今日、森まさこ法務大臣出席で質疑】
自民そして立憲民主、両党国対委員長は昨日、国会内で会談し、検察官の定年を引き上げる検察庁法を含む国家公務員法等の改正案をめぐり、今日の衆議院内閣委員会で、森法務大臣出席のもと、質疑を行うことで合意しました。
まあこれ、主管の大臣ではない人を呼ぶというのは非常に異例のことだというようなことも報じられております。まあこの国家公務員法の改正について、にわかにこれが議題となってきているという感じですが、青山さんどうご覧なりますか)
まず一番初歩的、基本的なことが…、僕は今日は自由民主党の議員としてではなくてというか、普段から、議員になる前と別に考え方も姿勢も変わってないんで、まあ厳正中立ってことを信じていただきたいんですけれども。
すごく基本的なことがこう、あたかも無視されてるようなところがあって、まず三権分立(さんけんぶんりゅう)の危機だってことがしきりに、あるいはこれが一番強く言われるわけですけれども。
かつて僕は記者時代に、法務省、検察を政治記者として担当してまして、その時の常識っていうか、国の基本としてですね、検察官ってのは行政官、つまり国家公務員の一員であって、三権の中では行政権なんですよね。
もちろん行政権かつ行政官の中では特別な立場であって、準司法って言い方もしますよね。
それはどうしてかと言うと、例えば警察が容疑者を逮捕して、それを起訴するかどうかを決めるのが検察ですよね。
で、そこまではあくまで行政なんですよ。
で、国に対してはいつも厳しい監視が必要だけれども、民主的に選ばれた議員で構成された国会であり政府でありますから、基本的にそこまで信頼するっていうのがまず根っこにありますから。
そこまでを行政でやって、そこから司法に渡す、裁判所などに渡すという仕組みですよね。
だから準司法っていうのはあくまで、例えば警察が逮捕する中には、国会議員も政府の要人もありえるんで、そうやって、特に起訴するかどうか決める時には、考え方としては、独立の考えがなきゃいけないということであって、三権分立って意味ではあくまで行政権なんですよね。
それがまず一点でしょ。
それからですね、今回の法改正っていうのは、要するに定年のことですけどね、これ仮に今後無事に成立したとして、施行されるのがですね、2022年の4月1日なんですよ。
まだだいぶ先ですね。
で、問題にされてる黒川検事長というのは…
(飯田:はい、東京高検検事長)
はい、勤務延長が、定年じゃなくて、ちょっとここややこしいですけど、定年の延長と勤務の延長とあるんですけど、とりあえず黒川さんは勤務が延長されて、8月7日まで勤めることができるんですよね。
その時に、検事総長になると、今度は定年が延びるわけです。
定年が延びてもですね、黒川さんは実は、2022年の2月8日で65歳になって、そこで終わりなんですよ。
(飯田:定年を迎えると。法が施行される前…)
つまり、法改正と関係ないわけです。
それなのに黒川さんの問題と一緒にされるというのは、これはどう考えても不思議な話で、もし問題にするんだったら、今年の1月に黒川さんのさっき言いました、勤務延長やるっていう時に、今みたいな大問題にして、議論すべきだったんですよね。
で、今の法改正とは、どこからどう見ても関係ないんですよ。
で、もう1個だけ基礎のこと言っていいですか、時間ないでしょうが。
今現在どうなってるかっていうことが、普段知られてないと思うんですが、今現在は一般の国家公務員の定年が60歳です。
ところが検察官は、特別扱いされてて63歳なんです。
で、検事総長になるともっと特別扱いで65歳までなんです。
これが改正されると、普通の公務員も検察官も定年が65歳になって、検事総長だけは認められていけば68歳までやれると。
すると黒川さんが政権に気に入られたりすると、ずっとやれるんじゃないかって話になるんですが、さっき言った通り、黒川さんはその前に終わりなので…
(飯田:法の施行前に終わってしまう)
全く関係ないんですよ。
最後にもう一点。
じゃあ黒川さんは本当に政権寄りなんでしょうか。
さっき僕は法務省記者クラブにいた時の話をあえてしたのは、当時の根來泰周(ねごろやすちか)法務事務次官って人が政権寄りって言われたんですよ。
で、それもあったんで僕は夜討ち朝駆けで根来さんとよく話したんですが、政権寄りってこと一度もやったことはないわけですよ。
黒川さんがいつやったんでしょうか。
実は、政府と交渉することが多かったっていうだけで、政府寄りなことは今までなかったので、そのことを客観的に皆さんも調べていただきたいと思います。
★
(飯田:おはようニュースネットワーク、この時間取り上げるニュースはこちらです。
【39の県で緊急事態を解除】)
安倍総理(記者会見)「本日、関東の1都3県、関西の2府1県、そして北海道を除く39県について、緊急事態宣言を解除することといたしました」
(飯田:政府は昨日、新型コロナウイルス感染症対策本部の会合を総理官邸で開き、特定警戒都道府県に指定していた茨城、石川、岐阜、愛知、福岡の5県を含む39の県で、緊急事態宣言を解除しました。安倍総理大臣はお聞きいただきましたように記者会見で、その後、解除基準を説明し、東京、大阪など残る8都道府県の解除の可否を、今月21日に再判断すると表明しております。
コロナ時代の新たな日常を取り戻していく、という風に述べたというところです。
さ、青山さん、これ、そうは言っても警戒を緩めちゃいけないという形には当然なるわけですかね)
はい、大事なことの一つはですね、病気ですから、その過程でどんなに苦しんで、それは本当に大変なことなんですけれども、命を保つことができたら克服できるわけですよね。
だから、どれぐらいの方が亡くなるかっていうのがやっぱり一番重大なことで。
客観的な数字として、人口100万人あたりで考えると、日本で、僕は信念を持って武漢熱と呼んでますが、武漢熱で亡くなった方っていうのは例えば英国、日本社会と共通点のあるイギリスの100分の1ですよね。
それからアメリカと比べても50分の1、本当はもっと日本は少ないですよね。
で、それを考えると、今までの国民の努力っていうのは、政府の要請と見事に合致して、経済でも大変な苦しみが今起きてて、武漢熱よりも経済で命を失う人の方が、実は今の問題なんですけれども、対応としては実は成功してるんですよね。
で、僕はもう、今こうなっても、もともと海外とは、国会議員になってしまったからあんまり外へ行けないので、電話とメールが中心ですよね。
すると海外との議論ってあんまり変わってないんですけども、いつもジャパンミラクルって言われるわけですよ。
(飯田:ジャパンミラクル)
はい、で、WHOの首脳陣は、テドロス事務局長も含めて、はっきり言うと中国支配だと、僕は以前から批判してるんですけれども、現場には非常に優れた方々がいらっしゃって、日本の方々もいらっしゃいますが、もうそういう人たちの共通の言葉も、日本の奇跡に学べっていうことなんですよね。
ということはですね、まず国民の方々がやっぱり自信を持たれて、で、まもなくこの異常事態は卒業していきますから、もう本当に最後の踏ん張りとして、今までのケースを守っていただくと、そして後でこの番組でまた出てきますが、消費減税のように政府が努力を重ねればですね、危機を克服して行けるっていうのが、今の客観的な現状なんです。
僕のところにも本当に不安の声がたくさん届くんですけれども、その不安というのは、例えば痛みと同じで、なければむしろ人間滅ぶものです。
痛みがないと怪我や病気に気がつきませんからね。
だから不安があってこそ対応策を考えるんで、不安そのものにこだわらずに、不安があるのが自然だというふうに考えていただいて、そして政府に対して客観的な批判や、厳しい指摘はいつも必要ですけれども、実は上手くいってるってことをですね、今回の39の県で緊急事態が解除されて、残るは東京を含めた8都道府県だというところ、段階は上がってるってことをですね、みんなでもう一度確かめて、連帯すべきを連帯したいと思います。
(飯田:諸外国と違って、何かこう都市を封鎖して、かなり強権的なことをやったわけでもなく、で、ある意味、こう国民の自覚というか連帯によって、ここまでこう抑え込んできたっていうのは、これ世界中でみると、ちょっと信じられないというようなことがあるわけですか)
だからミラクルって表現に繋がってるんだと思うんですけれども。
一体どうやったんだって、こう聞かれるわけです。
僕は22年間ですね、テロ対策と感染症を2大柱とした国家危機管理も本職の一つでしたから、どういう風にやったんだって教えてくれって言われるんで、例えば電話でそうやって言われるから、いや、実はもう日本ではケチョンケチョンに政府は言われてるんだって言うとですね、すいません、一瞬英語ですけど、You’re just kidding、お前冗談言ってるだろうと、だからそれはいいから…、僕、わりと国内外で冗談ばかり言ってるから、もうそれはいいから、本当は何をやったんだと、どういう裏の手があったんだと言われるから(笑)、国民に自粛求める時に裏の手はないよと。
で、逆に例えば、同じアジアでも韓国は個人情報を追跡してですね、スマホでも何でも使ってですね、本当はLINEとかももちろん使ってですね、ずっとトレースしていったわけですけど、日本はそれも一切やってないって言うと、じゃあ何なんだって言われるから、実はこれは連帯感なんだと言ってるんですよ。
そしたら彼らはみんな専門家なんで、いや、そんなはずはない、政府不信の声が溢れかえってるじゃないかって言われるから、ちょっと待ってください、政府不信っていうのはですね、この武漢熱が引き起こした重大な、いわば心の病の一つであって、政府に対する指摘や批判は絶対必要でそれが民主主義だけれども、とにかくその漠然として、政府っていうものに対する不信っていうのは世界的に高まってるっていうのが、実は中国が引き起こした大きな問題の一番根っこなんですよと。
だから日本だけ特殊な政府批判が起きてるわけではないと。
検察庁法の改正とかそんな話は、海外の人に言っても意味ないですからね。
で、僕の言ったことは別に、もう一回言いますが自由民主党議員として言ってるんじゃなくて、ごく、専門家の端くれとして根っこを言ってるんであって。
そうすると今まで来た道とっても苦しかったけれども、階段が100段あるとして、まあだいたい90段はもう過ぎたんですよ。
あと10段のところですから、ここで階段を転げ落ちることがないように、あるいは座ってしまうことがないように、みんなで、横で手を繋いで階段を最後まで登りきろうと。
登りきることができますから。
終わらなかった感染症は、これも専門家の端くれとして申すと、一度もないんですよ。
(飯田:これ第二波、第三波というものの懸念っていうのはどうですか)
あ、あります、それは。
懸念じゃなくて、感染症の理(ことわり)、理っていうのは定理っていうことであって、第二波、第三波なき感染症っていうのは、大きなものについてはないので。
但し、第一波の経験があるので、これも同じことであって、階段登っていって、大きな広場があってそこでまた楽しく暮らせるけれども、みんな前に向いて進まないといけないから、次の、今度は少し短い階段がありますよってこと。
でも100段登りきった経験があって、例えばどこで膝が痛んだとか、どの人が弱かったかと、経験してるから、必ず第二波、第三波っていうのは経験生かすこと、特に失敗に学ぶ、失敗を生かすことで、すごく、乗り越えやすくなりますから。
きちんと備えることは必要だけども、不安を増幅させる必要は、一切ないです。
(飯田:そして今、少しお話にも出ました中国についてですが、トランプ大統領が中国と断交の可能性を示したという記事が出てきております。
14日放送のFOXビジネスとのインタビューの中で、トランプ大統領が、この新型コロナウイルス、武漢発祥のこれに関して、中国の対応に不安を示して、習主席とは現時点で話をしたくないと、いう風にも強調したということです)
ま、FOXはトランプ大統領の味方なんで、だから、ま、強気な発言をして、こう盛り上げたっていうトランプさん一流のところがあるんですけども、しかし断交っていうのはもう100%の、いわば喧嘩状態になることですけれども、それを一旦示した上でですね、例えば、関税の引き上げっていうのはまた必ずやると思いますし、それから本当は禁じ手だけれども、中国が買ったアメリカの国債を償還しない、つまり借金返さない(笑)ということもあり得ます。
で、少なくとも、損害賠償請求はアメリカは必ずやるんで、その時に裁判に中国は応じないでしょうから、アメリカは強硬手段に出てくること必ずあるので、その時にですね、日本はどうするかってことなんです。
トランプさんのことよりも、日本はどうするかであって。
昨日、自由民主党の外交部会の正副部会長会議っていうのがありまして、僕は副部会長なんでそこに出席して言ったんですけれども、アメリカのトランプさんが極端なことをしてるっていう雰囲気に日本の外務省は何となくそういう雰囲気漂わせてくるけれども、よく考えてください、ヨーロッパもみんな中国に損害賠償しなきゃいけないっていう方向に動いてるんですよと。
で、中国にヨーロッパで一番、あるいは唯一協力してきたイタリアもやっぱり間違いだったんじゃないかっていうのが、僕のイタリアの知り合いも含めてですね、考え直す時期に入っていて。
で、日本だけ粛として声もなく、で、習近平国家主席の…
(飯田:国賓での…)
訪日も延期しただけで、宙に浮いてるだけ。
そんなことで、この武漢熱の後の世界を、リーダーシップを持って日本が歩むことできるんですかと。
だから日本で今まで語られたことないけども、日本国内の中国の資産であるとか、あるいはこれも全然話に出たことないけど、中国は日本の国債をどれくらい買ってるのかとか、そういうことまで、まず検証から始めるべきですってこと申し上げたんですね。
で、今後中国とどうフェアに、それもあくまで独裁に対して向かい合うんであって、中国の人々も僕らと同じ人々ですから、民衆ですから、そこを間違えないで、きちんと向かい合うことが一番大事だと思ってます。
(飯田:おはようニュースネットワークでした)
★
(飯田:続いて、教えてニュースキーワードです。
【沖縄本土復帰48年】
沖縄県は今日、1972年にアメリカの施政権下から本土に復帰して48年を迎えました。沖縄の玉城デニー知事はコメントを発表し、過重な基地負担、民意を無視した政府による新基地建設に関わる埋め立て工事の強硬など、解決すべき課題が依然として存在していると訴えております。
祖国復帰48年っていうところを迎えておりますが、ね。
尖閣の周辺など、波も高くなっている、ま、ちょっと、玉城知事はそれに関して何かコメントを発したというのは報道されておりませんが。
さ、沖縄48年、となります。
青山さんいかがですか)
まず、この5月15日を、国民の祝日にしましょうっていうことですね、長いことを提案してきまして、特に沖縄の皆さんと、これ話してきたんですね。
で、僕はまだ新人記者の時に、沖縄の白梅の塔という、ひめゆりの塔が有名ですけれども、ひめゆり学徒看護隊以外に、女子学生たちが、まさしく祖国のために、日本の未来のために奮闘してくれた、この学徒看護隊たくさんあって、そのうちの一つが、沖縄第二高等女学校の少女たちの、白梅学徒隊だった。
で、そこにタクシーの運転手さんに最初連れられていって、ずっとお参りしてお参りして、誰も来ない時代がずっと続いて。
そしてテレビに顔出すようになってから、ご縁で、生き残った少女たちとお会いをして、今もうそれなりの年齢になられてるわけですけれども。
僕はハグ、ありのままに言いますと、僕の腕の中で本当に15歳に戻るんですよね。
その方たちにですね、どうして5月15日を国民の祝日にしようということはなかなかできないんでしょうかって聞いたらですね、やっぱりそれは米軍基地が残ったまま祖国に復帰になったからですと言われて。
で、それを僕よく理解した上でですね、安全保障も僕の専門分野なので、青森県の三沢から始まってですね、たくさん米軍基地があって、日本は敗戦後こうやって、日米の同盟でむしろ、例えばソ連から、今だと中国から守ってきたところもあるので。
この玉城知事がおっしゃってる通り、克服しなきゃいけない具体的な問題、山のようにありますけれども、でもそのためにもですね、先ほど武漢熱の今後の第二波、第三波のとこで申した通り、まず連帯があって、特に、同じ同胞(はらから)、同じ日本国民として、例えば、白梅の少女、あるいは、ひめゆりの少女であってもですね、実は無駄死にをしたんじゃなくて、人のために生きて、私たちに、こういう生き方がありますってことを、同じ日本国民として教えてくださったと。
その共通点があって、で、祖国復帰はそこに繋がるものなので。
敗戦によって断ち切られたんじゃなくて、ずっと沖縄のために日本があり、日本と一緒に沖縄がありってことが続いてきたということですから、今までのことを克服して、新たな連帯として、5.15を国民の祝日にしませんかということを話しかけまして。
すると白梅の少女たち、今はだから80代ですけれどもね、じっと考えられて、それは私たちの敗戦後の60年、70年の歩みをもう1回全部根っこから考え直すってことで、それは大変なことなので時間をくれませんかという風に、おっしゃってくださってるんですよね。
だからそういうことをですね、教育を通じても、メディアを通じても、こういう武漢熱の最中にあっても考えること、とても大事なので、お世辞は僕は申しませんので、今日のニッポン放送で5.15にちゃんと気づいてくれたっていうのは、正直、涙が出るくらい嬉しいですよね。
まずそこから、国民の祝日にしましょうっていうところから、今のその沖縄の同胞と、本土の僕たちの気持ちにズレがあるかのようにメディアで、それこそ不安を増幅して、伝えられてることをもう一回考え直すという、その始まりの日にしたいと思いますね。
(飯田:まあ、現地でそれこそ辺野古であったりとかを取材して歩いても、反対一辺倒の沖縄と政府がぶつかってるんだみたいな、この本土の報道っていうのが、いかに違うかっていう、みんな葛藤しながら、日々の生活もありながら、そして日本を守るということも意識しながら、悩んでるっていう、同じことを考えてるんだなっていうのを取材すると分かるんですけれども、なかなかそれが表に出てこないってのもありますよね)
飯田アナのやっぱりすごいところは、そうやって現場に行かれるところであってね。
僕も辺野古に、全部で何回行ってますか、ま、30回近くは行ってると思うんですけれども、そこで座り込んで議論していくと、もちろん違いは大きいけれども、かすかに一致点見つかる時もあるんですよね。
それと、時間がない中で申せばですね、同じ沖縄県の中の、石垣市の尖閣諸島で、私たちの、日本国民の漁家の方々、漁民の方々がですね、機関砲積んだ船で追い掛け回されたって重大事案が起きたばっかりの、5.15なので。
そうすると中国は現実に沖縄県内に侵入してきてるわけですから、そこからどうやって守るかって一点でも本当は新しい連帯が始まるはずなんですよね。
だから、いろんな今までの主張を捨てるってことじゃなくて、そうじゃなくて、飾りを捨ててですね、素のままの心で向き合えば、全く、例えば、ウチナーグチって沖縄の言葉がありますけど、語順は日本語と全く同じで、言葉の仕組みこそ、同じ同胞(はらから)、同胞(どうほう)の基本なんですよ。
中国語や英語、米語と全く違うわけですね。
そういう根幹に立ち返って、まさしくこれも連帯の時は来てると思います。
5.15を国民の祝日にっていう国民運動が起きれば良いと思ってますが、本当に国会議員でない方が動きやすいんですけれども(笑)、議員としても力を尽くしたいと思います。
(飯田:はい。【沖縄本土復帰48年】、今日のキーワードでした)
★
(飯田:ここだけニューススクープアップです。
この時間最後のニュースをスク~プア~ップ!
【消費減税は実現するのか】
コロナウイルス問題での緊急経済対策として、消費税の減税を求める動きは自民党から始まりました。
産経新聞によりますと3月11日、自民党の議員連盟「日本の未来を考える勉強会」が税率ゼロを政府に提言。
そして今日ともに放送しております青山繁晴さんが代表を務める、自民党の「日本の尊厳と国益を護る会」も、税率の軽減と減税に向けて、議員立法に向けても動いております。
ということで、ま、その議論も含めて、先日、水曜日ですね、13日にこの「日本の尊厳と国益を護る会」総会が開かれたと。
その後会見も行われていて。(※起こしの後を参照)
これ議員立法を与党でやるっていうのはなかなか珍しいことなんですよね)
珍しいっていうよりも、全く茨の道ではあってですね。
立法府って、名前の通り、本来、議員が法律を全部作ってもおかしくないんですけれども。
まず現実からお話しするとですね、それが主権者にきちんと情報が伝わってないんで、いいことも悪いことも全部含めて伝えなきゃいけないんですけれども。
今の国会、6月17日に一応閉会となる予定ですから、あと1カ月なんですけど、武漢熱の影響もこれあってですね、政府が国会に提出した法案、これ閣法っていうんですけれども、内閣が提出した法案って意味ですが、ま、実態としては、細かい部分もちろん行政官、官僚が作ってるんですけれども、安倍総理を含め、政治家が関与しての、これも客観的な事実ですが、その閣法、政府から出した法案ってまだ山のようにあってですね。
で、これが処理できてないのに、与党の中から別な法案が出てくるっていうのはとんでもないっていうのが、本来の国体の、国会対策委員会の考え方なんですね。
それから長年の慣行としてですね、議員立法で成立させるのは、与野党一致の法案に事実上ほぼ限るっていうのが、日本の国会の慣行になってるわけです。
つまり野党の側からいろんな議員立法の法案が出てくるんですけど、これ与党が乗っかってないんで、これ実質、ま、審議に入るだけでも大変で、成立したことは、野党側から少なくとも一度もないわけですよね。
で、与党の方は実は、閣法についてもちょっと誤解があるのは役人が勝手に作ってるわけじゃなくて、例えば、自由民主党の部会をまず通らないと、入り口で跳ねられるんですね。
跳ねられることはあります。
それから部会で通っても、その後、政調とか、あるいは最終的に総務会を通らないと、国会に出せないので、骨子や叩き台、原案を役所が作ってもですね、その後、例えば部会などで、この3年10カ月議員やってても実際に修正もしてきたわけですね。
で、従って国会の流れを、この与党の内部から断ち切って、違う法案を出すのかっていうのは、これは珍しいことっていうよりは、政府与党の分断も招くっていう批判もすでに出ていて。
でもしかし、僕は議員になった一つの理由は、今までの国会慣行で良いはずがないでしょうと。
だいたい世襲が多くて、安倍総理も世襲だしですね、それから役員出身の議員が多いから、学歴も東京大学が一番多くなってて、東大が多いから悪いってわけじゃない、僕も東大で教えてはいるわけですけれども、しかしそんな本来、学歴関係ないはずですよね。
だから本当はそんな学歴社会になるぐらいだったら、共通試験やった方がいいぐらいですよ。
英語力であったり、法律の知識であったりね。
で、なんやかんやを含めて、当然僕の場合は非常に遅く決断したので、おそらくどんなに長く、仮に(笑)、僕としては無理してやってもですね、普通の議員より短いですけれども、その間、異業種のところからやってきた僕としては問題提起しなきゃいけないから、国会のあり方変えるためにも、議員立法を、茨の道を承知でやってるわけです。
それでこのコーナー、消費税の問題が一番ですからちょっとそこ、引き続き話してよろしいでしょうか。
(飯田:どうぞ)
安倍総理をはじめですね、僕も含め自由民主党が深刻に考えなきゃいけない問題、消費税について二つあったんですね。
一つは、実はこの世界的なリセッション、リセッションというのは深刻な景気後退ですね。
それ日本だけ事情が違っててですね。
日本はなんと、すでに景気が懸念される中の去年10月1日に、消費増税をしたっていう大きな誤り、もう一度、総理の耳にも響くように(笑)もう一度言いますと、誤りなんですよ、これは。
(飯田:誤りだと。うん)
誤りです。
それは、資本主義は健全であればあるほど個人消費が6割以上なんですから。
みんなが先行き心配、当時からすでにしてたところで増税して一体どうするんだと。
それですでにドーンと景気が落ち込んだところに武漢熱がさらに襲来したんであって、それがまず一点、それをごまかすなっていうことが一点と。
それから安倍総理ご自身にこれ何度も何度も直接、はっきり言うと一対一で申し上げてるんですけれども、リーマン・ショック(級のこと)がなければ上げると言って、そしてその後リーマン・ショックを上回るものが今来てるんだから、下げるのは当たり前じゃないですか。
で、消費税っていうのは上げたら最後下げられない、そんなバカな話じゃなくてですね、実際に海外で下げてるわけですから。
イギリスのように、財務省令だけで上げたり下げたりできる国もあるわけですから。
従って、今までのしがらみに、つまり既得権益の方にしがみつく自由民主党を中から変えるためにもですね、打ち破らなきゃいけないので、さっき浩ちゃんが正式名称で言ってくださった我々の議員グループ、今54人に達してるんですけれども、これ略称「護る会」って言いますが、執行部会という7人の集まりと、それを受けての総会っていう立て付けになっていてですね、この執行部会で3回揉んだ挙句に、ま、それ以外の水面下の議論を含めて揉んだ挙句に、出してきた議員立法案っていうのがですね、飯田浩ちゃん、勉強家の浩ちゃん、地価税っていう税金ご存知ですか。
(飯田:バブル期に確か地価を冷やすために作った…)
あ、すごーい(拍手)。
(飯田:でもバブルが終わってしまった)
その通りでね。
地価税とか本当は特別土地保有税とかあるんですが、ま、地価税を例に引いて言うとですね、おっしゃった通り、バブルを冷やすために、地価に税金かけましょうと、土地の価値に税金かけようとなったら、バブル崩壊したんで、当分の間、この地価税って法律があっても、執行を停止するっていうことになってるわけですよ、法的にちゃんとされてるんで。
これ、いわば成功例なんですよね。
(飯田:それが今、30年続いている)
はいそうです(笑)、当分の間が30年続くっていうのが、善かれ悪しかれ日本的な、でもこれ成功例なんですよね。
つまりバブルがまた来たらパッと地価税取れるわけですから。
それを消費税に適用すればいいだけなんですよ。
(飯田:うんうんうん)
で、そうすると消費税法があっても、別途の法律を作って、その法律があるにもかかわらず、当分の間消費税取るのやめますと言ったら、できるんですよ。
で、これを法制局と協議をして、法案を作って、総会に図ったところ、「護る会」は自由が一番の、自由自立が一番の原則ですから、いや財政を考えると反対だって人も、ま、すみません、お一人なんですけど、今のところ50人のお一人ですけれども、反対意見があったから、もう一度また総会開いて議論しようということになってるんですけども、大きな方向としてはですね、消費減税こそが武漢熱の後の、ポスト武漢熱、武漢熱後の、経済復興のために鍵となる。
それから安倍総理にとっても国民に対する約束を果たす、リーマン・ショックのようなことがあったら、それを上回るようなことがあったら、消費税については考え直す…。
実はですね、これ生放送で公開されてるわけですけども、総理ご自身にはやる気はあります。
これ僕の責任で申します。
僕の責任で申せば、総理はその責任も自覚しておられてですね、総理が気にされてるのは、要は消費税を目的税にしてしまった。
これ僕は前から間違いだと言ってるんですけれども、でも現実に今、社会保障の財源になったりですね、教育無償化の財源になってて、なんと財務省もやっぱりしたたかな知恵でですね、これがいろんな法律に書き込まれていて、消費税の税収を活用して社会保障やりますとか、教育の無償化やりますとか、いろんな趣旨のことが法律に書いてあるんで、これも全部変えなきゃいけないんですよね。
従って、これ、総理がこう言ってるっていうダイレクトクォート、直接引用じゃなくて僕の受け止めとして申してるんですが、総理としては来年の通常国会で何とか頑張れないかっていうお考えをお持ちのようなので、遅いですと言ってるんです。
もっと早くこの消費減税の、考え方だけでも早く出していかないと、やがて光が見えてくるってことをですね、まさしく個人消費を回復することが、つまり緊急事態宣言がやがて、おそらく月内に全面解除になっていきます、あえて言うとなっていきます、その時に本当にお客さん戻ってくるのかっていうのを商店の方々心配されてるのは、例えばキーワードはこの消費税ということであるのは間違いないじゃないですか。
そのことをですね、冷静に、消費税のことだけが国政の全部みたいに言ってくる人もいるんですけど、そうじゃなくて、冷静こそ力ですから。
静かに、静かな連帯を組んで、一緒にやっていきませんかっていうのがお願いです。
お願いであり、解説です。
※元動画(音声)はこちら(5月15日午後2時30分現在)。
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5月13日に行われた「護る会」総会。
会合の冒頭部分と、その後の記者会見を、テレ東NEWSが動画配信してくれてます。
【テレ東が、あの良心的なノーカット動画をアップしたと、非公式に連絡をくれました。
— boyakuri2 (@boyakuri2) May 14, 2020
取り急ぎ、お伝えします】
2020-05-14 21:11:02https://t.co/m3DrL89r1P
【ノーカット】「消費税減税法案」を自民保守系グループ「日本の尊厳と国益を護る会」が議論 (20/05/14配信)https://t.co/tgLZ3JoKKM
青山さん、月1回ぐらいでいいので、これからも飯田浩司さんの番組に出てくれないですかね~。
虎ノ門ニュースよりも放送時間帯が早くて、国会とダブることもないと思うし…。
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
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・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
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※拙ブログ関連エントリー
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2020.04/20 [Mon]
最後のレギュラー出演…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
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■4/20放送 DHCテレビ「真相深入り!虎ノ門ニュース」

レギュラーコメンテーターとしては、今回が最後の参加となりました(VTR出演)。
このことは、放送が始まる数時間前(4月20日早朝)に、ご本人もブログでお知らせをされていました。
https://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1725
https://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1726
大変残念ですが、公務が多忙を極めておられるので仕方ないですよね。
特に今はコロナ禍で、政府による緊急事態宣言も発せられている中ですから。
青山さんの番組参加は、実に2月24日以来、約2カ月ぶりです。
本日4月20日正午の段階で、NHKによれば日本国内で確認された感染者は1万793人、死者は238人となっていますが、2月24日朝の時点では、感染者数は147人、亡くなった方は1人でした(いずれもクルーズ船・チャーター機を除いた数字)。
他国に目をやると、4月20日午前4時の段階で、世界で最も被害が大きくなっているアメリカでは感染者74万2442人、死者4万585人ですが、そのアメリカも2月24日朝の時点では、感染者はわずか34人(死者0人)でした。
たった2カ月前なのに、遠い昔のように思えます(´;ω;`)
今回のコメンテーターは須田慎一郎さんと竹田恒泰さんですが、ここでは青山さんのVTRの部分のみ(居島さんのアナウンスつきで)書き起こしました。
4月16日(木)午後に収録されたものだそうです。
今回は完全起こしです。
但し、「えー」「あのー」などの間投詞は省略しています。
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(居島一平:おはようございます。4月20日月曜日、真相深入り虎ノ門ニュース、司会進行を承ります居島一平です。どうぞ本日も最後までご視聴の程よろしくお願い申し上げます。
まず冒頭から残念なお知らせで大変恐縮なんですが、隔週月曜日レギュラーコメンテーターをお願い申し上げておりました、参議院議員の青山繁晴さん、本日をもちまして、レギュラーコメンテーターとしてのご登場は最後となられます。生出演、お願い申し上げたいところだったんですが、政府から緊急事態宣言も発令されたことを踏まえまして、今回の番組ご出演は見送られる運びとなりました。
つきましては、青山繁晴さんから視聴者の皆様へ、メッセージをいただいてまいりましたので、まずはそのVTRからご覧いただければと存じます。どうぞ)
<青山繁晴さんVTR開始>

皆さんこんにちは。
青山繁晴です。
本当にご無沙汰してしまって申し訳ございません。
今日は番組の配慮で、こうやって収録をして頂き、今日は今、実は放送の前の週の(4月16日)木曜日の午後2時13分頃です。
先ほどニュース速報で、安倍総理が国民一律10万円を、補正予算を組み替える形で実行することを、党幹部に伝えたというニュース速報が流れて、ちょうど十数分あと、という状況です。
(4月20日)月曜日、これがオンエアされる時にはまた色々な状況変化もあると思いますけれども、何よりも皆様が、現在もこれからも、決して感染なさらずに、ご家族もご無事で、お友達や仕事先の皆さんもご無事でいられることを、本当に心から願っております。
僕は当初から国会は高リスクグループであるっていうことを指摘しまして、まだ議員本人に感染者は幸い出ていませんけれども、いつあってもおかしくないということで。
今日これが議員会館の、皆さんからお預かりしてる部屋なんですけれども、さっきスタッフと相談しましたら、ま、最初はマスクつけていて、そのあと、ま、これだけ(スタッフとの)距離があるんで。
僕、いちおう専門家のはしくれですけど、今スタッフのいらっしゃる場所は実際、僕がよっぽどを大声でもあげない限りは、飛沫が届かないです。
したがって、マスクを、むしろ番組のご要請もあってですね、今こうやって外します。

ま、飛沫感染っていうのが何なのかっていうのもね、本当はこう番組で、ま、2時間近くある番組ですからゆっくり説明したいところですけれども、もうでも随分おわかりになったと思うんですね。
で、今、僕のこの口から飛沫、まあ簡単に言うと、唾のちっちゃな粒ですよね、それ出て行ってるんですが、水滴なので重さがあるから、それが幸いして、こうふわふわ(空気中を)行くんじゃなくて、だいたい、(腕を伸ばす)もうちょいぐらいですかね、あたりまでしか行かないです。
で、今回のウイルスは、ふわふわといつまでもこう空気中に漂う空気感染っていうのは、基本的に今のところはしないですから、まあこの状況も一応安全であるとは思います。
それからこの議員会館の、会館に入る時に皆さんも消毒していただいたと思うんですけど、さらにこの部屋に入る時にも消毒その他がありますから、そういう状況です。
さて、今日10分だけ頂いてまして、あと7分ということなので、ま、さっきの、ニュース速報流れたばっかりの、一律10万円について言いますと、不肖私が代表を務める護る会、自由民主党の衆参両院議員で今50人以上の議員グループなんですけれども、その私と護る会とで、まあすごくざっくり言えば、二つ大きな要請、要求をしておりまして、一つが実質的に消費減税実行することと、それから、制限設けずに、お金がたくさんある方っていうのはあとで税金の調整をする手段を取って、まずは、すぐに国民一律に10万円をお払い、お支払いをすると。
それで、この政府の方から、自由民主党も含めて政府与党からですね、自粛をお願いしてそれで仕事に影響して、大きな減収が出てる方がもう多くの、本当に多くの国民いらっしゃるわけですから、それをまずはお支えするということを求めてきました。
で、いつものことですけども最初こうやってぶつかりまして、その後、ぶつかったから諦めるんじゃなくて、せっかく与党の中にいるわけですから、こう、じわじわじりじりじりじりと詰めていって、まずは護る会の内部でもですね、あるいは他の自由民主党の議員で、いわば志のある方も含めてですね、護る会だけが志あるわけじゃないので、含めて、もう30万円っていうのを総理が決断して決めちゃって、補正予算作ったんだからもう無理だよという声をたくさんいただいたわけです。
内部からもいただきました。
しかし、あえて言うと、ま、野党の立場であったり、そういう立場から、あるいは無所属だったりそういう立場から、いったん決まったものを覆すっていうのは、政権交代がない限りは無理ですけれども、しかし、最終的に予算が執行されるまではですね、あるいは本当は執行されつつも、どんどん修正はかっていくのが僕は本来の与党のあり方だし、決めたものは変えられないっていうことが、日本国民や日本国そのものを、どれぐらいこの敗戦後の75年、本当は戦争に負ける原因もそれが一つなってるわけですから、決して諦めずに、今、本当は実演したいところです、こういう匍匐前進(ジェスチャー)で行くっていうのを、ずっと呼びかけていまして、護る会の内部にも自由民主党の内部にも、それから今、野党の立場でも心ある人とは連携を…、連携じゃないです、ごめんなさい、今の間違いです、連絡を取ってですね、議論をし、そして首脳の方々にも、これは護る会の団体行動ではなくて、ま、僕と長い付き合いのある方々も含めて、直接交渉を、ま、簡単に言うと夜中と早朝ですね、してきました。
で、まずは一律10万円が実現する方向ですね、まだ。
総理から決断を党の首脳陣に伝えたという段階ですから、まだ方向ですけれども。
ちょっと話しながらですね、いつもの番組と同じでちょっと迷うところがあって、実は、もう一度考え直してくださいってことを、ま、一番責任の重い方を含めてずっと、さっき言いました、直接申し上げてきて、こういうのって、ちょっとわずかな変化が感じられる瞬間があるんですよね。
3年9カ月、議員やってきましたけど、その間に、ま、これは何回かありました。
この件でも変化が感じられてですね。
こういう時に、嵩に掛かるようなことはむしろ逆にしてはいけないし、もうこの辺からですね、不肖私や、あるいは護る会が提言してきたことも、だんだんこう、何て言いますかね、消えていくように…。
ま、公明党がおっしゃってるんだったら、もうそれで結構なんですよね。
僕らの役割っていうのは国を良くすること、自由民主党を内部から変えることだけですから、なるべく…。
…あ、画面(モニター)が消えてる?
画面が消えたのであと1時間ぐらいできるみたいですが。
冗談ですよ?(笑)
あと何分かがわかんなくなっただけなんですけど。
(岡本ディレクター:あと3分ぐらいです)
あと3分ぐらいだそうです。
いつもの岡本ちゃんが言ってくれました。
そのとおりですね。
(話戻って)なるべく役割を消していくってことが大事だと思ってます。
で、その上でですね、だいぶこう後ろに下がって行ったら、今日の午前11時20分に、非常に重大な電話がありまして、新しい決断をして、ま、ほとんど前例ないと思います、予算を組み替えて、30万円はやめて10万円一律にすると、制限つけない10万円の方向にするとなった時に、党内は持つのかと、それから公明党の言うことなら聞くのかっていう。
これ本当は違うんですけれども、公明党の言うことも参考にしただけであって、あくまで政府で決めることですけれども、そういう誤解を生まないかっていうことをストレートに、11時20分、電話で、これ僕、予期してなかったですけど、聞かれましたんで、そういう問題ではありませんと、祖国と国民のために何ができるかではないでしょうかということだけ、お話をしまして、で、短く電話を終わりました。
そのあと、総理官邸に、麻生財務大臣や二階幹事長、岸田政調会長がお入りになっていったという経緯はあります。
またいつか詳しく話せる時が来ればいいと思ってます。

まあ、あともう1分切ってんですけど、まあ本当はですね、いつものようにこうやって、紙をお示ししたい、最後に1枚だけお示ししますと、これはですね、ちょっと前になりますけれども、4月の3日に開かれた、自由民主党の税制調査会なんですね。
で、ここは税金の在り方を主として、党としては決めていくんですけれども、この時にここにマイクエスチョンっていつものとおり書いてまして。
で、私は、要は、護る会の主張を出すと、消費税5%に下げることですけども、それだけにこだわるわけじゃないと。
で、実現性を目指して、あるいは小売業者がまたシステム改修しなきゃいけないのかっていう負担を避けるために、今、軽減税率っていうのがすでにあるわけですから、これを拡大して、で、もうやむを得ず期限付きにして、消費税率そのものは変わらなくても、軽減税率を拡大することによって、結局、その期間の間は、どこの店に行っても何を買っても、消費税は上がらなくて済む、小売業の方も集めなくて済む、システム改修もいらないということに切り替えて、要請しますってことを申しました。

でね、もう時間ないですけれども、ちょっとこの新聞を見て頂きたいんですけど。
これすごい頑張ってる産経新聞なんですね。
頑張ってる産経新聞なんですけど。
この税調の会議ですね、この税調の会議っていうのは小委員会総会って書いてますけど、総会っていうのは要するに税調のメンバーでなくても、僕も含めて全員出られる、希望者が全員自由に出られるってことなんですが、それを報じる新聞ですね。
だから4月4日の土曜日付の朝刊なんですけど、ここにですね、何て書いてあるかというと、要するに消費税を下げろと、下げてくれって意見も出たけれども、しかし、消費税は社会保障の貴重な財源であり、下げるべきではないとの意見も多く、主張が対立したと書いてあるんですよね(おそらくこの記事と思われ)。
で、これ、誤報なんです。
産経新聞、気持ちとしては応援してますけど、なぜこの誤報が生まれたかというと、これは、今までの国会議員と報道陣の在り方、僕はもうこれ変えるべきだと思ってるんですけど、その在り方で、この甘利さん、会長の、ここですね(先ほどの税調の総会の紙を示して)、甘利明・党税調会長がブリーフィングする、レクチャーする、それをおそらくそのまま書いてるんですね。

でも、いつものとおり汚い字ですけど、ここちょっと見ていただきますとね、これはね、ちょっとマイク接近…、マイクじゃない、カメラ接近できないけど、23人中11人って書いてるんですよね。
で、ここにずーっとこう、いつものとおりくちゃくちゃの字ですけれども、書いてるのはですね、全員の発言を僕はメモしました。
ま、僕にしかわからないメモであっても。
結局23人発言したんですが、消費減税を、ま、いろんな形ありますけど、やるべきだって言ったのは11人です。
ま、半分にはぎりぎり足りないけれども、減税に反対だって方は、ここに書いてるとおり、3人なんですよね。
で、あとは中間意見なんですよ。
だから3対11で、主張は対立したと言えるかというと、それは言えないです。
減税すべきだっていうのが過半数に、少し足りないのも事実ですけれども、それを考えますとやっぱり、この番組のようにですね、こうやって実際の資料もお示しをし、そして、放送法の縛りも受けないで、志を持って放送できる虎ノ門ニュースに、今後も本当に頑張って、続けて、番組がますます盛り上がるように、なかなか僕は、公務で本当に出られなくて申し訳ないと思ってます。
連絡がわりと遅めになったりすることもきっとあったと思うんですね。
皆さんにご迷惑かけてますけれども、今後とも皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
皆さん、終わらない感染症はないので、必ず乗り越えられます。
日本が、世界をもっとリードできるように、緊急事態にもっと備えられるように、お互いに足を引っ張るんじゃなくて、今回の10万円のことも、もちろん足りないです、足りないですけども、この後も重ねていくということを考えれば、今日最初に申しましたとおり、じりじりと諦めずに匍匐前進で、連帯すべきを連帯してやっていくってことを、一緒にこれからもやっていきたいと思います。
いつも皆さんと一緒です。
ありがとうございました。

(字幕:ここで青山繁晴さんから大事なお知らせが)
ちょっとお知らせなんですけれども、いわば本編、10分ちょっとの本編でも申しましたとおり、あまりにも公務が、非常にこう厳しくなっていまして、なかなかレギュラーで番組に参加するってことは、やっぱりお互いにもう相当難しくなってきていて、番組の正常な運営に差し障りが今後出るようなことがあってはいけませんから、皆さんとレギュラーでお目にかかることは、これをもってお別れとしたいと思います。
先程も申しましたとおり、また話すべき、あるいは話せる機会がありましたら、番組の要請に応じて、皆さんとまたお目にかかりたいと思います。
実は、まあ発信を続けないといけないので、旧姓清水、今は三浦麻未、公設第一秘書、今、産休中ですがまもなく戻ってきますから、麻未ちゃんをキャスターにして、私と麻未キャスターの間で、ま、こうやって資料をお示ししてお話しするような、個人のネット番組を、5月から、ま、準備が間に合うかどうかまだわからないんですけれども、5月から始めたいとも思ってます。

それじゃあ、イレギュラーにて、またこの番組でも、皆さんとお目にかかれることを、心から楽しみにしております。
皆さん、一緒に頑張りましょう。
ありがとうございます。
<青山繁晴さんVTR終了>
(居島一平:青山繁晴さんには当番組、虎ノ門ニュースの放送開始当初から丸5年に渡りまして番組を支えていただきました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。本当に青山さん、お疲れ様でございました。ありがとうございました。
今後は、青山さんのスケジュールのご都合もございますが、ゲストとしての番組ご出演、お願い申し上げて参りたいと存じますので、視聴者の皆様におかれましても、あしからずご了承くださいませ。青山さん本当に、重ね重ねお世話になりました。ありがとうございました。
それでは本日のコメンテーター改めてご紹介させていただきます。……)
※元動画はこちら(4月20日午後5時30分現在)。URLが変更される(修正版がUPされる)こともあります。その場合は、DHCシアターの再生リストから、たどって下さい。但し、アーカイブは2週間の公開です。
※「虎ノ門ニュース」公式サイトもどうぞご活用を。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
虎ノ門ニュース撤退は本当に寂しい限りですが、青山さんがVTRの中でも発言されていた、新しいネット番組に期待したいと思います。
これについては、冒頭にリンク貼った青山さんのブログ記事でも言及されています。
https://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1725
https://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1726
青山さんのネット番組が始まったら、拙ブログでも内容紹介などしていきたいと現時点では考えています。
ただ、義母の介護のこともあり、どうなるかは未定です。
あらかじめご了承ください。

余談ですが、今回コメンテーターで出演されていた須田慎一郎さんが、10万円一律給付をめぐる話題のところで、青山さんについて触れておられました。
「…そういった点で言うとね、本当にね、青山さんがレギュラーを降りられたのは、残念で仕方がないんだけども、私としてはね。その思いを貫くという点において、国政に専念したいと、いう気持ちはやっぱり尊重したいなと。ぜひ頑張っていただきたいなと、思いますね」
青山さんの名前が出るのは動画が始まってちょうど45分ぐらいですが、その1~2分前から視聴すると話がわかりやすいと思います。
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
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このことは、放送が始まる数時間前(4月20日早朝)に、ご本人もブログでお知らせをされていました。
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特に今はコロナ禍で、政府による緊急事態宣言も発せられている中ですから。
青山さんの番組参加は、実に2月24日以来、約2カ月ぶりです。
本日4月20日正午の段階で、NHKによれば日本国内で確認された感染者は1万793人、死者は238人となっていますが、2月24日朝の時点では、感染者数は147人、亡くなった方は1人でした(いずれもクルーズ船・チャーター機を除いた数字)。
他国に目をやると、4月20日午前4時の段階で、世界で最も被害が大きくなっているアメリカでは感染者74万2442人、死者4万585人ですが、そのアメリカも2月24日朝の時点では、感染者はわずか34人(死者0人)でした。
たった2カ月前なのに、遠い昔のように思えます(´;ω;`)
今回のコメンテーターは須田慎一郎さんと竹田恒泰さんですが、ここでは青山さんのVTRの部分のみ(居島さんのアナウンスつきで)書き起こしました。
4月16日(木)午後に収録されたものだそうです。
今回は完全起こしです。
但し、「えー」「あのー」などの間投詞は省略しています。
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まず冒頭から残念なお知らせで大変恐縮なんですが、隔週月曜日レギュラーコメンテーターをお願い申し上げておりました、参議院議員の青山繁晴さん、本日をもちまして、レギュラーコメンテーターとしてのご登場は最後となられます。生出演、お願い申し上げたいところだったんですが、政府から緊急事態宣言も発令されたことを踏まえまして、今回の番組ご出演は見送られる運びとなりました。
つきましては、青山繁晴さんから視聴者の皆様へ、メッセージをいただいてまいりましたので、まずはそのVTRからご覧いただければと存じます。どうぞ)
<青山繁晴さんVTR開始>

皆さんこんにちは。
青山繁晴です。
本当にご無沙汰してしまって申し訳ございません。
今日は番組の配慮で、こうやって収録をして頂き、今日は今、実は放送の前の週の(4月16日)木曜日の午後2時13分頃です。
先ほどニュース速報で、安倍総理が国民一律10万円を、補正予算を組み替える形で実行することを、党幹部に伝えたというニュース速報が流れて、ちょうど十数分あと、という状況です。
(4月20日)月曜日、これがオンエアされる時にはまた色々な状況変化もあると思いますけれども、何よりも皆様が、現在もこれからも、決して感染なさらずに、ご家族もご無事で、お友達や仕事先の皆さんもご無事でいられることを、本当に心から願っております。
僕は当初から国会は高リスクグループであるっていうことを指摘しまして、まだ議員本人に感染者は幸い出ていませんけれども、いつあってもおかしくないということで。
今日これが議員会館の、皆さんからお預かりしてる部屋なんですけれども、さっきスタッフと相談しましたら、ま、最初はマスクつけていて、そのあと、ま、これだけ(スタッフとの)距離があるんで。
僕、いちおう専門家のはしくれですけど、今スタッフのいらっしゃる場所は実際、僕がよっぽどを大声でもあげない限りは、飛沫が届かないです。
したがって、マスクを、むしろ番組のご要請もあってですね、今こうやって外します。

ま、飛沫感染っていうのが何なのかっていうのもね、本当はこう番組で、ま、2時間近くある番組ですからゆっくり説明したいところですけれども、もうでも随分おわかりになったと思うんですね。
で、今、僕のこの口から飛沫、まあ簡単に言うと、唾のちっちゃな粒ですよね、それ出て行ってるんですが、水滴なので重さがあるから、それが幸いして、こうふわふわ(空気中を)行くんじゃなくて、だいたい、(腕を伸ばす)もうちょいぐらいですかね、あたりまでしか行かないです。
で、今回のウイルスは、ふわふわといつまでもこう空気中に漂う空気感染っていうのは、基本的に今のところはしないですから、まあこの状況も一応安全であるとは思います。
それからこの議員会館の、会館に入る時に皆さんも消毒していただいたと思うんですけど、さらにこの部屋に入る時にも消毒その他がありますから、そういう状況です。
さて、今日10分だけ頂いてまして、あと7分ということなので、ま、さっきの、ニュース速報流れたばっかりの、一律10万円について言いますと、不肖私が代表を務める護る会、自由民主党の衆参両院議員で今50人以上の議員グループなんですけれども、その私と護る会とで、まあすごくざっくり言えば、二つ大きな要請、要求をしておりまして、一つが実質的に消費減税実行することと、それから、制限設けずに、お金がたくさんある方っていうのはあとで税金の調整をする手段を取って、まずは、すぐに国民一律に10万円をお払い、お支払いをすると。
それで、この政府の方から、自由民主党も含めて政府与党からですね、自粛をお願いしてそれで仕事に影響して、大きな減収が出てる方がもう多くの、本当に多くの国民いらっしゃるわけですから、それをまずはお支えするということを求めてきました。
で、いつものことですけども最初こうやってぶつかりまして、その後、ぶつかったから諦めるんじゃなくて、せっかく与党の中にいるわけですから、こう、じわじわじりじりじりじりと詰めていって、まずは護る会の内部でもですね、あるいは他の自由民主党の議員で、いわば志のある方も含めてですね、護る会だけが志あるわけじゃないので、含めて、もう30万円っていうのを総理が決断して決めちゃって、補正予算作ったんだからもう無理だよという声をたくさんいただいたわけです。
内部からもいただきました。
しかし、あえて言うと、ま、野党の立場であったり、そういう立場から、あるいは無所属だったりそういう立場から、いったん決まったものを覆すっていうのは、政権交代がない限りは無理ですけれども、しかし、最終的に予算が執行されるまではですね、あるいは本当は執行されつつも、どんどん修正はかっていくのが僕は本来の与党のあり方だし、決めたものは変えられないっていうことが、日本国民や日本国そのものを、どれぐらいこの敗戦後の75年、本当は戦争に負ける原因もそれが一つなってるわけですから、決して諦めずに、今、本当は実演したいところです、こういう匍匐前進(ジェスチャー)で行くっていうのを、ずっと呼びかけていまして、護る会の内部にも自由民主党の内部にも、それから今、野党の立場でも心ある人とは連携を…、連携じゃないです、ごめんなさい、今の間違いです、連絡を取ってですね、議論をし、そして首脳の方々にも、これは護る会の団体行動ではなくて、ま、僕と長い付き合いのある方々も含めて、直接交渉を、ま、簡単に言うと夜中と早朝ですね、してきました。
で、まずは一律10万円が実現する方向ですね、まだ。
総理から決断を党の首脳陣に伝えたという段階ですから、まだ方向ですけれども。
ちょっと話しながらですね、いつもの番組と同じでちょっと迷うところがあって、実は、もう一度考え直してくださいってことを、ま、一番責任の重い方を含めてずっと、さっき言いました、直接申し上げてきて、こういうのって、ちょっとわずかな変化が感じられる瞬間があるんですよね。
3年9カ月、議員やってきましたけど、その間に、ま、これは何回かありました。
この件でも変化が感じられてですね。
こういう時に、嵩に掛かるようなことはむしろ逆にしてはいけないし、もうこの辺からですね、不肖私や、あるいは護る会が提言してきたことも、だんだんこう、何て言いますかね、消えていくように…。
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画面が消えたのであと1時間ぐらいできるみたいですが。
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いつもの岡本ちゃんが言ってくれました。
そのとおりですね。
(話戻って)なるべく役割を消していくってことが大事だと思ってます。
で、その上でですね、だいぶこう後ろに下がって行ったら、今日の午前11時20分に、非常に重大な電話がありまして、新しい決断をして、ま、ほとんど前例ないと思います、予算を組み替えて、30万円はやめて10万円一律にすると、制限つけない10万円の方向にするとなった時に、党内は持つのかと、それから公明党の言うことなら聞くのかっていう。
これ本当は違うんですけれども、公明党の言うことも参考にしただけであって、あくまで政府で決めることですけれども、そういう誤解を生まないかっていうことをストレートに、11時20分、電話で、これ僕、予期してなかったですけど、聞かれましたんで、そういう問題ではありませんと、祖国と国民のために何ができるかではないでしょうかということだけ、お話をしまして、で、短く電話を終わりました。
そのあと、総理官邸に、麻生財務大臣や二階幹事長、岸田政調会長がお入りになっていったという経緯はあります。
またいつか詳しく話せる時が来ればいいと思ってます。

まあ、あともう1分切ってんですけど、まあ本当はですね、いつものようにこうやって、紙をお示ししたい、最後に1枚だけお示ししますと、これはですね、ちょっと前になりますけれども、4月の3日に開かれた、自由民主党の税制調査会なんですね。
で、ここは税金の在り方を主として、党としては決めていくんですけれども、この時にここにマイクエスチョンっていつものとおり書いてまして。
で、私は、要は、護る会の主張を出すと、消費税5%に下げることですけども、それだけにこだわるわけじゃないと。
で、実現性を目指して、あるいは小売業者がまたシステム改修しなきゃいけないのかっていう負担を避けるために、今、軽減税率っていうのがすでにあるわけですから、これを拡大して、で、もうやむを得ず期限付きにして、消費税率そのものは変わらなくても、軽減税率を拡大することによって、結局、その期間の間は、どこの店に行っても何を買っても、消費税は上がらなくて済む、小売業の方も集めなくて済む、システム改修もいらないということに切り替えて、要請しますってことを申しました。

でね、もう時間ないですけれども、ちょっとこの新聞を見て頂きたいんですけど。
これすごい頑張ってる産経新聞なんですね。
頑張ってる産経新聞なんですけど。
この税調の会議ですね、この税調の会議っていうのは小委員会総会って書いてますけど、総会っていうのは要するに税調のメンバーでなくても、僕も含めて全員出られる、希望者が全員自由に出られるってことなんですが、それを報じる新聞ですね。
だから4月4日の土曜日付の朝刊なんですけど、ここにですね、何て書いてあるかというと、要するに消費税を下げろと、下げてくれって意見も出たけれども、しかし、消費税は社会保障の貴重な財源であり、下げるべきではないとの意見も多く、主張が対立したと書いてあるんですよね(おそらくこの記事と思われ)。
で、これ、誤報なんです。
産経新聞、気持ちとしては応援してますけど、なぜこの誤報が生まれたかというと、これは、今までの国会議員と報道陣の在り方、僕はもうこれ変えるべきだと思ってるんですけど、その在り方で、この甘利さん、会長の、ここですね(先ほどの税調の総会の紙を示して)、甘利明・党税調会長がブリーフィングする、レクチャーする、それをおそらくそのまま書いてるんですね。

でも、いつものとおり汚い字ですけど、ここちょっと見ていただきますとね、これはね、ちょっとマイク接近…、マイクじゃない、カメラ接近できないけど、23人中11人って書いてるんですよね。
で、ここにずーっとこう、いつものとおりくちゃくちゃの字ですけれども、書いてるのはですね、全員の発言を僕はメモしました。
ま、僕にしかわからないメモであっても。
結局23人発言したんですが、消費減税を、ま、いろんな形ありますけど、やるべきだって言ったのは11人です。
ま、半分にはぎりぎり足りないけれども、減税に反対だって方は、ここに書いてるとおり、3人なんですよね。
で、あとは中間意見なんですよ。
だから3対11で、主張は対立したと言えるかというと、それは言えないです。
減税すべきだっていうのが過半数に、少し足りないのも事実ですけれども、それを考えますとやっぱり、この番組のようにですね、こうやって実際の資料もお示しをし、そして、放送法の縛りも受けないで、志を持って放送できる虎ノ門ニュースに、今後も本当に頑張って、続けて、番組がますます盛り上がるように、なかなか僕は、公務で本当に出られなくて申し訳ないと思ってます。
連絡がわりと遅めになったりすることもきっとあったと思うんですね。
皆さんにご迷惑かけてますけれども、今後とも皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
皆さん、終わらない感染症はないので、必ず乗り越えられます。
日本が、世界をもっとリードできるように、緊急事態にもっと備えられるように、お互いに足を引っ張るんじゃなくて、今回の10万円のことも、もちろん足りないです、足りないですけども、この後も重ねていくということを考えれば、今日最初に申しましたとおり、じりじりと諦めずに匍匐前進で、連帯すべきを連帯してやっていくってことを、一緒にこれからもやっていきたいと思います。
いつも皆さんと一緒です。
ありがとうございました。

(字幕:ここで青山繁晴さんから大事なお知らせが)
ちょっとお知らせなんですけれども、いわば本編、10分ちょっとの本編でも申しましたとおり、あまりにも公務が、非常にこう厳しくなっていまして、なかなかレギュラーで番組に参加するってことは、やっぱりお互いにもう相当難しくなってきていて、番組の正常な運営に差し障りが今後出るようなことがあってはいけませんから、皆さんとレギュラーでお目にかかることは、これをもってお別れとしたいと思います。
先程も申しましたとおり、また話すべき、あるいは話せる機会がありましたら、番組の要請に応じて、皆さんとまたお目にかかりたいと思います。
実は、まあ発信を続けないといけないので、旧姓清水、今は三浦麻未、公設第一秘書、今、産休中ですがまもなく戻ってきますから、麻未ちゃんをキャスターにして、私と麻未キャスターの間で、ま、こうやって資料をお示ししてお話しするような、個人のネット番組を、5月から、ま、準備が間に合うかどうかまだわからないんですけれども、5月から始めたいとも思ってます。

それじゃあ、イレギュラーにて、またこの番組でも、皆さんとお目にかかれることを、心から楽しみにしております。
皆さん、一緒に頑張りましょう。
ありがとうございます。
<青山繁晴さんVTR終了>
(居島一平:青山繁晴さんには当番組、虎ノ門ニュースの放送開始当初から丸5年に渡りまして番組を支えていただきました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。本当に青山さん、お疲れ様でございました。ありがとうございました。
今後は、青山さんのスケジュールのご都合もございますが、ゲストとしての番組ご出演、お願い申し上げて参りたいと存じますので、視聴者の皆様におかれましても、あしからずご了承くださいませ。青山さん本当に、重ね重ねお世話になりました。ありがとうございました。
それでは本日のコメンテーター改めてご紹介させていただきます。……)
※元動画はこちら(4月20日午後5時30分現在)。URLが変更される(修正版がUPされる)こともあります。その場合は、DHCシアターの再生リストから、たどって下さい。但し、アーカイブは2週間の公開です。
※「虎ノ門ニュース」公式サイトもどうぞご活用を。
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虎ノ門ニュース撤退は本当に寂しい限りですが、青山さんがVTRの中でも発言されていた、新しいネット番組に期待したいと思います。
これについては、冒頭にリンク貼った青山さんのブログ記事でも言及されています。
https://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1725
https://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1726
青山さんのネット番組が始まったら、拙ブログでも内容紹介などしていきたいと現時点では考えています。
ただ、義母の介護のこともあり、どうなるかは未定です。
あらかじめご了承ください。

余談ですが、今回コメンテーターで出演されていた須田慎一郎さんが、10万円一律給付をめぐる話題のところで、青山さんについて触れておられました。
「…そういった点で言うとね、本当にね、青山さんがレギュラーを降りられたのは、残念で仕方がないんだけども、私としてはね。その思いを貫くという点において、国政に専念したいと、いう気持ちはやっぱり尊重したいなと。ぜひ頑張っていただきたいなと、思いますね」
青山さんの名前が出るのは動画が始まってちょうど45分ぐらいですが、その1~2分前から視聴すると話がわかりやすいと思います。
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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2020.02/24 [Mon]
“武漢熱”中国全土からの入国停止を!習近平来日中止を!…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
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※【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■2/24放送 DHCテレビ「真相深入り!虎ノ門ニュース」

現在ブログは基本的にお休みさせていただいてますが、青山繁晴さんの月曜『虎ノ門ニュース』の項目紹介だけは、今後もできる限り続けていきます(余裕があれば要旨や雑感もつけます)。
※拙ツイッターの新アカウント(2019/8/6~)はこちらです。
https://twitter.com/boyakuri2
隔週ご参加の青山繁晴さん。
1月27日朝の時点で、感染者数は中国で2,036人(死者56人)、日本は4人という状況でした。
それが2月10日朝の時点では、感染者数は中国で37,198人(死者81人)、日本は96人(うちクルーズ船70人)に。
そして今回2月24日朝の時点で、感染者数は中国で76,936人(死者2,442人)、日本で147人(死者1人)、クルーズ船691人(死者3人)となっています。
“武漢熱クライシス”(青山さん命名)を終息させるために何をすべきか?
今回も必見です!
書き起こしはあくまで要旨なので、扱いにはご注意下さい。
万一、趣旨と違う文章を見つけられた方は、掲示板orツイッターorメールにてご一報下さい。
<今週のニュース項目>
(★)オープニング
やっぱりチャイナの問題が世界と日本の問題なんですよね。
武漢熱というふうに僕はどんな圧迫受けても呼んでますけど、独裁主義のために日本と世界中が困ってるってことは中国の人のためにもはっきりさせるべきだと思いますよね。
(1)クルーズ船の80代男性 死亡国内では新たに12人
(居島一平:共同通信によりますと、新型コロナウイルスの集団感染があったクルーズ船ダイヤモンド・プリンセスに乗っていた日本人の80代男性が肺炎で死亡したことが分かりました。厚生労働省が23日に明らかにしたもので、これでクルーズ船の死者は3人となりました。男性には持病があったということです。新型コロナウイルスに感染していたかどうかは公表されていません。一方、国内では北海道と千葉県、それに愛知県で新たに合わせて12人の感染が確認されました。またクルーズ船の乗員55人と乗客2人の感染も判明し、国内の感染確認はチャーター機の帰国者を含め838人となりました。北海道では札幌市の70代男性と道内の20代から80代の男女8人の合わせて9人の感染が判明しました。千葉県は県内の40代の男性会社員の感染を確認しました。男性は関節痛や筋肉痛を発症した後、新幹線などで広島県や岐阜県に出張していました。愛知県では名古屋市内に住む70代の男女2人の感染が分かりました。いずれも今月15日に感染が確認された市内の60代女性の立ち寄り先で接触した可能性があるということです)
最後まであえて読んでもらったのはね、一平ちゃんたぶんお気づきだったと思うんですけど、真ん中あたりにね、838人ってとんでもない数字で書いてあるわけですね。
そうすると本当は世界では、ま、チャイナが発表する数字は今でもあてにならない。まだ8万未満だけれども、どう考えても、どんな少なくても10万とかいう単位じゃないっていうのは、大げさじゃなくて世界中の専門家と言われる人々は皆思ってるわけですよね。
次は韓国なんですよね。
この共同通信の記事だとこの数字(838人)しか(載って)ないんですよ。
韓国よりはるかに多いってことになる。
(居島:ここの数字だけではね)

クルーズ船を入れてるからですよね。
でもそのクルーズ船は、もともと日本には…、日本人の乗客が多かったからですけれども、日本に寄港してるけれども、もともとイギリス船籍で、運営はアメリカの会社ですね。
だから特別な事情、政府のミスも含めてあるんであって、本来は日本列島の中で市中感染や連鎖感染がどれぐらい起きているかってことを伝えるのが記事の使命なのに、もうはっきり言うとこれ、数字を膨らますために書いてるような記事なんですよ。
たぶん加盟社の多くはね、ここから下(「国内の感染確認はチャーター機の帰国者を含め838人となりました」以降は)、切ると思いますよね。
切って、自分の地方の状況を書く。
クルーズ船除いたら何人かってことを一言も書いてないんですよ。
共同通信は不肖僕を19年育ててくれたが、これはおかしいですよ。
どっち向いて原稿書いてるんだと。
貶めるために書いてるのかっていうね。
怒りを禁じえないですよね。
記事の使命は、クルーズ船はクルーズ船としてきちんと仕分けて、安倍政権や厚労省の失敗も含めてちゃんと書くと。
でも国内では連鎖感染が起きてるって言っても、実は観光客の方を入れてもなお日本列島ではまだ150人に達してませんから。
で、北海道のように広い地域でなぜか感染があちこちで起きていたりして、やっぱり日本の公衆衛生の優秀さを考えると、ウイルス自体にかなり特別な感染能力があると思わざるを得ないです。
本当に自然発生なのかってことも含めてですね。
あるいはウイルスの感染力が強いって単純な話じゃなくて、変異が早いんじゃないかと。
これだけ変異が早いと、今は弱毒性でやや致死率低めに見えても、強毒性に変わるんじゃないかっていうことを心配しなきゃいけない、ようなことを書いていくのが記事の使命なのに、クルーズ船を無作為にボーンと乗っけて、日本国内では、中国からの直接の観光客、武漢からの観光客も含めて、それでもまだ140人台ですからね。
だから深刻な事態で、連鎖感染は起きてます、間違いなく。
市中感染も起きてるけれども、感染爆発という状況じゃないけども。
当然地方紙は見出しに取りますよね、これ(838人)を。
そうするとチャイナに次いで第2位の汚染国だっていうのを自分でレッテル貼ってるわけですよね。
クルーズ船の中のことはやっぱり失敗してるし、下船した方から新たに陽性の人が出るってのは明らかに失敗だし、そういうことはきちんと指摘しながら、つまり僕は日本がやってることは全部いいって言ってるわけじゃなくて、但しこういう数字のマジックのような記事が一番罪が深いということを冒頭に申し上げたいと思います。
(2)安倍首相 基本方針策定を指示
記事に何も中身ない。
記事じゃなくてこの政府の方針自体、中身が乏しいんですよね。
この番組でこの武漢熱クライシスが始まってから、危機管理の本当の肝心な所を、いちおう22年間危機管理の専門家をやってきて、一番僕の胸に感じてること、仕事を通じて感じてきたことをいくつか申し上げたんですよ。
一つは、縮まないと。
人々を縮ませることじゃなくて、どんな危機に際しても人間らしく生きられるようにするっていうのが危機管理の目的ですと。
だからもちろん、独立講演会も一つ延期になりましたし、そういう慎重な対応も必要だけれども基本的には縮まないと、いうようなことを申し上げました。
それから危機管理というのは、何事も先手打つんじゃないんですよね。
それはもう本当に大きな誤解があって。
やっぱり地上波に出てるコメンテーターの方々、僕は直接見聞きすることあまりないんですけど、こんなことを言われてるっていう書き込みがブログに山のように来ると、あまりにも気になるものは元を辿って行くんですけど。
すると後手後手だって話はもう、それは放送作家が台本にお書きになるからだけど、それ読んでるだけじゃなくて、危機管理っていうのは先手を打つことだって、何にも実務知らない人が平然と言ってるんで、ひっくり返るんですよね。
これ全部先手を打っていくのが危機管理だったら、それはもうはっきり言うと例えば感染症があるんだったら外出しないことですね。
人との交わりを断つことですよね。
それから近所の商店街があって、どんな仲のいい店があっても、好きなデパート、ショッピングセンターがあっても、もうとにかくネットでしか買わないと。
Amazonはじめとするネット業者だけが儲かるっていうね。
じゃあ配達員どうするんだってことにもなって、じゃあそれ全部ロボットだっていうふうに。
とにかく先手先手っていうのが管理の要諦だと、実務知らないで思い込んでる人に、そういうこと言ってもらっちゃ、もう困るんですよね。
人間が人間らしく生きられることがまず第一だから、最初は後手後手になることは必ず起きるっていうのを踏まえることが危機管理なんですよ。
(居島:そこが前提ですね)
その代わりですね、ここまではオールドメディアの批判ですけど、ここから先は政府への批判、自由民主党の議員としてむしろ義務として言わなきゃいけないですけれども、後手後手になってるって気がついた瞬間に、今度は先手打っていかなきゃいけないです。
そうすると重症化対策と基本政策…、基本政策、これどなたでもですね、これでいいんだと思う人いないでしょ。
安倍総理と正直言うと、時々直接主に電話で議論しますけれども、総理自身もこれでいいと思ってるわけではないと、僕の勝手な解釈ですけど思います。
ということは日本の行政組織全体として、ちゃんと動けていないんですよ。
それで感染症特にウイルス、細菌も心配ですけどもウイルスはもっと心配だって話を長年してきたのは、これが目に見えないものであって、目に見えない脅威としてはもう一つ放射線物質があるんですが、それでも線量計とか手軽に使えるものあるけど、ウイルスは顕微鏡で見ないと見えないですから。
それを考えるとやっぱり人間に関わるもの、人間の活動と関わって生まれてきたものも、もっと前からあるのも当然なんですけど、でも人間の活動と歩みを合わせるように、例えば強毒性になってきたり感染力を高めてきていたりしたのが、生物兵器の問題だけじゃなくてウイルスというものだと考えざるを得ないので。
それを考えた時に、人間の歩みの、こう怪物のようになってしまったものでいうとウイルスが一番怖いんですよね。
ってことは当然対策が一番難しいんで、それだからまだ感染症にほとんど関心がない時代から勝手に色々言ってきたわけですけども、その馬脚が現れていてですね。
これ最初、致死率が低くて、いわゆる弱毒性だと。
ということはこれさっきの先手後手の話と関連して言うとね、必ず強毒性になって重症化するってことを、絶対まずそれを考えないといけないんですよ。
現状あまり、すぐに人が亡くなったりしないと、で、風邪と変わんないとかインフルエンザと変わんないというお医者様も多いっていうのに安住すると、重症化していく。
それから本当は今朝の一番ショッキングなニュースは、20代の若い女子学生が重篤状況に陥ってるということをね、本人が救急車を呼ぶまで周りから助けがなかったと。
つまり若い世代にまでそういう危機が広がってるって事が今朝の最新の、一番の懸念なんですけども。
これも最初は高齢者に多くても、もともと持病をお持ちの方が若い人よりは多いから、当然そっちの方が最初に致死率は高くなるけど、やがて若い人でも持病のある人はもちろんいらっしゃいますから、そういうのを予想しないといけないので。
そうするとこの今、重症化に焦点を絞って基本方針っていうのは、安倍総理の責任あるいは自由民主党議員としての僕の責任プラス、政府全体として危機管理と言うとテロとか有事とか、そういうことがすごく大事なんだけど、そういうことに神経が向きすぎていて、一番怖い感染症とウイルスについてね、だからこれは同じ感染症でもこれだけウイルスについて弱いと、細菌による感染でも同じような事が起きるのではないかと思わざるを得ないので。
そうすると安全保障にも関わって、生物兵器に対して備えがない国だっていうのを、そういうのを持ってる国にアナウンスしてるのと同じですからね。
やらないよりはやった方がいいから、もう恥とか外聞とか、政権批判○○○○とかじゃなくて、とにかく基本方針を決めてくれないと、縦割りが日本の行政なので、官邸が基本方針決めたらやっと連携が生まれ出すという意味でもあるんですよ、これね。
(3)中国支援金「払わず」 二階氏主導に反発
(居島:概要を説明いたしますと、自民党の二階俊博幹事長が主導した一人5000円を歳費から天引きして中国政府に渡す支援金構想に、党内から待ったがかかりました。党の保守派で作る「日本の尊厳と国益を護る会」の代表幹事を務める青山繁晴参議院議員は、14日、二階氏と国会内で面会し、天引きを見直すよう求めました。これに対し二階氏は「あくまで任意だ」と応じました。新型肺炎が拡大する中でも、中国公船が沖縄県尖閣諸島沖で領海侵入を続けていることなどに、保守派は反発しています。面会後、青山氏は記者団に「この期に及んで公船による動きも止まっていない」と指摘。また「天引きに応じない」と明言しました)
これ僕さっき初めて見た時は、へえ、共同がこういう記事を配信してたんだと思ったけど、よく見ると「概要を説明」とあるから、これDHCニュースか(笑)。
でも、僕の名前があること云々関係なく、よくできてますね、コンパクトに。
しかもここの言葉(上の赤文字部分)はね、非常に正確なんですよね。
これあとで「議員stagram」で実際の写真見ながらお話ししますけど、二階幹事長の主張も含めて公平にお話ししますけど、この通りに言いましたよ、僕は。
それから青山さんはどうするんですかって記者団に問われたんで、応じませんって言ったんで。

党が出した公式文書もありますんでね。
自由民主党本部の総裁・幹事長室が出してる、二階幹事長の記者会見って、ざっとですけど正確にまとめられるんですよ。
そこに一律5千円を天引きと。
これ二階幹事長の言葉ですよ。

だから一律と言ってるわけですよ、党内で決まったと。
だからそれはおかしいですと、面と向かって申し上げると、いや、もともと任意のつもりだったと言われてですね。
これをけしからんと思う人も多いのかもしれないけど、僕はブログだけじゃなくて月刊Hanada、26日発売か、「澄哲録片片」で、これが本来の自由民主党だと、良くも悪くも融通無碍と。
これ別に言ってもいいと思いますけど、あとで同じ日にね、岡田官房副長官に、習近平さんの来日は、国賓だけじゃなくて来日そのものに反対しますと改めて申し入れに行った時に、この話が出て。
その時、副長官は、心配そうに、幹事長は通されたんですかと。
いや、そもそも任意のつもりだったと(幹事長は言ったと)申し上げたら、思わず爆笑(笑)。
でもそれで正式決着したんです、そのあと正式に決まりましたから。
あとで「議員stagram」でもう一度公平にお話ししたいと思います。
(4)致死率SARSより低い 新型肺炎でWHO見解
(ざっくり起こし)
こんなこと言っていいわけないでしょ、これ。
MERSは確かに致死率が非常に高くて、SARSはそれよりマシだったんだけど、前から言ってる通り致死率が高い低いってのは、そうやって言ってる人は自分や自分の愛する人はかからないって前提。
致死率が仮に0.001%でもその人にとっては二度と来ない命なので、そういうことを、冷静かのように言う神経は僕ちょっと違うと思ってるんですけど。
そういう話を除いてでも、「致命的なものではないとみられる」というのは、あくまでさっき言った通り、あくまで現在は弱毒性の傾向が強いってだけであって、そもそも中国でその後の様子がとんと分からなくなった鳥インフルエンザも二つ変化を起こしてる。
最初は鳥から鳥へしかうつらなかったが、変異して、今度は鳥から人にうつるになった。
ちょうどその頃、2007年、中国はWHOにマーガレット・チャンという事務局長を送り込んで、情報が出なくなって、その後10年半も局長をやった。
この人は香港の衛生所長時代に中国共産党の言いなりで批判が集まって大変だった。
WHOの事務局長選挙、日本は尾身茂さんを擁立したが、中国はアフリカ諸国への工作、お金も使って、マーガレット・チャンを当選させて、10年半。
鳥インフルエンザは人工じゃなく間違いなく自然発生したもの。
そういうのを兵器化するともっと変異が早くて、弱毒性から強毒性にうつるのが早いのも懸念はしなきゃいけない。
それがWHOの仕事。
噂話は別として、武漢病毒研究所があって、そこでウイルスを研究してるのは事実だから、本来はそこに分け入って調べないと、現在流行してしまっているウイルスとどういう関係があるか分からない。
ウイルスは生物じゃないけど遺伝子持ってる。
人間の科学では未だに正体分からない。
なのにテドロス事務局長は断定口調でどうしていつも言うんですか。
個人攻撃じゃなくて、テドロスさんはエチオピアの…、僕、前にどこかでエジプトと前に言い間違えたみたいだけど、そうであれば申し訳ございません(前回の放送で言われてました(^0^;))、エチオピアの元保健大臣、ていうか外交もよくやってる著名人。
が、中国の一帯一路戦略の砦みたいになってて、中国への巨大借金で大変。
マーガレット・チャンの後にテドロスさんを就けてて、テドロスさんの言動はずっと批判されてて、辞任運動まで起きてるわけですよね。
日本は世界2位か3位ぐらいの拠出金を出してる。
表のカネで言うと、中国よりずっと多いのは間違いない。
だからテドロスさんの言ってることはおかしいねじゃなくて、日本はWHOの改革をやらなきゃいけない。
WHOは信用しないでやりましょう、じゃなくて、WHOにどうしても基準が置かれるから、WHOを今すぐ改革しなきゃいけない。
国民の税金を使ってる以上、それが政府、立法府の義務ですから。
(5)WHO調査団が武漢入りへ
(ざっくり起こし)
自由民主党の対策本部の場で、厚生労働省がはっきり、アメリカのCDCは武漢に入ろうとして何度も断られたということを確認してますということを話した。
したがってCDCの調査団を入れずに、なぜWHOは入れるのかと。
WHOの調査団は色々な国が入るからいいじゃないですかと言ってくる人いるんですが、WHOはもともといろんな国でできてるんですよ。
いろんな国が入ってるから安心というのは前後が逆の話。
WHOの調査団も当然入らなきゃいけないけれども、じゃあCDCに見せられなくてWHOに見せていいものって何でしょうかとなると、さっきの病毒研究所が一つの焦点になるんですよ。
これを言ってたら、ひょっとしたら病毒研究所の中に入れるかもしれないですね。
今回世界が大慌てになってる。
特に日本のような公衆衛生が世界トップの国がこうなってるってことが、生物兵器を使う、作る、研究する側にとってはものすごく大きな情報。
これだけ社会混乱を引き起こせるのかと。
それを考えると、病毒研究所は関係ないならよけいに必ず調査団はやがて入らないといけない。
CDCだけじゃなくて。
アメリカは何するか分からないから。
少なくとも日米英豪、ほんとは仏独も入れて、西側調査団を入れるべき。
(6)経済安保戦略 年内策定へ 政府
(消費減税するしかない)
(7)政府追悼式は予定通り準備 復興相
(方針を支持する)
(8)食糧自給率で新目標策定へ 農水省
(9)自民党大会の延期決定 新型肺炎拡大受け
(10)国民民主党 衆院選へ全資源投入 党大会
(自民党は左うちわではない。コロナ対策、消費増税、習近平国賓。なのにこういう野党だと、うちわがあるように思い込む)
(11)竹島の日式典 丸山島根県知事が韓国批判
(衛藤誠一さんが領土担当大臣で行く意欲をずっと安倍総理に対しても示されていたのに実現せず。まるで竹島の日が島根県独自の話みたいになっている。当然国の仕事で、領土担当大臣も置いて、領土問題に詳しい衛藤さんを担当させたのに、これでは韓国に間違ったメッセージを送る)
(★)議員stagram
☆中国支援金の天引き問題

護る会の総会(2月14日(金))。
本人18人、代理10人が出席。
・習近平国家主席の国賓来日反対ではなく、来日そのものの反対に切り替える
・武漢熱に関して自治体がマスクや防護服をチャイナに送っているがいいのか
という2つのテーマを想定していたが、冒頭に議論しなければいけないテーマが。
それが先ほど触れた、二階幹事長の『中国支援金』の件。


2月10日月曜日のわずか11分で役員会が行われて、僕らは何にも聞いてない段階で、党所属国会議員の3月歳費から一律5千円を天引きしてチャイナに送ることが決まったと。
事前に相談もないし事後も全く聞いてない。
そしてブログに頂くコメントに、こんなおかしなことが決まったらしいけど青山さんどうすんですかっていっぱい来てて、正直に言いますが、またこういう嘘の話が流れてると思って。
(居島:冗談だろうと…)
冗談っていうか最近流行りのフェイクだと思って、党に確認することもしなかった、まさかと思って。
というのは、歳費は普通のお給金と違って国民からお預かりしてるものですから。
だから当然そういうことをもし役員会で決めるなら、自由民主党や幹事長が勝手にやれることじゃなくて、当然僕らが自分達を選んだ主権者の側に、一律に天引きして中国に送ってよろしいんでしょうかと聞かなきゃいけないじゃないですか。
だからそんなことはあり得ないと思ったわけです。
そしたら長尾敬副代表幹事から、どうも決まったらしいですよっていうから、ええっ!てことになって、それでこの文書を政策秘書を通じて取り寄せたんですよ。
そしたらここにこうやって明記されてるんですね。
しかもその後に質疑応答があって、テレ朝の人が聞いてて。

「今回贈りたいと思われたお気持ちの部分と、どういうかたちで中国側へお渡しになるのでしょうか」。
これでいいのかってことは一言も聞いてないし、テレ朝以外もその質問はない。
すると幹事長は「どのような方法にするか決めておりませんが、常に友好関係にある隣国であり、お隣に何かあった場合は支援するのは当然のことでありますから、しっかり支援をしていきたい」「また日本がそうなった場合は当然、その逆のかたちでお世話になる」と。
ここに書いてあることは当然、お隣同士で助け合うっていうのは独裁主義の中国であっても当然のことですよね。
しかしそれが歳費から天引きするってことなんですか?
それを他の記者が聞いてないっていうのもびっくりで。
護る会の総会でまずこのことをテーマにしたわけです。
意見をお聞きしたら知らないって人が多くて、みんなびっくりなわけです。
一人でも、いやそれはいいんじゃないですかって言う人がいたら、朝まででも議論しなきゃいけないと思ってたけわけですよ。
そしたらもう全員が火を噴いたように怒ったわけですよね。
さっきのニュースでは護る会は保守派とあったけど、リベラルの方もたくさんいらっしゃるんですよ。
例えば最近入った元防衛大臣の中谷元さん、リベラルで有名な人。
そういう方々も含めて、みんなこれ全部おかしいとなりましたから、どうしたかというと、次の写真。

参議院自由民主党の議員総会。
自由民主党にしては珍しく出席も取る議員総会の場。
発言はいちおう自由なんですが、僕は幹事長の方針に反対して発言しますと言ったら、どなたとは言わないけど、「あれは役員会で決まったんだから、やめて下さい」と。
「いや、発言します。それが自由民主党です」と言ったら、「そうですか」というので発言できた。
さっき申し上げたように「歳費というものの考え方が違う。歳費というものはお給金でもらってるんじゃない」「国内の災害でも他国の災害でもこのようなことをしたことはないのに、なぜ特定の国だけにこういうことをするのか。それは日中関係にとっても決してよくない」と。
ちゃんとみんな聞いてくれました。
これは参議院。
二階さんは衆参合わせての幹事長ですから、直接交渉するしかないから、護る会で幹事長室へ。
が、忙しくてアポが取れない、嫌がらせじゃなくて。

が、間もなく総務会があるから、二階さんはきっちりした人だから必ず幹事長室に寄って、連絡事項を確かめてから総務会に行かれると思ったから、正直言うと待ち構えてた。
そしたら予定通り、幹事長が来られたので、「幹事長、お話ししたいです」と言ったら、不審そうでしたが「何だ」と。
それで山田宏さんと長尾さんで入っていって、幹事長に「これです」と。
『歳費からの一律天引きを行い中国に渡すことの再考を求めます』。
これを14日の金曜日午前に渡しました。


「まず海外での災害等の義捐金については、議員歳費がそれぞれ国民の税金から支払われている以上、各議員の任意の意思で行われるべきこと、次にこれまで中国以外の国(例えばインドネシアの津波や台湾の震災)において、党役員会の決定で所属議員の歳費から一律天引きを行い支援した例が少なくとも最近においてみられず、『なぜ特定の国だけに義務づけるのか』という公平性の課題があることなどを指摘する声です」
だから少なくとも任意にすべきだということを申し入れますと言った瞬間に、二階幹事長が「あ、あれはもともと任意だ」とおっしゃった(笑)。
これについても色んな議論あるでしょうけど、僕は二階さんの政治判断だと思います。
僕は「護る会53人の意志として申し上げます」と言ったので、それもちゃんと頭に入ったと思います。
一瞬で方針転換されたので、総務会長と政調会長の所には持っていかなかった。
テレ東(先ほどの画像一番左の男性記者)が、ぶらさがりと二階幹事長の会見をそのままUPされ、昨夜の段階で74万8000回ぐらい再生されてて、色んな意味で関心持ってくれてて、いいことだと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=nYs3dmUb5eM
僕らのぶらさがりが14日の金曜日の午前、それで幹事長の記者会見は午後。
これも公式記録。

毎日新聞 竹内記者
「幹事長が先日の役員会で提案された自民党国会議員の歳費から一律5千円を中国への支援金に充てるとの方針について、青山繁晴参院議員らが任意にすべきだと主張されています。その事実関係と青山議員の主張についてどうお考えでしょうか」
二階幹事長
「この課題に対して5千円で解決できるわけではないですから、たいした問題ではありません」
読売新聞 谷川記者
「5千円の支援金については任意でということでしょうか」
二階幹事長
「これから検討します」

あれ?話が違うと思うでしょ?
と思ったら、

北海道新聞 古田記者
「青山議員はわが国と中国との間に広がっている外交問題も含めて懸念を示されていると思いますが、あらためてこの支援金の狙いについてお聞かせください」
二階幹事長
「希望者が任意でやるということですから、積極的にお考えになる方だけが協力すればいいということです。協力しない人はしなくてもいいです」
これでまあ記者会見という公式の場で決着して、こないだ党本部から実際に文書が出てきまして、希望される方だけ歳費から天引きしますという連絡が来て、僕はお断りしました。
☆岡田副官房長官(2月14日(金))

紙は今日ちょっと持ってこれませんでしたが、総理への申し入れとして渡した。
最初に紹介した、護る会総会で話し合った件。
・習近平国家主席の国賓来日反対ではなく、来日そのものに断固反対
・武漢熱に関して自治体がマスクや防護服をチャイナに送っているがいいのか
自治体がやっていることだが、地方交付税を使ってる部分もあるから、政府が適切に自治体と話し合うべきだっていうものを入れました。
岡田副長官からは、去年の12月に習近平国家主席と安倍総理が事実上1対1で会談された時には、厳しいこともちゃんと言ってあるということを改めて言われた。
しかし何ら改善してないと。
尖閣に対する侵入行為も邦人拘束も、チベット、ウイグル、南モンゴル、香港の人権弾圧も変わってませんということを、改めて申し上げました。

総理官邸でぶらさがり。
記者がたくさん集まってすごい報道されたように見えるが、全然報道されませんでした(笑)。
でも私たちが言ってることは総理には届いています。
直接総理と話し合いもしました、僕の責任として。
以下、総理がおっしゃったんじゃなくて、僕の責任で言うと、4月6日に予定してたけど、公表してませんけど、新聞には出てましたが、これはもう事実上無理です。
したがってその先をどうするかっていう風に今変わって行ってると思います。
中国にとって少なくとも安倍さんが、決してたやすい相手ではないってことは何とか分かったと思いますね。
ちなみに2月14日金曜日、僕らが二階幹事長に申し入れた後の午前11時の総務会で、幹事長はそのことを一言もおっしゃらなかった。
何で僕ごとき当選1回の議員が総務会に出てるかというと、三原じゅん子女性局長から、今回は青山さんに出てもらった方がいいと。
僕は局長代理で資格ができて、出まして、5千円の件は決着したと思ってましたから、総務会でこういう資料が出ましたから、これを申しました。

僕は武漢熱と呼んでますと。
武漢の現状、中国の独裁主義から広まったウイルスであるってことを、ちゃんと日本としてもこれは見逃してはいけないから武漢熱とすべきですと。
だから緊急対応策も、武漢熱にしろとは言いませんが、中国の独裁主義に原因があって、それをむしろ目をそらすことが逆に、いわばやがてもっと根深い偏見につながるから、武漢から始まったってことははっきりさせましょうってことが一点。
それから武漢熱を日本の感染症法の1類…、1類だとみんなが心配してるような、どうしていつまでも強制力はないのかっていうのがほとんど全部解決されるんで、法改正をして指定し直して下さいということと、中国全土からの入国を禁止してくださいということを申しました。
そうすると総務の中から、全土からの停止は、それでもし本当に意味があるんだったらやるべきだって意見が出てですね。
それは実は非常に強い応援だったです。
☆拉致問題対策本部(2月14日)

同じ14日には、拉致問題対策本部という大事な会議があった。
あくまで自由民主党の対策本部で、ここに例えば救う会や、特定失踪者の問題をずっといわばボランティアでやってこられた荒木さんというような方もお出でになってて、外務省がこういう説明を行うんですけどね。

荒木さんの発言、僕はここにメモしてますけど、どういう発言かというとですね、憲法9条の改正を待っててもいつまでも改正されないと。
したがって、9条が現状のままでも向こうに行って拉致被害者を探すしかないという準備をいたしますと、いうことをおっしゃいました。
時間がないんで他の発言は紹介する時間はないけれども、その後に議員の発言どうぞと(首脳陣の)古屋さんや山谷えり子さんからあったんですけど、どなたも発言がなくて、私は発言したのは、さっきの荒木さんの発言は普通に聞くと浮いたような発言に聞こえるかもしれないけど、浮いていませんと。
僕自身も9条を変えることが一番早道だし、正しいと思ってきて、例えば横田めぐみさんのお母様の横田早紀江さんも、滋さんと一緒に今まで9条の改正をずっと言ってこられましたと。
そのために嫌がらせもお受けになってもおっしゃって、その信念は変わらないけれども、9条改正を自由民主党が怠ってるんではなくて、国民投票にかけた時に残念ながらまだ変えたいって方が弱くて、国民投票にかけたらむしろそれが終わりになって負けてしまうことを懸念される現状にあれば、要はいま荒木さんのおっしゃった通り、いま9条の枠内で何とかできることがないのかと。
行方不明になってる国民を現地で探すのは当たり前じゃないのかということを申しまして。
何の反響もなく、静まり返ったんですよ。
でもこのあと、これ言っていいと思うんですが、荒木さんからお手紙いただきまして、あれがなかったら全く自分の発言が浮いたままだったけども、幾分かの救いを見ましたというお手紙をいただきました。
でも本当はこれ救いになってなくて、対策本部って言うならば私たちは人生を失われた人々を探しに行かないといけないです、少なくともですね。

有本恵子さんのお父様の明弘さんです。
お母様の嘉代子さんが94歳で亡くなってしまい、そして明弘さんも91歳になられましたが、頑張って対策本部に来てくださいまして。
山谷えり子さんなどにも支えられて、荒木さんにも支えられておいでになりまして、そしてこんな表情を見せてくださって。
本当に泣けるとはこのことで、どれだけ僕らの責任が重いかっていうことです。
ただ武漢熱の問題は本当に重大だけれども、政(まつりごと)が武漢熱だけになってしまうっていうのも、それは決してやってはいけないことで。
武漢熱の影響は北朝鮮の内情にもすごく影響してるんで、そういう意味では荒木さんがおっしゃった通り、打てる手を打っていかないといけないですよね。
☆外交部会・外交調査会合同会議(2月19日)

中南米の大使が何人か帰ってこられて日本で報告を行うんですけど、政府に対しても行うんですが、党に対してもこうやって報告があるんですね。
これもだから武漢熱だけじゃないってことで、一つ言うとですね、例えばアルゼンチンにマクリって大統領がいたんです。
マクリ大統領がすごい親日派だったのが、こないだの選挙で追われてしまって、今後アルゼンチンはどうなるのかと。
勲章までもらってるんです、日本でね。
チャイナに対抗してるマクリ大統領を日本はもっと積極的に守るべきだというお話をしたら、アルゼンチン大使から、マクリさん復活の可能性があるので、この部会での指摘を踏まえて、しっかり対応しますと。
それに加えてもう1個話があるんですよ。
(ここからざっくり起こし)
武漢熱の感染は、北半球とは季節が逆の南半球(クルーズ船の感染者出したオーストラリアは除く)では基本的に起きてない。
一般的にはウイルスは熱さに弱いから起きてないと考えがちになる。
日本含め北半球はこれから暖かくなったら武漢熱も弱まるのではないかと楽観してるんじゃないかと、この部会で言った。
絶対非難されるから厚労省も官邸も言わないが。
但しシンガポールで多いなど矛盾はある。
楽観論を戒めると同時に、ウイルスにも弱点ある、両方考えないといけないから、大使の情報収集をより強固にしてくださいと申し上げた。
その後2月19日に超党派の日本・中南米国会議員連盟の懇談会があり(共産党の穀田氏なども出席)、そこでも申し上げた。
すると駐ブラジル大使から、「むしろ検査されてないので感染が潜伏してるだけという恐れも十分ある。その意味では青山さんのおっしゃってた楽観論はいけない。しかしアフリカも合わせて全部考えると、ウイルスにそういう傾向があることもあり得るから、きっちり全部調べたい」と。
ブラジル大使は「いろいろあってもやはり中国から遠い」と。
が、会議終わった後、外務省の違う幹部が「実はブラジルは中国人あふれてます。中国と距離が遠いというのは実は関係ない。個人的には温度の問題が関わってるのではないか。そこに突破口があるのでは」と。
こういうとっかかりがあるって事ですね。
ちなみに写真には写ってないが、原田義昭・前環境大臣が、これ大使を呼んだ会議なのに冒頭で、習近平国家主席の来日には反対だということをおっしゃった。
だから僕は、先ほどの原田さんの発言に断固賛成します、迎えてはならないということを言った。
☆経済成長戦略本部・新型コロナウイルス関連肺炎対策本部合同会議(2月19日)

経団連などの意見を聞いて、経済にどんな影響を及ぼしているのかと。
中身は皆がよく分かってることで、例えば部品が届かない、サプライチェーンが働かないとか、あるいは観光客が減って、特に中小の観光業者が大変な目にあってると。
そういう意見を聞いた上で、自由民主党の議員の中には、ほら見ろやっぱり経済が大変だから、中国全土の入国をやめさせたらよけい打撃になるじゃないかっていうお話もあったが、僕はむしろ、今後の日中関係の正しい在り方、例えば部品も特定の中国に依存してるからこういう危機にもなるし、それから台湾がなぜ経済がいいかというと蔡英文総統のもと、中国のリスクを考えて、台湾の企業が台湾に戻ってるから。
日本も基本的に同じことだと考えて、そのためには今むしろ習近平国家主席がお出でになることが中国にとっても必ずネガティブになるってことを、どうぞ分かってくださいと申し上げて、経済界の方は一生懸命聞いてくださいました。
その後、経済界の方はいなくなって、引き続いて、本来のコロナの対策本部に。
二階幹事長がお見えになってて、皆注目したが、「皆さんの意見をよく聞きます」という風におっしゃったのみ。
それで僕は習近平国家主席の来日もやってはいけないし、何よりも中国全土からの入国を止めるというのは何のためにやるかというと、武漢はとても大きな町ですけど、全人口1100万人。
中国全土の人口は少なくとも14億をはるかに超えてる。
すると武漢と湖北省と浙江省からの入国止めるっていうのは、ほんとはわずかな所しか止めてない。
しかも中心地の武漢ではむしろ感染者の増加はだんだん頭打ちになっていて、どこにうつっていくかというと上海や北京、あるいは交通網も今すごく発達してるから、全土に広まってるってことが大事なところで、日本国民の命を本気で守るなら、主義主張関係なく、中国全土からの入国は停止すべきだということを申し上げた。
そしたらこの後にいっぱい手が挙がって、私も中国全土からの入国は停止すべきだ、という風にガラッと変わったんですよ。
最初本当に1人か2人だったんですけど。
ブログに「小石を積む」と書きましたが、これが小石を積んでる現場なんですよ。
外務省の優秀な総務課長がいたり、そういう人もこの場の雰囲気の変化をじっと見てて、やっぱり(議員は)みんな有権者に選ばれて来てるから、その重みはすごくあって、この場では何も決められなくても、後で直交渉をするんです、幹事長であれ総理であれ。
まだ抵抗は強いけれども、だいぶ流れは変わってきてるんで、あとはやっぱり国民の客観的なお考えです。
☆護る会総会(2月19日)

武漢熱だけではいけないという典型例で、「観光庁が進めている中国等、海外への修学旅行について」。
武漢熱をやってる間に、こういうのはあっという間に進んでしまう。
安倍総理にも責任あって、去年5月の日中首脳会談で、どんどん受け入れましょうという風にやってる。
観光庁の説明が、「政治的な所には行かないということになるはずです」と。
だから南京の記念館などには行かないはずと。
僕はそれは違いますと言ったのは、観光庁の人は「論争の的」だと思っててそこには行かないということだが、中国にとってはこれは「論争の的」じゃなく、完成された歴史的事実。
だから最初はなくてもやがて連れて行かれると。
護る会は53人の総意をもって申し上げてるんです。
どんどん中国に連れて行きましょうという人は1人もいなかった。
こういうことは影響あると思う。
自由民主党は今まで総裁や幹事長がお決めになったこと、総務会や役員会で決まったことはもう全部決まってるんだと、それを覆すことはやっちゃいかんと。
でも間違ってたら覆すの当たり前だし、これは覆すんじゃなくて、だからさっきの二階幹事長も、覆すことにはなってないわけです。
そもそも任意だったと言ってるんだから。
戦うことが目的じゃなくて、自由民主党の中から変えて、国益に少しでも役立つためにするのが目的だから。
もう二度と歳費から天引きしてチャイナに贈るってことできないじゃないですか。
あるいは一度やったら次もやるわけだから。
だから観光庁も政治的な所には行きませんからと言って、中高生にどんどん中国に修学旅行行ってくださいという話は少なくともやりにくくなる。
それが実は一番大事なんですよ。
☆参議院予算委員会 委員派遣

千葉県館山市。
台風15号と19号、10月25日の大雨、房総半島中心にいっぱい襲いましたよね。
それで神社が壊れてしまっても、政教分離で直接助けられないんですよ。
地元の人がチラシまで作って一生懸命に建て直そうとして、その鳥居。
蓮舫さんや森ゆうこさんもいらっしゃって、超党派で予算委員会の派遣として行った。
☆開通前の第二東名高速(3月7日開通予定)
こういうのを視察するのも仕事。
僕は賛成だが、予算委の役割としては5兆6000億円の通行料を叩き込む意味があるのかと。
(↓以下、後半のニュース解説は、全部まとめて5分ほどで終了(^0^;))
(12)米軍作戦費の負担応じず 政府
記事の最後に「巨額の要求が現実となれば同盟の節目となりそうです」。
日米同盟やめるんですか?
喜ぶのはチャイナ。
こんなことで簡単に同盟の転換点とか言っちゃいけない。
日本国民はたくさん出してるんだから言うべきことは言う。
トランプさんのようにこちらもあからさまに「米軍機はどこから行くのか。日本の基地のおかげ」だと主張すべき。
(13)トランプ氏 国防次官解任
(14)欧州との貿易交渉に意欲 米大統領報告
(15)ブルームバーグ氏初登場 民主 ネバダ州討論会
(16)トランプ氏盟友に禁固3年 ロシア疑惑巡り偽証罪
(17)日系人強制収容を公式謝罪 米加州
(18)尖閣周辺に中国船 4日連続
(19)政府 新平壌宣言を打診 北朝鮮の反応なし
(20)アフガンで7日間停戦開始 米タリバン
(21)「五輪」東京五輪 予定通りと菅氏
(★)お知らせ
☆第100回独立講演会
4月18日(土)受付13:00~ 開演14:30~19:00(予定)
神戸芸術センター 芸術劇場
募集期間 3月9日(月)12:00~3月27日(金)13:00まで
詳細は独立総合研究所HP・青山繁晴ブログを
☆【日中の興亡2025】
【その通りになる王道日本、覇道中国、火道米国】
絶賛発売中
※元動画はこちら(2月24日午後7時30分現在)。URLが変更される(修正版がUPされる)こともあります。その場合は、DHCシアターの再生リストから、たどって下さい。但し、アーカイブは2週間の公開です。
※「虎ノ門ニュース」公式サイトもどうぞご活用を。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
来週3月2日(月)のコメンテーターは、田北真樹子さんと井上和彦さんです。
武漢熱(中国全土からの入国停止)、習近平訪日の中止等々、青山繁晴さんや護る会の方々、佐藤正久さんなど、大勢の皆さんが頑張ってくれてますし、国民としてはここは強力に後押ししなければいけませんね。
○首相官邸
http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
○自由民主党
https://www.jimin.jp/voice/
○外務省
https://www.mofa.go.jp/mofaj/comment/index.html
○厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/form/pub/mhlw01/getmail
※拙ブログはAmazonアソシエイトに参加しています。紹介している商品をクリックしてAmazonを訪問された皆様がすぐに購入されなくても、24時間以内にその商品や他の商品を購入されれば当方の報酬になります(紹介している商品がお目当ての物でなくても、ひとまずクリックしてAmazonの中に入っていただき、そこから検索でお目当ての商品ページに飛んでいただき購入されれば当方の報酬になります)。「寄付」的にご協力いただければ幸いです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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※【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■2/24放送 DHCテレビ「真相深入り!虎ノ門ニュース」

現在ブログは基本的にお休みさせていただいてますが、青山繁晴さんの月曜『虎ノ門ニュース』の項目紹介だけは、今後もできる限り続けていきます(余裕があれば要旨や雑感もつけます)。
※拙ツイッターの新アカウント(2019/8/6~)はこちらです。
https://twitter.com/boyakuri2
隔週ご参加の青山繁晴さん。
1月27日朝の時点で、感染者数は中国で2,036人(死者56人)、日本は4人という状況でした。
それが2月10日朝の時点では、感染者数は中国で37,198人(死者81人)、日本は96人(うちクルーズ船70人)に。
そして今回2月24日朝の時点で、感染者数は中国で76,936人(死者2,442人)、日本で147人(死者1人)、クルーズ船691人(死者3人)となっています。
“武漢熱クライシス”(青山さん命名)を終息させるために何をすべきか?
今回も必見です!
書き起こしはあくまで要旨なので、扱いにはご注意下さい。
万一、趣旨と違う文章を見つけられた方は、掲示板orツイッターorメールにてご一報下さい。
<今週のニュース項目>
(★)オープニング
やっぱりチャイナの問題が世界と日本の問題なんですよね。
武漢熱というふうに僕はどんな圧迫受けても呼んでますけど、独裁主義のために日本と世界中が困ってるってことは中国の人のためにもはっきりさせるべきだと思いますよね。
(1)クルーズ船の80代男性 死亡国内では新たに12人
(居島一平:共同通信によりますと、新型コロナウイルスの集団感染があったクルーズ船ダイヤモンド・プリンセスに乗っていた日本人の80代男性が肺炎で死亡したことが分かりました。厚生労働省が23日に明らかにしたもので、これでクルーズ船の死者は3人となりました。男性には持病があったということです。新型コロナウイルスに感染していたかどうかは公表されていません。一方、国内では北海道と千葉県、それに愛知県で新たに合わせて12人の感染が確認されました。またクルーズ船の乗員55人と乗客2人の感染も判明し、国内の感染確認はチャーター機の帰国者を含め838人となりました。北海道では札幌市の70代男性と道内の20代から80代の男女8人の合わせて9人の感染が判明しました。千葉県は県内の40代の男性会社員の感染を確認しました。男性は関節痛や筋肉痛を発症した後、新幹線などで広島県や岐阜県に出張していました。愛知県では名古屋市内に住む70代の男女2人の感染が分かりました。いずれも今月15日に感染が確認された市内の60代女性の立ち寄り先で接触した可能性があるということです)
最後まであえて読んでもらったのはね、一平ちゃんたぶんお気づきだったと思うんですけど、真ん中あたりにね、838人ってとんでもない数字で書いてあるわけですね。
そうすると本当は世界では、ま、チャイナが発表する数字は今でもあてにならない。まだ8万未満だけれども、どう考えても、どんな少なくても10万とかいう単位じゃないっていうのは、大げさじゃなくて世界中の専門家と言われる人々は皆思ってるわけですよね。
次は韓国なんですよね。
この共同通信の記事だとこの数字(838人)しか(載って)ないんですよ。
韓国よりはるかに多いってことになる。
(居島:ここの数字だけではね)

クルーズ船を入れてるからですよね。
でもそのクルーズ船は、もともと日本には…、日本人の乗客が多かったからですけれども、日本に寄港してるけれども、もともとイギリス船籍で、運営はアメリカの会社ですね。
だから特別な事情、政府のミスも含めてあるんであって、本来は日本列島の中で市中感染や連鎖感染がどれぐらい起きているかってことを伝えるのが記事の使命なのに、もうはっきり言うとこれ、数字を膨らますために書いてるような記事なんですよ。
たぶん加盟社の多くはね、ここから下(「国内の感染確認はチャーター機の帰国者を含め838人となりました」以降は)、切ると思いますよね。
切って、自分の地方の状況を書く。
クルーズ船除いたら何人かってことを一言も書いてないんですよ。
共同通信は不肖僕を19年育ててくれたが、これはおかしいですよ。
どっち向いて原稿書いてるんだと。
貶めるために書いてるのかっていうね。
怒りを禁じえないですよね。
記事の使命は、クルーズ船はクルーズ船としてきちんと仕分けて、安倍政権や厚労省の失敗も含めてちゃんと書くと。
でも国内では連鎖感染が起きてるって言っても、実は観光客の方を入れてもなお日本列島ではまだ150人に達してませんから。
で、北海道のように広い地域でなぜか感染があちこちで起きていたりして、やっぱり日本の公衆衛生の優秀さを考えると、ウイルス自体にかなり特別な感染能力があると思わざるを得ないです。
本当に自然発生なのかってことも含めてですね。
あるいはウイルスの感染力が強いって単純な話じゃなくて、変異が早いんじゃないかと。
これだけ変異が早いと、今は弱毒性でやや致死率低めに見えても、強毒性に変わるんじゃないかっていうことを心配しなきゃいけない、ようなことを書いていくのが記事の使命なのに、クルーズ船を無作為にボーンと乗っけて、日本国内では、中国からの直接の観光客、武漢からの観光客も含めて、それでもまだ140人台ですからね。
だから深刻な事態で、連鎖感染は起きてます、間違いなく。
市中感染も起きてるけれども、感染爆発という状況じゃないけども。
当然地方紙は見出しに取りますよね、これ(838人)を。
そうするとチャイナに次いで第2位の汚染国だっていうのを自分でレッテル貼ってるわけですよね。
クルーズ船の中のことはやっぱり失敗してるし、下船した方から新たに陽性の人が出るってのは明らかに失敗だし、そういうことはきちんと指摘しながら、つまり僕は日本がやってることは全部いいって言ってるわけじゃなくて、但しこういう数字のマジックのような記事が一番罪が深いということを冒頭に申し上げたいと思います。
(2)安倍首相 基本方針策定を指示
記事に何も中身ない。
記事じゃなくてこの政府の方針自体、中身が乏しいんですよね。
この番組でこの武漢熱クライシスが始まってから、危機管理の本当の肝心な所を、いちおう22年間危機管理の専門家をやってきて、一番僕の胸に感じてること、仕事を通じて感じてきたことをいくつか申し上げたんですよ。
一つは、縮まないと。
人々を縮ませることじゃなくて、どんな危機に際しても人間らしく生きられるようにするっていうのが危機管理の目的ですと。
だからもちろん、独立講演会も一つ延期になりましたし、そういう慎重な対応も必要だけれども基本的には縮まないと、いうようなことを申し上げました。
それから危機管理というのは、何事も先手打つんじゃないんですよね。
それはもう本当に大きな誤解があって。
やっぱり地上波に出てるコメンテーターの方々、僕は直接見聞きすることあまりないんですけど、こんなことを言われてるっていう書き込みがブログに山のように来ると、あまりにも気になるものは元を辿って行くんですけど。
すると後手後手だって話はもう、それは放送作家が台本にお書きになるからだけど、それ読んでるだけじゃなくて、危機管理っていうのは先手を打つことだって、何にも実務知らない人が平然と言ってるんで、ひっくり返るんですよね。
これ全部先手を打っていくのが危機管理だったら、それはもうはっきり言うと例えば感染症があるんだったら外出しないことですね。
人との交わりを断つことですよね。
それから近所の商店街があって、どんな仲のいい店があっても、好きなデパート、ショッピングセンターがあっても、もうとにかくネットでしか買わないと。
Amazonはじめとするネット業者だけが儲かるっていうね。
じゃあ配達員どうするんだってことにもなって、じゃあそれ全部ロボットだっていうふうに。
とにかく先手先手っていうのが管理の要諦だと、実務知らないで思い込んでる人に、そういうこと言ってもらっちゃ、もう困るんですよね。
人間が人間らしく生きられることがまず第一だから、最初は後手後手になることは必ず起きるっていうのを踏まえることが危機管理なんですよ。
(居島:そこが前提ですね)
その代わりですね、ここまではオールドメディアの批判ですけど、ここから先は政府への批判、自由民主党の議員としてむしろ義務として言わなきゃいけないですけれども、後手後手になってるって気がついた瞬間に、今度は先手打っていかなきゃいけないです。
そうすると重症化対策と基本政策…、基本政策、これどなたでもですね、これでいいんだと思う人いないでしょ。
安倍総理と正直言うと、時々直接主に電話で議論しますけれども、総理自身もこれでいいと思ってるわけではないと、僕の勝手な解釈ですけど思います。
ということは日本の行政組織全体として、ちゃんと動けていないんですよ。
それで感染症特にウイルス、細菌も心配ですけどもウイルスはもっと心配だって話を長年してきたのは、これが目に見えないものであって、目に見えない脅威としてはもう一つ放射線物質があるんですが、それでも線量計とか手軽に使えるものあるけど、ウイルスは顕微鏡で見ないと見えないですから。
それを考えるとやっぱり人間に関わるもの、人間の活動と関わって生まれてきたものも、もっと前からあるのも当然なんですけど、でも人間の活動と歩みを合わせるように、例えば強毒性になってきたり感染力を高めてきていたりしたのが、生物兵器の問題だけじゃなくてウイルスというものだと考えざるを得ないので。
それを考えた時に、人間の歩みの、こう怪物のようになってしまったものでいうとウイルスが一番怖いんですよね。
ってことは当然対策が一番難しいんで、それだからまだ感染症にほとんど関心がない時代から勝手に色々言ってきたわけですけども、その馬脚が現れていてですね。
これ最初、致死率が低くて、いわゆる弱毒性だと。
ということはこれさっきの先手後手の話と関連して言うとね、必ず強毒性になって重症化するってことを、絶対まずそれを考えないといけないんですよ。
現状あまり、すぐに人が亡くなったりしないと、で、風邪と変わんないとかインフルエンザと変わんないというお医者様も多いっていうのに安住すると、重症化していく。
それから本当は今朝の一番ショッキングなニュースは、20代の若い女子学生が重篤状況に陥ってるということをね、本人が救急車を呼ぶまで周りから助けがなかったと。
つまり若い世代にまでそういう危機が広がってるって事が今朝の最新の、一番の懸念なんですけども。
これも最初は高齢者に多くても、もともと持病をお持ちの方が若い人よりは多いから、当然そっちの方が最初に致死率は高くなるけど、やがて若い人でも持病のある人はもちろんいらっしゃいますから、そういうのを予想しないといけないので。
そうするとこの今、重症化に焦点を絞って基本方針っていうのは、安倍総理の責任あるいは自由民主党議員としての僕の責任プラス、政府全体として危機管理と言うとテロとか有事とか、そういうことがすごく大事なんだけど、そういうことに神経が向きすぎていて、一番怖い感染症とウイルスについてね、だからこれは同じ感染症でもこれだけウイルスについて弱いと、細菌による感染でも同じような事が起きるのではないかと思わざるを得ないので。
そうすると安全保障にも関わって、生物兵器に対して備えがない国だっていうのを、そういうのを持ってる国にアナウンスしてるのと同じですからね。
やらないよりはやった方がいいから、もう恥とか外聞とか、政権批判○○○○とかじゃなくて、とにかく基本方針を決めてくれないと、縦割りが日本の行政なので、官邸が基本方針決めたらやっと連携が生まれ出すという意味でもあるんですよ、これね。
(3)中国支援金「払わず」 二階氏主導に反発
(居島:概要を説明いたしますと、自民党の二階俊博幹事長が主導した一人5000円を歳費から天引きして中国政府に渡す支援金構想に、党内から待ったがかかりました。党の保守派で作る「日本の尊厳と国益を護る会」の代表幹事を務める青山繁晴参議院議員は、14日、二階氏と国会内で面会し、天引きを見直すよう求めました。これに対し二階氏は「あくまで任意だ」と応じました。新型肺炎が拡大する中でも、中国公船が沖縄県尖閣諸島沖で領海侵入を続けていることなどに、保守派は反発しています。面会後、青山氏は記者団に「この期に及んで公船による動きも止まっていない」と指摘。また「天引きに応じない」と明言しました)
これ僕さっき初めて見た時は、へえ、共同がこういう記事を配信してたんだと思ったけど、よく見ると「概要を説明」とあるから、これDHCニュースか(笑)。
でも、僕の名前があること云々関係なく、よくできてますね、コンパクトに。
しかもここの言葉(上の赤文字部分)はね、非常に正確なんですよね。
これあとで「議員stagram」で実際の写真見ながらお話ししますけど、二階幹事長の主張も含めて公平にお話ししますけど、この通りに言いましたよ、僕は。
それから青山さんはどうするんですかって記者団に問われたんで、応じませんって言ったんで。

党が出した公式文書もありますんでね。
自由民主党本部の総裁・幹事長室が出してる、二階幹事長の記者会見って、ざっとですけど正確にまとめられるんですよ。
そこに一律5千円を天引きと。
これ二階幹事長の言葉ですよ。

だから一律と言ってるわけですよ、党内で決まったと。
だからそれはおかしいですと、面と向かって申し上げると、いや、もともと任意のつもりだったと言われてですね。
これをけしからんと思う人も多いのかもしれないけど、僕はブログだけじゃなくて月刊Hanada、26日発売か、「澄哲録片片」で、これが本来の自由民主党だと、良くも悪くも融通無碍と。
これ別に言ってもいいと思いますけど、あとで同じ日にね、岡田官房副長官に、習近平さんの来日は、国賓だけじゃなくて来日そのものに反対しますと改めて申し入れに行った時に、この話が出て。
その時、副長官は、心配そうに、幹事長は通されたんですかと。
いや、そもそも任意のつもりだったと(幹事長は言ったと)申し上げたら、思わず爆笑(笑)。
でもそれで正式決着したんです、そのあと正式に決まりましたから。
あとで「議員stagram」でもう一度公平にお話ししたいと思います。
(4)致死率SARSより低い 新型肺炎でWHO見解
(ざっくり起こし)
こんなこと言っていいわけないでしょ、これ。
MERSは確かに致死率が非常に高くて、SARSはそれよりマシだったんだけど、前から言ってる通り致死率が高い低いってのは、そうやって言ってる人は自分や自分の愛する人はかからないって前提。
致死率が仮に0.001%でもその人にとっては二度と来ない命なので、そういうことを、冷静かのように言う神経は僕ちょっと違うと思ってるんですけど。
そういう話を除いてでも、「致命的なものではないとみられる」というのは、あくまでさっき言った通り、あくまで現在は弱毒性の傾向が強いってだけであって、そもそも中国でその後の様子がとんと分からなくなった鳥インフルエンザも二つ変化を起こしてる。
最初は鳥から鳥へしかうつらなかったが、変異して、今度は鳥から人にうつるになった。
ちょうどその頃、2007年、中国はWHOにマーガレット・チャンという事務局長を送り込んで、情報が出なくなって、その後10年半も局長をやった。
この人は香港の衛生所長時代に中国共産党の言いなりで批判が集まって大変だった。
WHOの事務局長選挙、日本は尾身茂さんを擁立したが、中国はアフリカ諸国への工作、お金も使って、マーガレット・チャンを当選させて、10年半。
鳥インフルエンザは人工じゃなく間違いなく自然発生したもの。
そういうのを兵器化するともっと変異が早くて、弱毒性から強毒性にうつるのが早いのも懸念はしなきゃいけない。
それがWHOの仕事。
噂話は別として、武漢病毒研究所があって、そこでウイルスを研究してるのは事実だから、本来はそこに分け入って調べないと、現在流行してしまっているウイルスとどういう関係があるか分からない。
ウイルスは生物じゃないけど遺伝子持ってる。
人間の科学では未だに正体分からない。
なのにテドロス事務局長は断定口調でどうしていつも言うんですか。
個人攻撃じゃなくて、テドロスさんはエチオピアの…、僕、前にどこかでエジプトと前に言い間違えたみたいだけど、そうであれば申し訳ございません(前回の放送で言われてました(^0^;))、エチオピアの元保健大臣、ていうか外交もよくやってる著名人。
が、中国の一帯一路戦略の砦みたいになってて、中国への巨大借金で大変。
マーガレット・チャンの後にテドロスさんを就けてて、テドロスさんの言動はずっと批判されてて、辞任運動まで起きてるわけですよね。
日本は世界2位か3位ぐらいの拠出金を出してる。
表のカネで言うと、中国よりずっと多いのは間違いない。
だからテドロスさんの言ってることはおかしいねじゃなくて、日本はWHOの改革をやらなきゃいけない。
WHOは信用しないでやりましょう、じゃなくて、WHOにどうしても基準が置かれるから、WHOを今すぐ改革しなきゃいけない。
国民の税金を使ってる以上、それが政府、立法府の義務ですから。
(5)WHO調査団が武漢入りへ
(ざっくり起こし)
自由民主党の対策本部の場で、厚生労働省がはっきり、アメリカのCDCは武漢に入ろうとして何度も断られたということを確認してますということを話した。
したがってCDCの調査団を入れずに、なぜWHOは入れるのかと。
WHOの調査団は色々な国が入るからいいじゃないですかと言ってくる人いるんですが、WHOはもともといろんな国でできてるんですよ。
いろんな国が入ってるから安心というのは前後が逆の話。
WHOの調査団も当然入らなきゃいけないけれども、じゃあCDCに見せられなくてWHOに見せていいものって何でしょうかとなると、さっきの病毒研究所が一つの焦点になるんですよ。
これを言ってたら、ひょっとしたら病毒研究所の中に入れるかもしれないですね。
今回世界が大慌てになってる。
特に日本のような公衆衛生が世界トップの国がこうなってるってことが、生物兵器を使う、作る、研究する側にとってはものすごく大きな情報。
これだけ社会混乱を引き起こせるのかと。
それを考えると、病毒研究所は関係ないならよけいに必ず調査団はやがて入らないといけない。
CDCだけじゃなくて。
アメリカは何するか分からないから。
少なくとも日米英豪、ほんとは仏独も入れて、西側調査団を入れるべき。
(6)経済安保戦略 年内策定へ 政府
(消費減税するしかない)
(7)政府追悼式は予定通り準備 復興相
(方針を支持する)
(8)食糧自給率で新目標策定へ 農水省
(9)自民党大会の延期決定 新型肺炎拡大受け
(10)国民民主党 衆院選へ全資源投入 党大会
(自民党は左うちわではない。コロナ対策、消費増税、習近平国賓。なのにこういう野党だと、うちわがあるように思い込む)
(11)竹島の日式典 丸山島根県知事が韓国批判
(衛藤誠一さんが領土担当大臣で行く意欲をずっと安倍総理に対しても示されていたのに実現せず。まるで竹島の日が島根県独自の話みたいになっている。当然国の仕事で、領土担当大臣も置いて、領土問題に詳しい衛藤さんを担当させたのに、これでは韓国に間違ったメッセージを送る)
(★)議員stagram
☆中国支援金の天引き問題

護る会の総会(2月14日(金))。
本人18人、代理10人が出席。
・習近平国家主席の国賓来日反対ではなく、来日そのものの反対に切り替える
・武漢熱に関して自治体がマスクや防護服をチャイナに送っているがいいのか
という2つのテーマを想定していたが、冒頭に議論しなければいけないテーマが。
それが先ほど触れた、二階幹事長の『中国支援金』の件。


2月10日月曜日のわずか11分で役員会が行われて、僕らは何にも聞いてない段階で、党所属国会議員の3月歳費から一律5千円を天引きしてチャイナに送ることが決まったと。
事前に相談もないし事後も全く聞いてない。
そしてブログに頂くコメントに、こんなおかしなことが決まったらしいけど青山さんどうすんですかっていっぱい来てて、正直に言いますが、またこういう嘘の話が流れてると思って。
(居島:冗談だろうと…)
冗談っていうか最近流行りのフェイクだと思って、党に確認することもしなかった、まさかと思って。
というのは、歳費は普通のお給金と違って国民からお預かりしてるものですから。
だから当然そういうことをもし役員会で決めるなら、自由民主党や幹事長が勝手にやれることじゃなくて、当然僕らが自分達を選んだ主権者の側に、一律に天引きして中国に送ってよろしいんでしょうかと聞かなきゃいけないじゃないですか。
だからそんなことはあり得ないと思ったわけです。
そしたら長尾敬副代表幹事から、どうも決まったらしいですよっていうから、ええっ!てことになって、それでこの文書を政策秘書を通じて取り寄せたんですよ。
そしたらここにこうやって明記されてるんですね。
しかもその後に質疑応答があって、テレ朝の人が聞いてて。

「今回贈りたいと思われたお気持ちの部分と、どういうかたちで中国側へお渡しになるのでしょうか」。
これでいいのかってことは一言も聞いてないし、テレ朝以外もその質問はない。
すると幹事長は「どのような方法にするか決めておりませんが、常に友好関係にある隣国であり、お隣に何かあった場合は支援するのは当然のことでありますから、しっかり支援をしていきたい」「また日本がそうなった場合は当然、その逆のかたちでお世話になる」と。
ここに書いてあることは当然、お隣同士で助け合うっていうのは独裁主義の中国であっても当然のことですよね。
しかしそれが歳費から天引きするってことなんですか?
それを他の記者が聞いてないっていうのもびっくりで。
護る会の総会でまずこのことをテーマにしたわけです。
意見をお聞きしたら知らないって人が多くて、みんなびっくりなわけです。
一人でも、いやそれはいいんじゃないですかって言う人がいたら、朝まででも議論しなきゃいけないと思ってたけわけですよ。
そしたらもう全員が火を噴いたように怒ったわけですよね。
さっきのニュースでは護る会は保守派とあったけど、リベラルの方もたくさんいらっしゃるんですよ。
例えば最近入った元防衛大臣の中谷元さん、リベラルで有名な人。
そういう方々も含めて、みんなこれ全部おかしいとなりましたから、どうしたかというと、次の写真。

参議院自由民主党の議員総会。
自由民主党にしては珍しく出席も取る議員総会の場。
発言はいちおう自由なんですが、僕は幹事長の方針に反対して発言しますと言ったら、どなたとは言わないけど、「あれは役員会で決まったんだから、やめて下さい」と。
「いや、発言します。それが自由民主党です」と言ったら、「そうですか」というので発言できた。
さっき申し上げたように「歳費というものの考え方が違う。歳費というものはお給金でもらってるんじゃない」「国内の災害でも他国の災害でもこのようなことをしたことはないのに、なぜ特定の国だけにこういうことをするのか。それは日中関係にとっても決してよくない」と。
ちゃんとみんな聞いてくれました。
これは参議院。
二階さんは衆参合わせての幹事長ですから、直接交渉するしかないから、護る会で幹事長室へ。
が、忙しくてアポが取れない、嫌がらせじゃなくて。

が、間もなく総務会があるから、二階さんはきっちりした人だから必ず幹事長室に寄って、連絡事項を確かめてから総務会に行かれると思ったから、正直言うと待ち構えてた。
そしたら予定通り、幹事長が来られたので、「幹事長、お話ししたいです」と言ったら、不審そうでしたが「何だ」と。
それで山田宏さんと長尾さんで入っていって、幹事長に「これです」と。
『歳費からの一律天引きを行い中国に渡すことの再考を求めます』。
これを14日の金曜日午前に渡しました。


「まず海外での災害等の義捐金については、議員歳費がそれぞれ国民の税金から支払われている以上、各議員の任意の意思で行われるべきこと、次にこれまで中国以外の国(例えばインドネシアの津波や台湾の震災)において、党役員会の決定で所属議員の歳費から一律天引きを行い支援した例が少なくとも最近においてみられず、『なぜ特定の国だけに義務づけるのか』という公平性の課題があることなどを指摘する声です」
だから少なくとも任意にすべきだということを申し入れますと言った瞬間に、二階幹事長が「あ、あれはもともと任意だ」とおっしゃった(笑)。
これについても色んな議論あるでしょうけど、僕は二階さんの政治判断だと思います。
僕は「護る会53人の意志として申し上げます」と言ったので、それもちゃんと頭に入ったと思います。
一瞬で方針転換されたので、総務会長と政調会長の所には持っていかなかった。
テレ東(先ほどの画像一番左の男性記者)が、ぶらさがりと二階幹事長の会見をそのままUPされ、昨夜の段階で74万8000回ぐらい再生されてて、色んな意味で関心持ってくれてて、いいことだと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=nYs3dmUb5eM
僕らのぶらさがりが14日の金曜日の午前、それで幹事長の記者会見は午後。
これも公式記録。

毎日新聞 竹内記者
「幹事長が先日の役員会で提案された自民党国会議員の歳費から一律5千円を中国への支援金に充てるとの方針について、青山繁晴参院議員らが任意にすべきだと主張されています。その事実関係と青山議員の主張についてどうお考えでしょうか」
二階幹事長
「この課題に対して5千円で解決できるわけではないですから、たいした問題ではありません」
読売新聞 谷川記者
「5千円の支援金については任意でということでしょうか」
二階幹事長
「これから検討します」

あれ?話が違うと思うでしょ?
と思ったら、

北海道新聞 古田記者
「青山議員はわが国と中国との間に広がっている外交問題も含めて懸念を示されていると思いますが、あらためてこの支援金の狙いについてお聞かせください」
二階幹事長
「希望者が任意でやるということですから、積極的にお考えになる方だけが協力すればいいということです。協力しない人はしなくてもいいです」
これでまあ記者会見という公式の場で決着して、こないだ党本部から実際に文書が出てきまして、希望される方だけ歳費から天引きしますという連絡が来て、僕はお断りしました。
☆岡田副官房長官(2月14日(金))

紙は今日ちょっと持ってこれませんでしたが、総理への申し入れとして渡した。
最初に紹介した、護る会総会で話し合った件。
・習近平国家主席の国賓来日反対ではなく、来日そのものに断固反対
・武漢熱に関して自治体がマスクや防護服をチャイナに送っているがいいのか
自治体がやっていることだが、地方交付税を使ってる部分もあるから、政府が適切に自治体と話し合うべきだっていうものを入れました。
岡田副長官からは、去年の12月に習近平国家主席と安倍総理が事実上1対1で会談された時には、厳しいこともちゃんと言ってあるということを改めて言われた。
しかし何ら改善してないと。
尖閣に対する侵入行為も邦人拘束も、チベット、ウイグル、南モンゴル、香港の人権弾圧も変わってませんということを、改めて申し上げました。

総理官邸でぶらさがり。
記者がたくさん集まってすごい報道されたように見えるが、全然報道されませんでした(笑)。
でも私たちが言ってることは総理には届いています。
直接総理と話し合いもしました、僕の責任として。
以下、総理がおっしゃったんじゃなくて、僕の責任で言うと、4月6日に予定してたけど、公表してませんけど、新聞には出てましたが、これはもう事実上無理です。
したがってその先をどうするかっていう風に今変わって行ってると思います。
中国にとって少なくとも安倍さんが、決してたやすい相手ではないってことは何とか分かったと思いますね。
ちなみに2月14日金曜日、僕らが二階幹事長に申し入れた後の午前11時の総務会で、幹事長はそのことを一言もおっしゃらなかった。
何で僕ごとき当選1回の議員が総務会に出てるかというと、三原じゅん子女性局長から、今回は青山さんに出てもらった方がいいと。
僕は局長代理で資格ができて、出まして、5千円の件は決着したと思ってましたから、総務会でこういう資料が出ましたから、これを申しました。

僕は武漢熱と呼んでますと。
武漢の現状、中国の独裁主義から広まったウイルスであるってことを、ちゃんと日本としてもこれは見逃してはいけないから武漢熱とすべきですと。
だから緊急対応策も、武漢熱にしろとは言いませんが、中国の独裁主義に原因があって、それをむしろ目をそらすことが逆に、いわばやがてもっと根深い偏見につながるから、武漢から始まったってことははっきりさせましょうってことが一点。
それから武漢熱を日本の感染症法の1類…、1類だとみんなが心配してるような、どうしていつまでも強制力はないのかっていうのがほとんど全部解決されるんで、法改正をして指定し直して下さいということと、中国全土からの入国を禁止してくださいということを申しました。
そうすると総務の中から、全土からの停止は、それでもし本当に意味があるんだったらやるべきだって意見が出てですね。
それは実は非常に強い応援だったです。
☆拉致問題対策本部(2月14日)

同じ14日には、拉致問題対策本部という大事な会議があった。
あくまで自由民主党の対策本部で、ここに例えば救う会や、特定失踪者の問題をずっといわばボランティアでやってこられた荒木さんというような方もお出でになってて、外務省がこういう説明を行うんですけどね。

荒木さんの発言、僕はここにメモしてますけど、どういう発言かというとですね、憲法9条の改正を待っててもいつまでも改正されないと。
したがって、9条が現状のままでも向こうに行って拉致被害者を探すしかないという準備をいたしますと、いうことをおっしゃいました。
時間がないんで他の発言は紹介する時間はないけれども、その後に議員の発言どうぞと(首脳陣の)古屋さんや山谷えり子さんからあったんですけど、どなたも発言がなくて、私は発言したのは、さっきの荒木さんの発言は普通に聞くと浮いたような発言に聞こえるかもしれないけど、浮いていませんと。
僕自身も9条を変えることが一番早道だし、正しいと思ってきて、例えば横田めぐみさんのお母様の横田早紀江さんも、滋さんと一緒に今まで9条の改正をずっと言ってこられましたと。
そのために嫌がらせもお受けになってもおっしゃって、その信念は変わらないけれども、9条改正を自由民主党が怠ってるんではなくて、国民投票にかけた時に残念ながらまだ変えたいって方が弱くて、国民投票にかけたらむしろそれが終わりになって負けてしまうことを懸念される現状にあれば、要はいま荒木さんのおっしゃった通り、いま9条の枠内で何とかできることがないのかと。
行方不明になってる国民を現地で探すのは当たり前じゃないのかということを申しまして。
何の反響もなく、静まり返ったんですよ。
でもこのあと、これ言っていいと思うんですが、荒木さんからお手紙いただきまして、あれがなかったら全く自分の発言が浮いたままだったけども、幾分かの救いを見ましたというお手紙をいただきました。
でも本当はこれ救いになってなくて、対策本部って言うならば私たちは人生を失われた人々を探しに行かないといけないです、少なくともですね。

有本恵子さんのお父様の明弘さんです。
お母様の嘉代子さんが94歳で亡くなってしまい、そして明弘さんも91歳になられましたが、頑張って対策本部に来てくださいまして。
山谷えり子さんなどにも支えられて、荒木さんにも支えられておいでになりまして、そしてこんな表情を見せてくださって。
本当に泣けるとはこのことで、どれだけ僕らの責任が重いかっていうことです。
ただ武漢熱の問題は本当に重大だけれども、政(まつりごと)が武漢熱だけになってしまうっていうのも、それは決してやってはいけないことで。
武漢熱の影響は北朝鮮の内情にもすごく影響してるんで、そういう意味では荒木さんがおっしゃった通り、打てる手を打っていかないといけないですよね。
☆外交部会・外交調査会合同会議(2月19日)

中南米の大使が何人か帰ってこられて日本で報告を行うんですけど、政府に対しても行うんですが、党に対してもこうやって報告があるんですね。
これもだから武漢熱だけじゃないってことで、一つ言うとですね、例えばアルゼンチンにマクリって大統領がいたんです。
マクリ大統領がすごい親日派だったのが、こないだの選挙で追われてしまって、今後アルゼンチンはどうなるのかと。
勲章までもらってるんです、日本でね。
チャイナに対抗してるマクリ大統領を日本はもっと積極的に守るべきだというお話をしたら、アルゼンチン大使から、マクリさん復活の可能性があるので、この部会での指摘を踏まえて、しっかり対応しますと。
それに加えてもう1個話があるんですよ。
(ここからざっくり起こし)
武漢熱の感染は、北半球とは季節が逆の南半球(クルーズ船の感染者出したオーストラリアは除く)では基本的に起きてない。
一般的にはウイルスは熱さに弱いから起きてないと考えがちになる。
日本含め北半球はこれから暖かくなったら武漢熱も弱まるのではないかと楽観してるんじゃないかと、この部会で言った。
絶対非難されるから厚労省も官邸も言わないが。
但しシンガポールで多いなど矛盾はある。
楽観論を戒めると同時に、ウイルスにも弱点ある、両方考えないといけないから、大使の情報収集をより強固にしてくださいと申し上げた。
その後2月19日に超党派の日本・中南米国会議員連盟の懇談会があり(共産党の穀田氏なども出席)、そこでも申し上げた。
すると駐ブラジル大使から、「むしろ検査されてないので感染が潜伏してるだけという恐れも十分ある。その意味では青山さんのおっしゃってた楽観論はいけない。しかしアフリカも合わせて全部考えると、ウイルスにそういう傾向があることもあり得るから、きっちり全部調べたい」と。
ブラジル大使は「いろいろあってもやはり中国から遠い」と。
が、会議終わった後、外務省の違う幹部が「実はブラジルは中国人あふれてます。中国と距離が遠いというのは実は関係ない。個人的には温度の問題が関わってるのではないか。そこに突破口があるのでは」と。
こういうとっかかりがあるって事ですね。
ちなみに写真には写ってないが、原田義昭・前環境大臣が、これ大使を呼んだ会議なのに冒頭で、習近平国家主席の来日には反対だということをおっしゃった。
だから僕は、先ほどの原田さんの発言に断固賛成します、迎えてはならないということを言った。
☆経済成長戦略本部・新型コロナウイルス関連肺炎対策本部合同会議(2月19日)

経団連などの意見を聞いて、経済にどんな影響を及ぼしているのかと。
中身は皆がよく分かってることで、例えば部品が届かない、サプライチェーンが働かないとか、あるいは観光客が減って、特に中小の観光業者が大変な目にあってると。
そういう意見を聞いた上で、自由民主党の議員の中には、ほら見ろやっぱり経済が大変だから、中国全土の入国をやめさせたらよけい打撃になるじゃないかっていうお話もあったが、僕はむしろ、今後の日中関係の正しい在り方、例えば部品も特定の中国に依存してるからこういう危機にもなるし、それから台湾がなぜ経済がいいかというと蔡英文総統のもと、中国のリスクを考えて、台湾の企業が台湾に戻ってるから。
日本も基本的に同じことだと考えて、そのためには今むしろ習近平国家主席がお出でになることが中国にとっても必ずネガティブになるってことを、どうぞ分かってくださいと申し上げて、経済界の方は一生懸命聞いてくださいました。
その後、経済界の方はいなくなって、引き続いて、本来のコロナの対策本部に。
二階幹事長がお見えになってて、皆注目したが、「皆さんの意見をよく聞きます」という風におっしゃったのみ。
それで僕は習近平国家主席の来日もやってはいけないし、何よりも中国全土からの入国を止めるというのは何のためにやるかというと、武漢はとても大きな町ですけど、全人口1100万人。
中国全土の人口は少なくとも14億をはるかに超えてる。
すると武漢と湖北省と浙江省からの入国止めるっていうのは、ほんとはわずかな所しか止めてない。
しかも中心地の武漢ではむしろ感染者の増加はだんだん頭打ちになっていて、どこにうつっていくかというと上海や北京、あるいは交通網も今すごく発達してるから、全土に広まってるってことが大事なところで、日本国民の命を本気で守るなら、主義主張関係なく、中国全土からの入国は停止すべきだということを申し上げた。
そしたらこの後にいっぱい手が挙がって、私も中国全土からの入国は停止すべきだ、という風にガラッと変わったんですよ。
最初本当に1人か2人だったんですけど。
ブログに「小石を積む」と書きましたが、これが小石を積んでる現場なんですよ。
外務省の優秀な総務課長がいたり、そういう人もこの場の雰囲気の変化をじっと見てて、やっぱり(議員は)みんな有権者に選ばれて来てるから、その重みはすごくあって、この場では何も決められなくても、後で直交渉をするんです、幹事長であれ総理であれ。
まだ抵抗は強いけれども、だいぶ流れは変わってきてるんで、あとはやっぱり国民の客観的なお考えです。
☆護る会総会(2月19日)

武漢熱だけではいけないという典型例で、「観光庁が進めている中国等、海外への修学旅行について」。
武漢熱をやってる間に、こういうのはあっという間に進んでしまう。
安倍総理にも責任あって、去年5月の日中首脳会談で、どんどん受け入れましょうという風にやってる。
観光庁の説明が、「政治的な所には行かないということになるはずです」と。
だから南京の記念館などには行かないはずと。
僕はそれは違いますと言ったのは、観光庁の人は「論争の的」だと思っててそこには行かないということだが、中国にとってはこれは「論争の的」じゃなく、完成された歴史的事実。
だから最初はなくてもやがて連れて行かれると。
護る会は53人の総意をもって申し上げてるんです。
どんどん中国に連れて行きましょうという人は1人もいなかった。
こういうことは影響あると思う。
自由民主党は今まで総裁や幹事長がお決めになったこと、総務会や役員会で決まったことはもう全部決まってるんだと、それを覆すことはやっちゃいかんと。
でも間違ってたら覆すの当たり前だし、これは覆すんじゃなくて、だからさっきの二階幹事長も、覆すことにはなってないわけです。
そもそも任意だったと言ってるんだから。
戦うことが目的じゃなくて、自由民主党の中から変えて、国益に少しでも役立つためにするのが目的だから。
もう二度と歳費から天引きしてチャイナに贈るってことできないじゃないですか。
あるいは一度やったら次もやるわけだから。
だから観光庁も政治的な所には行きませんからと言って、中高生にどんどん中国に修学旅行行ってくださいという話は少なくともやりにくくなる。
それが実は一番大事なんですよ。
☆参議院予算委員会 委員派遣

千葉県館山市。
台風15号と19号、10月25日の大雨、房総半島中心にいっぱい襲いましたよね。
それで神社が壊れてしまっても、政教分離で直接助けられないんですよ。
地元の人がチラシまで作って一生懸命に建て直そうとして、その鳥居。
蓮舫さんや森ゆうこさんもいらっしゃって、超党派で予算委員会の派遣として行った。
☆開通前の第二東名高速(3月7日開通予定)
こういうのを視察するのも仕事。
僕は賛成だが、予算委の役割としては5兆6000億円の通行料を叩き込む意味があるのかと。
(↓以下、後半のニュース解説は、全部まとめて5分ほどで終了(^0^;))
(12)米軍作戦費の負担応じず 政府
記事の最後に「巨額の要求が現実となれば同盟の節目となりそうです」。
日米同盟やめるんですか?
喜ぶのはチャイナ。
こんなことで簡単に同盟の転換点とか言っちゃいけない。
日本国民はたくさん出してるんだから言うべきことは言う。
トランプさんのようにこちらもあからさまに「米軍機はどこから行くのか。日本の基地のおかげ」だと主張すべき。
(13)トランプ氏 国防次官解任
(14)欧州との貿易交渉に意欲 米大統領報告
(15)ブルームバーグ氏初登場 民主 ネバダ州討論会
(16)トランプ氏盟友に禁固3年 ロシア疑惑巡り偽証罪
(17)日系人強制収容を公式謝罪 米加州
(18)尖閣周辺に中国船 4日連続
(19)政府 新平壌宣言を打診 北朝鮮の反応なし
(20)アフガンで7日間停戦開始 米タリバン
(21)「五輪」東京五輪 予定通りと菅氏
(★)お知らせ
☆第100回独立講演会
4月18日(土)受付13:00~ 開演14:30~19:00(予定)
神戸芸術センター 芸術劇場
募集期間 3月9日(月)12:00~3月27日(金)13:00まで
詳細は独立総合研究所HP・青山繁晴ブログを
☆【日中の興亡2025】
【その通りになる王道日本、覇道中国、火道米国】
絶賛発売中
※元動画はこちら(2月24日午後7時30分現在)。URLが変更される(修正版がUPされる)こともあります。その場合は、DHCシアターの再生リストから、たどって下さい。但し、アーカイブは2週間の公開です。
※「虎ノ門ニュース」公式サイトもどうぞご活用を。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
来週3月2日(月)のコメンテーターは、田北真樹子さんと井上和彦さんです。
武漢熱(中国全土からの入国停止)、習近平訪日の中止等々、青山繁晴さんや護る会の方々、佐藤正久さんなど、大勢の皆さんが頑張ってくれてますし、国民としてはここは強力に後押ししなければいけませんね。
○首相官邸
http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
○自由民主党
https://www.jimin.jp/voice/
○外務省
https://www.mofa.go.jp/mofaj/comment/index.html
○厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/form/pub/mhlw01/getmail
※拙ブログはAmazonアソシエイトに参加しています。紹介している商品をクリックしてAmazonを訪問された皆様がすぐに購入されなくても、24時間以内にその商品や他の商品を購入されれば当方の報酬になります(紹介している商品がお目当ての物でなくても、ひとまずクリックしてAmazonの中に入っていただき、そこから検索でお目当ての商品ページに飛んでいただき購入されれば当方の報酬になります)。「寄付」的にご協力いただければ幸いです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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2020.02/11 [Tue]
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※【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■2/10放送 DHCテレビ「真相深入り!虎ノ門ニュース」

現在ブログは基本的にお休みさせていただいてますが、青山繁晴さんの月曜『虎ノ門ニュース』の項目紹介だけは、今後もできる限り続けていきます(余裕があれば要旨や雑感もつけます)。
※拙ツイッターの新アカウント(2019/8/6~)はこちらです。
https://twitter.com/boyakuri2
隔週ご参加の青山繁晴さん。
前回の放送すなわち1月27日の朝の時点では、感染者数は中国で2036人(死者56人)、日本は4人という状況でした。
2週間でものすごく拡大してしまった印象です。
“武漢熱クライシス”(青山さん命名)は今後どうなっていくのでしょう?
今回も必見です!
書き起こしはあくまで要旨なので、扱いにはご注意下さい。
万一、趣旨と違う文章を見つけられた方は、掲示板orツイッターorメールにてご一報下さい。
<今週のニュース項目>
(★)オープニング
(居島一平:新型肺炎の見通しが立ちませんね。とうとうSARSの死者も超えたということで…)
当然あとで詳しく話しますけども、発生地の武漢ではやがて頭打ちになると思います。
今、3万7000ぐらいですが、あと1万数千ぐらいでなる可能性はあると思います。
但し、今のは武漢での話で、日本含めたその後の広がりについては全く楽観視すべきじゃないですけれども。
後でもう一度話しますけれども、武漢そのものについては、終息って言葉は…、要するに武漢については、今はまだずっと伸びていってますけど、やや終息の兆候も見られます。
但し、世界的感染の連鎖については、今後むしろ要警戒ですね。
(1)新型肺炎最新ニュース
(居島一平:新型肺炎に関する最新ニュースをお伝えいたします。共同通信よりますと、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスでの新型コロナウイルスの集団感染で、厚生労働省は昨日、ウイルス検査の結果、新たに6人の感染が確認されたと発表しました。これで乗客・乗員の感染者数は合わせて70人となり、国内全体では合わせて96人となりました)
※註:厚労省は10日、新たに65人の感染が確認されたと発表。クルーズ船の感染確認は135人に。
このニュースにも大事な部分が含まれている。
隠されてるというのはちょっと言いすぎかもしれないけど、でもある種、隠されてると思うんですよね。

というのはね、ここに立派な世界地図も出てますけど、ここにもあります通り、いま一平ちゃん読んでくれた通り、96人、日本国内での感染、確認された方がですね。
それで、うちクルーズが70人ですよね。
それでチャーター機が10人ですよね。
ということは、クルーズ船は特別な空間ですよね、正直。
船の対応の課題もありますよね。
で、チャーター機で帰って来られて感染が確認された方は、基本的には武漢で感染した可能性が高いですね。
そうすると、いわば、ちょっと表現に気をつけなきゃいけないのは当然ですけど、純然たる国内は16人なんですよね。

だから96人で飛び上がるような、あるいは飛び抜けたような数字に見えるけれども、一つはクルーズ船という特別な空間で起きた人が多くいらっしゃって、一つは救出した中に武漢での感染者が含まれていて、国内では16人ですから、それでも他国より多いと言いながら、たとえば台湾より少ないし、ほぼオーストラリアと、あるいはマレーシアと横並びであって、日本が突出して感染連鎖が起きてるって状況では、客観的にはありません。
但し、いま現在ですけどね。
さっき申し上げた通り、これからこそ、武漢がだんだん終息に向かうのに合わせるわけじゃないけれども、日本を含めた世界への展開、感染連鎖を当然きちんと警戒しなきゃいけないけれども。
やっぱり客観的な情報、って言うだけじゃなくて、情報自体を客観的に活用する。
誇張して受け止めない。
それからネット上でやっぱり凄まじいほどの、根拠のない話も…、しっかりした話もありますよ?でも根拠のない話もものすごい勢いで伝播されてて、意図的なものもあります。
ちょっともう冒頭で申し上げますと、たとえばね、僕のブログに来た書き込みの中には…、大半が非常に冷静な書き込みで感心してんですよ、さっき言った終息に向かうだろうってことを自分で計算なさって、曲線も使って予測されてる人がいて、しかも中身がほぼ正確で感心したんですよ、たぶん専門家じゃないと思うんですけどね、理系の素養はある人でしょうけどね。
でも逆にね、「空気感染するらしいです」。
もっと正確に言おうか、3行だけなんですけどね。
「空気感染するらしいですね。青山さんのサイン会と講演会がとても怖いです」と。
(居島:ああ…、そうですか(苦笑))
それでハンドルネームも「怖いです」になってるわけです。
あんまりこればかり言いたくないけども、僕の活動を止めようとする意図的な中傷誹謗、破壊工作はずっと続いてて。
今までよりさらに踏み込んで言うと、警察とも連携すべきを連携して調べています。
警察も調べている。
検察も調べている。
犯罪に当たるものはですよ。
それでたとえばこの書き込みについても、要するにどういう書き込みなのかはバレてます。
本当に怖くて、サイン会・講演会行きたいんだけど行けなくなったっていうんじゃなくて、とにかくサイン会でも講演会でも、場合によってはこの虎ノ門(ニュース)だって皆さん人が集まってるし、スタッフも、いわば今ここで濃厚接触してるわけですから、そういうのも全部止めさせようという動きもはっきりあるんですよね。
で、そういう時にやっぱり政府がきちんと情報を、中国共産党と対照的に、WHOとも対照的に、日本政府が民主主義に則って出すことが大事ですけど、でも96人というのも客観的な数字に見えるけども、よく見たらですよ、中身はこうですから、従ってこの中もですね、たとえばバスの運転手さんが武漢から来た観光客を、バスに乗っけてたら感染なさったわけですよね。
(居島:そういうケースもありました)
というか一番最初に国内で注目されたケースですよね。
それについても、これはさっき言った通り、全ての書き込みが本当は一応全部調べが入るので、これは純粋な疑問として届いた書き込みの中にね、要するにバスの運転さんって前向いて座ってるんで、後ろに乗ってるお客さんと濃厚接触したと言えないんじゃないですかと。
だから言われてるよりもっと深刻じゃないかっていうね、本当に心配しての書き込みあったんですけど、このバスの運転手さんの行動はきちんともう把握されてて、それは前見て運転するだけじゃなくて、観光客をバスに乗せる時に運転席から出られて下に降りられて、ちゃんといちいち一人一人日本人らしく丁寧に応対されたという事実もある。
その時の距離、話しかけられた人、話しかけた人もお客さん中にいたようですから、濃厚接触の時間は間違いなくあったわけです。
従ってバスの運転手さんであったり、あるいは中国人で日本で働いてらして、20代の若い人で、中国語喋れますから、中国から来た人はもっぱら接客されてて、そこで濃厚接触が行われて感染したっていうような人もここ(16人)に含まれているんで。
今のところはですよ?
僕は朝もう1度政府側にも確認して、それからやっぱりアメリカが一番よく調べてるから、そういうことも確認して、ここに出てきた限りで言うと、だから日本時間で午前7時5分ぐらいまでの段階ではですね、国内で連鎖感染と呼べるものはほぼ起きてないんですよ。
従って、政府の対応が後手後手に回ってるのは事実だけども、幸いなことに、その後手後手のために深刻な3次感染、4次感染というような連鎖が起きてる状況じゃないので。
冒頭申し上げておきたいのは、危機管理って言葉は皆さん全員耳に馴染んでらっしゃると思いますが、危機を管理するっていうのは本当はどういうことかというと、身を縮めないっていうことなんです。
感染症であれテロであれ、基本的には同じで、身を縮めて本来すべき、あるいは活動を止めてしまうと、それは負けなんですよ。
感染症にもテロにも他の危機にも人間は負けるわけにいかない、そのために危機をコントロールするんで。
身を縮めていればいいっていうような論調がネットだけでなくオールドメディアにもよく出てくるけど、それは違うんです。
すべき活動、あるいはしたいことはちゃんとする、その上で必要な注意をする。
これはオールドメディアでも流されたニュースですから、ご存知の方いらっしゃると思いますが、日本においては今年は従来型のインフルエンザの流行がかなり抑制されてるんですよね。
それは手を洗うっていう、あるいはマスクも含めてちゃんと自衛なさるって事が行き届くと、これぐらい減るわけですよ。
まだ最終的にはわからないけれども、たぶんインフルエンザの流行シーズン終わると、僕は情報交換してる本当の専門家、後で議員スタグラムで出てきますけど、そういう人も含めて話してるのは、シーズン終わったらインフルエンザが従来予測の1/3か1/4になるかもしれないぐらい減ってるわけです。
ということはもうお気づきの通り、効果があるんです。
念のため申し上げると、手の洗い方もずいぶん行き渡ったと思うんですが、僕のお願いとして時計を置いてほしいんです、秒針のあるやつ。
あるいはデジタルで秒が出るやつ。
(まとめると
・手洗いは20秒は必要。
・手のひらを擦り合わせるだけじゃなく指の股、それから親指は必ず捻る。
・長袖はまくって手首の部分も。
・爪の間も。
・使い捨ての手袋をもっと活用する。
・使い捨て手袋じゃない場合は帰宅後アルコール消毒)
マスクは補足的なものと考えていただいて…、マスクはウィルスは必ず通ります。
ウイルスが通らないマスクだったら確実に人間窒息します。
僕ら専門家の端くれは特殊なマスク持ってますけど、それで持って10分ですね、訓練を受けてても。
マスクは苦しいと人間、鼻出すんで、鼻は鼻毛があって口よりはマシなんですけどね、それでも鼻出してると意味なくなっちゃうから。
でもマスクは例えば保湿しますよね。
必ず湿っぽくなりますよね。
粘膜って乾いてるとウイルスはものすごくとっつきやすいんです。
ウエットであるのはとても大事なので、だからもちろん意味はあるし、他人に感染を広めないって意味でも、特に意味があるんで。
(2)政府 今週にも緊急対策 新型肺炎
(居島:共同通信によりますと、安倍総理大臣は7日、新型コロナウイルスによる肺炎拡大に関する政府の緊急対策を、来週にも策定する方針を明らかにしました。安倍総理は自民党の提言を受け取り、今週にも緊急の対応策を取りまとめ、速やかに予備費も活用し、順次実行したいと述べました。政府は2019年度、そして2020年度予算の予備費を活用し、感染の拡大防止に向けた国内対策を作成する方向です。自民党の提言は、国内での蔓延を防ぐ専門センター設置のほか、検査キットやワクチン、治療薬の開発促進、さらに観光業など旅客キャンセルで打撃を受けた中小企業の支援が盛り込まれています)
この最後の方に出てきた自由民主党の提言っていうのですね、これから議員スタグラムで詳しくお伝えする、資料もお見せする、対策本部や部会での発言をまとめたものなんですが。
例えば僕が提言したことってあんまり入ってないです、この中にはですね。
それは対策本部長の田村憲久元厚生労働大臣からちゃんと説明があって、これはあくまでいわば最大公約数であったからそうであって、ま、とんがったと言われないけれども、とんがった提言もちゃんと政府には届けていますってなって。
田村さんは嘘言わない人なので、その通りだと思います。
その上でね、これやっぱ今頃、緊急対策かいと。
緊急じゃないじゃないかっていう反応は当然です。
但しですね、他の議員にも色々聞かれるんで申し上げたのは、危機管理にはたくさん常識があって、その常識っていうのは本当は専門家だけじゃなくて、みんなに染み渡ってほしいんですけど、基本的には後手後手になるって事を想定しなきゃいけないです。
危機に対して全部前広にやってたら、逆に例えば、こうやって新しいコロナウイルスが出てきますねになったら、さっきの身が縮むと同じで、全部封じ込めようとしたら、誰もどこにも出かけてはならぬってことに…、極端に思うかもしれないけど、そうなってる人は結構もう日本でもいるわけです。
高齢者が亡くなる確率は高いって言われるから、それだけ聞くから、なんか高齢者が狙い撃ちになってるような誤解をされて、高齢者が特に行きたい所に行かれてない現実はあるんですよ。
これは高齢者の心身の健康にも良くないんで。
何言ってるかと言うと、危機管理ってあんまりそれが肥大してですね、もう何でも未然に防ぐんだってなったら身動き取れないんですよ。
だからどうしても後手後手の部分はあるんですが、その後手後手に行って批判も恐れて何もしないんじゃなくて、とにかく打てる手は次々打っていくと。
それで次々打って、やがて様子がわかってきて、それは最初よく様子わかりませんから、特に中国のようなはっきり言うと閉鎖国家で起きた感染症だと余計わかんないから、その打った手の中で効くやつと効かないやつがあるから、それをやがて、しばらく時間を取ってからまとめて緊急対策にするっていうのは本来は、全く後手後手でけしからんというね、怒るだけの話ではないんですよ。
但し、それにしても遅いっていうのはその通りだと思います。
その上でね、この緊急対策ってだから最後に、中小企業の支援って最後にちょろっと書いてあるけど、要するに観光業に限らないんですよね。
中国に部品製造を依存してる会社も多いから、中小企業だけじゃなくてトヨタのような大企業も含めてね。
そういうところへの経済的な、経済政策としての視点も盛り込むって意味の緊急対策なんで。
感染予防については、僕は部会で主張してるのは、はっきり簡単に言うと生ぬるいと、中国から来る人を全部止めるべきだってことずっと言ってるわけですけれども、同時にそれまでに中国は途中まで隠してたから、たくさんの人が来てしまってるんで、さっきのバスの運転手さんもそうですよね。
だから僕はあえて全部止めるべきだって言ってるけど、止めたら全部OKかというと、そういうわけではないんですよね。
あともう一点、経済的なこと、これもうよく勉強したはずです。
サプライチェーンって言われる部品の供給から、あるいは物を売ることについても、チャイナっていう大きな財布に頼ると、こんな一気に打撃を受けると。
福岡に講演に行く前に、それからこの月曜日の虎ノ門、隔週参加、僕、今週参加ですから、東京都内の商店街も行ってみたんです、何カ所も。
もうガラリンガラリン、閑散とはこのことかになってるわけですよ。
当然従業員の方は、特に中国人の従業員の方なんかはもう仕事は全然なくて、もう床を同じ所を拭いてたりですね。
色々話も聞きましたけども、やっぱりこれは経営側の問題であって、要するに中国の財布は大きいってところばっかり見てるから、大企業から中小企業に至るまで、困難に直面するんで、二度とこれを繰り返さないような政府にもならなきゃいけない。
政府自身がある程度それを奨励してたに等しいんですから、自由民主党も、親中派の議員だけじゃなくて。
僕も含めて、もう一度そこをしっかり学習するということをやるべきですよね。
(3)「五輪」組織委に新型コロナ対策
(居島:共同通信によりますと、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は6日、感染が拡大している新型コロナウイルスに対処するため、武藤敏郎事務総長を本部長とする対策本部を設立したと明らかにしました。副事務総長ら6人を副本部長に当てるほか、11人の局長全員をメンバーに含める幹部総動員体制で安全で安心な大会を目指します。選手だけでもオリンピックでおよそ11000人、パラリンピックでおよそ4400人が参加する大会だけに、感染の封じ込めに失敗は許されず、関係機関と協力して万全を期す方針です。オリンピックやパラリンピックでは過去にも感染症が大会の運営に影響を与えた例があり、前回2016年のリオデジャネイロオリンピックでは蚊が媒介するジカ熱流行への懸念で、一部の選手が参加を辞退しました。また一昨年の冬の平昌大会でもノロウイルスが広がり、選手に感染者が出ました)
記事の末尾にですね、要するに実は今までもありましたと。
特に前回のリオで、ジカ熱っていうのはけっこう大変な騒ぎでしたから、それが一部の選手辞退、当時は大きなニュースだったですよね。
それから直近の平昌でもノロウィルスの問題があったわけですよね。
でね、ちょっと雑駁な話をして申し訳ないけど、この時よりずっと今回ね、中止だ中止だっていう話がね、しきりに流れるんですよね。
僕はそれ違うと思いますね。
で、その今回中止の話が流れる背景にはジカ熱よりも例えばね、今回の新型肺炎、僕は武漢熱と呼んでるけどそっちの方が広がりは大きいし、ま、ある種の悪い知名度も高い。
でもたとえばノロウイルスも知名度高いですよね。
どうしてこういう中止の話が出るかっていう事はやっぱり考えなきゃいけないと思うんですよね。


韓国が防護服姿の聖火リレーが競技場走ってるポスターを(画像は前回放送分より)、韓国の民間団体と言いつつも政府と関係があるかもしれないっていう疑惑が指摘されている有名な団体ですよね、そういう所がポスター作ったり、あるいは五輪憲章に、これもすでに五輪憲章に違反してるけども、五輪憲章にあからさまに違反して、五つのマークの中に不埒な絵を描いたりね。
反日って言われる勢力が、この東京オリンピック・パラリンピックを成功させたくないっていう力を、やっぱり僕は感じますよね。
さっき縮まないようにしましょうと申し上げたのも、やっぱり、きちんと日本は世界で一番対策とれる国なんで、このオリンピックをむしろ、なんでこれ言うかというと愛国者だから言ってんじゃなくてですね、僕は愛国者ですけれども愛国で国を歪めることはしませんから、見方歪めることは。
動物由来の感染症っていうのは、人類共通の新しい一番の難題なんですよ。
鳥インフル、口蹄疫、狂牛病、いま豚熱って言ってますけど豚コレラね。
それなのに獣医学部を作ろうとしたら加計問題だって言って大騒ぎしたっていうことも、全くそれ話が逆さまなんですけれども。
何を言ってるかというと、今後も起きるんです。
必ず起きます、新しい感染症、動物由来で。
まあ情緒的なことを言っちゃいけないけども、やっぱり動物を好きに食し、たとえばネズミを食べる中国の人を差別しては絶対いけないと僕は思うのは、タンパク質が足りない、貧困と直面してる内陸部だから、昔から、牛や豚を無事に飼えるような酪農農家が少ないから、やむを得ず食べてるわけで、人種的偏見に繋がるようなことは、特にアジア人の一人として、日本人は絶対考えちゃいけないけど、何かまあしかし実験動物も含めて、動物を好きに使ってきた人間への復讐かのように、あくまで、かのようにだけど、動物由来の新しい病気っていうのは今後も出るんですよ。
そのためにオリンピック中止とか、あるいは国際会議やめますとか、それから国内では人が集まるのやめましょうとなったら、これは敗北なんですよ。
そのことを考えれば、五輪にきちんと対策を取って、今後むしろ問題なるのはさっき言った通り、少なくとも武漢のあの極端な感染の拡大っていうのはやがて終息していくので、これ理由は議員スタグラムで専門家の顔が出たところではっきり言います。
理由があって終息はしていきます、中国の対策がかなり酷いものではあってもですね。
問題になるのは、その後世界に広がって行った時に、日本がさっき96人ってのを強調して言ったのはね、そのうち70人はクルーズでしょ、10人はチャーターでしょうって言ったのは、96人、100人ぐらいの数字だけ一人歩きさせるから、オールドメディアを中心に。
むしろネットよりもこれはオールドメディアの方が責任あると思いますよ。
だから世界でパーンと突出して汚染国だと。
だから気の早い国が1カ国、日本は汚染地域だから日本から直に来ちゃいかんみたいなこと言ったりね。
(居島:ミクロネシアでしたっけね)
僕いまあえて国名を…(伏せたのに…)。
(居島:すみません(笑))
ひょっとしたら(ミクロネシアが)後悔なさるかもしれないから(苦笑)。
いずれにしてもそういう反応が、僕の話は全部繋がってて、反日工作、反日活動とも相まって、日本の五輪に行ったら危ないって話を流されるであろう、流されますよ、必ず。
いまネットで流すの簡単に、なりすまし簡単なんだから。
さっきの書き込みも僕個人のことで言ったんじゃなくて、これぐらいなりすまして簡単だけど、実はばれるんで。
でも日本では法律がないからばれてもすぐ犯罪にならないだけであって、世界でもばれることはばれるけど、ばれた時にはオリンピックに参加する選手が来ないっていう事態が起きてるかもしれないので。
ということは今から開催国の国民としても、あるいは政府としても、あるいはこの番組としても、正しい情報をきちんとお届けする。
で、情報を届けるだけでなくて、受け取る人たちが、さっきの内訳なんて既存の報道を自分で紙に書いてみれば簡単ですから。
それから日本の16人の方々の分布図も出てますよね。
そうするとたとえば東京のこの港区で、クルーズ船の中みたいに感染の連鎖がバーッと起きてたら、それは事態が全く違うわけですけど、バラバラですから。
多くはバラバラなんで。
そういうことをこちらからもちゃんと発信しなきゃいけないと。
被害者ですねと言ってんじゃなくて、加害行為は必ずあるから。
僕にもあるように日本に対してもあるので。
どなたに対しても事実上あるのが今の世の中なんで。
ネットっていう簡単になりませる手段を用いて、それが起きるんで。
いま2月ですけど7月までに起きるから、僕たちから発信しましょうと。
それぞれSNSできるわけですからね、海外に向けても。
(居島:過剰に萎縮することなくね)
(4)自民 習主席来日に反対論 新型肺炎
(居島:共同通信よりますと、新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受けて、5日開かれた自民党の対策本部の会合で、今年4月に見込まれる中国の習近平国家主席の国賓としての来日に反対する意見が出ました。会合では青山繁晴参議院議員が「習主席が天皇陛下に会見すれば、新型肺炎終息宣言のように受け取られる」と述べ、政治利用への懸念を表明しました。また参議院の幹部は「歓迎行事の多い国賓ではなく、実務的な首脳会談を目的として来日を招聘した方がいい」と指摘しました。一方、公明党でも対策本部の会合が開催され、石田政務調査会長は、習主席の国賓としての来日に向け、準備を進めるよう要請しました。石田政調会長は記者会見で、「国賓として招待する準備を進めている政府の姿勢を支持したい」と強調しました。自民党と公明党は今週中にも政府に提言を提出する方針です)
今朝、さっきこれ(ニュース原稿)を下で渡されて、あ、見たことある名前だなと。
共同通信もついに僕という国会議員が国会にいるってこと、認めたんだなぁと。
(スタジオ:(笑))
はっきり言って別に全然嬉しくも何ともないですよ。
でもまあ、そういうことなんだなと思いましたが、申し訳ないけど古巣の共同通信だから粗探しするわけじゃなくて、ちょっと違うのはですね、国賓としての来日に反対する意見が出ましたと。
で、会合では青山の野郎が、野郎とは書いてないけど、こういう議員もいるらしいと新たにわかった青山繁晴参院議員が「習主席が天皇陛下に会見すれば、新型肺炎終息宣言のように受け取られる」と述べ、政治利用への懸念を表明しましたと。
この言葉は、もうちょっと言いましたけど、ここはかなり正確で、政治利用の懸念を表明した、全く正確です。
但し、僕が言ったのは国賓としての来日に反対して、しかし国賓でない来日には反対してきませんでしたと。
なぜかと言うと、日中に限らずどこの国とも首脳交流は大切で、それは今も変わりませんと。
今後も変わりませんと。
但し、今の武漢熱の状況に鑑みて、来日そのものに新たに反対しますと僕は申し上げたんです。
だから国賓でなけりゃいいって話はもうしてないわけです。
その上でですね、参議院幹部が実務的な首脳会談目的として来日招請に変えた方がいいんじゃないかってこと、これはね、部会とか対策本部でこういう発言一切出てないから、まあ、まさか嘘は書かずにちゃんと取材して、匿名を条件にこれ出てるんでしょうが。
これに関連してですね、昨日の講演会でも質問が出たんで改めてお話しておきますと、習近平国家主席の国賓来日を誰が考えて、誰が決めたんですかという怒りを込めた質問があってですね。
僕はさっき言いました通り、国賓としての来日に護る会とともに反対をしてて、総理にも、もう3度にわたり文書で反対を申し出てて。
で、武漢熱で新たに今回は来るべきじゃないと、国賓でなくてもと、したわけですけど。
客観的な経緯を言えばね、総理はすでに中国に行かれて、習近平主席とも李克強首相とも首脳会談をなさってて、これ、これだけで終わったらですね、逆に日本は中国の下みたいな話なんですよ。
首脳交流っていうのは必ず、安倍総理は行ったんならば、向こうからも来なきゃいけないんですよ。
で、来る時に、招きがなくて来るってことはあり得ませんから、日本は当然これ招かなきゃいけないです、中国の首脳を。
まずここまでいいでしょうか。
今回は武漢熱の終息宣言に利用されるから、来日自体も延期すべきだと僕は言ってるんで。
国賓として来るのはもともと武漢熱とほとんど関係なく、尖閣諸島と、それから邦人拘束と、それから香港・ウイグル・南モンゴル・チベットの人権のことを述べてて、その責任がもろにある人が私たちの天皇陛下と会っていただくわけにはまいりませんってことを、これ全部ちゃんと切り分けて考えてただきたいんですけれども。
(居島:山積みですもんね)
はい。
経緯の話に戻るとですね、それ日本に首脳来てもらわなきゃいけないと。
で、その時に、あえて言いますが、安倍総理はここにいた方がいいんですけれど、代弁するわけじゃないですよ?客観的な僕の知ってる経緯で言うとですね、中国は習近平国家主席が毛沢東に成り代わるような、毛沢東の再来のような極端な、中国共産党でも毛沢東さんが文革で自国民を何千万も殺した時を思い出すような、極端な独裁を敷いて、李克強首相と経済の実務家をもうボロクソに痛めつけて、李克強さんの力はものすごく落ちたんですよ。
その状態で李克強さんに来てもらっても、中国は首脳がいるわけですけど、国家元首としての国家主席と、それから実務的なトップとしての首相がいるわけですけど、この李克強首相に来てもらっても中身が乏しいので、結局習近平さんに聞かなきゃいけないわけですから。
だから習近平さんを呼ぼうとしたんですよ。
僕はこの政治判断自体は正しいというか、やむを得ないと思うんですよ、こっちから言った以上ね。
お互いに行くのは当たり前ですから。
で、その時に中国も、中国の憲法などによって習近平さんは国家元首なんですよ、間違いなく。
国家元首がこの首都東京に入る時には、国賓待遇に自動的になるんです。
決まりじゃないですよ?
そんなルールはないけど、外交上のプロトコル…、プロトコルっていまネットの世界でね、要するに合わせるってことをプロトコルと言ってますが、もともとは外交上の、お互いのいろいろ違う慣習を合わせるのをプロトコルと言ってて、プロトコルの上から、国家元首を首都に迎える時には国賓ですっていうのが、プロトコル上これはあります、実際に。
だからいわばオートマティカリーに、自動的に国賓になったんで、安倍さんがこれは国賓でやるんだと言ったわけではないんです。
最終的には全部、私たち自由民主党と安倍総理にあるわけですけれども。
これが経緯です。
従って、この参議院の幹部が共同通信に本当にこういうふうに言ったとなると、これはプロトコルを破るってことを中国側に了解してもらわなきゃいけないので、これは一見穏健な考えに見えて、どなたか知りませんが、どなたであっても言うべきは言うので、これは間違いです。
だから来日をいま止めないと、例えば、じゃあ京都にだけ来てもらえますかっていう。
(居島:ピンポイントですか)
それから国賓で迎えた場合に、陛下と会っていただかないという選択肢も、実はこの武漢熱のために、もう新たに生じてると思うんですよ。
それだったら、なくはないです。
但しですね、じゃあ、あと1個だけ言うとですね、いま日中の間どうなってるかと言うと、僕は実は表でも言ってますが、当然水面下でも動いてますから水面下でも、総理の側に直に、日本側から来日は今回ご遠慮くださいと、少なくとも延期しましょうってことを言うべきだと言ってて、総理サイドの反応は、そんなことできません!っていうね。
わかってるんですよ、僕は、理由は。
これはね、自己保身で総理の側は言ってるんじゃなくてね、要するに武漢っていう所に、もう明白な汚染地域に、市全体を消毒しているような所に、まだ日本人いらっしゃるんですよ。
戦争をしない限りは、拉致事件と同じで、その人々を取り返すためにはですね、要するに中国の主権下で空港の管轄権と、それから船で行っても公安の管轄権、全部中国の主権下にありますから、中国が理由も言わずに嫌だと…、台湾がそういう目にずっと遭って、やっと最近解決しましたけれども(WHOで台湾のオブザーバー参加が認められた)。
日本から来る飛行機は認めない、船も認めないって言ったらですね、取り返せないわけですよ、邦人を。
だから邦人が全部帰って来られるまでは、日本から習出席の来日を延期できませんかってことは言えないっていう意味なんですよ。
僕にはそれ言わなくても、できません!と言ったらわかるだろうってことで、それわかりますよ。
こっちもわかって言ってるわけですよ。
でも待ちの姿勢だけだったら、例えばね、実は、もうご存知だと思いますけど、武漢のある湖北省の隣り、温州市などはもう事実上封鎖されてるんですよ。
だんだん東に行ってるってことわかりますよね?
じゃあこのルート、東の端に何があるかというと上海ですよ。
そこににいらっしゃる日本人って武漢の比じゃないんですよ。
在留届って出さない人もいるんで、それから旅行に行くって届けをなかなか出さないっていうこともあって、外務省も一生懸命調べてるけども、正確にはつかめないけれども、どんなに少なくても数万人以上いらっしゃるわけですよ。
武漢、千人以下ですよ?
するとこれどうすんのかになって、じゃあその何万人の方を救出するまでは、中国に物も言えないとなってたら、むしろこれチャイナは、やっぱりしたたかなんで、これいつか終息するから、この騒ぎの間に日本どうしたか、アメリカどうしたか、オーストラリアどうしたか、すごくいま情報集めてますよ。
その形跡はっきり感じるわけですよ。
じゃあ中国の主権下で救わなきゃいけないのはアメリカも同じじゃないかと言われるでしょうが、アメリカは実際にはやらなくても憲法上いざとなったら、大統領がYESと言ったらですね、それ武装して行くんですよ。
それができると分かってるから、中国も日本に対する姿勢と違うわけですよ。
オーストラリアといえども、いざとなったら法律上行けるわけです。
日本だけ行けないんですよ。
だから結局は憲法問題にやっぱり繋がっていくんで。
だから桜を見る会の名簿は僕はさっさと出せばいいと思ってますけど。
どこが国家機密ですか、桜を見る会の出席者が。
それをなくしたっていうか、シュレッダーにかけたって言うから、それに乗っかる野党もどうかと思うけれども、しかし自由民主党の方にも大きな責任があって、こういう話をすべきなんですよ。
これ邦人救出のためはもちろん大事、もちろん絶対に欠かすことはできないけれども、じゃあそれだけでずーっと何も言わない姿勢だったら、本当に前進するのかってことを、僕も承知の上で言ってるわけです。
水面下のやり取りではそうです。
(5)北村担当相の資質焦点に 衆院予算委

(ざっくり起こし)
北村誠吾さんは、人があまり来ない外交や防衛、票にならない所(部会)にずっと熱心に来て、僕ごときの発言も一生懸命メモされて、それだけじゃなくて、必ず自分の言葉で質問も発言もされる。
今回の答弁が不安定なのはその通り。
でも問題になってるのは、例えば法律上の問題ですよね。
文書の保存期間について法律上の根拠を聞かれたら、答えられなかった。
国会審議見てると、ベテランで答弁めちゃ上手い、総理も含めて、すぐ役人がササーッとやって来て、紙見せるじゃないですか。
普通、総理も含めて、それ読むんですよ。
でも北村さんは一生懸命自分の言葉で言おうとするから、それで細かい点を突かれると、答弁席に役人近づけないので、いったん席に戻ってじゃないと後ろから紙渡せないから、答弁席で棒立ちみたいに見えるわけですけれども、一生懸命自分で発言されようとしてる、僕はその努力は正直、与野党問わず一定の評価をすべきじゃないかと思うんですよ。
役人の紙を何の疑問も持たずに読めば乗り切れるというのじゃない大臣なので。
もっと勉強すべきと言われたらその通りですよ。
僕は北村さんのそういう資質を総理はちゃんとわかった上で、党内からいろんな声があったけれども、ただ当選回数多いのに大臣になってないだけじゃなくて、誠実さをやっぱり汲んだと思うんですよ。
北村さんがこれから努力されることであって、任命責任は野党のおっしゃる通りですけれども、資質がないというのはちょっと僕は話が逆にずれてるんじゃないかなと。
非常に上手に役人の書いた紙をまるで自分の発言みたいに読むのが資質ですか?
自由民主党は政権担当が長すぎるから、そういうことに長けてる大臣が僕は多すぎると思う。
だから国会審議がいつも交わすだけになるんですよ。
行政官(官僚)が正面からぶつかる答弁案を渡しますか?
交わす答弁ばかりでしょ。
その根っこを見てほしいんですよね。
(居島:そこは公平に見なけりゃいけませんね)
(6)与野党から安住氏に批判

(ざっくり)
(立憲民主党の安住国会対策委員長が4日、新聞記事に「くず」「論外」などと批評を書き込んで国会内の控え室のドアに掲示し、与野党から言語道断と批判の声が相次いだ問題)
共同通信の記事に出てくるのは、安住さん本人と、それに怒ってる国民民主の玉木さん、公明党の石田さん、維新の馬場さん。
枝野さん出てこないですよね。
これ真っ先に一番きつく批判したのはむしろ同じ立憲民主党の枝野代表ですよ。
僕は枝野代表と考え方は真逆ぐらい違ってるけど、今回は枝野さんの対応は素早くてしっかりしてたと思いますよ。
その上で安住さんの振るまいはね、最初聞いた時は何のことかわかんなかったですよ。
長いこと政治記者をしてきたが、廊下に何か貼り出される自体がないです。
なんでかというと、議事堂は神聖なもので、しかも国民から預かってるものですから。
控え室も自分の物じゃないですよ、全部国民の物ですから。
それを自分の物のように誤解してるっていうのは、僕それ真相わかった時に、子供ですかって言ったんですが、すぐ自己批判したのは、子供こんなことしないんですよ。
(居島:(笑))
自分の落書きを学校の廊下に貼り出しますか?
貼り出さないですよ。
学校はみんなの物と子供分かってるから。
(居島:小学生に失礼ですよね(笑))
子供でもやらないことする国会になったなって、ガッカリするっていうか。
安住さんNHKなんですよね。
昔「TVタックル」に出て、よく言い合いしていましたよ。
その時よりも幼児化してますよね。
(以下略)
(8)ロシアとの交渉「着実に前進」安倍首相
(9)安倍首相 5月訪ロで戦勝式典出席
(ざっくり)
北方四島について、ロシアの「不法占拠」とする表現を使わないと。
はあ?
「不法占拠」という表現を使わないからといって、合法だと言ってるわけではないですよ。
それは客観的に言いつつ、ロシアに対して姿勢をこうやって弱めて、いいことあるんですか?
(居島:正直、何もないと思うんですけどね)
現にないじゃないですか。
今後の見通しもないんですよ。
じゃあ今年5月に、ドイツに勝った75年の節目の式典やると。
ロシアから安倍さんに来てくださいって招待が入ったのは事実なんですよね。
産経新聞がこれ行くなという社説を掲げてて、産経新聞だからって全部いいと言わないけど、あの社説は立派。
僕も行くべきじゃないと思います。
なぜこうなったかの裏の話をしておくとですね、プーチンさんが突如、国家安全保障局長、前に谷内正太郎さんがやっていたが、外務省じゃない警察庁出身の北村滋さんがやっているが、その北村さんと会った。
プーチンさんはもちろん谷内さんにも一回も会ったことないし、それどころか河野太郎外務大臣、今の茂木外務大臣もずっと会いたいと言ってるのに絶対会わない。
北村さんにだけ突然会った。
それもサシで。
その前に北村さんはロシアのインテリジェンスの大物たちと次々会ってて、1人とは3時間半も。
通訳は入ってるけど異例の長さで、その中身をロシアの情報機関の首脳陣から聞いて、プーチンさんが北村さんと会う決心をしたんですよ。
プーチンさんってもともと前例にはこだわらないけど、これは安倍さんにとったらそれはまっすぐなメッセージに聞こえますよ。
今までにないことを、ロシアに今回5月に来てくれたらやりますっていう明らかなメッセージだから、北村さんの報告を受けて安倍さんは決心したっていうのが本当のところなんですよ。
それで僕はこの「不法占拠」を書かないってのは強く反対しますが、こっちはね、今のところ反対なんです。
というのは、これ5月でしょう。
日本に勝ったっていう式典ではさすがにないんですよ。
5月の段階だからあくまでドイツの降伏に対してのお祝いなんですよ。
あくまでドイツに絞ってるわけでしょ。
だから北方領土、その4カ月後に奪いましたって話とは、違うって言えば違うんですよ。
そのかわり僕が反対をやめるには1個条件があって、これ行かれたら総理に2つお願いしたいんですよ。
まず挨拶を要求すると。
式典に行って並んでるだけじゃダメ。
いま交渉中ですけどロシアはできればそうしたいと思ってると思う。
必ず挨拶をして、その時にはっきり北方領土のこと言うんですよ。
日本は8月15日に降伏して、その後にソ連軍が入ってきて、北方四島は日本のものであると。
もう1個は、北村さんと会ってサインを出してくれたならよけいに、2島でかまいませんってことで話をしようとするんじゃなくて、本来はサンフランシスコ講和条約にソ連は調印してないんですから。
法的には実は樺太の南半分と千島列島の全ては依然として、領土未確定って見方もあるけれども、未確定ってことは元の状態ですから、日本のものですから。
僕は強硬論を右から言ってるんではなくて、だから鈴木宗男さんとはっきり意見が違うんですけれども、外交交渉で、2島返してと言って2島返してくれることは絶対ない。
戦争という選択肢はないんだったら、2島ですと言ったら1島になる。
4島ということを勝手に後退しないでくださいと。
こないだ北海道出身の自由民主党議員と議論したら、道民はみんなに2島でいいと思ってるんですって自信持って言われたから、四島の特に択捉・国後の島民の方で、これ返ってこないなんて耐えられないと、僕は北海道に何度も何度も何度も行って直に聞きましたよ。
青山さんは東京から行ってるからって言われたが、その人にはそこまで言わなかったが、僕はずっと行って意見聞いてるわけですから。
少なくとも2島でかまいませんって国民合意はないでしょう?
領土は東京だろうが沖縄だろうが北海道だろうが、アイヌの方々を含めた日本国民のものですから。
国民合意ができてないのに勝手に2島にしないっていうのが、2つめの条件です。
(★)議員stagram
☆宇宙・海洋開発特別委員会 海洋総合戦略小委員会(1月28日)


(ざっくり)
武見敬三さんが小委員長で、日本の海の資源のことを一生懸命、僕とも連携し合ってくださってて。
尖閣諸島にも関係する。
武見さんは「尖閣を見過ごしたまま習近平主席をただ歓迎するだけでは、来日に成功はない」ということを仰った。
僕の発言をまとめて言うと、尖閣諸島もそうだが、竹島の周りや、場合によっては新潟県のメタンハイドレートも含めて、特に民間に対して何のガードもない。
資料がたくさん付いてて、尖閣もそうだが大和堆の北朝鮮の問題とか、たくさん資料は出るが、要は民間の調査研究について保護がない上に、中国はもう好きにやってますよと。
第1次安倍内閣で海洋基本法というのができたが、政府に通称・海本部という海洋戦略全体を見る所があって、そこからも出席してるが、あたかもちゃんと取り締まってるような発言が相次ぐので、それ全然違いますよと言って。
僕は行政官には絶対怒らないしてんですけども、しかしこういう平場ではある程度きついこと言わないと、他の議員は海洋調査に出た人って基本的にいませんから。
新藤義孝さんだけは、船に乗ってくれて現場見てるから、会の終わりに言ってくれたのは、「実際に海洋調査をやった側の議員(青山)と、政府側の話に重大な乖離がある。実態を踏まえて現場も確認して、重大なものについては法的に対処すべきだ」と。
武漢熱とは別に、重大な意味のある会議だったと思う。
☆外国人観光客に対する医療PT(1月28日)


中国から日本に安いお金で治療しようと思って、たくさん来るんですよね。
日本は優しいから、本当は中国で具合悪くなってたのに、今ここ(日本)で悪くなったと言われたら、安く治療するわけです。
その負担を日本国民がずいぶんしてるという現実。
実際に大病院にも開業医にも聞きに行ったが、開業医は、めっちゃ中国から来ますよ、しかし医者だから目の前で病気抱えてる人を見たら治療せざるをえなくて、支払については政府の方針を待つしかないと。
それを議論してきたプロジェクトチーム。
今回はやはり武漢熱クライシスのことをやることになった。
その時に、メモでペルソナノングラータって書いてますけど、外交上の言い方なんですけど、好ましくない人物ということ。
出入国管理法、いわゆる入管法に第5条というのがあって、日本が好ましくないと思った人は、事実上、入国拒否できるんですよ。
日本の国益あるいは安全に影響あると思ったらお断りできる。
従って中国から来る方は少なくとも当面は全部止めるべきだってことを、そこで申しました。
そして致死率が低いと盛んに言われるが、今も言われてるが、それは評論家の話であって、要は自分や自分の家族はかからないと思ってるんですねと。
致死率が仮に0.1%でも自分や家族が死んだら致死率は低いから問題ないとは言わないでしょうと。
政っていうのは評論と違うので。
そこに目を行き届かせるのが大事だから、致死率が低いから中国から人が入ってきても大丈夫だとか、武漢と湖北省だけでいいと言うのは、政の在り方として違うということを申しました。
政府はいろいろ仰るけれども、但し、僕は出入国在留管理庁の中にも良心的な人はいて、それは検討が必要ですという答えはありました。
少し前進はしてるなと思ったんです。
写真は杉田水脈議員が撮ってくれた、僕の知らない間に。
杉田さん、僕を撮るのがちょっと趣味になってるそうです(笑)。
誰とは言わないけど、この中に、中国にやはり配慮が必要だと言った人がいる。
僕がブログに書いた人とは別の人です(2月7日の青山さんのブログ参照)。
しかもその後、僕に「すみません、いつも反対のことばかり言って」と言われるから、いや、僕は全然いいんですよ、むしろどんどん言ってくださいと。
でも、あなたの言ってることはおかしいですと言いました。

このメモ書きは何かというと、(下の方に)武漢のお年よりや子供さん、海鮮市場周辺の人をどうするかって、これチャーター便のことなんです。
水面下で外務省の良心派と…、そもそも最初、チャーター便出さなかったんですから。
中国がうんと言ってくれなくて。
どうやって中国側を説得してやるかというのを、ずっと外務省の良心派と連携してやってる時に、最終的に飛ぶことになって、第1便が1月29日の朝に日本に戻ってきたんですが、その時、高齢者の方や子供さんを中心にするのか、それとも海鮮市場の近くの方を中心にするのかという議論を、水面下でいたしました。
最終的には、もう言っていいと思うんですが、海鮮市場の近くの方を…。
誤解なきようにね、高齢者だけ狙い撃ちになって感染してるわけじゃないので。
問題はうつった時に、やっぱり糖尿病が進行してたり既往症のある方が多いから、比較的重症になりやすいってことであって、高齢者が狙い撃ちで感染してるわけじゃない。
で、子供さんは特に実はあまり感染してないから、感染してる恐れの強い人を乗せることになって、それで優先的に乗ってもらったんですよ。
だから(感染者が)10人出てるんですよ。
さっき96人の内訳を言いましたが、チャーター便の10人も、実はそういうことなので。
チャーター便がまだ残ってるから、まだ課題はありますけどこういうこともやるわけです。
☆新型コロナウイルス関連肺炎対策本部(1月31日)


名前が長い。
「関連」というのは要らないと思うが、対策本部が開かれて、これむちゃ混んでるわけです。
党本部7階の一番でかい部屋なんですけど、通常使う部屋では一番広いけど、こうなることはわかってるから、僕は実は1時間ぐらい前に行って席取っといたんですね(画像の立っている人の右から2人め、ポスターの前に写っているのが青山さん)。
なぜこの席かというと、こういうのいっぱい人が来すぎた時には、みんな手を挙げるから、端から当てて行くんですよ、公平なように。
ところがこの時は、バラバラに当たるんですよ、端から当てずに。
それやってると、当たらない人がおそらくいっぱい出てくるんですよ。
端から当てていくと、取り残しを出すわけにいかないから、時間延長してでもやりますよね。
だもんで、1年生ごときですけど、恣意的に当てるのはやめて下さい!と言ったんですよ。
最初はシーンとしてたけど、やがてベテラン議員から、端から当てろよ!と。
で、やっと端から当たるようになって、僕が当たって。
僕の言ったことは、今までとそう変わってるわけじゃなくて、本当は1個重大なことを言ってですね。
これ言っていいかな、まだ分かりませんよ?調査団入ってないから。
WHOの調査団これから入るけど、あんなの当てにならないから。
本当は日米の調査団送れって僕は主張してるんですけど。
要は、ウィルスが特異なウイルスすぎるんですよ。
潜伏期間が1日あるかないかのと、2週間超えてんじゃないかってね、WHOは12.5日と言ってるけど。
意味分かります?
これもし、兵器化されたウイルスだったら、もしですよ、誤解なきように。
兵器化されたウイルスだったら、ここ戦場だとしたら、すぐに殺したい時は、潜伏期間の短いやつをすぐ出すんですよ。
でもそうじゃなくてどこかの国を滅ぼしたい、どこかの街を潰したいんだったら、潜伏期間長くて、つまり発症しないけどウイルスは持ってる、感染力だけ持ってる人を、野放しになるように、2週間ぐらい出ないように、分けて作るわけですよ。
これ常識なんですよ。
それとよく似てるわけ。
それと武漢の病毒研究所というね、ウイルスを研究してる所がSARSの研究もしてるわけですけど、健康のためと思いたいけど、SARSとよく似てるわけですよ、今回のは。
で、SARSと似てるけれども、潜伏期間とか違うところがあって、常識で考えるとSARSを使って兵器化したと、戦いに使えるようにしたという可能性は考えなきゃいけないので。
従って、甘く考えないでくださいっていうことをまず申し上げまして。
従って、致死率が低いとか言ってないで、指定感染症ってあって、いま2類なんですよ。
任意の部分が多いわけ。
検査受けてくださいねとか。
それをほとんど強制力を持ってできるのは1類なので。
で、これ1類ってのはエボラ出血熱とか限られた病気で、法律を改正して指定しなきゃいけないんですよ。
だからお役所の方が、法改正が必要ですからできませんと仰るから、お役所がそう仰るのは当然だけど、われわれ立法府の方でこれは改正すべきですと。
改正は難しい話じゃなくて、超党派で、今回の武漢熱を加えればいいんですと言ったら、それはこの人ほんとに専門家ですけど、田村憲久さんが中心になって、党として意見を煮詰めていきましょうっていう話にはなりました。
☆新型コロナウイルス関連肺炎対策本部(2月5日)


次に開かれた対策本部。
部屋がちょっと狭くなって、これ正しい判断で数は減ったんだけど、でも満員なんですよ。
また端から当たらずにバラバラ当たるから、また僕は恣意的に当てるのやめてください!とまた言ったら、今度は、はいわかりましたになって、順番に当たるようになった。
僕が申したのは、1類にしてくださいということと、中国からの全面渡航禁止にしてくださいということと、習近平、これがさっき記事になったやつです、習近平国家主席の来日については、今までは国賓としての来日に反対してたけども、来日そのものに反対しますってことを申しました。
それから国際調査団を総理から、習近平国家主席にまさしく電話で申し入れて、WHOじゃなくて日米英を中心にした調査団を入れて、ウイルスの発生源を調べさせてくださいと。
これいずれも政府は検討しますという返事でしたが、いや、前向きな検討も間違いなくありました。
習近平さんの来日については前向きな答弁が全然なくて、むしろ政務官などから、いや予定通りですという答えばかりだったんです。
そのことは後で言いますが、最後に僕は2回目の発言で申したのは、国会議員は高リスクグループだってことを自覚すべきですと。
僕はやりませんが、でもほとんどの議員は毎週末必ず全国に散らばって、選挙区に戻って、そこで握手しますねと。
握手してすぐ手を洗いますか?と。
目の前でアルコール消毒しますか?と。
そんな失礼なことできるわけないじゃないですか。
だから洗ったとしても全部終わってからですよね。
その間、どうしても(顔のあちこち)触りますよね。
ものすごい数、握手なさるわけですよ。
しかもその人たちが、週が明けると間違いなく1カ所(東京)に戻ってくるわけですよ。
だから高リスクグループで、自覚はなくて、国会議員から感染者出たりすると、それはそもそも国民に対する責任を軽んじてるってことですと。
それから国民の啓発もしなきゃいけないのに、啓発する立場の人が無自覚だったっていうのは問題なので、国会議員が高リスクグループっていうのを自覚してくださいって言ったら、この田村本部長が、今の発言は極めて重要なので議院運営委員会で議題とするように努力しますと言われてですね。
田村さんの公平な判断というのは僕はすごいと思います。
☆外交部会・外交調査会合同会議(2月5日)



ダーッと書いてあるけど、これは条約と協定を承認するための会。
毎国会、いろいろある。
(まとめた冊子)だけ見ればいいが、やはり議員の務めとして、自分の考えとして、それぞれ原本を全部必ず目を通すんですよ。

外務官僚、行政官を信じますけれど、でも国会議員は国民から委託されてんだからこれ見なきゃダメで、全部見るわけです。
そういうのが通常の仕事で、それに加えてですね、中山展宏さんっていう外務政務官がお見えでしたから、習近平さんの来日そのものをやめるべきですということを言いましたら、中山さんは誠実に答えて、「感染の拡大防止があくまでまずはメインです。感染の拡大防止には中国の協力も必要なので、その上で青山議員の意見はよく拝聴しましたので、よく考えます」と。
但し「現時点ではこれまで通り準備を進めてます」という答えをされたんですが、その背景はさっき言った通り。
中山政務官はあえて仰らなかったけど、邦人を救出するためにも中国と喧嘩するわけにいかないと。
それは感染拡大の防止の一つでもあると。
その上で、こういう意見があることはよく考えるけれども、準備は今まで通りせざるをえないっていう意味なんです。
何のことかというと、決して政府側は言わないと思うけど、中国側が自ら辞退すべき。
すべきじゃなくて、辞退するのを待ってるということなんです。
僕は待ちだけではなくて、水面下でいいから働きかけもすべきだと。
☆政策審議会(2月5日)


ここにさっき言った尾身茂さん(画像中央)、日本ではあまり知られてないだろうけど、世界ではとっても有名な人。
・独立行政法人 地域医療機能推進機構(JCHO)理事長
・名誉世界保健機関(WHO)西太平洋事務局長
・自治医科大学名誉教授
今こういう仕事をされてますが、もっと分かりやすく言うと、本来はWHOの事務局長になるべき人なんですよ。
それをチャイナに負けて、マーガレット・チャンという香港衛生局長で共産党の言いなりだった人をWHOの事務局長にしたから、今のエジプト(エチオピア?)の人だけが悪いんじゃなくて、元々この人がなるべきだったのを、日本が負けたことが原因なんですよ。
この尾身さんはさすがにですね、対策私案をちゃんと出してくれてるんですが…。

僕の質問の前に他の方がお聞きになったのは、どうしたら終息するんですかと。
尾身さんの答えは、さすがだと思ったんですけど、要するに、うつる相手がいなくなったら終わりですと。
もうこの答えだけでいいんですよ。
僕がウイルスとするじゃないですか。
そうするとこの部屋(スタジオ)の中に4人いるわけですよね。
この状態だと僕(ウイルス)は活動できるわけです。
でも向こうの皆さん(ギャラリー)とは僕は接触できないので、これうつらないんですよ。
さっき冒頭で言った通り、空気感染は嘘だし。
空気感染だったら、そこのドア開いただけでみんなにうつるけど、その事実はないから。
だからこの部屋ん中からみんながいなくなれば、僕は、このウイルスというものは、もうその後存続できないんですよ。
だからそこで終息は必ずするんです。
だから中国の対応が、情報隠したり遅かったのは事実だけれども、武漢を封鎖したのは遅ればせながら実はそこは正しいんですよ、公平に言って。
そうすると今の武漢の現況を見ると、やがてウイルスはうつす相手がいなくなる。
でもダークサイドも言っておくと、急に病院作ったでしょ。
産経新聞が取材に来たから僕は言ったのはね、なんで報道しないんですか、あそこ格子はまってるでしょと。
病院に格子はまってるんですか?
昔の精神病院とかは別にして。
なぜ感染症の所に格子はまってるんですか?
あれ収容所ですと。
しかも医者がいないんですよ、ベッドだけあって。
だからそこに収容するんですよ。
もちろん人権上大変な問題だけども、うつる相手をいないようにするって意味では正しいので、結果としてはやがて終息して行くんですよ。

で、終息して行く時に、その後日本を含めた世界の方が問題だから、さすが尾身さんで、その対策の私案を書いてらっしゃるんですけれども、ここに対策の概要ってあって、これあくまで初期ですかって僕は確認したら、そう、初期なんですと。
ここに、定義の見直しっていうのは、渡航歴を湖北省に限定するか、中国全土にするかと。
だから専門家、政治家じゃないから和らげて書いてあるけれども、本当は僕は趣旨としては中国全土にすべきだということを、ご意見としては仰ってるっていうふうに感じました。
尾身さん○○○ある考えはまた違うかもしれないけど、この時の仰りようはそうであると僕は感じてですね。
そしてここに(下の欄外に)僕の字でね、僕が質問した後に、この対策は何が主眼ですかって聞いたら、要するに飛行機を全部止める判断はあると仰ったんですよ。
ということはまあ、船もあるけれども、要するに渡航は全部止めるべきだってことを仰ってるんであって。
あとはですね、今日僕は冒頭に手洗いのこととか言いましたけど、そういうことは実は効果があるってことも、尾身さんもはっきり仰ってたんで。
この尾身茂さんっていうのは世界で最も信頼できる専門家の一人ですから、信じていただきたいと思います。
☆静岡県連女性部中央研修会(2月5日)
(ざっくり)
武漢熱について正確な情報をお教えした。
そして日本がきちんと対策取らない根底には憲法の問題があるってこともしっかり話した。
☆福岡第五区支部・原田義昭後援会での講演
(ざっくり)
護る会は去年6月20日にできたが、原田さんは去年9月まで大臣。
現職閣僚で入った。
護る会は安倍総理もガンガン批判するから、現職の閣僚で参加したのはさすが原田さんだけ。
大丈夫ですか?と言ったら、え?って感じで、国士なんですよ。
☆青山繁晴を囲んでの懇談会
(ざっくり)
原田さんと、護る会副代表幹事で創立メンバーの1人、鬼木誠代議士。
陸上自衛隊の西部方面総監だったという方も(観客として)参加。
こういうことをブログに書き込んだら、講演ばかりやってないで1人で北朝鮮へ行って交渉してこいって書き込みが来たんですが、こういう講演を通じて、みんなに根本問題、拉致事件も武漢熱クライシスも共通している根本問題をわかっていただく。
日本は民主主義なので、主権者の意識なく誰も何もできないので、そのことわかっていただきたいと思います。
☆高崎青年会議所OB会の講演
(ざっくり)
当日の朝に、行きたいけどキャンセルしますっていう高齢者の電話がものすごい数だったんです。
高齢者だけ狙い撃ちで感染しているんじゃなくて、どなたの後援会も、この番組も含めて、縮んじゃダメです。
特に高齢者は身を縮めちゃダメ。
今までの人生の経験を生かして、町内会でも連携をして、私たちの力で感染食い止めることも含めてですね、当日のドタキャンの電話が多かったっていうのが、僕にとっては大事な大事な情報です。
それに立ち向かいましょう。
以上です。
(8)輸出1兆円目標届かず 不漁や韓国の不買続く
(9)ハワイで発の原爆展開催へ 広島・長崎共同
(10)有本嘉代子さん死去 再会果たせず
(11)トランプ氏 弾劾裁判「地獄だった」
(12)「偉大な米国復活」トランプ氏一般教書演説
(13)ブディジェッジ氏最多票 民主候補選び初戦アイオワ
(14)台湾 WHO会合参加へ
(居島:共同通信によりますと、WHO当局者は8日、新型コロナウイルスによる肺炎の治療方法を話し合う会合に、台湾が参加すると明らかにしました。WHOの非加盟国である台湾は、WHO総会へのオブザーバー参加も中国の反対で認められない状態が近年続いていて、異例の対応です)
これは…(拍手)、やればできるじゃんという。
まだWHOの加盟までは行ってないけれども、チャイナがあれぐらい嫌がってたことが、この武漢熱クライシスをきっかけに、ちゃんと日本も言うべきを、少しは言いましたから。
まあアメリカの力が大きかったけれども、日本も言うべきを多少言いましたから、やればできるんであって。
今後の安倍外交の大きな課題の一つだと思います。
(15)日英 経済協定早期交渉へ
(16)英離脱直後 EUと早くも衝突
(17)シリア政権軍 要衝を制圧 全土奪還に近づく
(18)東京パラ五輪 日本「金」20個の目標を発表
(★)お知らせ
☆第99回独立講演会
3月15日(日)受付13:00~ 開演14:30~19:00(予定)
東京ビッグサイト
募集期間 2月21日(金)正午まで
詳細は独立総合研究所HP・青山繁晴ブログを
☆【日中の興亡2025】【その通りになる王道日本、覇道中国、火道米国】発売記念サイン会
2月15日(土)13:00~
阪急西宮ガーデンズ特設会場
問い合わせ:ブックファースト阪急西宮ガーデンズ店(TEL:0798-62-6103)
※元動画はこちら(2月11日午前0時現在)。URLが変更される(修正版がUPされる)こともあります。その場合は、DHCシアターの再生リストから、たどって下さい。但し、アーカイブは2週間の公開です。
※「虎ノ門ニュース」公式サイトもどうぞご活用を。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
来週2月17日(月)のコメンテーターは、田北真樹子さんと石平さんです。
議員スタグラムはかなり駆け足になってて、尾身さんの話が危うくカットされるところでした。
岡本ディレクターの采配で、時間は何とか確保されましたが。
ぶっちゃけ、安住さんの話とかは一言「子供ですか!」で終わって良かったのかも。
まじめに論評するのも馬鹿馬鹿しいレベルですから。
…とか言いつつ、ざっくり起こす私も私ですが(^_^;
一通り作業を終えて、夜のニュースを見たら、クルーズ船の感染者数が大幅に増えてたので驚きました。
今朝の時点で70人だったのが、一気に65人も増えて135人に。
青山さんも言われてたように、クルーズ船は「特別な空間」なので、街中と同じように考えてはいけませんが、でもやっぱり数字だけ見るとびっくりしちゃいます。
2週間後、次に青山さんが番組に来られた時にはどうなってるでしょうね。
終息に向かってればいいなあ…(T_T)
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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※【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■2/10放送 DHCテレビ「真相深入り!虎ノ門ニュース」

現在ブログは基本的にお休みさせていただいてますが、青山繁晴さんの月曜『虎ノ門ニュース』の項目紹介だけは、今後もできる限り続けていきます(余裕があれば要旨や雑感もつけます)。
※拙ツイッターの新アカウント(2019/8/6~)はこちらです。
https://twitter.com/boyakuri2
隔週ご参加の青山繁晴さん。
前回の放送すなわち1月27日の朝の時点では、感染者数は中国で2036人(死者56人)、日本は4人という状況でした。
2週間でものすごく拡大してしまった印象です。
“武漢熱クライシス”(青山さん命名)は今後どうなっていくのでしょう?
今回も必見です!
書き起こしはあくまで要旨なので、扱いにはご注意下さい。
万一、趣旨と違う文章を見つけられた方は、掲示板orツイッターorメールにてご一報下さい。
<今週のニュース項目>
(★)オープニング
(居島一平:新型肺炎の見通しが立ちませんね。とうとうSARSの死者も超えたということで…)
当然あとで詳しく話しますけども、発生地の武漢ではやがて頭打ちになると思います。
今、3万7000ぐらいですが、あと1万数千ぐらいでなる可能性はあると思います。
但し、今のは武漢での話で、日本含めたその後の広がりについては全く楽観視すべきじゃないですけれども。
後でもう一度話しますけれども、武漢そのものについては、終息って言葉は…、要するに武漢については、今はまだずっと伸びていってますけど、やや終息の兆候も見られます。
但し、世界的感染の連鎖については、今後むしろ要警戒ですね。
(1)新型肺炎最新ニュース
(居島一平:新型肺炎に関する最新ニュースをお伝えいたします。共同通信よりますと、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスでの新型コロナウイルスの集団感染で、厚生労働省は昨日、ウイルス検査の結果、新たに6人の感染が確認されたと発表しました。これで乗客・乗員の感染者数は合わせて70人となり、国内全体では合わせて96人となりました)
※註:厚労省は10日、新たに65人の感染が確認されたと発表。クルーズ船の感染確認は135人に。
このニュースにも大事な部分が含まれている。
隠されてるというのはちょっと言いすぎかもしれないけど、でもある種、隠されてると思うんですよね。

というのはね、ここに立派な世界地図も出てますけど、ここにもあります通り、いま一平ちゃん読んでくれた通り、96人、日本国内での感染、確認された方がですね。
それで、うちクルーズが70人ですよね。
それでチャーター機が10人ですよね。
ということは、クルーズ船は特別な空間ですよね、正直。
船の対応の課題もありますよね。
で、チャーター機で帰って来られて感染が確認された方は、基本的には武漢で感染した可能性が高いですね。
そうすると、いわば、ちょっと表現に気をつけなきゃいけないのは当然ですけど、純然たる国内は16人なんですよね。

だから96人で飛び上がるような、あるいは飛び抜けたような数字に見えるけれども、一つはクルーズ船という特別な空間で起きた人が多くいらっしゃって、一つは救出した中に武漢での感染者が含まれていて、国内では16人ですから、それでも他国より多いと言いながら、たとえば台湾より少ないし、ほぼオーストラリアと、あるいはマレーシアと横並びであって、日本が突出して感染連鎖が起きてるって状況では、客観的にはありません。
但し、いま現在ですけどね。
さっき申し上げた通り、これからこそ、武漢がだんだん終息に向かうのに合わせるわけじゃないけれども、日本を含めた世界への展開、感染連鎖を当然きちんと警戒しなきゃいけないけれども。
やっぱり客観的な情報、って言うだけじゃなくて、情報自体を客観的に活用する。
誇張して受け止めない。
それからネット上でやっぱり凄まじいほどの、根拠のない話も…、しっかりした話もありますよ?でも根拠のない話もものすごい勢いで伝播されてて、意図的なものもあります。
ちょっともう冒頭で申し上げますと、たとえばね、僕のブログに来た書き込みの中には…、大半が非常に冷静な書き込みで感心してんですよ、さっき言った終息に向かうだろうってことを自分で計算なさって、曲線も使って予測されてる人がいて、しかも中身がほぼ正確で感心したんですよ、たぶん専門家じゃないと思うんですけどね、理系の素養はある人でしょうけどね。
でも逆にね、「空気感染するらしいです」。
もっと正確に言おうか、3行だけなんですけどね。
「空気感染するらしいですね。青山さんのサイン会と講演会がとても怖いです」と。
(居島:ああ…、そうですか(苦笑))
それでハンドルネームも「怖いです」になってるわけです。
あんまりこればかり言いたくないけども、僕の活動を止めようとする意図的な中傷誹謗、破壊工作はずっと続いてて。
今までよりさらに踏み込んで言うと、警察とも連携すべきを連携して調べています。
警察も調べている。
検察も調べている。
犯罪に当たるものはですよ。
それでたとえばこの書き込みについても、要するにどういう書き込みなのかはバレてます。
本当に怖くて、サイン会・講演会行きたいんだけど行けなくなったっていうんじゃなくて、とにかくサイン会でも講演会でも、場合によってはこの虎ノ門(ニュース)だって皆さん人が集まってるし、スタッフも、いわば今ここで濃厚接触してるわけですから、そういうのも全部止めさせようという動きもはっきりあるんですよね。
で、そういう時にやっぱり政府がきちんと情報を、中国共産党と対照的に、WHOとも対照的に、日本政府が民主主義に則って出すことが大事ですけど、でも96人というのも客観的な数字に見えるけども、よく見たらですよ、中身はこうですから、従ってこの中もですね、たとえばバスの運転手さんが武漢から来た観光客を、バスに乗っけてたら感染なさったわけですよね。
(居島:そういうケースもありました)
というか一番最初に国内で注目されたケースですよね。
それについても、これはさっき言った通り、全ての書き込みが本当は一応全部調べが入るので、これは純粋な疑問として届いた書き込みの中にね、要するにバスの運転さんって前向いて座ってるんで、後ろに乗ってるお客さんと濃厚接触したと言えないんじゃないですかと。
だから言われてるよりもっと深刻じゃないかっていうね、本当に心配しての書き込みあったんですけど、このバスの運転手さんの行動はきちんともう把握されてて、それは前見て運転するだけじゃなくて、観光客をバスに乗せる時に運転席から出られて下に降りられて、ちゃんといちいち一人一人日本人らしく丁寧に応対されたという事実もある。
その時の距離、話しかけられた人、話しかけた人もお客さん中にいたようですから、濃厚接触の時間は間違いなくあったわけです。
従ってバスの運転手さんであったり、あるいは中国人で日本で働いてらして、20代の若い人で、中国語喋れますから、中国から来た人はもっぱら接客されてて、そこで濃厚接触が行われて感染したっていうような人もここ(16人)に含まれているんで。
今のところはですよ?
僕は朝もう1度政府側にも確認して、それからやっぱりアメリカが一番よく調べてるから、そういうことも確認して、ここに出てきた限りで言うと、だから日本時間で午前7時5分ぐらいまでの段階ではですね、国内で連鎖感染と呼べるものはほぼ起きてないんですよ。
従って、政府の対応が後手後手に回ってるのは事実だけども、幸いなことに、その後手後手のために深刻な3次感染、4次感染というような連鎖が起きてる状況じゃないので。
冒頭申し上げておきたいのは、危機管理って言葉は皆さん全員耳に馴染んでらっしゃると思いますが、危機を管理するっていうのは本当はどういうことかというと、身を縮めないっていうことなんです。
感染症であれテロであれ、基本的には同じで、身を縮めて本来すべき、あるいは活動を止めてしまうと、それは負けなんですよ。
感染症にもテロにも他の危機にも人間は負けるわけにいかない、そのために危機をコントロールするんで。
身を縮めていればいいっていうような論調がネットだけでなくオールドメディアにもよく出てくるけど、それは違うんです。
すべき活動、あるいはしたいことはちゃんとする、その上で必要な注意をする。
これはオールドメディアでも流されたニュースですから、ご存知の方いらっしゃると思いますが、日本においては今年は従来型のインフルエンザの流行がかなり抑制されてるんですよね。
それは手を洗うっていう、あるいはマスクも含めてちゃんと自衛なさるって事が行き届くと、これぐらい減るわけですよ。
まだ最終的にはわからないけれども、たぶんインフルエンザの流行シーズン終わると、僕は情報交換してる本当の専門家、後で議員スタグラムで出てきますけど、そういう人も含めて話してるのは、シーズン終わったらインフルエンザが従来予測の1/3か1/4になるかもしれないぐらい減ってるわけです。
ということはもうお気づきの通り、効果があるんです。
念のため申し上げると、手の洗い方もずいぶん行き渡ったと思うんですが、僕のお願いとして時計を置いてほしいんです、秒針のあるやつ。
あるいはデジタルで秒が出るやつ。
(まとめると
・手洗いは20秒は必要。
・手のひらを擦り合わせるだけじゃなく指の股、それから親指は必ず捻る。
・長袖はまくって手首の部分も。
・爪の間も。
・使い捨ての手袋をもっと活用する。
・使い捨て手袋じゃない場合は帰宅後アルコール消毒)
マスクは補足的なものと考えていただいて…、マスクはウィルスは必ず通ります。
ウイルスが通らないマスクだったら確実に人間窒息します。
僕ら専門家の端くれは特殊なマスク持ってますけど、それで持って10分ですね、訓練を受けてても。
マスクは苦しいと人間、鼻出すんで、鼻は鼻毛があって口よりはマシなんですけどね、それでも鼻出してると意味なくなっちゃうから。
でもマスクは例えば保湿しますよね。
必ず湿っぽくなりますよね。
粘膜って乾いてるとウイルスはものすごくとっつきやすいんです。
ウエットであるのはとても大事なので、だからもちろん意味はあるし、他人に感染を広めないって意味でも、特に意味があるんで。
(2)政府 今週にも緊急対策 新型肺炎
(居島:共同通信によりますと、安倍総理大臣は7日、新型コロナウイルスによる肺炎拡大に関する政府の緊急対策を、来週にも策定する方針を明らかにしました。安倍総理は自民党の提言を受け取り、今週にも緊急の対応策を取りまとめ、速やかに予備費も活用し、順次実行したいと述べました。政府は2019年度、そして2020年度予算の予備費を活用し、感染の拡大防止に向けた国内対策を作成する方向です。自民党の提言は、国内での蔓延を防ぐ専門センター設置のほか、検査キットやワクチン、治療薬の開発促進、さらに観光業など旅客キャンセルで打撃を受けた中小企業の支援が盛り込まれています)
この最後の方に出てきた自由民主党の提言っていうのですね、これから議員スタグラムで詳しくお伝えする、資料もお見せする、対策本部や部会での発言をまとめたものなんですが。
例えば僕が提言したことってあんまり入ってないです、この中にはですね。
それは対策本部長の田村憲久元厚生労働大臣からちゃんと説明があって、これはあくまでいわば最大公約数であったからそうであって、ま、とんがったと言われないけれども、とんがった提言もちゃんと政府には届けていますってなって。
田村さんは嘘言わない人なので、その通りだと思います。
その上でね、これやっぱ今頃、緊急対策かいと。
緊急じゃないじゃないかっていう反応は当然です。
但しですね、他の議員にも色々聞かれるんで申し上げたのは、危機管理にはたくさん常識があって、その常識っていうのは本当は専門家だけじゃなくて、みんなに染み渡ってほしいんですけど、基本的には後手後手になるって事を想定しなきゃいけないです。
危機に対して全部前広にやってたら、逆に例えば、こうやって新しいコロナウイルスが出てきますねになったら、さっきの身が縮むと同じで、全部封じ込めようとしたら、誰もどこにも出かけてはならぬってことに…、極端に思うかもしれないけど、そうなってる人は結構もう日本でもいるわけです。
高齢者が亡くなる確率は高いって言われるから、それだけ聞くから、なんか高齢者が狙い撃ちになってるような誤解をされて、高齢者が特に行きたい所に行かれてない現実はあるんですよ。
これは高齢者の心身の健康にも良くないんで。
何言ってるかと言うと、危機管理ってあんまりそれが肥大してですね、もう何でも未然に防ぐんだってなったら身動き取れないんですよ。
だからどうしても後手後手の部分はあるんですが、その後手後手に行って批判も恐れて何もしないんじゃなくて、とにかく打てる手は次々打っていくと。
それで次々打って、やがて様子がわかってきて、それは最初よく様子わかりませんから、特に中国のようなはっきり言うと閉鎖国家で起きた感染症だと余計わかんないから、その打った手の中で効くやつと効かないやつがあるから、それをやがて、しばらく時間を取ってからまとめて緊急対策にするっていうのは本来は、全く後手後手でけしからんというね、怒るだけの話ではないんですよ。
但し、それにしても遅いっていうのはその通りだと思います。
その上でね、この緊急対策ってだから最後に、中小企業の支援って最後にちょろっと書いてあるけど、要するに観光業に限らないんですよね。
中国に部品製造を依存してる会社も多いから、中小企業だけじゃなくてトヨタのような大企業も含めてね。
そういうところへの経済的な、経済政策としての視点も盛り込むって意味の緊急対策なんで。
感染予防については、僕は部会で主張してるのは、はっきり簡単に言うと生ぬるいと、中国から来る人を全部止めるべきだってことずっと言ってるわけですけれども、同時にそれまでに中国は途中まで隠してたから、たくさんの人が来てしまってるんで、さっきのバスの運転手さんもそうですよね。
だから僕はあえて全部止めるべきだって言ってるけど、止めたら全部OKかというと、そういうわけではないんですよね。
あともう一点、経済的なこと、これもうよく勉強したはずです。
サプライチェーンって言われる部品の供給から、あるいは物を売ることについても、チャイナっていう大きな財布に頼ると、こんな一気に打撃を受けると。
福岡に講演に行く前に、それからこの月曜日の虎ノ門、隔週参加、僕、今週参加ですから、東京都内の商店街も行ってみたんです、何カ所も。
もうガラリンガラリン、閑散とはこのことかになってるわけですよ。
当然従業員の方は、特に中国人の従業員の方なんかはもう仕事は全然なくて、もう床を同じ所を拭いてたりですね。
色々話も聞きましたけども、やっぱりこれは経営側の問題であって、要するに中国の財布は大きいってところばっかり見てるから、大企業から中小企業に至るまで、困難に直面するんで、二度とこれを繰り返さないような政府にもならなきゃいけない。
政府自身がある程度それを奨励してたに等しいんですから、自由民主党も、親中派の議員だけじゃなくて。
僕も含めて、もう一度そこをしっかり学習するということをやるべきですよね。
(3)「五輪」組織委に新型コロナ対策
(居島:共同通信によりますと、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は6日、感染が拡大している新型コロナウイルスに対処するため、武藤敏郎事務総長を本部長とする対策本部を設立したと明らかにしました。副事務総長ら6人を副本部長に当てるほか、11人の局長全員をメンバーに含める幹部総動員体制で安全で安心な大会を目指します。選手だけでもオリンピックでおよそ11000人、パラリンピックでおよそ4400人が参加する大会だけに、感染の封じ込めに失敗は許されず、関係機関と協力して万全を期す方針です。オリンピックやパラリンピックでは過去にも感染症が大会の運営に影響を与えた例があり、前回2016年のリオデジャネイロオリンピックでは蚊が媒介するジカ熱流行への懸念で、一部の選手が参加を辞退しました。また一昨年の冬の平昌大会でもノロウイルスが広がり、選手に感染者が出ました)
記事の末尾にですね、要するに実は今までもありましたと。
特に前回のリオで、ジカ熱っていうのはけっこう大変な騒ぎでしたから、それが一部の選手辞退、当時は大きなニュースだったですよね。
それから直近の平昌でもノロウィルスの問題があったわけですよね。
でね、ちょっと雑駁な話をして申し訳ないけど、この時よりずっと今回ね、中止だ中止だっていう話がね、しきりに流れるんですよね。
僕はそれ違うと思いますね。
で、その今回中止の話が流れる背景にはジカ熱よりも例えばね、今回の新型肺炎、僕は武漢熱と呼んでるけどそっちの方が広がりは大きいし、ま、ある種の悪い知名度も高い。
でもたとえばノロウイルスも知名度高いですよね。
どうしてこういう中止の話が出るかっていう事はやっぱり考えなきゃいけないと思うんですよね。


韓国が防護服姿の聖火リレーが競技場走ってるポスターを(画像は前回放送分より)、韓国の民間団体と言いつつも政府と関係があるかもしれないっていう疑惑が指摘されている有名な団体ですよね、そういう所がポスター作ったり、あるいは五輪憲章に、これもすでに五輪憲章に違反してるけども、五輪憲章にあからさまに違反して、五つのマークの中に不埒な絵を描いたりね。
反日って言われる勢力が、この東京オリンピック・パラリンピックを成功させたくないっていう力を、やっぱり僕は感じますよね。
さっき縮まないようにしましょうと申し上げたのも、やっぱり、きちんと日本は世界で一番対策とれる国なんで、このオリンピックをむしろ、なんでこれ言うかというと愛国者だから言ってんじゃなくてですね、僕は愛国者ですけれども愛国で国を歪めることはしませんから、見方歪めることは。
動物由来の感染症っていうのは、人類共通の新しい一番の難題なんですよ。
鳥インフル、口蹄疫、狂牛病、いま豚熱って言ってますけど豚コレラね。
それなのに獣医学部を作ろうとしたら加計問題だって言って大騒ぎしたっていうことも、全くそれ話が逆さまなんですけれども。
何を言ってるかというと、今後も起きるんです。
必ず起きます、新しい感染症、動物由来で。
まあ情緒的なことを言っちゃいけないけども、やっぱり動物を好きに食し、たとえばネズミを食べる中国の人を差別しては絶対いけないと僕は思うのは、タンパク質が足りない、貧困と直面してる内陸部だから、昔から、牛や豚を無事に飼えるような酪農農家が少ないから、やむを得ず食べてるわけで、人種的偏見に繋がるようなことは、特にアジア人の一人として、日本人は絶対考えちゃいけないけど、何かまあしかし実験動物も含めて、動物を好きに使ってきた人間への復讐かのように、あくまで、かのようにだけど、動物由来の新しい病気っていうのは今後も出るんですよ。
そのためにオリンピック中止とか、あるいは国際会議やめますとか、それから国内では人が集まるのやめましょうとなったら、これは敗北なんですよ。
そのことを考えれば、五輪にきちんと対策を取って、今後むしろ問題なるのはさっき言った通り、少なくとも武漢のあの極端な感染の拡大っていうのはやがて終息していくので、これ理由は議員スタグラムで専門家の顔が出たところではっきり言います。
理由があって終息はしていきます、中国の対策がかなり酷いものではあってもですね。
問題になるのは、その後世界に広がって行った時に、日本がさっき96人ってのを強調して言ったのはね、そのうち70人はクルーズでしょ、10人はチャーターでしょうって言ったのは、96人、100人ぐらいの数字だけ一人歩きさせるから、オールドメディアを中心に。
むしろネットよりもこれはオールドメディアの方が責任あると思いますよ。
だから世界でパーンと突出して汚染国だと。
だから気の早い国が1カ国、日本は汚染地域だから日本から直に来ちゃいかんみたいなこと言ったりね。
(居島:ミクロネシアでしたっけね)
僕いまあえて国名を…(伏せたのに…)。
(居島:すみません(笑))
ひょっとしたら(ミクロネシアが)後悔なさるかもしれないから(苦笑)。
いずれにしてもそういう反応が、僕の話は全部繋がってて、反日工作、反日活動とも相まって、日本の五輪に行ったら危ないって話を流されるであろう、流されますよ、必ず。
いまネットで流すの簡単に、なりすまし簡単なんだから。
さっきの書き込みも僕個人のことで言ったんじゃなくて、これぐらいなりすまして簡単だけど、実はばれるんで。
でも日本では法律がないからばれてもすぐ犯罪にならないだけであって、世界でもばれることはばれるけど、ばれた時にはオリンピックに参加する選手が来ないっていう事態が起きてるかもしれないので。
ということは今から開催国の国民としても、あるいは政府としても、あるいはこの番組としても、正しい情報をきちんとお届けする。
で、情報を届けるだけでなくて、受け取る人たちが、さっきの内訳なんて既存の報道を自分で紙に書いてみれば簡単ですから。
それから日本の16人の方々の分布図も出てますよね。
そうするとたとえば東京のこの港区で、クルーズ船の中みたいに感染の連鎖がバーッと起きてたら、それは事態が全く違うわけですけど、バラバラですから。
多くはバラバラなんで。
そういうことをこちらからもちゃんと発信しなきゃいけないと。
被害者ですねと言ってんじゃなくて、加害行為は必ずあるから。
僕にもあるように日本に対してもあるので。
どなたに対しても事実上あるのが今の世の中なんで。
ネットっていう簡単になりませる手段を用いて、それが起きるんで。
いま2月ですけど7月までに起きるから、僕たちから発信しましょうと。
それぞれSNSできるわけですからね、海外に向けても。
(居島:過剰に萎縮することなくね)
(4)自民 習主席来日に反対論 新型肺炎
(居島:共同通信よりますと、新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受けて、5日開かれた自民党の対策本部の会合で、今年4月に見込まれる中国の習近平国家主席の国賓としての来日に反対する意見が出ました。会合では青山繁晴参議院議員が「習主席が天皇陛下に会見すれば、新型肺炎終息宣言のように受け取られる」と述べ、政治利用への懸念を表明しました。また参議院の幹部は「歓迎行事の多い国賓ではなく、実務的な首脳会談を目的として来日を招聘した方がいい」と指摘しました。一方、公明党でも対策本部の会合が開催され、石田政務調査会長は、習主席の国賓としての来日に向け、準備を進めるよう要請しました。石田政調会長は記者会見で、「国賓として招待する準備を進めている政府の姿勢を支持したい」と強調しました。自民党と公明党は今週中にも政府に提言を提出する方針です)
今朝、さっきこれ(ニュース原稿)を下で渡されて、あ、見たことある名前だなと。
共同通信もついに僕という国会議員が国会にいるってこと、認めたんだなぁと。
(スタジオ:(笑))
はっきり言って別に全然嬉しくも何ともないですよ。
でもまあ、そういうことなんだなと思いましたが、申し訳ないけど古巣の共同通信だから粗探しするわけじゃなくて、ちょっと違うのはですね、国賓としての来日に反対する意見が出ましたと。
で、会合では青山の野郎が、野郎とは書いてないけど、こういう議員もいるらしいと新たにわかった青山繁晴参院議員が「習主席が天皇陛下に会見すれば、新型肺炎終息宣言のように受け取られる」と述べ、政治利用への懸念を表明しましたと。
この言葉は、もうちょっと言いましたけど、ここはかなり正確で、政治利用の懸念を表明した、全く正確です。
但し、僕が言ったのは国賓としての来日に反対して、しかし国賓でない来日には反対してきませんでしたと。
なぜかと言うと、日中に限らずどこの国とも首脳交流は大切で、それは今も変わりませんと。
今後も変わりませんと。
但し、今の武漢熱の状況に鑑みて、来日そのものに新たに反対しますと僕は申し上げたんです。
だから国賓でなけりゃいいって話はもうしてないわけです。
その上でですね、参議院幹部が実務的な首脳会談目的として来日招請に変えた方がいいんじゃないかってこと、これはね、部会とか対策本部でこういう発言一切出てないから、まあ、まさか嘘は書かずにちゃんと取材して、匿名を条件にこれ出てるんでしょうが。
これに関連してですね、昨日の講演会でも質問が出たんで改めてお話しておきますと、習近平国家主席の国賓来日を誰が考えて、誰が決めたんですかという怒りを込めた質問があってですね。
僕はさっき言いました通り、国賓としての来日に護る会とともに反対をしてて、総理にも、もう3度にわたり文書で反対を申し出てて。
で、武漢熱で新たに今回は来るべきじゃないと、国賓でなくてもと、したわけですけど。
客観的な経緯を言えばね、総理はすでに中国に行かれて、習近平主席とも李克強首相とも首脳会談をなさってて、これ、これだけで終わったらですね、逆に日本は中国の下みたいな話なんですよ。
首脳交流っていうのは必ず、安倍総理は行ったんならば、向こうからも来なきゃいけないんですよ。
で、来る時に、招きがなくて来るってことはあり得ませんから、日本は当然これ招かなきゃいけないです、中国の首脳を。
まずここまでいいでしょうか。
今回は武漢熱の終息宣言に利用されるから、来日自体も延期すべきだと僕は言ってるんで。
国賓として来るのはもともと武漢熱とほとんど関係なく、尖閣諸島と、それから邦人拘束と、それから香港・ウイグル・南モンゴル・チベットの人権のことを述べてて、その責任がもろにある人が私たちの天皇陛下と会っていただくわけにはまいりませんってことを、これ全部ちゃんと切り分けて考えてただきたいんですけれども。
(居島:山積みですもんね)
はい。
経緯の話に戻るとですね、それ日本に首脳来てもらわなきゃいけないと。
で、その時に、あえて言いますが、安倍総理はここにいた方がいいんですけれど、代弁するわけじゃないですよ?客観的な僕の知ってる経緯で言うとですね、中国は習近平国家主席が毛沢東に成り代わるような、毛沢東の再来のような極端な、中国共産党でも毛沢東さんが文革で自国民を何千万も殺した時を思い出すような、極端な独裁を敷いて、李克強首相と経済の実務家をもうボロクソに痛めつけて、李克強さんの力はものすごく落ちたんですよ。
その状態で李克強さんに来てもらっても、中国は首脳がいるわけですけど、国家元首としての国家主席と、それから実務的なトップとしての首相がいるわけですけど、この李克強首相に来てもらっても中身が乏しいので、結局習近平さんに聞かなきゃいけないわけですから。
だから習近平さんを呼ぼうとしたんですよ。
僕はこの政治判断自体は正しいというか、やむを得ないと思うんですよ、こっちから言った以上ね。
お互いに行くのは当たり前ですから。
で、その時に中国も、中国の憲法などによって習近平さんは国家元首なんですよ、間違いなく。
国家元首がこの首都東京に入る時には、国賓待遇に自動的になるんです。
決まりじゃないですよ?
そんなルールはないけど、外交上のプロトコル…、プロトコルっていまネットの世界でね、要するに合わせるってことをプロトコルと言ってますが、もともとは外交上の、お互いのいろいろ違う慣習を合わせるのをプロトコルと言ってて、プロトコルの上から、国家元首を首都に迎える時には国賓ですっていうのが、プロトコル上これはあります、実際に。
だからいわばオートマティカリーに、自動的に国賓になったんで、安倍さんがこれは国賓でやるんだと言ったわけではないんです。
最終的には全部、私たち自由民主党と安倍総理にあるわけですけれども。
これが経緯です。
従って、この参議院の幹部が共同通信に本当にこういうふうに言ったとなると、これはプロトコルを破るってことを中国側に了解してもらわなきゃいけないので、これは一見穏健な考えに見えて、どなたか知りませんが、どなたであっても言うべきは言うので、これは間違いです。
だから来日をいま止めないと、例えば、じゃあ京都にだけ来てもらえますかっていう。
(居島:ピンポイントですか)
それから国賓で迎えた場合に、陛下と会っていただかないという選択肢も、実はこの武漢熱のために、もう新たに生じてると思うんですよ。
それだったら、なくはないです。
但しですね、じゃあ、あと1個だけ言うとですね、いま日中の間どうなってるかと言うと、僕は実は表でも言ってますが、当然水面下でも動いてますから水面下でも、総理の側に直に、日本側から来日は今回ご遠慮くださいと、少なくとも延期しましょうってことを言うべきだと言ってて、総理サイドの反応は、そんなことできません!っていうね。
わかってるんですよ、僕は、理由は。
これはね、自己保身で総理の側は言ってるんじゃなくてね、要するに武漢っていう所に、もう明白な汚染地域に、市全体を消毒しているような所に、まだ日本人いらっしゃるんですよ。
戦争をしない限りは、拉致事件と同じで、その人々を取り返すためにはですね、要するに中国の主権下で空港の管轄権と、それから船で行っても公安の管轄権、全部中国の主権下にありますから、中国が理由も言わずに嫌だと…、台湾がそういう目にずっと遭って、やっと最近解決しましたけれども(WHOで台湾のオブザーバー参加が認められた)。
日本から来る飛行機は認めない、船も認めないって言ったらですね、取り返せないわけですよ、邦人を。
だから邦人が全部帰って来られるまでは、日本から習出席の来日を延期できませんかってことは言えないっていう意味なんですよ。
僕にはそれ言わなくても、できません!と言ったらわかるだろうってことで、それわかりますよ。
こっちもわかって言ってるわけですよ。
でも待ちの姿勢だけだったら、例えばね、実は、もうご存知だと思いますけど、武漢のある湖北省の隣り、温州市などはもう事実上封鎖されてるんですよ。
だんだん東に行ってるってことわかりますよね?
じゃあこのルート、東の端に何があるかというと上海ですよ。
そこににいらっしゃる日本人って武漢の比じゃないんですよ。
在留届って出さない人もいるんで、それから旅行に行くって届けをなかなか出さないっていうこともあって、外務省も一生懸命調べてるけども、正確にはつかめないけれども、どんなに少なくても数万人以上いらっしゃるわけですよ。
武漢、千人以下ですよ?
するとこれどうすんのかになって、じゃあその何万人の方を救出するまでは、中国に物も言えないとなってたら、むしろこれチャイナは、やっぱりしたたかなんで、これいつか終息するから、この騒ぎの間に日本どうしたか、アメリカどうしたか、オーストラリアどうしたか、すごくいま情報集めてますよ。
その形跡はっきり感じるわけですよ。
じゃあ中国の主権下で救わなきゃいけないのはアメリカも同じじゃないかと言われるでしょうが、アメリカは実際にはやらなくても憲法上いざとなったら、大統領がYESと言ったらですね、それ武装して行くんですよ。
それができると分かってるから、中国も日本に対する姿勢と違うわけですよ。
オーストラリアといえども、いざとなったら法律上行けるわけです。
日本だけ行けないんですよ。
だから結局は憲法問題にやっぱり繋がっていくんで。
だから桜を見る会の名簿は僕はさっさと出せばいいと思ってますけど。
どこが国家機密ですか、桜を見る会の出席者が。
それをなくしたっていうか、シュレッダーにかけたって言うから、それに乗っかる野党もどうかと思うけれども、しかし自由民主党の方にも大きな責任があって、こういう話をすべきなんですよ。
これ邦人救出のためはもちろん大事、もちろん絶対に欠かすことはできないけれども、じゃあそれだけでずーっと何も言わない姿勢だったら、本当に前進するのかってことを、僕も承知の上で言ってるわけです。
水面下のやり取りではそうです。
(5)北村担当相の資質焦点に 衆院予算委

(ざっくり起こし)
北村誠吾さんは、人があまり来ない外交や防衛、票にならない所(部会)にずっと熱心に来て、僕ごときの発言も一生懸命メモされて、それだけじゃなくて、必ず自分の言葉で質問も発言もされる。
今回の答弁が不安定なのはその通り。
でも問題になってるのは、例えば法律上の問題ですよね。
文書の保存期間について法律上の根拠を聞かれたら、答えられなかった。
国会審議見てると、ベテランで答弁めちゃ上手い、総理も含めて、すぐ役人がササーッとやって来て、紙見せるじゃないですか。
普通、総理も含めて、それ読むんですよ。
でも北村さんは一生懸命自分の言葉で言おうとするから、それで細かい点を突かれると、答弁席に役人近づけないので、いったん席に戻ってじゃないと後ろから紙渡せないから、答弁席で棒立ちみたいに見えるわけですけれども、一生懸命自分で発言されようとしてる、僕はその努力は正直、与野党問わず一定の評価をすべきじゃないかと思うんですよ。
役人の紙を何の疑問も持たずに読めば乗り切れるというのじゃない大臣なので。
もっと勉強すべきと言われたらその通りですよ。
僕は北村さんのそういう資質を総理はちゃんとわかった上で、党内からいろんな声があったけれども、ただ当選回数多いのに大臣になってないだけじゃなくて、誠実さをやっぱり汲んだと思うんですよ。
北村さんがこれから努力されることであって、任命責任は野党のおっしゃる通りですけれども、資質がないというのはちょっと僕は話が逆にずれてるんじゃないかなと。
非常に上手に役人の書いた紙をまるで自分の発言みたいに読むのが資質ですか?
自由民主党は政権担当が長すぎるから、そういうことに長けてる大臣が僕は多すぎると思う。
だから国会審議がいつも交わすだけになるんですよ。
行政官(官僚)が正面からぶつかる答弁案を渡しますか?
交わす答弁ばかりでしょ。
その根っこを見てほしいんですよね。
(居島:そこは公平に見なけりゃいけませんね)
(6)与野党から安住氏に批判

(ざっくり)
(立憲民主党の安住国会対策委員長が4日、新聞記事に「くず」「論外」などと批評を書き込んで国会内の控え室のドアに掲示し、与野党から言語道断と批判の声が相次いだ問題)
共同通信の記事に出てくるのは、安住さん本人と、それに怒ってる国民民主の玉木さん、公明党の石田さん、維新の馬場さん。
枝野さん出てこないですよね。
これ真っ先に一番きつく批判したのはむしろ同じ立憲民主党の枝野代表ですよ。
僕は枝野代表と考え方は真逆ぐらい違ってるけど、今回は枝野さんの対応は素早くてしっかりしてたと思いますよ。
その上で安住さんの振るまいはね、最初聞いた時は何のことかわかんなかったですよ。
長いこと政治記者をしてきたが、廊下に何か貼り出される自体がないです。
なんでかというと、議事堂は神聖なもので、しかも国民から預かってるものですから。
控え室も自分の物じゃないですよ、全部国民の物ですから。
それを自分の物のように誤解してるっていうのは、僕それ真相わかった時に、子供ですかって言ったんですが、すぐ自己批判したのは、子供こんなことしないんですよ。
(居島:(笑))
自分の落書きを学校の廊下に貼り出しますか?
貼り出さないですよ。
学校はみんなの物と子供分かってるから。
(居島:小学生に失礼ですよね(笑))
子供でもやらないことする国会になったなって、ガッカリするっていうか。
安住さんNHKなんですよね。
昔「TVタックル」に出て、よく言い合いしていましたよ。
その時よりも幼児化してますよね。
(以下略)
(8)ロシアとの交渉「着実に前進」安倍首相
(9)安倍首相 5月訪ロで戦勝式典出席
(ざっくり)
北方四島について、ロシアの「不法占拠」とする表現を使わないと。
はあ?
「不法占拠」という表現を使わないからといって、合法だと言ってるわけではないですよ。
それは客観的に言いつつ、ロシアに対して姿勢をこうやって弱めて、いいことあるんですか?
(居島:正直、何もないと思うんですけどね)
現にないじゃないですか。
今後の見通しもないんですよ。
じゃあ今年5月に、ドイツに勝った75年の節目の式典やると。
ロシアから安倍さんに来てくださいって招待が入ったのは事実なんですよね。
産経新聞がこれ行くなという社説を掲げてて、産経新聞だからって全部いいと言わないけど、あの社説は立派。
僕も行くべきじゃないと思います。
なぜこうなったかの裏の話をしておくとですね、プーチンさんが突如、国家安全保障局長、前に谷内正太郎さんがやっていたが、外務省じゃない警察庁出身の北村滋さんがやっているが、その北村さんと会った。
プーチンさんはもちろん谷内さんにも一回も会ったことないし、それどころか河野太郎外務大臣、今の茂木外務大臣もずっと会いたいと言ってるのに絶対会わない。
北村さんにだけ突然会った。
それもサシで。
その前に北村さんはロシアのインテリジェンスの大物たちと次々会ってて、1人とは3時間半も。
通訳は入ってるけど異例の長さで、その中身をロシアの情報機関の首脳陣から聞いて、プーチンさんが北村さんと会う決心をしたんですよ。
プーチンさんってもともと前例にはこだわらないけど、これは安倍さんにとったらそれはまっすぐなメッセージに聞こえますよ。
今までにないことを、ロシアに今回5月に来てくれたらやりますっていう明らかなメッセージだから、北村さんの報告を受けて安倍さんは決心したっていうのが本当のところなんですよ。
それで僕はこの「不法占拠」を書かないってのは強く反対しますが、こっちはね、今のところ反対なんです。
というのは、これ5月でしょう。
日本に勝ったっていう式典ではさすがにないんですよ。
5月の段階だからあくまでドイツの降伏に対してのお祝いなんですよ。
あくまでドイツに絞ってるわけでしょ。
だから北方領土、その4カ月後に奪いましたって話とは、違うって言えば違うんですよ。
そのかわり僕が反対をやめるには1個条件があって、これ行かれたら総理に2つお願いしたいんですよ。
まず挨拶を要求すると。
式典に行って並んでるだけじゃダメ。
いま交渉中ですけどロシアはできればそうしたいと思ってると思う。
必ず挨拶をして、その時にはっきり北方領土のこと言うんですよ。
日本は8月15日に降伏して、その後にソ連軍が入ってきて、北方四島は日本のものであると。
もう1個は、北村さんと会ってサインを出してくれたならよけいに、2島でかまいませんってことで話をしようとするんじゃなくて、本来はサンフランシスコ講和条約にソ連は調印してないんですから。
法的には実は樺太の南半分と千島列島の全ては依然として、領土未確定って見方もあるけれども、未確定ってことは元の状態ですから、日本のものですから。
僕は強硬論を右から言ってるんではなくて、だから鈴木宗男さんとはっきり意見が違うんですけれども、外交交渉で、2島返してと言って2島返してくれることは絶対ない。
戦争という選択肢はないんだったら、2島ですと言ったら1島になる。
4島ということを勝手に後退しないでくださいと。
こないだ北海道出身の自由民主党議員と議論したら、道民はみんなに2島でいいと思ってるんですって自信持って言われたから、四島の特に択捉・国後の島民の方で、これ返ってこないなんて耐えられないと、僕は北海道に何度も何度も何度も行って直に聞きましたよ。
青山さんは東京から行ってるからって言われたが、その人にはそこまで言わなかったが、僕はずっと行って意見聞いてるわけですから。
少なくとも2島でかまいませんって国民合意はないでしょう?
領土は東京だろうが沖縄だろうが北海道だろうが、アイヌの方々を含めた日本国民のものですから。
国民合意ができてないのに勝手に2島にしないっていうのが、2つめの条件です。
(★)議員stagram
☆宇宙・海洋開発特別委員会 海洋総合戦略小委員会(1月28日)


(ざっくり)
武見敬三さんが小委員長で、日本の海の資源のことを一生懸命、僕とも連携し合ってくださってて。
尖閣諸島にも関係する。
武見さんは「尖閣を見過ごしたまま習近平主席をただ歓迎するだけでは、来日に成功はない」ということを仰った。
僕の発言をまとめて言うと、尖閣諸島もそうだが、竹島の周りや、場合によっては新潟県のメタンハイドレートも含めて、特に民間に対して何のガードもない。
資料がたくさん付いてて、尖閣もそうだが大和堆の北朝鮮の問題とか、たくさん資料は出るが、要は民間の調査研究について保護がない上に、中国はもう好きにやってますよと。
第1次安倍内閣で海洋基本法というのができたが、政府に通称・海本部という海洋戦略全体を見る所があって、そこからも出席してるが、あたかもちゃんと取り締まってるような発言が相次ぐので、それ全然違いますよと言って。
僕は行政官には絶対怒らないしてんですけども、しかしこういう平場ではある程度きついこと言わないと、他の議員は海洋調査に出た人って基本的にいませんから。
新藤義孝さんだけは、船に乗ってくれて現場見てるから、会の終わりに言ってくれたのは、「実際に海洋調査をやった側の議員(青山)と、政府側の話に重大な乖離がある。実態を踏まえて現場も確認して、重大なものについては法的に対処すべきだ」と。
武漢熱とは別に、重大な意味のある会議だったと思う。
☆外国人観光客に対する医療PT(1月28日)


中国から日本に安いお金で治療しようと思って、たくさん来るんですよね。
日本は優しいから、本当は中国で具合悪くなってたのに、今ここ(日本)で悪くなったと言われたら、安く治療するわけです。
その負担を日本国民がずいぶんしてるという現実。
実際に大病院にも開業医にも聞きに行ったが、開業医は、めっちゃ中国から来ますよ、しかし医者だから目の前で病気抱えてる人を見たら治療せざるをえなくて、支払については政府の方針を待つしかないと。
それを議論してきたプロジェクトチーム。
今回はやはり武漢熱クライシスのことをやることになった。
その時に、メモでペルソナノングラータって書いてますけど、外交上の言い方なんですけど、好ましくない人物ということ。
出入国管理法、いわゆる入管法に第5条というのがあって、日本が好ましくないと思った人は、事実上、入国拒否できるんですよ。
日本の国益あるいは安全に影響あると思ったらお断りできる。
従って中国から来る方は少なくとも当面は全部止めるべきだってことを、そこで申しました。
そして致死率が低いと盛んに言われるが、今も言われてるが、それは評論家の話であって、要は自分や自分の家族はかからないと思ってるんですねと。
致死率が仮に0.1%でも自分や家族が死んだら致死率は低いから問題ないとは言わないでしょうと。
政っていうのは評論と違うので。
そこに目を行き届かせるのが大事だから、致死率が低いから中国から人が入ってきても大丈夫だとか、武漢と湖北省だけでいいと言うのは、政の在り方として違うということを申しました。
政府はいろいろ仰るけれども、但し、僕は出入国在留管理庁の中にも良心的な人はいて、それは検討が必要ですという答えはありました。
少し前進はしてるなと思ったんです。
写真は杉田水脈議員が撮ってくれた、僕の知らない間に。
杉田さん、僕を撮るのがちょっと趣味になってるそうです(笑)。
誰とは言わないけど、この中に、中国にやはり配慮が必要だと言った人がいる。
僕がブログに書いた人とは別の人です(2月7日の青山さんのブログ参照)。
しかもその後、僕に「すみません、いつも反対のことばかり言って」と言われるから、いや、僕は全然いいんですよ、むしろどんどん言ってくださいと。
でも、あなたの言ってることはおかしいですと言いました。

このメモ書きは何かというと、(下の方に)武漢のお年よりや子供さん、海鮮市場周辺の人をどうするかって、これチャーター便のことなんです。
水面下で外務省の良心派と…、そもそも最初、チャーター便出さなかったんですから。
中国がうんと言ってくれなくて。
どうやって中国側を説得してやるかというのを、ずっと外務省の良心派と連携してやってる時に、最終的に飛ぶことになって、第1便が1月29日の朝に日本に戻ってきたんですが、その時、高齢者の方や子供さんを中心にするのか、それとも海鮮市場の近くの方を中心にするのかという議論を、水面下でいたしました。
最終的には、もう言っていいと思うんですが、海鮮市場の近くの方を…。
誤解なきようにね、高齢者だけ狙い撃ちになって感染してるわけじゃないので。
問題はうつった時に、やっぱり糖尿病が進行してたり既往症のある方が多いから、比較的重症になりやすいってことであって、高齢者が狙い撃ちで感染してるわけじゃない。
で、子供さんは特に実はあまり感染してないから、感染してる恐れの強い人を乗せることになって、それで優先的に乗ってもらったんですよ。
だから(感染者が)10人出てるんですよ。
さっき96人の内訳を言いましたが、チャーター便の10人も、実はそういうことなので。
チャーター便がまだ残ってるから、まだ課題はありますけどこういうこともやるわけです。
☆新型コロナウイルス関連肺炎対策本部(1月31日)


名前が長い。
「関連」というのは要らないと思うが、対策本部が開かれて、これむちゃ混んでるわけです。
党本部7階の一番でかい部屋なんですけど、通常使う部屋では一番広いけど、こうなることはわかってるから、僕は実は1時間ぐらい前に行って席取っといたんですね(画像の立っている人の右から2人め、ポスターの前に写っているのが青山さん)。
なぜこの席かというと、こういうのいっぱい人が来すぎた時には、みんな手を挙げるから、端から当てて行くんですよ、公平なように。
ところがこの時は、バラバラに当たるんですよ、端から当てずに。
それやってると、当たらない人がおそらくいっぱい出てくるんですよ。
端から当てていくと、取り残しを出すわけにいかないから、時間延長してでもやりますよね。
だもんで、1年生ごときですけど、恣意的に当てるのはやめて下さい!と言ったんですよ。
最初はシーンとしてたけど、やがてベテラン議員から、端から当てろよ!と。
で、やっと端から当たるようになって、僕が当たって。
僕の言ったことは、今までとそう変わってるわけじゃなくて、本当は1個重大なことを言ってですね。
これ言っていいかな、まだ分かりませんよ?調査団入ってないから。
WHOの調査団これから入るけど、あんなの当てにならないから。
本当は日米の調査団送れって僕は主張してるんですけど。
要は、ウィルスが特異なウイルスすぎるんですよ。
潜伏期間が1日あるかないかのと、2週間超えてんじゃないかってね、WHOは12.5日と言ってるけど。
意味分かります?
これもし、兵器化されたウイルスだったら、もしですよ、誤解なきように。
兵器化されたウイルスだったら、ここ戦場だとしたら、すぐに殺したい時は、潜伏期間の短いやつをすぐ出すんですよ。
でもそうじゃなくてどこかの国を滅ぼしたい、どこかの街を潰したいんだったら、潜伏期間長くて、つまり発症しないけどウイルスは持ってる、感染力だけ持ってる人を、野放しになるように、2週間ぐらい出ないように、分けて作るわけですよ。
これ常識なんですよ。
それとよく似てるわけ。
それと武漢の病毒研究所というね、ウイルスを研究してる所がSARSの研究もしてるわけですけど、健康のためと思いたいけど、SARSとよく似てるわけですよ、今回のは。
で、SARSと似てるけれども、潜伏期間とか違うところがあって、常識で考えるとSARSを使って兵器化したと、戦いに使えるようにしたという可能性は考えなきゃいけないので。
従って、甘く考えないでくださいっていうことをまず申し上げまして。
従って、致死率が低いとか言ってないで、指定感染症ってあって、いま2類なんですよ。
任意の部分が多いわけ。
検査受けてくださいねとか。
それをほとんど強制力を持ってできるのは1類なので。
で、これ1類ってのはエボラ出血熱とか限られた病気で、法律を改正して指定しなきゃいけないんですよ。
だからお役所の方が、法改正が必要ですからできませんと仰るから、お役所がそう仰るのは当然だけど、われわれ立法府の方でこれは改正すべきですと。
改正は難しい話じゃなくて、超党派で、今回の武漢熱を加えればいいんですと言ったら、それはこの人ほんとに専門家ですけど、田村憲久さんが中心になって、党として意見を煮詰めていきましょうっていう話にはなりました。
☆新型コロナウイルス関連肺炎対策本部(2月5日)


次に開かれた対策本部。
部屋がちょっと狭くなって、これ正しい判断で数は減ったんだけど、でも満員なんですよ。
また端から当たらずにバラバラ当たるから、また僕は恣意的に当てるのやめてください!とまた言ったら、今度は、はいわかりましたになって、順番に当たるようになった。
僕が申したのは、1類にしてくださいということと、中国からの全面渡航禁止にしてくださいということと、習近平、これがさっき記事になったやつです、習近平国家主席の来日については、今までは国賓としての来日に反対してたけども、来日そのものに反対しますってことを申しました。
それから国際調査団を総理から、習近平国家主席にまさしく電話で申し入れて、WHOじゃなくて日米英を中心にした調査団を入れて、ウイルスの発生源を調べさせてくださいと。
これいずれも政府は検討しますという返事でしたが、いや、前向きな検討も間違いなくありました。
習近平さんの来日については前向きな答弁が全然なくて、むしろ政務官などから、いや予定通りですという答えばかりだったんです。
そのことは後で言いますが、最後に僕は2回目の発言で申したのは、国会議員は高リスクグループだってことを自覚すべきですと。
僕はやりませんが、でもほとんどの議員は毎週末必ず全国に散らばって、選挙区に戻って、そこで握手しますねと。
握手してすぐ手を洗いますか?と。
目の前でアルコール消毒しますか?と。
そんな失礼なことできるわけないじゃないですか。
だから洗ったとしても全部終わってからですよね。
その間、どうしても(顔のあちこち)触りますよね。
ものすごい数、握手なさるわけですよ。
しかもその人たちが、週が明けると間違いなく1カ所(東京)に戻ってくるわけですよ。
だから高リスクグループで、自覚はなくて、国会議員から感染者出たりすると、それはそもそも国民に対する責任を軽んじてるってことですと。
それから国民の啓発もしなきゃいけないのに、啓発する立場の人が無自覚だったっていうのは問題なので、国会議員が高リスクグループっていうのを自覚してくださいって言ったら、この田村本部長が、今の発言は極めて重要なので議院運営委員会で議題とするように努力しますと言われてですね。
田村さんの公平な判断というのは僕はすごいと思います。
☆外交部会・外交調査会合同会議(2月5日)



ダーッと書いてあるけど、これは条約と協定を承認するための会。
毎国会、いろいろある。
(まとめた冊子)だけ見ればいいが、やはり議員の務めとして、自分の考えとして、それぞれ原本を全部必ず目を通すんですよ。

外務官僚、行政官を信じますけれど、でも国会議員は国民から委託されてんだからこれ見なきゃダメで、全部見るわけです。
そういうのが通常の仕事で、それに加えてですね、中山展宏さんっていう外務政務官がお見えでしたから、習近平さんの来日そのものをやめるべきですということを言いましたら、中山さんは誠実に答えて、「感染の拡大防止があくまでまずはメインです。感染の拡大防止には中国の協力も必要なので、その上で青山議員の意見はよく拝聴しましたので、よく考えます」と。
但し「現時点ではこれまで通り準備を進めてます」という答えをされたんですが、その背景はさっき言った通り。
中山政務官はあえて仰らなかったけど、邦人を救出するためにも中国と喧嘩するわけにいかないと。
それは感染拡大の防止の一つでもあると。
その上で、こういう意見があることはよく考えるけれども、準備は今まで通りせざるをえないっていう意味なんです。
何のことかというと、決して政府側は言わないと思うけど、中国側が自ら辞退すべき。
すべきじゃなくて、辞退するのを待ってるということなんです。
僕は待ちだけではなくて、水面下でいいから働きかけもすべきだと。
☆政策審議会(2月5日)


ここにさっき言った尾身茂さん(画像中央)、日本ではあまり知られてないだろうけど、世界ではとっても有名な人。
・独立行政法人 地域医療機能推進機構(JCHO)理事長
・名誉世界保健機関(WHO)西太平洋事務局長
・自治医科大学名誉教授
今こういう仕事をされてますが、もっと分かりやすく言うと、本来はWHOの事務局長になるべき人なんですよ。
それをチャイナに負けて、マーガレット・チャンという香港衛生局長で共産党の言いなりだった人をWHOの事務局長にしたから、今のエジプト(エチオピア?)の人だけが悪いんじゃなくて、元々この人がなるべきだったのを、日本が負けたことが原因なんですよ。
この尾身さんはさすがにですね、対策私案をちゃんと出してくれてるんですが…。

僕の質問の前に他の方がお聞きになったのは、どうしたら終息するんですかと。
尾身さんの答えは、さすがだと思ったんですけど、要するに、うつる相手がいなくなったら終わりですと。
もうこの答えだけでいいんですよ。
僕がウイルスとするじゃないですか。
そうするとこの部屋(スタジオ)の中に4人いるわけですよね。
この状態だと僕(ウイルス)は活動できるわけです。
でも向こうの皆さん(ギャラリー)とは僕は接触できないので、これうつらないんですよ。
さっき冒頭で言った通り、空気感染は嘘だし。
空気感染だったら、そこのドア開いただけでみんなにうつるけど、その事実はないから。
だからこの部屋ん中からみんながいなくなれば、僕は、このウイルスというものは、もうその後存続できないんですよ。
だからそこで終息は必ずするんです。
だから中国の対応が、情報隠したり遅かったのは事実だけれども、武漢を封鎖したのは遅ればせながら実はそこは正しいんですよ、公平に言って。
そうすると今の武漢の現況を見ると、やがてウイルスはうつす相手がいなくなる。
でもダークサイドも言っておくと、急に病院作ったでしょ。
産経新聞が取材に来たから僕は言ったのはね、なんで報道しないんですか、あそこ格子はまってるでしょと。
病院に格子はまってるんですか?
昔の精神病院とかは別にして。
なぜ感染症の所に格子はまってるんですか?
あれ収容所ですと。
しかも医者がいないんですよ、ベッドだけあって。
だからそこに収容するんですよ。
もちろん人権上大変な問題だけども、うつる相手をいないようにするって意味では正しいので、結果としてはやがて終息して行くんですよ。

で、終息して行く時に、その後日本を含めた世界の方が問題だから、さすが尾身さんで、その対策の私案を書いてらっしゃるんですけれども、ここに対策の概要ってあって、これあくまで初期ですかって僕は確認したら、そう、初期なんですと。
ここに、定義の見直しっていうのは、渡航歴を湖北省に限定するか、中国全土にするかと。
だから専門家、政治家じゃないから和らげて書いてあるけれども、本当は僕は趣旨としては中国全土にすべきだということを、ご意見としては仰ってるっていうふうに感じました。
尾身さん○○○ある考えはまた違うかもしれないけど、この時の仰りようはそうであると僕は感じてですね。
そしてここに(下の欄外に)僕の字でね、僕が質問した後に、この対策は何が主眼ですかって聞いたら、要するに飛行機を全部止める判断はあると仰ったんですよ。
ということはまあ、船もあるけれども、要するに渡航は全部止めるべきだってことを仰ってるんであって。
あとはですね、今日僕は冒頭に手洗いのこととか言いましたけど、そういうことは実は効果があるってことも、尾身さんもはっきり仰ってたんで。
この尾身茂さんっていうのは世界で最も信頼できる専門家の一人ですから、信じていただきたいと思います。
☆静岡県連女性部中央研修会(2月5日)
(ざっくり)
武漢熱について正確な情報をお教えした。
そして日本がきちんと対策取らない根底には憲法の問題があるってこともしっかり話した。
☆福岡第五区支部・原田義昭後援会での講演
(ざっくり)
護る会は去年6月20日にできたが、原田さんは去年9月まで大臣。
現職閣僚で入った。
護る会は安倍総理もガンガン批判するから、現職の閣僚で参加したのはさすが原田さんだけ。
大丈夫ですか?と言ったら、え?って感じで、国士なんですよ。
☆青山繁晴を囲んでの懇談会
(ざっくり)
原田さんと、護る会副代表幹事で創立メンバーの1人、鬼木誠代議士。
陸上自衛隊の西部方面総監だったという方も(観客として)参加。
こういうことをブログに書き込んだら、講演ばかりやってないで1人で北朝鮮へ行って交渉してこいって書き込みが来たんですが、こういう講演を通じて、みんなに根本問題、拉致事件も武漢熱クライシスも共通している根本問題をわかっていただく。
日本は民主主義なので、主権者の意識なく誰も何もできないので、そのことわかっていただきたいと思います。
☆高崎青年会議所OB会の講演
(ざっくり)
当日の朝に、行きたいけどキャンセルしますっていう高齢者の電話がものすごい数だったんです。
高齢者だけ狙い撃ちで感染しているんじゃなくて、どなたの後援会も、この番組も含めて、縮んじゃダメです。
特に高齢者は身を縮めちゃダメ。
今までの人生の経験を生かして、町内会でも連携をして、私たちの力で感染食い止めることも含めてですね、当日のドタキャンの電話が多かったっていうのが、僕にとっては大事な大事な情報です。
それに立ち向かいましょう。
以上です。
(8)輸出1兆円目標届かず 不漁や韓国の不買続く
(9)ハワイで発の原爆展開催へ 広島・長崎共同
(10)有本嘉代子さん死去 再会果たせず
(11)トランプ氏 弾劾裁判「地獄だった」
(12)「偉大な米国復活」トランプ氏一般教書演説
(13)ブディジェッジ氏最多票 民主候補選び初戦アイオワ
(14)台湾 WHO会合参加へ
(居島:共同通信によりますと、WHO当局者は8日、新型コロナウイルスによる肺炎の治療方法を話し合う会合に、台湾が参加すると明らかにしました。WHOの非加盟国である台湾は、WHO総会へのオブザーバー参加も中国の反対で認められない状態が近年続いていて、異例の対応です)
これは…(拍手)、やればできるじゃんという。
まだWHOの加盟までは行ってないけれども、チャイナがあれぐらい嫌がってたことが、この武漢熱クライシスをきっかけに、ちゃんと日本も言うべきを、少しは言いましたから。
まあアメリカの力が大きかったけれども、日本も言うべきを多少言いましたから、やればできるんであって。
今後の安倍外交の大きな課題の一つだと思います。
(15)日英 経済協定早期交渉へ
(16)英離脱直後 EUと早くも衝突
(17)シリア政権軍 要衝を制圧 全土奪還に近づく
(18)東京パラ五輪 日本「金」20個の目標を発表
(★)お知らせ
☆第99回独立講演会
3月15日(日)受付13:00~ 開演14:30~19:00(予定)
東京ビッグサイト
募集期間 2月21日(金)正午まで
詳細は独立総合研究所HP・青山繁晴ブログを
☆【日中の興亡2025】【その通りになる王道日本、覇道中国、火道米国】発売記念サイン会
2月15日(土)13:00~
阪急西宮ガーデンズ特設会場
問い合わせ:ブックファースト阪急西宮ガーデンズ店(TEL:0798-62-6103)
※元動画はこちら(2月11日午前0時現在)。URLが変更される(修正版がUPされる)こともあります。その場合は、DHCシアターの再生リストから、たどって下さい。但し、アーカイブは2週間の公開です。
※「虎ノ門ニュース」公式サイトもどうぞご活用を。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
来週2月17日(月)のコメンテーターは、田北真樹子さんと石平さんです。
議員スタグラムはかなり駆け足になってて、尾身さんの話が危うくカットされるところでした。
岡本ディレクターの采配で、時間は何とか確保されましたが。
ぶっちゃけ、安住さんの話とかは一言「子供ですか!」で終わって良かったのかも。
まじめに論評するのも馬鹿馬鹿しいレベルですから。
…とか言いつつ、ざっくり起こす私も私ですが(^_^;
一通り作業を終えて、夜のニュースを見たら、クルーズ船の感染者数が大幅に増えてたので驚きました。
今朝の時点で70人だったのが、一気に65人も増えて135人に。
青山さんも言われてたように、クルーズ船は「特別な空間」なので、街中と同じように考えてはいけませんが、でもやっぱり数字だけ見るとびっくりしちゃいます。
2週間後、次に青山さんが番組に来られた時にはどうなってるでしょうね。
終息に向かってればいいなあ…(T_T)
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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